ジャパンカップ 2017 予想
悲鳴か？歓喜か？キタサンブラック！キングスポーツ本紙予想
本コラム後半で仮想レース実況をお届け！！
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ジャパンＣ 2017 予想 /Ｇ１
悲鳴か？歓喜か？キタサンブラック！
今振り返っても【天皇賞秋 2017】のレース内容は素晴らしかった。
よもやとも言うべき立ち遅れからの、鞍上・武豊騎手の神業的なコース選択＆手綱さばきと、それにしっかりと応えたキタサンブラック。
私達キングスポーツ自身も、キタサンを軸馬に指名していただけに、勝ってくれてほっとしたという思いもあったが、それだけではない。単に騎手が上手い、馬が強いという点を超越した、人馬の絆を感じた。恐らく皆様もそうだろう。
ＪＲＡのポスターではないが「みんなの愛馬になった」瞬間だったのかもしれない。
それほどの馬だからこそ、当然、今回の【ジャパンＣ 2017】でも１番人気に推されることになるだろうし、もちろんそれに相応しい。前走で改めて示した現役屈指の能力に加え、昨年も制したレースである点から、コース適性の高さも間違いない。
それを十分に承知した上で、ひとつだけ申し上げたいことがある。
それは、ファンや関係者の側が「引退の花道をＧ１・３連勝で飾る！というドラマを描きすぎて、浮足立ってはいないか？」ということ。
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競馬に精通している皆様であれば、十分にご理解している筈だ。
Ｇ１・３連勝（ましてや古馬王道の３連勝）がいかに難しいかということを。
ましてや、ここ数年の競馬界はかつてないほど、高いレベルでの能力拮抗が見られるだけに、僅かでも歯車が狂えば、簡単に下位に沈む。
（実際に、宝塚記念 2017 では、条件が合わないと見て評価を下げた。結果、キタサンは９着に沈み、キングスポーツは高配当のダブル的中に成功した）
何より、ここまでＧ１を６勝しているキタサンブラック自身でさえ、Ｇ１・３連勝は達成できていない！
スーパースター、キタサンブラックを貶めるつもりはかけらもないが、現実は現実として受け止めておく必要があるだろう。
それらを全て把握した上で！
それでも貴方はキタサンブラックを信じますか？
あるいは、
Ｇ１・３連勝は厳しいとみて、後述のライバル達に夢を託しますか？
そしてキングスポーツの決断はいかに！？
ジャパンカップ 2017 の主な出走馬 2017/11/19現在
| オッズ | 出走予定馬 | 鞍上 |
| 1.9 | キタサンブラック | 武豊 |
| 4.5 | レイデオロ | ﾙﾒｰﾙ |
| 7.8 | サトノクラウン | Mﾃﾞﾑｰﾛ |
| 10.1 | アイダホ | ﾑｰｱ |
| 15.7 | ソウルスターリング | Cﾃﾞﾑｰﾛ |
| 16.3 | マカヒキ | 内田 |
| 20.1 | シュヴァルグラン | ﾎﾞｳﾏﾝ |
| 35.2 | レインボーライン | 岩田 |
| 41.2 | シャケトラ | 福永 |
このレースに関しては、基本的には「キタサンブラックの取捨が全て」という部分が大きい。とはいえ、ライバル達の存在を頭から消して予想することなど不可能。ということで、主な出走予定馬をご紹介しておきたい。
ジャパンカップ 主な出走予定馬
?レイデオロ（ルメール・藤澤和厩舎）
▼主な勝ち鞍
日本ダービー（Ｇ１）
神戸新聞杯（Ｇ２）
?今振り返ってみても、日本ダービーの勝ち方は本当に強かった。後方から、自ら早めに動いて好位進出しながら、直線では更に脚を伸ばす！真の大器！神戸新聞杯では後の菊花賞馬らを完封。後は古馬との力関係だけ。
?サトノクラウン（Mデムーロ・池江寿厩舎）
▼主な勝ち鞍
宝塚記念（Ｇ１）
香港ヴァーズ（Ｇ１）
?天皇賞での好走は、得意の道悪の恩恵もあったことは確かだろうが、それでも、快勝した宝塚記念に続いての「２戦連続Ｇ１連対」は並の馬に可能な芸当ではない。やはりキタサンブラックにとっては、最大のライバルと言えるだろう。
?アイダホ（ムーア・オブライエン厩舎）
▼主な戦歴
凱旋門賞（８着）
?外国馬というのは「わからない」分だけ過小評価をされがちだが、実際に凱旋門賞 2017 において、あのサトノダイヤモンドに大きく先着しているという事実はしっかりと受け止めておくべきだろう。馬場適性、体調等などに結論に関しては、プロである私達にお任せ頂きたい。
?ソウルスターリング（Ｃデムーロ・藤澤和厩舎）
▼主な勝ち鞍
オークス（Ｇ１）
阪神ＪＦ（Ｇ１）
?期待値が高すぎるだけに、天皇賞秋での６着という結果に不満を持った方もいるかもしれない。だが、冷静に考えれば、３歳牝馬が古馬の一線級に混じり、掲示板に迫る走りを見せたのだから、評価すべき。ノビシロだって十分だ。同期＆同厩のレイデオロを比べると、既に古馬一線級との対戦を経験しているアドバンテージがあるだけに、意外と面白い。
?マカヒキ（内田博幸・友道厩舎）
▼主な勝ち鞍
日本ダービー 2016（Ｇ１）
ニエル賞 2016（Ｇ２）
?何と言っても、昨年のダービー馬。その時以来、久々に東京芝2400Ｍの舞台に帰ってくるのだから、それだけで嬉しくなってしまうファン、関係者は多いだろう。最近は勝利こそ挙げられていないが、前走の天皇賞秋（５着）の際に見せた、息の長い末脚は健在！思い出の舞台での完全復活はありえる！
?シュヴァルグラン（ボウマン・友道厩舎）
▼主な勝ち鞍
アルゼンチン共和国杯 2016（Ｇ２）
阪神大賞典 2016（G２）
?いわゆる「善戦マン」タイプ。勝ち切れないものの、昨年のこのレースでの３着、更に今年の天皇賞春での２着など、確実に大舞台で仕事をしてくれる。馬券を買う側にとっては、頼もしい存在と言って良いだろう。久々の前走を叩かれたことにより、上積みも非常に大きいぞ！
ジャパンカップのような大一番ほどシンプルに！
ではどのような考え方でレースに臨むべきなのか？
キタサンブラックだとか、レイデオロだとか、サトノクラウンだとか、そういった事をひとまず抜きにして、私達キングスポーツが大一番に臨むにあたっての考え方は、昔から一貫している。それは
大一番ほどシンプルに
ということ。
ダービーや、天皇賞、ジャパンＣ、有馬記念といった「別格のレース」だけは奇をてらう必要はなし！そんじょそこらの馬がマグレで勝てるレースではないのだから。実際に、この考え方で多くの勝利を掴んできた。
だからこそ、私達キングスポーツが、現時点での「最強馬」だと心から思える「あの馬」を軸馬に据えて大勝負するつもりだ！創業以来、約40年に渡って培ってきた「最強馬を見つけ出すノウハウ」。ここ導かれる結論を楽しみにしていてほしい。
だが、皆様に誤解して頂きたくないのは、一番強いというのは「仕上がりも含めて」という意味だということ。
どれほどの潜在能力を備えていようが、それを実戦で発揮できなければ、それは最強には当たらない。その辺りの微妙なラインをジャッジするのが、私たちプロの仕事！
私・安藤と、数多くの好調教馬を見抜いて高配当をもたらしてきた「調教班」の黄金タッグが、最強馬を見極めて、昨年以上の歓喜の瞬間をお届けしてみせる！どうぞお楽しみに。
※尚、ジャパンＣの参考レースは本ページの後半でご紹介しております。引き続きご覧下さい。
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【関連】ジャパンカップ特集
ジャパンカップ競馬 2017 ～ライバル対決・最終決戦～
ジャパンカップ 2017 【キタサンブラック】～前走、不良馬場の影響は？！～
参考リンク：
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ジャパンＣ 2017 予想 主な参考レース
2017/10/29 天皇賞秋
１着キタサンブラック
２着サトノクラウン
５着マカヒキ
６着ソウルスターリング
2017/6/25 宝塚記念
１着サトノクラウン
８着シュヴァルグラン
９着キタサンブラック
2017/5/28 日本ダービー
１着レイデオロ
