▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
東海ステークス 2022 予想
ダート重賞で固め打ち
➡さて、これは手前味噌で非常に恐縮なのだが・・・!
実は直近のダート重賞では、ご覧の通り・・・!
【G3・プロキオンS】
12人気3着:メイショウウズマサ
【G3・レパードS】
6人気3着:レプンカムイ
【G3・エルムS】
7人気2着:オメガレインボー
【G3・みやこS】
6人気2着:ロードブレス
【G3・武蔵野S】
6人気3着:オメガレインボー
【G1・チャンピオンズC】
1人気1着:テーオーケインズ
ダート重賞の総括を賭けた昨年の【G1・チャンピオンズカップ】での「◎テーオーケインズ」を含め!
【目下6連続・好走中】と絶好調!
そんな勢いをそのままに、2022年シーズン「最初のダート重賞」である
【東海ステークス】へと挑んでいくぞ!!
桶狭間で狼煙を!
➡そして、その口火を切る初舞台となるのが!
その、昨年の【G1・チャンピオンズC】を的中した舞台と・・・!
全く同じ中京ダート1800m!
無論、「G1」と「G2」というレースの立ち位置が変わることで、若干ペース配分などが違ってくることは考慮の上だが!
ただ、この独特な地形の上で争われるダート戦である以上「最低限必要となる」母体のコンセプトは変わらない!
そう、まずは「終盤での下り坂をどう味方にできるか?」これが1つのテーマになる!
中京の地形に答えが!
➡それも全ては、この中京競馬場の独特な地形に答えがあり!
この中京競馬場の最終4コーナーというのは!
既に3コーナーの手前から始まっている「下り坂」の影響で!
下りながらでの急カーブという、まるでジェットコースターの様に、
猛スピードで駆け下りながらコーナー
を曲がらなければ成らないので!
ここで、他の競馬場のように、大外をぶん回そうとすると・・・
他のどの競馬場よりも強い遠心力が発動するので!
その強い遠心力にまずは耐えなければならず、そこで余計な体力をも使ってしまい…
尚且、推進力の差で前との
差も開いてしまう!
そして直線入り口では!
➡そして直線入り口では、そこまでの下り坂とは一変して!
今度は一気に中山競馬場並みの「日本屈指の急坂を駆け上がる!」
と言う、リズムが急激に切り替わるタイミングが出現する!
この「3コーナーから既に始まっている下り坂」と、直線に入ってからすぐに出現する「中山競馬場並の激坂」
この2つの難所によって、同じく左回りで直線の長い東京競馬場とは異なり!
そもそも後方一気の追い込みが
「効き難い地形」になっているのだ!
コンパクトに立ち回れ
➡故に、この中京の4コーナーでは・・・!
大外ぶん回しな「正攻法な立ち回り」はご法度!
◯◯◯◯┃
◯◯◯◯┃
◯◯◯◯┃
◯★★★┃
★★┃
★★┃
◯◯◯◯⬇︎
要するに隊列の並びで言えば、縦軸でも、横軸でも「3列目以内まで」で!
ここまでが勝負のゴールデンゾーンであり!
如何に馬群の「横半分から内側で」コンパクトに立ち回り!
遠心力にも耐えて体力を温存したまま、直線へと向かって来られるかが勝負の鍵となる!
あの歴世的な大差も!
➡だからこそ!昨年の【G1・チャンピオンズC】にて「◎テーオーケインズ」があれだけの着差をつけて圧勝できたのも!
全ては内枠を利用して、スタートから道中も「最短ルート」である、終始馬群の最内で
脚と体力を十二分に温存ができていたからこそ!
あの最後の爆発力に繋がったのだ!
上がりが遅くても好走可
➡同じように、その昨年の【G1・チャンピオンズC】にて!
単勝14人気と9人気という大穴ながら
3着4着に奮闘していた「アナザートゥルース」と「インティ」も
4コーナーを早め2番手と3番手で通過するなど!
積極的に攻めて組み立てていたからこそ、あの爆走に繋がったものであり!
同じ様に、上がり3ハロンの時計だけで言ったら
レース全体で【13番目】の遅い末脚しか発揮できなかった
コパノリッキーも!
4コーナー先頭から3着までに逃げ粘った事があった様に!
やはり、全ての勝負の明暗は「4コーナーをどの位置までで回ってくるか?」
「これで全ては決まる!」と言っても過言ではない!
もし狙いたいなら
➡もし、どうしても追い込み馬を狙いたいのであれば、このコースで何度も穴をあけた・・・!
イン突きの大名人「ウェスタールンド」の様に!
砂を被っても怯まず!そのままラチ沿いすれすれの《インベタ強襲》でするする~と抜け出して来れる様な!
窮屈な馬群の最内などへと切り込んでいける「精神面の強さ」を兼ね備えた
「器用な差し馬」でないと台頭するのは難しいだろう!
軸にするなら先行馬を
➡ただやはり、そんなイン突きの名人であるウェスタールンドにしても「1着」は獲れなかった様に!
やはり基本的には先行力とスタミナを用いて!
前目前目から積極的に立ち回れる面々の中から軸馬は選びたいコースだ!
そして今年のメンバーでは
➡そういう「地形」であると言う事を頭に置いた上で、今年のメンバーに注目して見ると!
アイオライト
ケンシンコウ
この2頭が果敢に先頭争いを繰り広げそうで!
特に「ケンシンコウ」陣営の口ぶりから言って・・・!
中途半端に溜めるなら「出し切らせる競馬」を選択してくる可能性が考えられるので!
「Hペース寄りのミドル」という、
ちょっとだけ速くなる事は想定しておいた方が良いかも知れない!
スタミナを酷使する!
➡そうなると、この「起伏の激しいコース形態」で・・・!
ある程度ペースが流れた上に、力の要る砂質。
そして、決して短くはない「1800m」という距離を考えると!
良馬場の1800m以上の重賞でHペースを経験して来た免疫力
これは大事になってくるだろう!
そこで浮上する1点目!
➡となる・・・!
やはり評価が急浮上してくるのが!
【昨年のシリウスステークス組み】である
◆サンライズホープ
◆ブルベアイリーデ
その中でも「勝負の軸馬」として、あえて宣言しておきたい1頭なのが・・・
この馬だ!
\予告の本命馬/
◎サンライズホープ
(2人気・幸英明)
【考察】
➡いざ、その強心臓と先行力で!
前走の大敗など噴き飛ばせ!!
そう力強く、ここでの復活を大いに期待する存在なのが、
Hペースでの持久戦を前で受け止める能力に秀でている
この◎サンライズホープだっ!
パワーバランスについて
➡確かに「サルサディオーネ」の回避は、逃げ争いの激化が少なくなってしまうので残念ではあるのだが。
ただ発表された【8枠15番】という外枠のゼッケンの事を考えると、逃げ馬が1頭減った事は逆に良かった点にもなるので
「差し引きゼロ」というスタンスで我々はとらえている!
揉まれない外枠!
➡むしろ、彼の「精神的な個性」を考えてあげると・・・
極端な内枠に押し込まれてしまうのであれば!
「自分よりも外から馬がやって来ない」事で、砂を被らないで済むこの外枠に入ったことはむしろプラス!
元々体力とスピードを持っている先行馬でもあるので!
内側の逃げ先行馬の出方を見ながら
じっくりと外から自分のリズムでレースを組み立てて行ける「主導権」を持っていることは大きな武器だ!
素晴らしい経験値!
➡それに加えて、まずはなんと言っても彼の場合には、今回の東海ステークスへ向けて
昨年の【G3・シリウスS】での優勝が!
非常に大きな意味を持つと我々は考えている!
特に強調したいのが、あの時のペース配分で!
1秒以上も速い!
➡あのレースでの勝ち方に、今の彼の個性が120%集約されていると思っていて!
そもそも、今回よりも距離が100mも長い1900mでの実戦で!
馬場コンディションもパサパサの良馬場で、かなり馬力が必要なコンディションだったのにも関わらず!
前半1000mを「60.2秒」で通過!
これは【G1・チャンピオンズC】本番が「61.4秒」だった事を引き合いに出して考えても!
かなりのHペースで流れていた事は一目瞭然!
持久戦は望むところ
➡この事からも【道中で緩むところがなかった持久戦】になっていた事は明々白々であり!
逃げた2頭がそれぞれ「15位・16位」に力尽きしてしまったその激流の中を・・・!
直線入り口から既に先頭へ躍り出て!
このHペースの流れを一身に受け止めながら、そのまま先頭で押し切ってしまったあの走りに
彼最大の才能であるHペースでの持久戦を前で受け止める能力
これを再確認できたレースだったと思う!
大敗も理解できる
➡だからこそ、前哨戦よりもペースが遅くなってしまったG1本番では
彼にとっては「瞬発力勝負」の部類に入ってしまったので!
だからこそ、瞬発力で対応できずモタモタしている間に接触されるアクシデントに巻き込まれ・・・
個性を出し切る前にレースが終わってしまったというのも理解はできる。
なので今回は、そんな前走のG1チャンピオンズCとは異なり!
「どうしても逃げたい!」と言う確固たる逃げ先行馬が揃ってくれたのは大歓迎!
急坂を苦にしない馬力
➡その上で、上級戦での勝ち星を全て阪神と中京で挙げている様に!
連続運動からの急坂コースも決して苦にしないので!
とにかく「ロングレンジでのスタミナ勝負」という戦いになれば
しっかりとこれまでも彼の強心臓は機能してくれていたので!
彼最大の才能であるHペースでの持久戦を前で受け止める能力を今回も期待したい!
最終追いまでビッシリ!
➡実際に、前走の大敗を払拭しようと!
今回の最終追い切りでは、前走とは違った追い切りメニューを消化してきており!
1週前、最終追い切りと連続で強い負荷を掛けられると!
彼もそれに応える様に、しっかりと最後までスピードを出して
武器である「強心臓」という名のエンジンは、既に温まっていると我々は捉えた!
1人気の1着は捨てる!
➡故に、ここは1人気のオーヴェルニュを・・・
1着の欄では記入しない代わりに!
3連単のフォーメーションでは、あのタフな持久戦となったシリウスSにて
「表彰台に登ったあの2頭」のみを記入して大勝負させていただく!
ただ、その中でも「馬連」と「馬単」でも同時に不動軸で勝負したいのは、やはりあのレースを勝ち切った方の「サンライズホープ」で