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この枠順をどう見る？！
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➡Q.では、オメガギネスにはどんな評価を下したのか？正直枠順に関しては、彼単体だけで考えた時には「これ以上内には入って欲しくない」と言う本当にギリギリな枠順だったと思っている。

ただ、枠全体を見直してみると、ウィルソンテソーロ やレッドルゼルなどなど、今回のペース配分では自動的に差しへと周りそうな面々が外に入った事に加えて・・・！「自分の競馬に徹する」と宣言していたドンフランキーが、よりによって【８枠15番】に入ってしまった・・・（汗）

⚠逃げ馬である彼が、この外枠に入ったことは非常に大きく・・・！もし本当に、宣言通りの逃げをこの８枠からでも打って出るのなら、恐らくテンの入りは物凄く速くなる可能性が考えられるので！今年のフェブラリーSは、少し間延びした【縦長の隊列】になる可能性が考えられる！

そうした速い流れを、ずっと隊列の外外で誰よりも長い距離をずっと速いペースで追走していれば、それだけ体力の消耗は激しくなるので・・・！Hペースになって隊列が縦に長くなると予想するなら【最短距離】を走れる馬群の内側の方が【体力の節約】という面でも、メリットは多くなると考えられる。

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馬連＆３単マルチの軸で
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➡故に【他の有力馬が入った枠順】や【逃げ宣言をしている馬が入った枠順】から想定されるペース配分などを考えると、今年のフェブラリーSでは、最短ルートの内側で、ジッと息を潜めていられる馬の方が最後まで体力を残せるという展開を私は予想しており！

その道中で残せていた体力の差が、最後の最後の100ｍで大きく響く結果になるだろうと考えているので！今年のフェブラリーSでは【最短ルート】×【道中の温存】この考え方を主軸に考えて行くべきだと思っている！（※差し追い込み馬で狙うなら、こうしたHペースを隊列の外からさせた経験がある末脚実績は必要になるだろう）

そこで、この【オメガギネス】が入った５番ゼッケンというのは、いつも通りのスタートが出来れば、自動的に馬群の内側に生まれるエアポケットにスンナリと入れると思うので、好位６番手前後で体力を温存しながら追走することが可能になっただろう。そうなれば、恐らく最後の直線では、それこそ昨年のレモンポップの様な組み立てが遂行できる枠の並びになったと考えているので！結論を言うと、主軸となる【馬連】と【３連単】では彼だけを不動軸で勝負したいと考えている！

ただし、夢を狙った「穴の単勝」なら彼以外で妙味のある配当を狙える馬が存在するので！【高配当での単勝】という立ち位置には、別の馬を取り上げたいと思っている。それは後半でお話をするとして、いずれにしても馬連と３連単では彼を軸にして勝負する！

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補足説明もすると
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➡一応、◎オメガギネスへの簡単な補足説明をさせていただくと、確かに重賞は未勝利で、斤量58キロでの良馬場はどうなのか？という疑問が飛び交うのはよくわかる。ただし、今回用意された枠順の並びなどを考えると【最短距離をスンナリと運べる】というメリットの方が非常に大きいと思えるのと・・・！

◆前半４Fが47.4秒以下のHペースだった場合◆
４角 １番手～５番手（０-１-２-12）連対率6.7％
４角 ６番手～10番手（３-２-１-11）連対率29.4％
４角 11番手～16番手（０-０-０-13）連対率０％

今の東京ダート1600ｍで、仮に前半４Fが【47.4秒以下のHペースだった】場合だと、前に行き過ぎてもダメで、後ろで溜め過ぎていても厳しいという馬場傾向が出ているので。こうした現状の馬場コンディションでHペースの展開を勝ち切る為には・・・！

【タフな馬場コンディションの中で行われたHペースを、前過ぎず、後ろ過ぎない位置から追いかけて、そのまま最後までしぶとく脚を伸ばして好走した】という、はじめ良し・中良し・終い良しの究極な三拍子が既に備わっていることを実績で証明しておく必要はあると考えているので！

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この２レースを高く評価
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➡良馬場のダート1800ｍで行われた昨年の【レパードステークス】にて、1:50.8秒という良馬場での開催なら【歴代２位】となる高水準な時計勝負の中を、上がり最速を使って前が詰まるシーンがありながら、僅差の２着へ持ってきた内容は評価できるし！

過去10年の良馬場で行われた全ての新潟ダート1800ｍ戦を分析すると・・・！この時のレパードSで記録した前半60.5秒というのは【９位 / 全412戦】というHペースであり！その上で勝ち時計も【６位 / 全412戦】という風に！

負荷の掛かるパサパサに乾いた良馬場で、前半から速くて、後半も失速せずに速かったのだから！これだけ高水準な時計を記録しながら上がり最速で追い込んで来ていたオメガギネスのスタミナは、素直に評価すべきだと思っている。

【１位】1.33.5秒 デシエルト
【２位】1.33.8秒 タガノトネール
【３位】1.33.8秒 カフェファラオ
【４位】1.33.8秒 タイセイサムソン
【５位】1.34.0秒 モーニン
【６位】1.34.1秒 ケイアイシェルビー
【７位】1.34.1秒 トロワボヌール
【８位】1.34.3秒 オメガギネス
【９位】1.34.3秒 バトルクライ
【10位】1.34.4秒 カフェファラオ

また、不良馬場だったとはいえ、前半46.6秒というHペースで進行した昨年のグリーンCCでは、過去10年の東京ダート1600ｍで行われた【全1123戦】の中で、TOP10に入る時計で圧勝もしているので！

Hペースを追いかけてスピードを長持ちさせる持久戦というのは、得意にしている競技だと私は考えているので！

それこそ、安田記念を２年連続で湧かせた【父ロゴタイプ】の様な前に行ってのしぶとさというのを期待できる局面であると私は考えている。