エリザベス女王杯 2017 予想
外国人騎手? 3歳馬? 古豪? 貴方の選択は??
【2017年11月9日追記】スマートレイアーは川田将雅騎手に乗り替わりとなりました。(武豊騎手が調教中に落馬したため、エリザベス女王杯 2017含め、今週の騎乗は自重。詳細はコチラ)
??エリザベス女王杯 2017 /G1
またも訪れた「三つ巴戦」!軸の選択が全てを決める!
さあ今年もやってきた!秋の最強牝馬決定戦 エリザベス女王 2017 だ!
出走予定馬をご覧頂ければ一目瞭然だが「百花繚乱」という言葉が何よりも相応しい。本当に魅力的な馬が揃った。
予想オッズ | 出走馬 | 騎手 |
4.2 | ヴィブロス | ルメール |
5.8 | ルージュバック | ムーア |
6 | スマートレイアー | 川田(乗り替わり) |
7.1 | ミッキークイーン | 浜中 |
7.3 | ディアドラ | 岩田 |
7.9 | リスグラシュー | 福永 |
12.1 | モズカッチャン | デムーロ |
16.4 | クロコスミア | 和田 |
40.1 | クイーンズリング | Cデム |
40.8 | トーセンビクトリー | アッゼニ |
よくよく見てみると、その構図が先日の 天皇賞秋 2017 に近いことがわかる。つまりは「三つ巴戦」だ!
問題は??
???どのように「三つ巴」なのか?
具体的にその構図をご紹介して参りたい。
▼キングスポーツ編集長の大局観(1) まずは「世界の名手」2人に期待をする考え方。 ご存じルメール騎手が騎乗するヴィヴロスと、昨年の凱旋門賞を勝ったムーア騎手が騎乗するルージュバック。 休み明けを一度叩かれたとはいえ春ほどの勢いが見られないヴィヴロスと、ややムラのあるルージュバックだけに、騎手のひと押しがあればチャンスだろう。
?ヴィヴロス(ルメール・友道厩舎)
今年の3月、海外G1 ドバイターフ 2017 を制した時には本当に驚かされた。
結果もさることながら直線のキレは超一線級!底力だけなら現役屈指だろう。後は久々を一度叩かれたどこまでデキが戻ったか?
このレース後は休養が決まっており、全力投球と陣営は明言してきたことからもここは全開の走りが見られそうだ。
▼参考レース ドバイターフ(1着)
?ルージュバック(ムーア・大竹厩舎)
3歳時から有馬記念に出走するなど、牝馬の枠にとどまることなく、何度も牡馬の強豪と好走を続けてきた実力派。実際に、前走 オールカマー 2017 の内容も非常に良かった。
一方で、ややムラっぽい面があるだけに、鞍上世界のムーアがどう乗るのか?楽しみにしたい。
▼参考レース オールカマー(1着)
▼キングスポーツ編集長の大局観(2) 次に、先日のG1 秋華賞 2017 で好走した3歳牝馬勢に期待する考え方。 勝ったディアドラにせよ、2着のリスグラシューにせよ、自ら動いての結果だけに、着順以上の価値があるという見方もできる。 問題は、その前走が道悪だった点だろう。 どれほどのダメージが残っているのか?デキには注意したい。
?ディアドラ(岩田・橋田厩舎)
春の段階では「末脚の威力が素晴らしい馬」という程度に考え方をしていたが、夏から秋にかけて、一気に力をつけた。
キングスポーツが穴馬に指名した 秋華賞 2017 は完勝だったが、ある意味では当然という目で見ていた。但し今回は相手のレベルも高くなるし、道悪激走の反動もどうか?
果たして古馬相手に通用するだろうか??
?リスグラシュー(福永・矢作厩舎)
期待された3歳3冠路線では、遂に勝利を掴むことができなかった。それでも、秋華賞 2017 での2着をはじめ、常に安定した成績で大崩れがない。
この手の馬は、相手のレベルがあがろうともあまり関係ない。ここでも力は出し切れるだろう。唯一気になるのは、鞍上が福永へ変わる点だろうか?!
▼参考レース 秋華賞 ディアドラ(1着)&リスグラシュー(2着)
▼キングスポーツ編集長の大局観(3) 長きに渡り日本競馬界を盛り上げてきた実績十分の2頭に期待する考え方。 スマートレイアーとミッキークイーンに共通するのは、どういった展開でも力を出しきれるセンスの持ち主であるということ。 見ていて本当に頼もしい。 「世界の名手」そして「3歳の勢い」というプラスアルファが見込める面々に対していかに対抗するか?
?スマートレイアー(川田・大久保龍厩舎)
今年7歳のベテランであり、出走回数も今回が28戦目。ダメージの蓄積があってもおかしくないが、前走は牡馬相手の 京都大賞典 2017 で快勝するなど、衰えどころからまだ力を伸ばしている印象さえある。
京都との相性は抜群だし、鞍上・武豊の存在も頼もしい。リスグラシューよりも同馬を選んだのは、期するモノがあるからだろう。
武豊騎手が調教中に落馬したため、エリザベス女王杯 2017含め、今週の騎乗は自重となりました。詳細はコチラ
▼参考レース 京都大賞典(1着)
?ミッキークイーン(浜中・池江寿厩舎)
今前走のG1 宝塚記念 2017 では、先日の天皇賞秋で大活躍したキタサンブラック&レインボーラインに先着する形で堂々3着!
得意の力の要る馬場を活かして激走した。今回は良馬場が見込めそうなだけに、キレ味勝負になって、どうだろうか?休み明けだが仕上がりはまずまず良さそうだ。
▼参考レース 宝塚記念(3着)
天皇賞秋 2017 ではキタサンブラックの激走を読み切った
冒頭でも記した通り 天皇賞秋 2017 と同様の「三つ巴」の戦いであり、史上稀にみる豪華メンバーが集結!天皇賞秋において「三つ巴」から更に勝ち馬を読みきった私達だからこそ、今回もお任せ頂きたい。
考え方は、例えG1であろうとも、牝馬は格より状態であるということ。
人間も競走馬も女性は同じ。繊細なのだ。とはいえ、難しく考えることはない。
心身共に状態の良い馬を大切に扱ってあげれば(予想をすれば)、必ず期待に応えてくれるもの。実際に、今年キングスポーツが勝っている全ての牝馬重賞は、いずれも状態の良かった馬を重視しての勝負だった。
各馬の状態を精鋭の調教班と共に入念にチェック!「この☆穴馬しかいない!」と断言すべき存在を既に発掘済みなので、どうぞ期待してほしい。もちろん、軸馬だけではなく、絡んでこられそうな超穴馬もいる!こちらもお楽しみに。
??今年の【 エリザベス女王杯 】に似ている年がある!
最後にお伝えしておきたいのは、実は今年に似ている構図の年があったということ。それは一昨年のエリザベス女王杯 2015 。
騎手魅力のラキシス(ムーア・2番人気)、勢い溢れる3歳馬のタッチングスピーチ&ルージュバック(4&3番人気)に、実績十分のヌーヴォレコルト(1番人気)が立ちはだかった。
結果はどうだったか?
先に挙げた「三つ巴」の各馬を照らすと「実績十分」のヌーヴォレコルトが2着で再先着した。ムーア鞍上のラキシスは11着に沈み、また3歳2頭は3着&4着だった。
彼女らがやり合う中で優勝したのが、伏兵の6番人気マリアライト!
後に【宝塚記念 2016】では、あのキタサンブラック、ドゥラメンテ、サトノクラウンを負かした名牝となった。
三つ巴がお互いやりあって消耗するからこそ、無欲の伏兵が絡んでくる可能性があることは、是非とも覚えておいて頂きたい。
参考リンク:
創業1981年より長きにわたる歴史は信頼の積み重ね。穴予想を得意とする「キングスポーツ本紙予想」に関する参考ページへは下記よりどうぞ。私たちキングスポーツが、どんな風に勝負しているか興味がある方は、たまに読みに来てくれると嬉しいです。
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