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ホーム勝負の明暗アルゼンチン共和国杯 2022 など【先週の重賞回顧】全体を通して特に印象に残った点や、各重賞における「次に買いたい未来の主役」をご紹介

アルゼンチン共和国杯 2022 など【先週の重賞回顧】全体を通して特に印象に残った点や、各重賞における「次に買いたい未来の主役」をご紹介

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

まずは、全体を通して「特に印象に残った点」から

G1の谷間ながら、非常に魅力的なレースが揃った先週(土日)

私たち自身の「結果」的なことでいえば

【アルゼンチン共和国杯】で馬連7,010円的中

という大きな勝利を得られたので、それを自慢したいところではあるのだが(笑)

あくまでも「レース回顧」のコラムだ。

成績の紹介については、後述するリンク先に任せることにして、ここでは、まずはじめに「今週の重賞全体を通して、特に印象に残った点(再確認させられた点)をご紹介。

続けて、各重賞より1頭ずつ、今後に期待したい

「未来の主役」

を記していきたい。最後までお付き合いいただけると幸いだ。

参考→先週(土日)の成績速報

 

まさかの連続だったが

さて、先週の重賞は、いずれも伏兵サイドの馬が優勝。

1番人気イクイノックスが圧倒的な強さを見せた先々週の【天皇賞秋】との違いに、戸惑われた方も多かったかもしれない。

そして、中でも最も衝撃的だったのは(土)の【ファンタジーステークス】ではないだろうか。

近年だとメイケイエールやウォーターナビレラ、もちろんそれ以前も含めて、数々の名馬を輩出してきた「牝馬の出世重賞」

メイケイエールらを輩出したファンタジーS

それだけに、今年も人気上位の素質馬が順当に結果を残すかと思いきや、、、

優勝したのは単勝人気が下から3番目(10番人気)のリバーラ、対照的に単勝1番人気に支持されたアロマデローサが、無念の10着に沈んだ。

まずはリバーラ&陣営の皆様に、心からの祝福を申し上げたい。

一方で、恐らく皆様が気になるのは

「どういった考え方の人が、リバーラを買えたのか?」

という点ではないだろうか。

 

馬を単体で見ていたら、押さえるのは難しかっただろう

恐らく、大抵の競馬ファンの方は、レースを予想する際、一頭一頭、各馬の戦績などをチェックされるのではないだろうか。

そして「あなたのイチオシ」を発掘し、その馬を中心に勝負されるのだと思う。

だが、私たちの経験上、馬単体をチェックするスタイルだと、大抵の場合「実績上位(人気上位)」の馬にたどり着いてしまう。つまり「本命党の予想」ばかりになってしまうということ。

もちろん、それはそれで悪いことではない。

競馬は十人十色。様々なスタイルがあって当然だ。

だが、今の日本競馬界は「能力拮抗の時代」だ。

むしろ【天皇賞秋】のようなケースは少なく、比較的多くのレースで波乱決着になっている。

「本命党の予想では限界がくるのでは?」

そんなことを思わずにはいられないのだ。

 

絶対に大事にしたい「大局観(全体像)」

一方で、私たちキングスポーツが、予想に挑む際に常に大事にしてきたのが、個々の馬を見る前に、まずはレースの大局観(全体像)を掴むということ。

細かいことを言えばキリがないが、例えば「荒れるのか?荒れないのか?」

大事にしたい大局観

これだけでも立派な大局観だ。

まさに【ファンタジーS】のリバーラなどは「荒れる」という大局観があって、初めて届く可能性がある馬だったのではないだろうか。

尚、私たちは、有料会員様には「ヒロインは予期せぬところから現れる」というキーワードをお伝えしていた。

荒れる可能性が高いレースだと考えていたからだ。

結果的にリバーラは相手までにしか押さえられなかった。

それでも、大局観を大事にしてきたからこそ、そうしなかった人と比べれば「的中への可能性、距離は近いところにいた」と思う。

 

競馬は「可能性の勝負」だ!

もちろん、近づいていたとしても、外れてしまえば同じだという考え方もわかる。

だが、全くアテがないところに向かって進んでいるのと、少しでもチャンスがあるところに向かっているのでは「次の的中」という意味で、どちらの可能性が高いだろうか?

答えは言わずもがな。

改めて申し上げるまでもないが、どんなに優れた予想家であっても百発百中は絶対に無理!

それを前提として「的中の可能性をどこまで上げていけるか?広げていけるか?」これこそが、競馬予想の本質だと私は思う。

可能性を求めて

もちろん、今回は上手くいったケースだが、そうでないとしても、まず「大局観」を掴む意義は大きいと思う。

結果が出なかったとしても、どこに問題があったのかという部分に立ち返りやすく、反省材料が得やすい。(今後に活かしやすい)

馬単体での予想をしていると、なかなかそういった面が見えてこないと私は考えている。

今週の重賞が「教えてくれたこと」ということで、皆様の予想力のレベルアップのためにも、ぜひ、この機会に「大局観」を掴む練習をはじめてみてはいかがだろうか。

 

では、ここからは、各重賞の「未来の主役」へ!

 

アルゼンチン共和国杯 2022 の未来の主役→1着ブレークアップ

2022年11月 6日(日) 5回東京2日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第60回アルゼンチン共和国杯
3歳以上・オープン・G2(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2500m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
7 ブレークアップ 牡4 54 田辺裕信 2.31.1 03-03-03-03 34.4 6 (美)黒岩陽一
17 ハーツイストワール 牡6 55 武豊 2.31.3 1 1/4 09-09-10-09 33.9 5 *(美)国枝栄
16 ヒートオンビート 牡5 57 戸崎圭太 2.31.3 クビ 06-06-07-06 34.1 3 *(栗)友道康夫
8 カントル 牡6 54 岩田望来 2.31.3 クビ 04-04-04-04 34.4 7 (栗)藤原英昭
11 ラストドラフト 牡6 56 三浦皇成 2.31.3 ハナ 11-11-11-11 33.7 4 (美)戸田博文
5 テーオーロイヤル 牡4 57.5 菱田裕二 2.31.3 04-04-05-04 34.3 1 (栗)岡田稲男
3 ユーキャンスマイル 牡7 57 石橋脩 2.31.5 1 1/4 13-13-13-13 33.7 8 *(栗)友道康夫
6 キラーアビリティ 牡3 55 C.デム 2.31.6  1/2 13-13-13-13 33.8 2 (栗)斉藤崇史
9 ディアマンミノル 牡5 55 荻野極 2.31.9 1 1/2 08-08-07-06 34.6 13 (栗)本田優
10 14 アフリカンゴールド セ7 57 マーカン 2.31.9 クビ 02-02-02-02 35.3 14 (栗)西園正都
11 13 レインカルナティオ 牡5 54 菅原明良 2.32.1 1 1/4 15-15-16-17 33.8 12 (美)小西一男
12 4 コトブキテティス 牝5 51 永野猛蔵 2.32.1 ハナ 15-15-16-15 34.1 16 (美)田島俊明
13 2 プレシャスブルー 牡8 54 津村明秀 2.32.2  3/4 15-15-15-15 34.1 17 (美)相沢郁
14 18 ボスジラ 牡6 56.5 ルメール 2.32.4 1 1/2 12-11-11-11 34.8 9 *(美)国枝栄
15 12 マイネルファンロン 牡7 56 M.デム 2.32.5 09-09-09-09 35.1 15 (美)手塚貴久
16 10 ダンディズム セ6 54 富田暁 2.32.5 クビ 18-18-18-18 33.6 10 (栗)野中賢二
17 15 レッドサイオン セ6 53 石川裕紀 2.32.6  1/2 06-06-05-06 35.4 18 (美)蛯名正義
18 1 キングオブドラゴン 牡5 54 坂井瑠星 2.35.3 大差 01-01-01-01 39.1 11 (栗)矢作芳人

踏ん張りに驚いた

ここは優勝馬だが、素直にブレークアップにさせてほしい。

というのも、単に勝利したという事実以上に「中身」に魅力を感じたからだ。

前半から好位3番手を追走したかと思えば、直線ではきっちり抜け出した。古馬になってからの初重賞挑戦とは思えぬほどの、文句のないレースぶり。

そのあたりについて、田辺騎手は次のように語っている。

以前乗った時は、最後に踏ん張りきれないところがあって、逃げるのが一番かなと思っていました。それが今日は、控えても終いに踏ん張って、良い手応えでした。
遅咲きですが、力をつけて重賞を勝ちました。今後は大きな舞台で頑張ってほしいです

全く同感で、私たちもその先行力を高く評価していたが、正直に言って、ここまでラストで粘れる脚を備えているとは思っていなかった。

ひょっとしてハマったのか?

決してそうではない。実は、前走あたりから走りのバランスが良くなったようで、そのあたりがラストの踏ん張りにつながっているという。要するに「裏付け」があっての今回の末脚なのだ。

だからこそ、今回の勝利は軽ハンデなどの恩恵があったとしても「力」で勝ち取ったもの!だからこその未来の主役。

今後は【ジャパンカップ】や【有馬記念】を視野に入れるらしい。今年すぐに勝ち負けというのは簡単ではないかもしれないが、大一番をキッカケに、さらに飛躍してほしい!

 

みやこステークスの未来の主役⇒5着タイセイドレフォン

2022年11月 6日(日) 5回阪神2日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第12回みやこS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1800m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
14 サンライズホープ 牡5 56 幸英明 1.51.6   12-12-11-08 36.5 11 (栗)羽月友彦
12 ハギノアレグリアス 牡5 56 福永祐一 1.51.6 05-06-04-04 37.0 2 (栗)四位洋文
3 オメガパフューム 牡7 59 横山和生 1.51.7 クビ 16-16-16-16 36.0 1 (栗)安田翔伍
8 ハピ 牡3 54 横山典弘 1.51.7 クビ 07-06-09-10 36.8 3 *(栗)大久保龍
9 タイセイドレフォン 牡3 54 川田将雅 1.51.8  1/2 07-08-07-08 37.0 5 (栗)西村真幸
13 ヴァンヤール 牡4 56 団野大成 1.51.9  3/4 09-09-09-10 36.9 14 (栗)庄野靖志
16 ヒストリーメイカー 牡8 56 小沢大仁 1.52.2 1 1/2 10-09-07-04 37.4 12 (栗)新谷功一
6 メイショウフンジン 牡4 56 酒井学 1.52.2 クビ 02-02-02-02 37.9 9 *(栗)西園正都
1 サクラアリュール 牡7 56 藤岡康太 1.52.3 クビ 13-12-11-10 37.1 10 (栗)村山明
10 15 クリンチャー 牡8 57 藤岡佑介 1.52.8 3 10-09-11-13 37.6 7 (栗)宮本博
11 2 タガノディアマンテ 牡6 56 松若風馬 1.53.1 1 3/4 13-14-14-13 37.8 8 (栗)鮫島一歩
12 10 ブリッツファング 牡3 56 池添謙一 1.53.5 2 1/2 05-04-04-04 38.9 6 *(栗)大久保龍
13 11 アメリカンフェイス 牡5 56 今村聖奈 1.53.8 1 1/2 15-15-15-15 38.3 16 (美)戸田博文
14 5 ウィリアムバローズ 牡4 56 横山武史 1.54.0 1 1/4 01-01-01-01 39.8 4 (栗)上村洋行
15 4 アイオライト 牡5 56 鮫島克駿 1.54.3 1 1/2 03-04-04-04 39.8 13 (美)武藤善則
16 7 メイショウドヒョウ 牡5 56 太宰啓介 1.54.7 2 1/2 03-03-03-03 40.2 15 *(栗)西園正都

 

完調とは思えなかったが

前走は、世代トップクラスのダートホースが集結した【レパードステークス】に出走。

勝ち馬カフジオクタゴンと同タイム(クビ差)の2着でゴールしたように、相当な素質の持ち主であることは間違いない。

一方で、前走から約3ヶ月ぶりの実戦の影響なのか、完全に仕上がっているようには思えなかった。

それがどう出るかとみていたが、、、

終わってみれば5着とはいえ勝ち馬からは0.2秒差。

それ以上に、歴戦の古馬を相手に真っ向勝負をしながら、全く動じることなく戦い抜いた精神的な強さに驚いた。「大一番向きの馬」なのかもしれない。

レース後、率直なコメントで知られる川田騎手は

「良い内容で走ってくれて、先につながる走りだったと思います」

と語っていたが、まさに今記したようなことをジョッキーも感じたのではないだろうか。来年以降のダート界の主役が担える素材として、意識しておきたい。

 

京王杯2歳ステークスの未来の主役⇒3着スピードオブライト

2022年11月 5日(土) 5回東京1日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第58回京王杯2歳S
2歳・オープン・G2(馬齢) (国際)(指定) 芝 1400m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
10 オオバンブルマイ 牡2 55 横山武史 1.20.9    04-04 34.2 10 (栗)吉村圭司
7 フロムダスク 牡2 55 戸崎圭太 1.21.1 1    01-01 34.7 11 (栗)森秀行
16 スピードオブライト 牝2 54 石川裕紀 1.21.1 ハナ    02-02 34.6 5 (美)相沢郁
4 ペースセッティング 牡2 55 坂井瑠星 1.21.1 クビ    09-08 33.9 2 (栗)安田隆行
14 ヤクシマ 牡2 55 岩田望来 1.21.3 1 1/4    06-05 34.4 3 (栗)寺島良
12 ブーケファロス 牡2 55 菅原明良 1.21.3 ハナ    13-13 33.7 9 (美)清水英克
5 ミスヨコハマ 牝2 54 斎藤新 1.21.3 ハナ    13-13 33.6 8 (美)斎藤誠
9 エナジーチャイム 牝2 54 ルメール 1.21.4  1/2    17-17 33.3 4 (美)手塚貴久
15 ノーブルラン 牡2 55 津村明秀 1.21.6 1 1/4    10-10 34.2 6 (美)尾形和幸
10 2 アンタノバラード 牝2 54 田辺裕信 1.21.7  3/4    15-15 33.8 7 (美)伊藤大士
11 6 マーブルマカロン 牝2 54 三浦皇成 1.21.7 クビ    10-10 34.3 13 (美)林徹
12 8 ミシェラドラータ 牡2 55 大野拓弥 1.21.8  1/2    15-15 33.9 17 (栗)清水久詞
13 13 アスクドリームモア 牡2 55 岩田康誠 1.21.9  1/2    06-05 35.1 12 (栗)藤原英昭
14 18 ロンドンプラン 牡2 55 松山弘平 1.22.0  1/2    04-05 35.2 1 (栗)宮本博
15 17 ロッソランパンテ 牝2 54 木幡巧也 1.22.6 4    02-03 36.0 18 (美)杉浦宏昭
16 3 サイモンオリーブ 牝2 54 横山和生 1.22.8 1 1/4    06-08 35.6 15 (美)勢司和浩
17 11 シェーンプリマー 牝2 54 永野猛蔵 1.22.9  1/2    10-10 35.5 14 (美)黒岩陽一
18 1 デイドリームビーチ 牡2 55 杉原誠人 1.23.0 クビ    18-18 34.1 16 (美)石毛善彦

 

思い入れは抜きにして

5番人気ながら3着。それも2着まではハナ差という惜しい結果だ。

実は、このレースにおける私たちの「予告の☆穴馬」であり、そういった馬が好走してくれると本当に嬉しいものだ。

とはいえ、そういった思い入れを抜きにして、シンプルにレースぶりに改めて魅力を感じた。

レースをご覧の方ならおわかりの通り、とにかく全くスキがないレースぶり。テン良し、中良し、終い良しといった言葉があるが、まさにそういった雰囲気で、レース後に石川騎手が

「すごく良い状態でした。2、3番手から理想通りの競馬が出来ました」

と語っていたが、本当にその通りだと思う。

一方で、石川騎手はこんなことも。

「追い出してから最後の最後、距離が長かったかもしれないです」

これを読んで「1200M向きか」と思う方もいるだろうが、私たちは、あくまでも「現状での話」ではないかと想像する。

今回は本当に完璧なレースだったが、それでも「1200Mでデビュー」している点からもわかるように、前進気勢の強い面があり、精神的には、決して成熟しているとは思わない。今後その点が成長すれば、、、

今回の文句なしのレースぶりからも、1400Mが最もハマるような気がするのだが、どうだろう。そんなところも含めて、今後も注目したい!

 

ファンタジーSの未来の主役→2着ブトンドール

2022年11月 5日(土) 5回阪神1日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第27回KBS京都賞ファンタジーS
2歳・オープン・G3(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝・内 1400m 12頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
8 リバーラ 牝2 54 石橋脩 1.21.3    01-01 35.0 10 (美)高柳瑞樹
5 ブトンドール 牝2 54 鮫島克駿 1.21.5 1 1/4    11-10 34.2 2 *(栗)池添学
6 レッドヒルシューズ 牝2 54 酒井学 1.21.6 1    05-05 34.8 5 (栗)武英智
4 トゥーテイルズ 牝2 54 C.デム 1.21.7  1/2    07-07 34.8 6 (栗)藤原英昭
9 サラサハウプリティ 牝2 54 菱田裕二 1.21.9  3/4    09-10 34.7 7 (栗)岡田稲男
3 クインズエルサ 牝2 54 団野大成 1.21.9 クビ    05-05 35.2 4 (栗)西村真幸
12 シルフィードレーヴ 牝2 54 松田大作 1.22.0  3/4    03-02 35.4 8 (栗)西園正都
7 コスモフーレイ 牝2 54 和田竜二 1.22.2 1 1/4    09-08 35.1 12 (栗)五十嵐忠
10 バレリーナ 牝2 54 川田将雅 1.22.3  1/2    02-02 35.8 3 (栗)清水久詞
10 11 アロマデローサ 牝2 54 福永祐一 1.22.9 3 1/2    08-08 35.9 1 *(栗)池添学
11 1 サツマノオンナ 牝2 54 藤岡康太 1.23.2 2    03-02 36.6 11 (栗)新谷功一
12 2 ミカッテヨンデイイ 牝2 54 今村聖奈 1.23.4 1 1/4    12-12 35.5 9 (美)堀内岳志

間違いなく、先に繋がる

ご存知、7月の【函館2歳ステークス】の勝ち馬。

昨今、このレースの好走馬が「早熟の1200M巧者」で終わるケースも少なくなく「ブトンドールもひょっとしたら?」などと考えていたが、非常に良い意味で予想を裏切ってくれた。

結果的に逃げた勝ち馬をとらえきれなかったものの、4角10番手から上がり最速の脚で追い込んだように、勝ち馬との差は位置取りだけ。

レース後、鮫島駿騎手は

「北海道で1200mのレースを使っていたので、阪神ジュベナイルフィリーズを見据えて、折り合いや、1400mでムキにならないかどうかを確認しながら進めました。結果は逃げ切られましたが、しっかり脚を使っていて、次につながるレースが出来たと思います」

と語っているが全くの同感。

折り合いを探りながら乗るのは、人馬共にストレスがかかるものだと思うが、そういった雰囲気が全く伝わってこないあたり(むしろ余裕さえ感じさせるフットワーク)大物なのだろう。

【阪神JF】は相手のレベルが大幅に上がるが、3着以内なら十分にあるとみた!

 

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