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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】高松宮記念 2023 など⇒ファストフォースの脚質を広げられた要因とは?その他、先週の各重賞における「次に買いたい未来の主役」をご紹介

【先週の重賞回顧】高松宮記念 2023 など⇒ファストフォースの脚質を広げられた要因とは?その他、先週の各重賞における「次に買いたい未来の主役」をご紹介

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

高松宮記念 2023 の回顧&未来の主役

2023年 3月26日(日) 2回中京6日 天候 : 小雨 馬場状態 : 不良
【11R】 第53回高松宮記念
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 1200m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
B7 13 ファストフォース 牡7 58 団野大成 1.11.5      07-05 35.5 12 (栗)西村真幸
7 15 ナムラクレア 牝4 56 浜中俊 1.11.6 1    10-09 35.4 2 (栗)長谷川浩
1 1 トゥラヴェスーラ 牡8 58 丹内祐次 1.11.7  1/2    10-11 35.3 13 (栗)高橋康之
3 6 ナランフレグ 牡7 58 丸田恭介 1.11.8  1/2    15-14 35.1 9 (美)宗像義忠
8 16 グレナディアガーズ 牡5 58 岩田望来 1.12.0  3/4    18-18 34.9 10 (栗)中内田充
4 8 ロータスランド 牝6 56 岩田康誠 1.12.0 クビ    10-11 35.6 4 (栗)辻野泰之
6 12 アグリ 牡4 58 横山和生 1.12.1 クビ    03-02 36.3 3 (栗)安田隆行
4 7 ヴェントヴォーチェ 牡6 58 西村淳也 1.12.1 クビ    07-09 35.9 7 (栗)牧浦充徳
B2 3 キルロード セ8 58 和田竜二 1.12.4 1 3/4    01-01 36.8 15 (美)田村康仁
10 B8 18 ウインマーベル 牡4 58 松山弘平 1.12.5  1/2    07-05 36.5 6 (美)深山雅史
11 2 4 ダディーズビビッド 牡5 58 秋山真一 1.12.6 クビ    03-02 36.8 11 (栗)千田輝彦
12 3 5 メイケイエール 牝5 56 池添謙一 1.12.6 ハナ    05-05 36.6 1 (栗)武英智
13 6 11 ピクシーナイト 牡5 58 戸崎圭太 1.12.9 2    13-11 36.4 8 (栗)音無秀孝
14 5 9 ディヴィナシオン 牡6 58 松本大輝 1.13.0  3/4    15-14 36.3 16 (栗)森秀行
15 7 14 トウシンマカオ 牡4 58 鮫島克駿 1.13.0 ハナ    14-14 36.3 5 (美)高柳瑞樹
16 B1 2 ウォーターナビレラ 牝4 56 吉田隼人 1.13.2 1    05-05 37.1 14 (栗)武幸四郎
17 5 10 オパールシャルム 牝6 56 武藤雅 1.13.3 クビ    02-02 37.5 18 (美)武藤善則
18 8 17 ボンボヤージ 牝6 56 川須栄彦 1.13.6 2    17-17 36.7 17 (栗)梅田智之

 

よくある高配当

今回の【高松宮記念】、優勝したファストフォース&3着トゥラヴェスーラと、単勝二桁人気馬が2頭も馬券に飛び込み、3連単で66万馬券の高配当が飛び出した。

普通に考えれば「大荒れ」といってよい高配当だ。

それでも、高松宮記念というレースに特化していえば「よくある配当」

何と言っても、直近5年の3連単平均配当が「151万馬券」を超えているのだから。

天候が荒れやすい時期だということも含めて、本当に一筋縄ではいかないレースなのだ。

とはいえ、一筋縄ではいかないのは【高松宮記念】だけではない。皆様もご存じの通り、「スプリント路線」自体が、主役不在だと言われ続けている。

混戦続く、スプリント路線

昨年のこのレース、そして昨年秋の【スプリンターズステークス】は、共に単勝8番人気の馬が優勝しているのだから。

だが、難解だと嘆いていても仕方がない。

それよりも、混戦の状況から抜け出して「不動の主役」を担っていけそうな馬はいたのか?

その点を検証することで、先に繋げていきたい。

 

決してフロックではない

ということで、気になった3頭をピックアップする。

まずはもちろん、優勝したファストフォースから。馬はもちろん、管理する西村調教師、そして5年目の団野大成騎手も、念願のG1初制覇だ!

心から、祝福を申し上げたい。(尚、奇しくも今週、YouTubeのサブチャンネル・キング予想いろはで、団野騎手の特集を行う予定だった。宣伝のようになって恐縮だが、深く団野騎手の特徴を知る意味でも、ぜひチェックしてほしい。木曜公開だ)

 

さて、ファストフォースは単勝二桁人気だった。

2着に1馬身差をつけたとはいえ、人気薄の分「フロックでは?」とか「ハマったんじゃ?」と考える人も出てくるだろう。

だが、結論としては「決してそんなことはない」というのが私たちの考え方。

そもそも、昨年のこのレースでも勝ち馬から0.3秒差と力は証明済み。(それも、内有利の馬場の中、外の15番枠からのレースだった)

ただ!当時と今とでは、決定的に変わった点がある。それが「脚質の広がり」だ。

以前は逃げ、あるいは好位から粘り込むスタイルが身上だったが、ここ最近は中団〜後方から差し脚を伸ばす形にチャレンジしていた。そして、それが身になり始めたところで迎えたのが、まさに今回だったように思う。

 

西村師自身が「幅の広い調教師」

レースの流れを考えると、以前のようなスタイルのままこのレースに臨んでいたら、厳しいレースを強いられていただろう。

脚質の広がりは、この馬の可能性を大きく広げたのだ!

昨年の結果に象徴されるように、元々能力があった馬。また、今回は道悪をこなしたが、かつてCBC賞をレコードで制しているように馬場不問、さらに脚質が広がって展開不問ともなれば、もはや「スキらしいスキはない」

年齢的に、大きなノビシロはないかもしれないが、少なくとも秋の【スプリンターズステークス】では十分に上位争いが期待できると思う。ぜひ意識しておいてほしい。

一つ補足しよう。6歳まで「逃げ・先行」一辺倒だった馬が、どうして脚質を広げることに成功できたか?要素は色々とあるだろうが、管理する西村調教師の「幅の広さ」が大きいと思う。

どういうことか?今年の1月、私たちは、西村調教師を特集するコラムを書いた。

参考→西村真幸調教師の特集

 

馬だけではなく厩舎も

その中で、こんなことを記した。

「ここまでの段階で重賞を8勝! その内訳も、2歳重賞あり、牝馬限定重賞あり、ダート重賞ありと、多岐に渡っており、厩舎としての器の大きさ、幅の広さを示しています」

様々な条件で結果を残せるのは、考え方や物の見方に幅があるからだと私は思う。

そして、そういった部分が、ファストフォースの脚質に繋がった部分はきっとあるはず!

西村調教師は、これから必ず数字を伸ばしていくと思うので、ファストフォースと共に、覚えておいてほしい。

 

続いて2着のナムラクレア。

上位5頭中、この馬以外の4頭が単勝9番人気以下という波乱の中、唯一2着にまとめられたのは、さすがという他ない。

レース後、浜中騎手は次のように語っている。

「率直に言えば悔しいです。厩舎が馬の状態を仕上げてくれましたし、今日の条件ではしっかりと走ってくれました。結果だけが得られませんでしたが、相手を褒めるべきだと思います。次の舞台ではしっかりと結果を出したいです」

全くの同感で、この馬らしい、確実性のある、質の高いレースをしていた。

良い意味で牝馬らしくないというか、ムラっぽいところが全く感じられず(デビュー以来、一度も掲示板を外していない)馬券を買う側としては本当に頼もしい。

しかも、これまでの戦績を見る限り、右回りはさらにスムーズで、より力を発揮しそう。

今年のスプリンターズステークスに関しては、順潮にいけば、ファストフォース同様「高松宮記念組の大活躍」が見られるかもしれない。ぜひ、怪我なくこれからも歩んでほしい。

 

仕方がないとはいえ

今回のレース、最ももったいなかったと感じるのは、私たちの好調教馬であり、軸馬の1頭でもあったアグリだ。

レースをご覧の方ならわかる通り、一瞬、先頭に立つ場面もありながら、最後は粘りきれずに失速してしまった。

次こそは!頑張れアグリ

だが、これに関しては理由ははっきりしている。「馬場」だ。

実は好調教馬特集などで、アグリについて

「フットワークが大きい分、あまり馬場が悪くなりすぎるとどうかと思うが」

という旨をお話しさせていただいたのだが、まさに「悪くなりすぎる」状況になってしまった。

その分、序盤から必要以上にスタミナをロスしてしまい、それが直線での苦戦をに繋がってしまったように思う。もちろん、馬場も含めて競馬だから致し方ない。それでもG1初挑戦の新星にとっては、あまりにも過酷な条件だった。

馬場さえ合えば、必ずスプリントG1を狙える馬!未来の主役に指名して、また追いかけたい!

 

日経賞の回顧&未来の主役

2023年 3月25日(土) 3回中山1日 天候 : 曇  馬場状態 : 不良
【11R】 第71回日経賞
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 2500m 12頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
2 2 タイトルホルダー 牡5 59 横山和生 2.36.8   02-01-01-01 36.8 2 (美)栗田徹
5 6 ボッケリーニ 牡7 58 浜中俊 2.38.1 8 07-07-07-05 37.0 5 (栗)池江泰寿
B5 5 ディアスティマ 牡6 57 北村友一 2.38.2  3/4 01-02-02-02 38.0 7 (栗)高野友和
4 4 ライラック 牝4 54 M.デム 2.38.3  3/4 12-12-11-07 36.9 3 (美)相沢郁
8 11 マカオンドール 牡5 57 戸崎圭太 2.38.3 クビ 05-05-05-07 37.6 10 (栗)今野貞一
8 12 ヒートオンビート 牡6 57 池添謙一 2.38.7 2 1/2 05-05-05-03 38.0 4 (栗)友道康夫
3 3 キングオブドラゴン 牡6 57 松岡正海 2.39.1 2 1/2 03-03-03-03 38.7 6 (栗)矢作芳人
7 10 マイネルファンロン 牡8 57 丹内祐次 2.39.2  1/2 11-10-11-11 37.7 8 (美)手塚貴久
7 9 アスクビクターモア 牡4 58 田辺裕信 2.39.4  3/4 09-09-09-09 38.2 1 (美)田村康仁
10 6 8 カントル 牡7 57 石橋脩 2.39.8 2 1/2 03-03-03-05 39.3 11 (栗)藤原英昭
11 6 7 アリストテレス 牡6 57 菅原明良 2.41.0 7 08-08-07-10 40.0 9 (栗)音無秀孝
12 1 1 コトブキテティス 牝6 55 柴田善臣 2.41.3 1 3/4 10-10-09-11 40.1 12 (美)田島俊明

 

予想をする際に意識したいこと

はじめに、馬券的なことを申し上げるなら、おかげさまで馬連5点勝負で(2点目)2,140円を射止めることができた。

激走してくれた優勝馬タイトルホルダー&2着ボッケリーニには、心から感謝したい。

参考→日経賞週の的中実績

 

さて、今回の1戦は、レース前から「新旧菊花賞馬対決(タイトルホルダーVSアスクビクターモア)に注目が集まった。

そこに、昨年の【エリザベス女王杯】の2着馬で、54キロの斤量&力の要る馬場も味方になりそうなライラックを加えた「3強」のような馬券の売れ方をしていた。

それだけに「3頭の中からどれを軸にするか?」が最大のポイントだったように思うが、タイトルホルダーの指名に一切迷いはなかった。

もちろん、休み明けながら仕上がりが素晴らしかったこともある。

だが、それ以上に大きかったのは、私たちが「去年の日経賞のレベルが高かった」と考えていたことだ。

 

レースレベルは意識しよう

ある競馬解説者の方が、次のような話をしているのを見た。

「タイトルホルダーは昨年の日経賞を勝っているが辛勝だった。本質的には中山が合わないのかもしれない」

もちろん、それも考え方の一つだとは思う。だが、私たちの考えかたは全く逆だった。

「力のあるタイトルホルダーを簡単に勝たせないほど、2着ボッケリーニや3着ヒートオンビートが質の高いレースをしていた」

強かった!タイトルホルダー

ボッケリーニやヒートオンビートは走力もそうだが、中山適性も高く思えた。だから、タイトルホルダーを軸馬に、アスクビクターモアやライラック以上に彼らを重視した結果、今年も昨年と全くおなじワンツーに!馬券を射止めることができた。

念の為に申し上げるが、今回は的中できたが、流れひとつで、全く逆の結果になっていたことも理解している。競馬とはそういうものだ。

それでも、予想をする際に、出走馬たちの、過去に出走したレースのレベルを意識することは、予想においては非常に重要だし、皆様にもお勧めしたい。

的中しても外れても、レース後の反省のポイントが明確になり、次に繋げやすいからだ。

当たり前だが、競馬は目の前のレースだけで、全てが終わる訳ではない。何ごとも無駄にせず、明日の勝利を目指していこう!

 

※尚、今回は、タイトルホルダーの強さが突き抜けすぎていたため、今回、敢えて未来の主役はなしとする。

 

マーチステークスの回顧&未来の主役

2023年 3月26日(日) 3回中山2日 天候 : 雨  馬場状態 : 不良
【11R】 第30回マーチS
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(指定) ダート 1800m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
6 12 ハヤブサナンデクン 牡7 57 津村明秀 1.51.4   02-03-02-02 37.5 5 (栗)吉村圭司
4 8 ウィリアムバローズ 牡5 57.5 横山武史 1.51.4 ハナ 02-02-02-02 37.6 1 (栗)上村洋行
3 6 キタノヴィジョン 牡6 57 江田照男 1.51.5 1 14-14-12-10 36.5 11 (美)萱野浩二
2 3 ロードヴァレンチ セ4 55 永野猛蔵 1.51.6 クビ 01-01-01-01 37.9 4 (美)中舘英二
8 15 カフジオクタゴン 牡4 57 北村宏司 1.51.7  1/2 04-04-04-04 37.7 9 *(栗)矢作芳人
B5 9 ホウオウルバン 牡5 57 内田博幸 1.51.9 1 12-12-12-10 36.9 12 (美)池上昌和
4 7 ハピ 牡4 58.5 横山典弘 1.52.0  1/2 04-04-05-05 37.8 2 (栗)大久保龍
B6 11 ダノンスプレンダー 牡7 57.5 斎藤新 1.52.0 ハナ 06-06-05-05 37.7 15 (栗)安田隆行
1 2 カテドラル 牡7 58.5 石川裕紀 1.52.3 2 09-09-09-08 37.6 10 (栗)池添学
10 3 5 ケンシンコウ 牡6 58 田辺裕信 1.52.6 1 1/2 06-06-07-07 38.1 7 (美)小西一男
11 7 13 ゲンパチルシファー 牡7 58 大野拓弥 1.52.7  1/2 06-08-07-08 38.3 14 (栗)佐々木晶
12 B7 14 プリティーチャンス 牝6 55.5 石橋脩 1.52.8  3/4 15-15-15-15 37.4 8 (栗)野中賢二
13 1 1 ダノンファラオ 牡6 58 田中勝春 1.53.4 3 1/2 16-16-16-16 37.7 16 *(栗)矢作芳人
14 B8 16 サンライズホープ 牡6 59 幸英明 1.53.7 2 12-13-12-14 38.8 6 (栗)羽月友彦
15 2 4 デルマルーヴル 牡7 56 松岡正海 1.53.8 クビ 09-09-09-12 39.2 13 (美)戸田博文
16 5 10 ヴァルツァーシャル 牡4 56 菅原明良 1.53.8 クビ 09-09-09-12 39.2 3 (美)高木登

 

ここから飛躍するぞ!

上位勢は、内容の濃いレースをしていた馬が多かったが、1頭ピックアップするなら、5着のカフジオクタゴン。

ご存じの通り、ダートの出世レースとして知られる【レパードステークス】(昨年8月)の優勝馬。

【レパードステークス】は、騎乗したホー騎手の手綱捌きが見事だったこともあるが、捲り気味の競馬から、素晴らしい瞬発力で差し切りを決めるなど、結果のみならず、中身もレベルが高かった。

レパードステークスの勝ち馬・カフジオクタゴン

それと比べると、その後は、結果的に好走したレースでも、何となく重さが感じられるというか、本来の走りと比べると物足りなかったが、、、

今回のレースでは、久々に大器の片鱗が見られた。

【レパードステークス】とは違い、前半から好位追走する形だが、行きっぷりが実に良かった。

仕上がりがもうひとつだった分なのか、ラストでは思いのほか伸びなかったが、間違いなく先に繋がっていきそう。

実際に、騎乗していた北村宏騎手も

「大きなストライドの馬で、今日はポジションを取りに行きました。勝ち馬には、差を詰めていけませんでしたが、それでも離されずに良く頑張っていました」

ぜひ、次を楽しみにしたい。

 

毎日杯の回顧&未来の主役

2023年 3月25日(土) 2回阪神1日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第70回毎日杯
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝・外 1800m 13頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
3 3 シーズンリッチ 牡3 56 角田大河 1.46.6      05-05 35.1 5 (美)久保田貴
6 8 ノッキングポイント 牡3 56 藤岡佑介 1.46.7  1/2    05-07 35.0 2 (美)木村哲也
8 13 ドットクルー 牡3 56 岩田望来 1.46.8  1/2    05-05 35.3 6 (栗)笹田和秀
5 7 ドクタードリトル 牡3 56 松山弘平 1.47.0 1 1/4    08-09 35.0 3 (栗)今野貞一
7 10 エマヌエーレ 牡3 56 和田竜二 1.47.0    03-03 35.7 9 (栗)平田修
B4 4 オメガリッチマン 牡3 56 石川裕紀 1.47.1 クビ    08-09 35.2 10 (栗)安田翔伍
1 1 フェイト 牡3 56 藤岡康太 1.47.2  3/4    03-03 35.8 8 (栗)矢作芳人
2 2 セレンディピティ 牡3 56 吉田隼人 1.47.4 1    01-01 36.4 7 (栗)音無秀孝
6 9 マイネルメモリー 牡3 56 吉村智洋 1.47.4 クビ    11-09 35.5 11 (栗)宮徹
10 8 12 アドマイヤイル 牡3 56 団野大成 1.47.5  3/4    08-07 35.9 4 (栗)友道康夫
11 7 11 フルメタルボディー 牡3 56 松田大作 1.47.6 クビ    02-02 36.4 12 (栗)清水久詞
12 4 5 キングズレイン 牡3 56 岩田康誠 1.47.7  1/2    12-12 35.2 1 (美)手塚貴久
13 5 6 ダブルジョーク 牡3 56 横山典弘 1.48.4 4    12-12 35.9 13 (栗)昆貢

 

大物感ならあの馬

ご存知のとおり、後のダービー馬キズナやシャフリヤールらを輩出してきた出世レース。

当然、今年も「後の大物候補」を見つけ出したい。

1番人気キングズレインが、序盤から行きっぷりが悪く、苦しんだのとは対照的に、魅力を感じたのは2着ノッキングポイント。

早速、レース後の藤岡佑介騎手のコメントをご紹介したい。

勝ち馬と3着馬の間のポジションだったので、少し張っても良かったのかも知れませんが、跳びが大きくて加速に時間がかかるとのことで、一つ下げて外を回してゴール前はよく来てくれました。(間のポジションで)下げないで張っても良かったなと思いますが、並びを考えても広いところに誘導した方がという感じですからね。まだ伸び切れない感じで、もう一つ沈んでいきそうな走りです。その点が成長すればさらにやれそうな良い馬です

と語っていたが、全くの同感だ。

素質の割に、まだまだ精神的な面を含めて未完成の部分が多く、正直に申し上げて、ここでの好走をあまりイメージできなかった。

だが、そういった部分を感じさせつつも、堂々2着に激走!

要するに、走力的な素質が、相当高い位置にあるのかもしれない。

今後に関しては、古馬になってからはわからないが、今の段階ではまだ気性に若さがあるし、マイルの方が良いかもしれない。

【NHKマイルカップ】あたりに出走なら、楽しませてもらえそうだ!もちろん未来の主役は決まり!

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