こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。
もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!
マイラーズカップ 2023 の回顧&未来の主役
2023年 4月23日(日) 1回京都2日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第54回読売マイラーズカップ
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝・外 1600m 15頭立
着 | 枠 | 馬 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 10 | シュネルマイスター | 牡5 | 58 | ルメール | 1.31.5 | 12-11 | 32.9 | 1 | (美)手塚貴久 | |
2 | 4 | 7 | ガイアフォース | 牡4 | 58 | 西村淳也 | 1.31.5 | クビ | 08-09 | 33.2 | 4 | (栗)杉山晴紀 |
3 | B8 | 15 | ソウルラッシュ | 牡5 | 58 | 松山弘平 | 1.31.6 | クビ | 07-05 | 33.5 | 3 | (栗)池江泰寿 |
4 | 7 | 13 | シャイニーロック | 牡7 | 57 | 酒井学 | 1.31.6 | 頭 | 01-01 | 34.2 | 11 | (栗)佐々木晶 |
5 | 5 | 8 | マテンロウオリオン | 牡4 | 57 | 横山典弘 | 1.31.7 | クビ | 05-05 | 33.7 | 7 | (栗)昆貢 |
6 | 6 | 11 | ビーアストニッシド | 牡4 | 57 | 岩田康誠 | 1.31.8 | 1 | 02-02 | 34.1 | 10 | (栗)飯田雄三 |
7 | 7 | 12 | キングエルメス | 牡4 | 57 | 坂井瑠星 | 1.31.9 | クビ | 04-03 | 34.0 | 6 | (栗)矢作芳人 |
8 | 8 | 14 | エアロロノア | 牡6 | 57 | 武豊 | 1.32.0 | 3/4 | 08-07 | 33.7 | 5 | (栗)笹田和秀 |
9 | 2 | 3 | ジャスティンスカイ | 牡4 | 57 | 川田将雅 | 1.32.0 | 頭 | 11-11 | 33.4 | 2 | (栗)友道康夫 |
10 | 3 | 4 | サヴァ | 牡5 | 57 | 松若風馬 | 1.32.1 | クビ | 05-07 | 34.0 | 9 | (栗)上村洋行 |
11 | 5 | 9 | ザイツィンガー | 牡7 | 57 | 北村友一 | 1.32.1 | クビ | 12-13 | 33.3 | 15 | (栗)牧田和弥 |
12 | 1 | 1 | グラティアス | 牡5 | 57 | M.デム | 1.32.1 | クビ | 14-13 | 33.2 | 8 | (美)宮田敬介 |
13 | 2 | 2 | トリプルエース | 牡6 | 57 | 団野大成 | 1.32.2 | クビ | 14-15 | 33.2 | 14 | (栗)斉藤崇史 |
14 | 3 | 5 | ゴールデンシロップ | 牡5 | 57 | 藤岡佑介 | 1.32.3 | 1/2 | 08-09 | 34.0 | 13 | (美)木村哲也 |
15 | 4 | 6 | ダイメイフジ | 牡9 | 57 | 池添謙一 | 1.33.1 | 5 | 02-03 | 35.3 | 12 | (栗)森田直行 |
祝・京都競馬のリニューアルオープン
改めて申し上げるまでもないだろうが、遂に先週、リニューアルされた京都競馬場がオープンした。
2020年の秋以来の開催だから、2年半以上もの日々が、改修に費やされたということだ。
工事に携わった皆様に、心から「お疲れ様でした」と言わせてほしい。
さて、そんな「新京都」の開幕を飾った重賞が、今回ご紹介する【マイラーズカップ】。
まずはじめに、結果的なことをいえば、私達は4番人気ながら2着に好走したガイアフォースを軸馬として勝負したこともあり、馬連厚め1点目&3連単のダブル的中をすることができた。
歴史的な重賞を射止められたことは素直に嬉しく思う。
マイラーズカップ週の結果
とはいえ、ここは回顧のコラム。「明日の勝利に繋げる」ことが目的だけに、私たちなりに「皆様のお役に立つかも」と感じたことを率直にお伝えしてみようと思う。
改修については「意識しなくてよし」
まず何より初めにお話すべきは「改修によってレースん及ぼす影響はあるのか、否か」という部分だろう。
今回の改修工事による、数少ないコースの変更点の一つが「4コーナーのカーブが緩やかになった」という部分だ。実は、テスト走行に騎乗していた藤岡佑介騎手も「以前に比べると4コーナーが回りやすくなった」と語っていた。
では、それによって考えられることは何だろう?
当然、コーナーを回る際の減速を各馬は抑えることができる。特にこれまで、回るのに苦労していた不器用なタイプの馬にとっては歓迎という点だろうか。
などなど、、、勝手にイメージを膨らませて、いざ【マイラーズカップ】をはじめ、京都の各レースを見てみてが、私なりの結論としては
ということで良いと思う。
唯一!「開催が進んでの高速化」にだけは注意して
土日を通して、良くも悪くも、傾向らしい傾向は見えてこなかった。
もちろん、実際に跨っているジョッキーたちの立場からすれば、細かな様々は変化はあったはず。だが、少なくとも予想する側のこちらには、特に伝わってこなかった。
別に的中したから言うわけではないが【マイラーズカップ】に関しても、3年前以前と同じ感覚で予想したことで、結果が出ている。
「新京都、恐れることはない」
ということでOKだ!
ただ、唯一というか、強いて言うなら、開催前に和田竜二騎手が語っていた
というコメントだけは意識しておきたい。要するに、馬場が踏まれる(開催が進む)ことで馬場が固まり、高速決着になるかもしれないということ。
普通は、開催が進めば芝は荒れて、時計はかかりやすくなってくるものだ。
だが、今開催の京都だけは「逆」になるかもしれない。
来週、再来週あたりに出走する面々の持ち時計だけは、念のため意識しておこうじゃないか!
間違いなく「安田記念の前哨戦」
では続いて、各馬について振り返っていこうと思う。
今回のレースにおける「基準馬」は、3着ソウルラッシュだった。
というのも、一番直近の古馬マイルG1において、今回のメンバー中で最先着していたのがこの馬だからだ。(4着)
4着とは言っても、2着ダノンザキッドとは0.1秒差。つまり、間違いなく現役トップクラスのマイラーと言ってよい。
当然【安田記念】で上位が狙えるレベルの馬だし、そんなソウルラッシュに先着する馬がいれば、その馬も確実に「馬券圏内」という見方が可能だという考え方。
結論としては、ソウルラッシュは外枠の不利はあったとはいえ、スタートも速く、リズム良くレースを運ぶなど、内容としては完璧に近かったと思う。
だから、それに先着した上位2頭は、間違いなく「本番での馬券圏内レベル」と言い切ってよい。つまり今回の【マイラーズカップ】は、極めて質の高い前哨戦になったのだ。
ガイアフォースはもっと上まで
優勝したシュネルマイスターの強さは改めて語るまでもないだろうから、今回の未来の主役には、私達の軸馬でもあったガイアフォースを推したい。
ご存じの通りG2の【セントライト記念】を制した経験があるように、能力自体はここでは十分に足りていた。だが、今回が初マイル。その点を不安視されていた方は少なくなかったと思う。
だが、私たちは「高速決着が得意なタイプだし、自慢のスピードはむしろマイルでこそ活きる」と考え指名した、案の定だった。
初めて経験するマイルの流れをものともせずに、楽に道中を追走。しっかり折り合いもついていたから、余計なスタミナロスもなく、直線でも鋭く脚を伸ばした。
終始レースぶりが落ち着いており、長くこの距離を戦ってきた馬を見ているかのようだった。それだけ、適性があるということの裏返しだろう。
今回は中団やや後方からのレースだったが、西村騎手曰く「操縦性が良い」とのことだから、流れひとつでどの位置からでもレースができるはず。何が起こるかわからない大一番では、こういったタイプが本当に頼りになる。
それだけに【安田記念】でも好走できる可能性は小さくないと思う。
自信を持って未来の主役に指名し、(出走なら)6月を楽しみにしたい!
フローラステークス 2023 の未来の主役
2023年 4月23日(日) 2回東京2日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第58回サンケイスポーツ賞フローラS
3歳・オープン・G2(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝 2000m 15頭立
着 | 枠 | 馬 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 7 | ゴールデンハインド | 牝3 | 54 | 菅原明良 | 1.58.9 | 01-01-01 | 34.1 | 7 | (美)武市康男 | |
2 | 2 | 2 | ソーダズリング | 牝3 | 54 | 戸崎圭太 | 1.59.1 | 1 1/4 | 03-04-04 | 34.0 | 1 | (栗)音無秀孝 |
3 | 1 | 1 | ブライトジュエリー | 牝3 | 54 | 鮫島克駿 | 1.59.3 | 1 1/4 | 06-07-07 | 33.9 | 4 | (栗)橋口慎介 |
4 | 8 | 14 | イングランドアイズ | 牝3 | 54 | 横山和生 | 1.59.4 | クビ | 14-14-14 | 33.4 | 3 | (栗)安田翔伍 |
5 | 6 | 11 | ドゥムーラン | 牝3 | 54 | レーン | 1.59.4 | クビ | 10-09-10 | 33.8 | 2 | (美)尾関知人 |
6 | 5 | 8 | イトカワサクラ | 牝3 | 54 | 大野拓弥 | 1.59.6 | 1 1/4 | 14-14-15 | 33.4 | 9 | (栗)牧田和弥 |
7 | B8 | 15 | ピクシレーション | 牝3 | 54 | 横山武史 | 1.59.7 | クビ | 05-04-04 | 34.6 | 11 | (美)菊沢隆徳 |
8 | 2 | 3 | マンマリアーレ | 牝3 | 54 | 吉田豊 | 1.59.7 | クビ | 11-11-11 | 34.0 | 14 | (美)高木登 |
9 | 3 | 5 | アウフヘーベン | 牝3 | 54 | 太宰啓介 | 1.59.8 | クビ | 06-07-07 | 34.4 | 13 | (栗)高橋亮 |
10 | 6 | 10 | バロッサヴァレー | 牝3 | 54 | 石橋脩 | 1.59.8 | ハナ | 12-12-11 | 34.1 | 10 | (栗)高野友和 |
11 | 4 | 6 | キミノナハマリア | 牝3 | 54 | 鮫島良太 | 1.59.9 | 3/4 | 03-02-02 | 35.0 | 6 | (栗)千田輝彦 |
12 | 7 | 13 | コイニョウボウ | 牝3 | 54 | 田辺裕信 | 1.59.9 | ハナ | 12-12-13 | 34.1 | 15 | (栗)中尾秀正 |
13 | 5 | 9 | レシプロシティ | 牝3 | 54 | 和田竜二 | 1.59.9 | クビ | 08-09-07 | 34.4 | 12 | (美)田村康仁 |
14 | 7 | 12 | ティファニードンナ | 牝3 | 54 | 北村宏司 | 2.00.2 | 1 3/4 | 08-06-04 | 35.1 | 8 | (美)木村哲也 |
15 | 3 | 4 | クイーンオブソウル | 牝3 | 54 | 津村明秀 | 2.00.3 | 3/4 | 02-02-02 | 35.5 | 5 | (美)林徹 |
展開だけで片付けてはいけない
注目のオークストライアル【フローラステークス】。
一昨年の3着馬ユーバーレーベン(本番オークスで優勝)を筆頭に、数多くの活躍馬を輩出してきている。
そんなこともあり、私たちは各指名馬に関して、できるだけ「本番での好走もイメージできる馬」という部分を意識するようにした。
その中の一頭が、好調教馬としてYouTubeなどでもご紹介していた7番のゴールデンハインドだったのだ。
ゴールデンハインドを公開したYouTube
そして、ご存知の通り堂々の優勝!東京の長い直線をものともせずに、2着馬に1馬身1/4もの差をつけて逃げ切った姿は素晴らしいの一言。
恐らく、多くの競馬ファンは、今回のゴールデンハインドの逃げ切りを「開幕週の状態の良い馬場がハマっての前残り」だと受け止めていると思う。
しかし!私たちの番組をご覧下さった方なら、必ずしもそうではないということがおわかりのはずだ。
驚くほど力をつけていた
以下、実際に番組でお話した内容をまとめたものだ。一部だが、ご覧いただきたい。
ご存知の通り、前走は重賞【フラワーカップ】に出走して4着。着順も悪くはないが、それ以上に「中身が濃い」という評価をしている。
管理する武市調教師が「馬場が悪くなりすぎた。トビがキレイな走りなので、のめってしまった」と語っているように、決して力を出し切れていた訳ではない。また、レースの流れとしても、後方から脚を伸ばしてきた2頭がワンツーを決める中で、4角2番手から4着も粘り込んだという事実も見逃せない。
タラレバを承知で、条件次第で十分に重賞で勝ち負けになっていたほどの馬といえる。
要するに、事実上の「重賞ウイナー」なのだ。
それほどの馬が状態を上げてここに参戦したのだから、好走して当たり前。
正直言って、これほどの馬が7番人気の評価にとどまっていたことに関して「何かの間違いではないか!?」と本当に心配したほどだ(笑)
いかに、直近の「着順」に競馬ファンがとらわれているかの証。ぜひ、もっと「中身」を見てほしい。
さて、色々と書いてきたが、要するにこの馬は本物だ。
尚、競馬ファンお馴染みの赤と緑の勝負服、さらに父ゴールドシップの血統背景からは、2年前のフローラS3着馬で、本番のオークスを制したユーバーレーベンを思い出す方は少なくないだろう。
マークが厳しくなる本番は、ユーバーレーベンに続く戴冠とは簡単には言えないかもしないが、それに近い好走の可能性は小さくないと感じている。
未来の主役に指名して、ぜひ皆様と一緒に追いかけたい。
福島牝馬ステークスの未来の主役
2023年 4月22日(土) 1回福島5日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第20回福島牝馬S
4歳以上・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(指定) 芝 1800m 15頭立
着 | 枠 | 馬 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | ステラリア | 牝5 | 55 | 団野大成 | 1.47.9 | 07-06-07-06 | 34.5 | 8 | (栗)斉藤崇史 | |
2 | 5 | 9 | ビッグリボン | 牝5 | 55 | 西村淳也 | 1.47.9 | ハナ | 11-10-07-06 | 34.5 | 2 | (栗)中内田充 |
3 | 6 | 11 | クリノプレミアム | 牝6 | 55 | 柴田善臣 | 1.47.9 | 頭 | 04-05-03-02 | 34.7 | 4 | (美)伊藤伸一 |
4 | 5 | 8 | ジネストラ | 牝5 | 55 | 三浦皇成 | 1.48.1 | 1 1/4 | 08-10-10-09 | 34.5 | 5 | (美)鹿戸雄一 |
5 | 7 | 13 | ストーリア | 牝4 | 55 | 横山武史 | 1.48.2 | クビ | 08-09-02-02 | 35.2 | 1 | *(栗)杉山晴紀 |
6 | B4 | 6 | パーソナルハイ | 牝4 | 55 | 斎藤新 | 1.48.2 | ハナ | 04-04-03-06 | 35.0 | 13 | (栗)矢作芳人 |
7 | 8 | 15 | エイシンチラー | 牝5 | 55 | 荻野極 | 1.48.3 | クビ | 04-06-10-12 | 34.7 | 10 | (美)田中剛 |
8 | 2 | 3 | ホウオウイクセル | 牝5 | 55 | 丸田恭介 | 1.48.3 | クビ | 12-10-10-11 | 34.6 | 9 | (美)高柳瑞樹 |
9 | 3 | 5 | ストゥーティ | 牝5 | 55 | 角田大和 | 1.48.4 | 1/2 | 01-01-01-01 | 35.5 | 15 | (栗)奥村豊 |
10 | 3 | 4 | エリカヴィータ | 牝4 | 57 | 富田暁 | 1.48.5 | クビ | 12-13-13-12 | 34.7 | 11 | (美)国枝栄 |
11 | 4 | 7 | ミスニューヨーク | 牝6 | 56 | 加藤祥太 | 1.48.5 | ハナ | 15-15-15-14 | 34.4 | 6 | *(栗)杉山晴紀 |
12 | 6 | 10 | ホウオウエミーズ | 牝6 | 55 | 菱田裕二 | 1.48.5 | クビ | 12-13-13-14 | 34.7 | 7 | (美)池上昌和 |
13 | 7 | 12 | ウインピクシス | 牝4 | 55 | 松岡正海 | 1.48.6 | 1/2 | 02-02-03-04 | 35.5 | 3 | (美)上原博之 |
14 | 1 | 1 | スライリー | 牝5 | 55 | 丹内祐次 | 1.48.7 | 3/4 | 08-06-07-09 | 35.3 | 12 | (美)相沢郁 |
15 | 8 | 14 | ニシノラブウインク | 牝4 | 55 | 勝浦正樹 | 1.49.3 | 3 1/2 | 02-03-03-04 | 36.2 | 14 | (美)小手川準 |
楽しみは年末まで
11ヶ月ぶりの実戦という厳しい状況を跳ね返したステラリアに関しては素晴らしいの一言だが、G1での好走歴など、既に誰もが認める実績を持つ馬だ。
「これから」という点でいえば、そのステラリアと同じ5歳馬・4着ジネストラを未来の主役に指名しておきたい。
前走で3勝クラスを勝っての昇級戦&古馬になってからは初めての重賞挑戦という、難しい条件下でのレース。ましてや、好位からレースを運ぶことの多いこの馬にとって「リズム重視」という三浦騎手の明確な意図があったにしても簡単ではなかったはず。
それでも、レースぶりは終始軽快であり、実績のある馬たちの中に混じっても、むしろ存在感を示していた。
三浦騎手も語るように、3コーナーで少し内にササる場面はあったが、そのロスを致命傷にしなかったあたりが、底力がついてきていることの証だろう。
尚、今回は福島の芝1800Mが舞台だったが、過去2戦の好走から、中山マイルが現状は最も合うか。年末の【ターコイズステークス】あたりに出られたら非常に面白いと思うので、そこまで怪我なく無事員たどり着くことを心から祈っている!
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