▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
チューリップ賞 2022 予想
競馬界の春が来たぞ!
➡さぁ競馬ファンは、このレース名を聞くと
「あぁ、桜花賞がすぐそこまで迫って来たんだな!」
と、カレンダーの暦以上に「春の到来」を感じさせてくれる一戦!
そして、やはりなんと言っても!
本番の桜花賞へ向けて「最も影響を与える」のが、このチューリップ賞でもあるので!
前哨戦の恐ろしさ
➡だからこそ、競走馬だけでなく!
我々人間も、本番の桜花賞を勝つためにも見逃せない前哨戦なのが、このチューリップ賞!
そこで選んだ、このレースでの「勝負のキーワード」が・・・!
★リズムの戦い!
これに尽きると思っている!
Q.どういう意味か?
➡では一体これは、どういう意味なのか?!
スバリ、その答えは・・・
ラップペースに隠されている!
これぞ前哨戦の
➡やはり、前哨戦らしい「逆転現象」が起こっていて!
【チューリップ賞】1:33.5秒(34.3秒)
12.6-11.2-11.6-12.0-12.0-11.3-11.1-11.9
【G1・桜花賞】 1:32.8秒(34.5秒)
12.3-10.8-11.4-11.8-11.8-11.2-11.3-11.9
全く同じコースを使用されるレースでありながら・・・!
良馬場に限定した、この直近5年間の平均ラップと、決着時計を見て頂ければ一目瞭然の通り!
レースの決着時計が速いのは「G1桜花賞」だが!
逆に、上がり3ハロンの時計では「チューリップ賞」の方が速い!
あのG1と比べても
➡ましてや、開催終盤となる・・・!
【チューリップ賞】1:33.5秒(34.3秒)
12.6-11.2-11.6-12.0-12.0-11.3-11.1-11.9
【G1・阪神JF】 1:33.6秒(34.7秒)
12.2-10.7-11.5-12.1-12.1-11.4-11.3-11.9
暮れのタフな馬場コンディションで行われる【阪神ジュベナイルF】と比べても!
こちらは開幕4週目の、まだまだ良好な馬場コンディションで行われているのにも関わらず・・・!
レースの決着時計が0.1秒
しか変わらないのだから!
それだけを聞いても、毎年どれだけ前半がゆったりとしたリズムになっていて・・・!
後半だけの直線勝負になっているのか?がよく分かるだろう!
最も重要な適性
➡これらの事をよくよく踏まえて考えると!
この「チューリップ賞だからこそ必要な適性」というのは
コース適性や、血統、データなどではなく!
1番重要視すべき適性は・・・!
【リズム適性】
独特すぎるリズム
➡即ち、今回のチューリップ賞の様なあまりに独特すぎるペース配分のレースに対しては・・・!
如何にこれまでのレースでも、今回の様な「ヨーイドン!」での【瞬間的なギアチェンジ】という
リズムが急激に切り替わる戦いに慣れているかどうか?
という「リズムの戦い」になると我々は考えているので!
ここの【リズム適性】を1番大切にしたいと思っている!
例えば1つの例題で
➡その証拠として1番わかりやすい「サンプル」が
2020年の「レシステンシア」と「スマイルカナ」の2頭ではないだろうか?
この2頭の「逃げ馬」は、この前哨戦特有の【リズムの逆転現象(瞬発力勝負)】に飲み込まれ!
チューリップ賞では不完全燃焼で終わってしまったが・・・!
見せつけた逃走劇
➡いざ本番を迎えた【G1・桜花賞】では!
あれだけの「超・超・超泥んこ馬場」だったのにも関わらず!
なんと、良馬場で行われたチューリップ賞よりも・・・!
(不良)半マイル46.5秒
(良) 半マイル47.1秒
0.6秒も速い超ハイペースで逃げて!
あの泥んこ馬場で、見事2着3着へと巻き返したのだ!
難しい事が出来るのに
➡この様に、いざG1本番となったら!
もっともっと過酷な環境で、難しいことが出来るのにも関わらず!
予選会となるチューリップ賞では、簡単な筈のペースや馬場でも
実はコロッと飲み込まれてしまう!
これが前哨戦特有の【リズムの逆転現象】の恐ろしさなのだ!
同じコースでも!
➡だからこそ、同じコースでの戦いとは言えど!
このチューリップ賞で最も気を付けたいテーマなのが
★リズムの戦いであり!
今回の場合では「急激なギアチェンジ」と言う、最後の直線勝負に入った時に、
如何に瞬間的なスピードUPが出来るかどうか?のリズムが問われる戦いになると言うことだ!
〇〇がずれた影響
➡特に今年の場合にも、昨年より引き続き!
京都競馬場の改修工事のアオリを受けた影響で!
従来【3日目】
今年【7日目】
本来は「開催2週目の3日目」で行われていた筈が・・・!
「4週目の7日目」へと!
開催が後半戦へと大きく2週間もズレこんだ事で!
従来までの「全く踏み荒らされていないピッカピカの良馬場」で【誰でも平等に速い上がりを使える!】という
馬場のお膳立てが無くなったからこそ!
より一層、「自力でリズムの変化に対応できるだけの瞬間的なギアチェンジ」への比重が大きくなったと言えるだろう!
推奨馬への結論!
➡もうここまでお話しすれば!
「誰の個性に対して」本命を打ったかは、お分りいただけただろう!
今年のチューリップ賞では、彼女1頭のみを「1着固定」に据えた
【馬単の勝負レース】で挑んで行きたいと思っている!
その本命馬が・・・
この馬だ!
\予告の本命馬/
◎ナミュール
(2人気・横山武史)
【考察】
➡さぁ、真の強者である事を!
優勝と言うタイトルで見せつけろ!
そう強く推奨したいのが、
このレースへ向けて「最も適したキャラクターのギア比」を持っている
瞬発力型のナミュールだっ!
それぞれの個性
➡まず「3強対決」と注目されている今年のチューリップ賞だが!
この3頭の持つ「キャラクター」をそれぞれ並べると、この様な個性の持ち主であると私は判断している。
サークルオブライフ
➡耐久性と精神力のスタミナ比べ
ナミュール
➡瞬発力と最高速度の到達点
ウォーターナビレラ
➡馬力とスピードの持続力
という素晴らしい才能の持ち主である3頭だと評価しているが!
今回のレースで求められる「ヨーイドンでのギアチェンジ!」というリズムに対しては!
「ナミュールの個性」が、最も適しているだろうと素直に評価をさせていただいた!
サークルの個性なら
➡なので、これは既に以前のレース解説の中でも触れたと思うが
サークルオブライフは・・・!
より強い耐久性と精神面での我慢強さや、スタミナが問われる
【G1・オークス】や【G1・ジャパンC】
ここでは「今からでも本命にしたい!」と思わせる才能を持っていると思うし!
ナビレラの個性なら
➡ウォーターナビレラに関しても!
連続的な馬力運動と、スピードの持続力を持っていると評価しているので!
これから先で、もっともっとスピードを強化する成長を促してくれれば!
例えば暮れの【G2・阪神カップ】などでは!
今からでも注目しておきたい1頭だと思っている!
その中で彼女は
➡その一方でナミュールの才能に関しては、既に説明も不要だと思うが!
やはり、前走の【G1・阪神JF】にて…
1番難しい事をやっていたのは彼女だったと思うし!
あの荒れた最内の馬場を通っても、一人だけ数字の違う末脚を発揮できていたことは・・・!
素直に評価すべきだと思っている!
勝って強さを示せ!
➡また、その前走に関しては「中2週間」と言う短い間隔だったのにも関わらず!
一度、北海道に短期放牧に出して
その上で高野厩舎特有の【坂路2本追い】という攻めの調教を施してしまった事が・・・
結果的に裏目に出てしまい「あの出遅れ」に繋がってしまったのだろうと分析している。
疲れの取れた馬体
➡ただ今回の場合には、あえて【坂路2本追い】は封印して!
陣営や、クラブのコメントなども見る限り!
前走までは拭い切れていなかった「背中の疲れ」と言う部分も
今は完治しているとのコメントも出ており!
明らかに今回の方が、より計画性の高いローテでもあり!
それは水分を含んだ重たい馬場コンディションで行われた
最終追い切りの動きからも
確認する事ができた!
明確な意図を感じる
➡既に今回からコンビを組む、横山武史ジョッキーとも!
【前半は我慢。後半でダッシュ!】
非常に明確な意図を強く感じさせる調教メニューを組んで走っていたので!
あのリズムで走れるのなら、今回のチューリップ賞で求められる
リズムの戦いにも十二分に対応できると思うので!
ここは彼女1頭のみを1着に据えた「馬単の勝負レース」で
挑んで行きたいと考えている!
穴馬でも同じで!
➡なので穴馬でも同じ様に!
3強以外の面々から「相手上位」で考えるなら!
まずはこのチューリップ賞独特の「ヨーイドンでのギアチェンジ!」
という、この独特なリズム自体を既に得意としている馬を中心に選ぶべき戦いだと思っている!
そこで推奨するのが
➡そこで今回、相手上位で考えている伏兵であれば
最終追い切りでも抜群のスピードを記録していた!
常識破りな休み明け初戦で登場する!