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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】東京新聞杯 2024 など⇒優勝馬サクラトゥジュールを指名できた「意外な理由」とは?

【先週の重賞回顧】東京新聞杯 2024 など⇒優勝馬サクラトゥジュールを指名できた「意外な理由」とは?

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

東京新聞杯 2024 の回顧&未来の主役

2024年 2月 4日(日) 1回東京4日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第74回東京新聞杯
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1600m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
1 1 サクラトゥジュール 牡7 57 キング 1.32.1      06-06 33.5 7 (美)堀宣行
B3 5 ウインカーネリアン 牡7 58 三浦皇成 1.32.3 1    01-01 34.5 4 (美)鹿戸雄一
4 8 ホウオウビスケッツ 牡4 57 岩田康誠 1.32.3 クビ    04-04 33.9 8 (美)奥村武
1 2 アスクコンナモンダ 牡5 57 横山武史 1.32.3 ハナ    09-09 33.2 11 (栗)中内田充
6 11 マテンロウスカイ セ5 57 横山典弘 1.32.4  3/4    06-07 33.7 6 (栗)松永幹夫
3 6 マスクトディーヴァ 牝4 56 岩田望来 1.32.5 クビ    11-11 33.2 1 (栗)辻野泰之
8 16 アヴェラーレ 牝6 56 キングス 1.32.6  3/4    13-14 33.1 5 *(美)木村哲也
2 4 ルージュリナージュ 牝5 55 横山和生 1.32.7  1/2    11-11 33.4 13 (美)宗像義忠
B5 9 ウンブライル 牝4 55 ルメール 1.32.7    06-07 34.0 3 *(美)木村哲也
10 7 13 トゥードジボン 牡5 57 藤岡佑介 1.32.8 クビ    02-02 34.8 10 (栗)四位洋文
11 8 15 フリームファクシ 牡4 58 菅原明良 1.32.8 クビ    09-09 33.8 14 (栗)須貝尚介
12 4 7 ジャスティンカフェ 牡6 58 坂井瑠星 1.33.2 2 1/2    13-13 33.8 2 (栗)安田翔伍
13 2 3 ドルチェモア 牡4 57 石橋脩 1.33.5 1 1/2    16-16 33.6 16 (美)上原佑紀
14 7 14 サウンドビバーチェ 牝5 56 浜中俊 1.34.0 3    03-03 35.8 12 (栗)高柳大輔
15 5 10 ダノンタッチダウン 牡4 57 北村友一 1.34.6 4    15-14 35.1 15 (栗)安田隆行
16 6 12 コナコースト 牝4 55 戸崎圭太 1.35.0 2 1/2    04-05 36.5 9 (栗)清水久詞

 

まずは「感謝」から

このコラムの目的は、あくまでも「回顧」

レースの結果云々は抜きにして、私たちなりの客観的な視点でレースを振り返る中で気づいたことを皆様と共有し、明日の夢馬券獲得への糧としたいというのが目的だ。

それだけに、これから少しの間記す内容は、その趣旨からは外れるかもしれないが、、、

私たちの指名馬が、7番人気という低評価を覆し、G1でも好走歴のある面々を相手に優勝してくれたのだ。

感謝の気持ちを述べたところで、バチは当たらないだろう。

ということで、サクラトゥジュール&キングジョッキー、おめでとう!そしてありがとう!

参考→先週の成績速報

 

内枠を活かしての好位追走から、直線で鋭く抜け出す形は、私たちがイメージしていた通りだった。

人気薄だっただけに、フロック視する方もいるかもしれないが、私たちの中では、東京ならこれくらいは当然走ると見ていた。

他の競馬場ではわからないが、東京のマイル〜1800Mなら、さらに上のG2くらいまでなら勝ち負けは狙えるだろう。7歳とはいえ、引き続き追いかけることをオススメしたい。

もちろん、未来の主役はこの馬だ。

 

なぜ、サクラトゥジュールを指名できた?

当然、多くの方はこう思われるだろう。

「どうして、前走【中山金杯】で12着に惨敗した馬を、1週前の段階から指名できたのか?」

最内の1番枠を引けたこともあり、想定よりは人気が上がった印象だが、恐らく真ん中より外の枠だったら、もっと人気はなかったはずだ。

それでも、上で

私たちの中では、東京ならこれくらいは当然走ると見ていた

と記した通り、最低でも馬券圏内に絡んでくる可能性はかなり高いと考えていた。

理由は、東京で戦えるという部分を含めて色々あるのだが、そのあたりの考え方は、東京新聞杯の特集動画で詳しくお話したので、見てなかったという方は、今からでもチェックしてほしい。

(良かったら、高評価やチャンネル登録もお願いしたい🙏)

 

だが、私たちの手応えを後押しするような、もう一つの「意外な理由」があったことを今日はお話したい。

 

堅い競馬が続く時ほど、、、

話を、1週前の競馬に戻してみよう。

東京の開幕週を飾る【根岸ステークス】&【シルクロードS】では、馬券圏内馬の合計6頭中、5頭が「単勝3番人気までの上位人気馬」だった。
(唯一の伏兵が、根岸ステークス「2着/6番人気」で、私たちの穴馬だった☆アームズレイン)

調整が難しいとされる厳寒期の競馬としては、異例とも言えるような、いわゆる「鉄板決着」だった。

振り返ってみれば、さらにその1週前、中山ラストウィークだった【アメリカJCC】&【東海ステークス】も、連対馬の合計4頭は全て3番人気まで、馬券圏内馬の6頭まで広げても、全て5番人気まで。

【根岸ステークス】週ほどではないが、やはり時期を考えれば、かなり堅い部類だったように思う。

「じゃあ今週も堅いんじゃないの?」

そう思われた競馬ファンは多かったと思う。

だが、私たちキングスポーツは、創業以来の40年を超える経験を基に、このような考え方を強く持っている。

「堅い競馬が続いている時ほど、反動で何かが起こる」と。

 

さあ、今週はどっちだ!?

別に、ここで細かいデータを披露しようというつもりはない。

私たちは、データ自慢をしたい訳ではないのだから。

ただ、ひとつ。これまで「堅い競馬が続いている時ほど、反動で何かが起こる」という確固たる考えを抱きながら予想家として生きてきた中で、40年以上という歴史を積み重ねて来られたこと(それだけ、長きに度り、多くの人に信用していただけるような結果を残し続けれ来られたこと)だけは、申し上げておこう。

尚、前2週に続いて、前日の(土)の東京も堅いレースが続いたことで、余計にサクラの好走に自信が持てたし、実は【東京新聞杯】の後の東京最終レースも、思い切って10番人気馬(最終の猛蔵から)勝負したところ、見事優勝してくれて、20万馬券をゲットさせてもらった。

的中画像、送っていただきました!

堅い競馬が終わり、思い切り荒れた。

じゃあ【共同通信杯】など次週の競馬はどうなる?

実は私たちなりに、既に「ある考え」が浮かんでいるのだが、、、

ここは有料会員様だけのお楽しみということで(笑)

参考→共同通信杯 2024 の狙い

 

最後に、考察をひとつ

最後に、そもそもどうして「堅い競馬が続いている時ほど、反動で何かが起こる」のかという点について、私たちなりの考察。

もっとも考察と言えるほど大したことではないが、単純に「騎手の心理」の部分だと思う。

ジョッキーたちは、私たちが想像している以上に、毎週のレースを勉強し、結果を含めた動向を頭に入れているという。

堅いレースが続けば、その後に上位人気馬に乗るジョッキーたちは「俺だって外せない」と緊張感はあ高まるだろうし、逆に伏兵に乗る騎手たちは、ダメ元ではないが「どうせ堅い流れが続いているのだから、気楽に乗ってもいいだろう」と、リラックスして乗れるだろう。

昨今の競馬は、かつてないほど能力拮抗の時代だと言われる(世界のイクイノックスは除く)

それだけに、能力以外の、ほんの僅かな要素によって、着順ががらっと変わる。

仕上がりもそう。枠順もそう。そして「騎手のメンタル」もその一つ。緊張感故に、ほんの0.1秒仕掛けが遅れただけで、それが致命的になる世界なのだから。

ということで、長くなったが、要するに「堅い競馬が続いている時ほど、反動で何かが起こる」という考え方は、決して、私たちのような穴党の願望ではないんですよということ。

今後、必ず役立つ考え方だと思う。頭に入れておいてほしい。

 

きさらぎ賞 2024 の回顧&未来の主役

2024年 2月 4日(日) 2回京都4日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第64回きさらぎ賞
3歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝・外 1800m 12頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
8 12 ビザンチンドリーム 牡3 57 ピーヒュ 1.46.8      11-09 33.7 1 (栗)坂口智康
3 3 ウォーターリヒト 牡3 57 幸英明 1.46.8 ハナ    09-09 33.8 10 (栗)河内洋
5 5 シヴァース 牡3 57 M.デム 1.46.8 ハナ    01-02 34.4 8 (栗)友道康夫
2 2 インザモーメント 牡3 57 鮫島克駿 1.46.8 クビ    08-07 34.0 6 (栗)田中克典
7 9 ジャスティンアース 牡3 57 松山弘平 1.47.0 1 1/4    04-03 34.4 3 (栗)杉山晴紀
6 8 ファーヴェント 牡3 57 川田将雅 1.47.1 クビ    07-07 34.4 2 (栗)藤原英昭
7 10 ブエナオンダ 牡3 57 武豊 1.47.3 1 1/4    03-03 34.8 7 (栗)須貝尚介
6 7 レガーロデルシエロ 牡3 57 ルメート 1.47.3 クビ    04-03 34.8 4 (美)栗田徹
8 11 テイエムリステット 牡3 57 酒井学 1.47.4  3/4    02-01 35.0 11 (栗)木原一良
10 5 6 ナムラエイハブ 牡3 57 和田竜二 1.47.5  1/2    04-03 34.9 9 (栗)長谷川浩
11 1 1 ピエナオルフェ 牡3 57 川島信二 1.49.3 大差    12-11 35.8 12 (栗)荒川義之
4 4 ヴェロキラプトル 牡3 57 西村淳也        09-12   5 (栗)高野友和

明日の大物はいたか?

【東京新聞杯】の回顧が長くなってしまったので、こちらはサクサクいってみよう。

当たり前のことを言うようだが【きさらぎ賞】というのは

「クラシック本番へ直結するレース」

近年はさほど目立った馬がいないとはいえ、かつてはあのスペシャルウィークも、ここからダービー馬へと駆け上がった。

だからこそ、とにかく、将来性に期待が持てそうな馬がいるかどうかという点だけに注目し、レースをチェックしてみた。

結論としては、非常にシンプルだが

優勝馬ビサンチンドリームがここなら抜けているし、今後も非常に楽しみ

ということになるだろう。

 

鞍上の言う通り

この馬に対する印象は、レース後にピーヒュレク騎手が残したコメントの通り。

今日はゲートを上手に出ましたが、自分のバランスを掴むまでに時間がかかりました。それでもレース自体は良く、この馬は本当にいい馬だと思います。彼自身、素晴らしい終いの脚があると分かっていたので、それを信じて乗りました

結果的にはハナ差だったが、勝ち馬は非常にロスの多いレースだった。

お見事!ビサンチンドリーム

そのロスの要因となったのは、コメントにもある「自分のバランスを掴むまでに時間がかかりました」という部分。

前半は、何だか非常にギクシャクしている印象だった。だが、レース後半は、鞍上に対する反応を含め、この時期の3歳馬としては、十分すぎるほどに上手なレースをしていたし、末脚の破壊力は言わずもがな。

つまり問題は、前半部だけ。これを改善するのは決して簡単ではないだろうから、すぐに激変とはいかないかもしれない。それでも、ウィークポイントがハッキリしているだけに、陣営としては育てやすいのではないだろうか。

いずれにせよ、将来、必ずG1で活躍する場面があると思う。応援しようじゃないか!

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