▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
安田記念 2024 予想
天候でキャラが変わる!
➡ではまず、今年の安田記念を予想する上で欠かせない項目だったのが・・・
【天気予報】と【馬場コンディション】
この2つによって生じる【求められるスピードのストライクゾーン】
ここに明確な答えを出さなければ、それに合うキャラクターを探し出すのは不可能なので!
まずはそこへの結論から端的にお伝えしよう!
大雨が降る予報に賭ける
➡ではまず、結論から申し上げると・・・!今年の安田記念は、お昼頃から【雷を伴う大雨】という最新の天気予報が出てしまっているので!レース上がりは34.6秒以上も掛かる・・・!
【タフな馬場を掴んで蹴り上げるトルク重視な脚力】が必要になって来ると私は決断した!
なので、ハッキリ言ってしまえば!今回の安田記念は、この最新の天気予報に心中する形になっているので!雨は降ってくれないと困る!しかし、どうやらレース当日は、明け方から既に「降水確率90%」という形になっているので!
降ったり止んだりを繰り返しながら、お昼ごろから【ドカっ!!】と降る、そんな天気になって行くだろうと私は決断した!
そこで必要な才能と能力
➡そうなって来ると必要なのは、グチョグチョに泥濘んで、不安定な路面をしっかりと掴んで蹴り上げる事ができる【トルク重視な走法】が必要になって来るので!「高速馬場での1分31秒台決着」という、スピード要素は全て破棄した!
とにかく、スピード勝負とは無縁の【タフさ】【失速戦】【トルク重視】【重馬場】そうした不安定な足下で高い総合力が求められた一戦にて実績を積み上げてきた面々を積極的に選んで行きたいと考えている!
【馬単・馬連・3連F】➡ ソウルラッシュ(2人気)
【馬連1点目・3連F】➡ ヴォイッジバブル(9人気)
よって私は、この2頭を中心に馬券を構築して行くことにした!
雨で牙を剥く2頭
➡ではここから先は、2頭を選んだ最終的な理由を解説して行こう!まずソウルラッシュについては、既に昨年の【G1マイルCS】でも本命で推奨した際にも解説をしたように、私は彼を【マイル界で最強のトルク重視】だと、ずっと高い評価を与え続けてきたので!
路面状況が不安定になって、周りの馬たちがスピードを出せない状況になればなるだけ、彼の好走率は逆に上がって行くタフな馬なので!悲願のG1初制覇へ向けて、この恵みの雨は彼最大の武器である【回転力の速いピッチ走法】が本当に大きな武器になると私は考えている!
事実、それは数字面で振り返っても物語っており!マイル転向後、レース上がりと着順がものの見事に連動している面白い馬で!レース上がりが34.6秒以上なら6戦全勝のパーフェクト!
逆に、レース上がりが34.0秒〜33秒台に入ってしまうと、全て4着以下に凡走している!実はこの凡走したレースの中には過去に挑戦した安田記念だけじゃなく!昨年の【G1香港マイル】も含まれている!
逆に評価したい香港G1
➡実は、当時の香港マイルは「タフな洋芝」というイメージとは裏腹に!なんと前半3ハロンが【36.4秒】そして前半1000mが【59.8秒】と、まさかの超ドスローになってしまっていたので!レース上がりは手元計測で【33.7秒】という完全にスローからの瞬発力勝負という形になってしまっていた!
従って、前に行けば行くだけ有利なレース展開だったので!そんな先行逃げ切りなレース展開の中を、最後尾から追い込みに賭けていたソウルラッシュとモレイラ騎手は、完全に読みが真逆に行ってしまったのだ。
ただ、逆の見方をすれば!そんな不向きなレース展開と、自身も大の苦手にしているスローからの瞬発力勝負という展開だった中でも!最後はメンバー上位の末脚を使って、レベルの高い香港勢を相手に0.4秒差の4着にまで巻き替えてしていたのだから!「ある意味」で評価はできる内容だったと私は回顧している!
そんな不向きなレース展開とは一変!今回の安田記念では、スタートが1番速い「ヴォイッジバブル」と、逃げる形に拘ってきた「ウインカーネリアン」が、揃いも揃って【7枠15番】と【6枠11番】という外枠に入ってしまったので・・・!逃げ馬では唯一の内枠を引き当てた「ドーブネ」を中心に、この3頭による序盤の椅子取り合戦は激しくなるかな?と想定している!
枠と天気を味方に!
➡それに加えて、天気予報通りのゲリラ豪雨が直撃するとなれば!レース後半は、間違いなく34秒以上は掛かるタフな失速戦になると思われるので!タフな馬場でのバテ合いになれば、彼のトルク重視なピッチ走法が牙を剥くことだろう!
①┃
③⑧┃
ナ⑱⑬⑭┃
⑯セロ④┃
⑫ソ②┃
ヴォ⑨┃
ウ┃
ド┃
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加えて、枠順の並び的にも最大のライバルである【ロマンチックウォリアー】は、他の馬に囲まれやすい内枠に入ってしまったのに加えて!自身がマイルG1で先行した際のラップは【前半37.3 – 59.8秒】というドスローな流れしかまだ経験したことがない、生粋のマイラーではないので!
雨によってペースが遅くなればスピード差をごまかす事はできるかもしれないが・・・!地元の2000m戦でも、4コーナーから既に手が激しく動き始めるなど、少々加速にはズブさが見られるので!そんな彼が馬群から抜け出すのにモタモタしていたら、ピッチ走法のソウルラッシュの方が先に外から抜け出すという可能性は十二分に考えられるだろう!
こっちの方が怖い!
➡むしろ怖いのは、ロケットスタートを武器にしている【注ヴォイッジバブル】の方だ!彼については、既に戦前の段階から1頭目で高い評価を与えていたように!雨の影響を強く受けて、スピードが低下するレース条件になった方が良さが活きるタイプだと思っているし!
もし万が一、ソウルラッシュに乗っているモレイラ騎手・・・!必要以上にロマンチックウォリアーへのマークに集中し過ぎてしまった場合・・・!
逃げ先行馬とセカンドグループの間にエアポケットが開いてしまうと、【ヴォイッジバブル】のスタミナに出し抜けを喰らう恐れがあるので!
①┃
③⑧┃
ナ⑱⑬⑭┃
⑯セロ④┃
⑫ソ②┃
┃
ヴォ⑨┃
ウ┃
ド┃
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「まんまとしてやられる!」というケースがあるとすれば、ロマンよりもむしろ【ヴォイッジバブル】の先行力とスタミナだと私は思ったので!こちらはあえて【馬連での1点目】と【3連系フォーメーション】でもソウルラッシュと同列で警戒すべき対象だと私は判断した!