【追記】19/5/29➡「新馬戦に強い騎手」については本コラムの後半で
突然だが
競馬ファンにとっての楽しみ
とはなんだろうか?
➡馬券を的中すること
➡G1という最高峰の舞台においてハイレベルな馬たちの激闘をみること
などなど様々だろうが、恐らく
明日のスターたちが集う新馬戦をチェックするのが楽しくて仕方ない
という方も少なくないと思う。
距離別に!新馬戦に強い種牡馬をチェック
誰よりも早く、スター候補を見つけられた時の興奮といったら!他の何物にも代えがたい。
それほど魅力的な新馬戦において、楽しみのひとつである「馬券も的中」も叶ったら最高!
ということで今回は、間もなく始まる
「新馬戦に強い種牡馬」
をチェック!
➡芝1600M以下
➡芝1700M以上(厳密に言えば芝1700Mの新馬戦はないでの1800M以上)
➡ダート1600M以下
➡ダート1700M以上
という4つの括りで調べてみた。
ぜひ、予想の参考にしていただきたい。
芝1600M以下の新馬戦 種牡馬ランク(2016年以降)
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 39- 29- 16- 74/158 | 24.7% | 43.0% | 53.2% |
ロードカナロア | 34- 22- 19-112/187 | 18.2% | 29.9% | 40.1% |
ダイワメジャー | 23- 20- 18-115/176 | 13.1% | 24.4% | 34.7% |
ハーツクライ | 14- 14- 15- 96/139 | 10.1% | 20.1% | 30.9% |
キンシャサノキセキ | 13- 21- 20- 90/144 | 9.0% | 23.6% | 37.5% |
ルーラーシップ | 12- 12- 11- 90/125 | 9.6% | 19.2% | 28.0% |
ヨハネスブルグ | 10- 7- 6- 51/ 74 | 13.5% | 23.0% | 31.1% |
ディープブリランテ | 10- 6- 12- 79/107 | 9.3% | 15.0% | 26.2% |
ノヴェリスト | 9- 11- 9- 46/ 75 | 12.0% | 26.7% | 38.7% |
クロフネ | 9- 5- 6- 58/ 78 | 11.5% | 17.9% | 25.6% |
芝1700M以上の新馬戦 種牡馬ランク(2016年以降)
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ディープインパクト | 58- 33- 27- 95/213 | 27.2% | 42.7% | 55.4% |
ハーツクライ | 19- 22- 19-118/178 | 10.7% | 23.0% | 33.7% |
ハービンジャー | 15- 14- 23-107/159 | 9.4% | 18.2% | 32.7% |
ルーラーシップ | 14- 16- 23- 84/137 | 10.2% | 21.9% | 38.7% |
キングカメハメハ | 13- 10- 8- 55/ 86 | 15.1% | 26.7% | 36.0% |
ヴィクトワールピサ | 11- 7- 7- 61/ 86 | 12.8% | 20.9% | 29.1% |
マンハッタンカフェ | 10- 4- 5- 56/ 75 | 13.3% | 18.7% | 25.3% |
ステイゴールド | 8- 7- 12- 91/118 | 6.8% | 12.7% | 22.9% |
オルフェーヴル | 7- 6- 9- 83/105 | 6.7% | 12.4% | 21.0% |
ダイワメジャー | 6- 9- 1- 24/ 40 | 15.0% | 37.5% | 40.0% |
ダート1600M以下 種牡馬ランク(2016年以降)
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ゴールドアリュール | 15- 8- 14- 81/118 | 12.7% | 19.5% | 31.4% |
サウスヴィグラス | 10- 18- 11-108/147 | 6.8% | 19.0% | 26.5% |
ヘニーヒューズ | 10- 11- 15- 52/ 88 | 11.4% | 23.9% | 40.9% |
クロフネ | 9- 8- 3- 52/ 72 | 12.5% | 23.6% | 27.8% |
パイロ | 8- 12- 1- 39/ 60 | 13.3% | 33.3% | 35.0% |
キンシャサノキセキ | 6- 8- 3- 33/ 50 | 12.0% | 28.0% | 34.0% |
シニスターミニスター | 6- 5- 3- 40/ 54 | 11.1% | 20.4% | 25.9% |
ハードスパン | 6- 3- 4- 15/ 28 | 21.4% | 32.1% | 46.4% |
ヨハネスブルグ | 6- 1- 0- 30/ 37 | 16.2% | 18.9% | 18.9% |
カネヒキリ | 5- 3- 4- 41/ 53 | 9.4% | 15.1% | 22.6% |
ダート1700M以上の新馬戦 種牡馬ランク(2016年以降)
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ゴールドアリュール | 15-11- 8-60/94 | 16.0% | 27.7% | 36.2% |
クロフネ | 9- 7-10-38/64 | 14.1% | 25.0% | 40.6% |
エンパイアメーカー | 7- 3- 5-54/69 | 10.1% | 14.5% | 21.7% |
キングカメハメハ | 5- 4- 3-15/27 | 18.5% | 33.3% | 44.4% |
スマートファルコン | 4- 1- 1-25/31 | 12.9% | 16.1% | 19.4% |
シンボリクリスエス | 3- 5- 5-31/44 | 6.8% | 18.2% | 29.5% |
ヘニーヒューズ | 3- 2- 2-13/20 | 15.0% | 25.0% | 35.0% |
マンハッタンカフェ | 2- 6- 3-17/28 | 7.1% | 28.6% | 39.3% |
アイルハヴアナザー | 2- 4- 4-28/38 | 5.3% | 15.8% | 26.3% |
カネヒキリ | 2- 2- 3-32/39 | 5.1% | 10.3% | 17.9% |
結論は
➡芝は距離を問わずにディープインパクト産駒を信頼
➡ダートは短い距離ならハードスパン
➡ダートの長い距離ならキングカメハメハ
ディープインパクトやキングカメハメハはなんとなくわかるが、意外なのはハードスパンではないだろうか。
父というより、最近ではダノンスマッシュの母父として有名。ダートの活躍馬では、交流重賞ウイナー・サマリーズも輩出している。
なかなか普段は名前を見ないが、新馬戦では要注意だ!
▼以下、19/5/29【追記】▼
新馬戦に強い騎手とは?あの騎手が健闘していた!
新馬戦のスタートに合わせて、内容の充実をはかりたい。ということで騎手に注目。
改めて解説するまでもなく、新馬は扱いが難しいといわれる。レース経験のない馬だから、勝ち負け以前に、ゴールへと導くだけでも騎手は苦労するという。
そんな新馬戦で結果を残せている騎手は、間違いなく名手と言えるだろう。
そこで「新馬戦における騎手ランク」をチェック!
新馬戦における騎手ランク(2016年以降)
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ルメール | 84- 56- 28- 89/257 | 32.7% | 54.5% | 65.4% |
M.デム | 59- 35- 21- 91/206 | 28.6% | 45.6% | 55.8% |
福永祐一 | 40- 45- 24-134/243 | 16.5% | 35.0% | 44.9% |
川田将雅 | 37- 22- 21-111/191 | 19.4% | 30.9% | 41.9% |
戸崎圭太 | 36- 31- 19-188/274 | 13.1% | 24.5% | 31.4% |
田辺裕信 | 26- 32- 24-156/238 | 10.9% | 24.4% | 34.5% |
内田博幸 | 25- 13- 19-204/261 | 9.6% | 14.6% | 21.8% |
浜中俊 | 22- 26- 15-118/181 | 12.2% | 26.5% | 34.8% |
武豊 | 22- 23- 30-119/194 | 11.3% | 23.2% | 38.7% |
和田竜二 | 20- 25- 34-195/274 | 7.3% | 16.4% | 28.8% |
岩田康誠 | 20- 20- 21-161/222 | 9.0% | 18.0% | 27.5% |
三浦皇成 | 19- 18- 16-112/165 | 11.5% | 22.4% | 32.1% |
藤岡康太 | 18- 8- 14-123/163 | 11.0% | 16.0% | 24.5% |
石橋脩 | 17- 11- 18-123/169 | 10.1% | 16.6% | 27.2% |
松山弘平 | 16- 21- 16-194/247 | 6.5% | 15.0% | 21.5% |
池添謙一 | 15- 22- 19-113/169 | 8.9% | 21.9% | 33.1% |
大野拓弥 | 15- 18- 16-222/271 | 5.5% | 12.2% | 18.1% |
北村友一 | 15- 15- 17-101/148 | 10.1% | 20.3% | 31.8% |
石川裕紀 | 15- 12- 6-137/170 | 8.8% | 15.9% | 19.4% |
モレイラ | 15- 7- 5- 10/ 37 | 40.5% | 59.5% | 73.0% |
もちろん、リーディング上位の騎手が順当に結果を残しているが、注目すべきは
北村友一騎手
ではないだろうか。勝率10%超えもなかなかだし、複勝率の31.8%は、あの戸崎騎手を上回っている。
昨年後半あたりから、急激に良質の馬が集まっている印象の北村友騎手。
競馬ファンの間では
「そんなに実力のある騎手なのか?」
という疑問の声も挙がっていたようだが、データは嘘をつかない。
彼が
選ばれるべき騎手(実力のある騎手)
だということを確認できただけでも、意味のあるランクになったのではないだろうか。
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