こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。
もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!
桜花賞 2024 の回顧&未来の主役
2024年 4月 7日(日) 2回阪神6日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第84回桜花賞
3歳・オープン・G1(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝・外 1600m 18頭立
着 | 枠 | 馬 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 12 | ステレンボッシュ | 牝3 | 55 | モレイラ | 1.32.2 | 11-08 | 33.4 | 2 | (美)国枝栄 | |
2 | 5 | 9 | アスコリピチェーノ | 牝3 | 55 | 北村宏司 | 1.32.3 | 3/4 | 08-08 | 33.5 | 1 | (美)黒岩陽一 |
3 | 6 | 11 | ライトバック | 牝3 | 55 | 坂井瑠星 | 1.32.3 | クビ | 17-18 | 32.8 | 7 | (栗)茶木太樹 |
4 | 4 | 7 | スウィープフィート | 牝3 | 55 | 武豊 | 1.32.4 | 1/2 | 18-17 | 33.0 | 6 | *(栗)庄野靖志 |
5 | 7 | 15 | エトヴプレ | 牝3 | 55 | 鮫島克駿 | 1.32.5 | クビ | 02-02 | 34.2 | 9 | (栗)藤岡健一 |
6 | 1 | 1 | ワイドラトゥール | 牝3 | 55 | 北村友一 | 1.32.5 | クビ | 13-12 | 33.5 | 16 | (栗)藤原英昭 |
7 | 5 | 10 | セキトバイースト | 牝3 | 55 | 藤岡佑介 | 1.32.8 | 1 1/2 | 03-03 | 34.4 | 10 | (栗)四位洋文 |
8 | 1 | 2 | クイーンズウォーク | 牝3 | 55 | 川田将雅 | 1.32.8 | クビ | 08-08 | 34.1 | 3 | (栗)中内田充 |
9 | 7 | 13 | テウメッサ | 牝3 | 55 | 岩田望来 | 1.32.8 | ハナ | 13-12 | 33.7 | 15 | (美)金成貴史 |
10 | 3 | 6 | ハワイアンティアレ | 牝3 | 55 | 池添謙一 | 1.32.9 | クビ | 16-15 | 33.7 | 12 | (栗)松永幹夫 |
11 | 2 | 3 | イフェイオン | 牝3 | 55 | 西村淳也 | 1.32.9 | 頭 | 08-08 | 34.2 | 8 | (栗)杉山佳明 |
12 | 3 | 5 | シカゴスティング | 牝3 | 55 | 浜中俊 | 1.33.2 | 1 1/2 | 06-05 | 34.6 | 17 | *(栗)庄野靖志 |
13 | 8 | 18 | チェルヴィニア | 牝3 | 55 | ムルザバ | 1.33.4 | 1 1/2 | 06-05 | 34.8 | 4 | (美)木村哲也 |
14 | 8 | 17 | マスクオールウィン | 牝3 | 55 | 津村明秀 | 1.33.5 | クビ | 15-15 | 34.2 | 13 | (美)牧光二 |
15 | 8 | 16 | セシリエプラージュ | 牝3 | 55 | M.デム | 1.33.5 | クビ | 11-12 | 34.4 | 14 | (栗)中村直也 |
16 | 4 | 8 | コラソンビート | 牝3 | 55 | 横山武史 | 1.33.6 | 3/4 | 03-05 | 35.0 | 5 | (美)加藤士津 |
17 | 7 | 14 | ショウナンマヌエラ | 牝3 | 55 | 岩田康誠 | 1.34.0 | 2 1/2 | 01-01 | 35.9 | 18 | (栗)高野友和 |
18 | 2 | 4 | キャットファイト | 牝3 | 55 | 松山弘平 | 1.34.1 | 1/2 | 03-03 | 35.6 | 11 | (美)上原博之 |
まさか!?の上位人気2頭での決着
今回の【桜花賞】だが、レース前の段階から、ネット、スポーツ新聞などを問わず、あらゆる媒体において
「史上稀にみる大混戦」
だと言われてきた。
私たちも同様のイメージで「百花繚乱」というフレーズを使わせてもらったし、十分に穴馬券が狙えるレースだと考えていた。
実際に、単勝1番人気アスコリピチェーノのオッズが3倍という点も、競馬ファンの迷いを表していたように思う。
迷った末に「決められないから、、、」という消極的な理由で「印が多そうな馬」に辿り着いた方も少なくなかったのではないか。
そんなレースが!
終わってみれば、上位人気2頭でのワンツーフィニッシュ!着順こそ逆になったが、昨年暮れのG1【阪神JF】と全く同じ2頭での決着になった。
頭の中にあった「ある予感」
まさかの決着と言ってもよいだろう。
ただ、そんな一方で、私たちの頭の中には「ある予感」があった。
実は、有料会員様には、今回のレースに対しての見解として、以下のように解説させてもらった。
ぜひ、ご紹介させてほしい。(該当部分を抜粋する)
ただ、この世代は「混戦ではあるが、ハイレベル」だとも感じている。
だから、実績のある面々が、順当に結果を出す可能性も否定する訳にはいかない。
では、具体的に「実績のある面々」とは?やはり世代の最高峰【阪神JF】で結果を出した面々。
それも、圧倒的なレースセンスを武器に、2歳女王に輝いた9番アスコリピチェーノを最高位に評価!
結果的に、アスコリピチェーノは2着に敗れたが
「阪神JF組を高く評価すべき」
だという予感、あるいは大局観の部分は正しかったのだ。
今回のレースにおける一番の収穫
実は後ほど回顧する【ニュージーランドT】でも似たようなことを書かせてもらったが、どうしても、上位人気に推される馬というのは、周囲からのマークが厳しくなる。
それを乗り越えて結果を出すためには、周囲より、明確に1or2ランクは上の能力を備えていなくてはいけない。
ましてや、今回は全馬がガチ中のガチでの参戦となるG1だけに、余計にそうだと思う。
だからステレンボッシュとアスコリピチェーノの能力は相当に高いと思うし、よほどのことがない限り【オークス】もこの2頭が中心になるだろう。
それがわかっているだけに、今回に関しては、個々の馬についての言及は、それほど必要ないと思う。
それよりも、上で記した「予感」の部分。
つまり「混戦をどう判断するか」という考え方こそが、一番の収穫であり、皆様に共有したい点になる。
誤解されがちだが「混戦」というのは、必ずしも「低レベル」という意味ではない。
正しく判断することが、予想をする上での「正しい大局観」を引き寄せることを覚えておいてほしい。
(判断に自信がない方は、私たちキングスポーツにお任せいただければ安心だ。笑)
当然、皐月賞も!
そんな中、今週行われる【皐月賞】。
牝馬史上3頭目の【皐月賞】制覇を狙うレガレイラに注目は集まるが、とはいえ「休み明け&乗り替わり」
今年に入ってからのトライアルなどでも、圧倒的な存在感を放った馬はいない。
やはり「混戦」として、今週も馬券を買う人間は、悩むことになるはずだ。
だが、こんな時こそ
この点を正しく判断できれば、必然的に狙う馬の方向性は定まってくる。
さあ、皆様は、どう評価されるだろう?
私たちキングスポーツの中では、もう明確な答えが出ている。
【桜花賞】は、正しい方向を見ることもできたが、一方で、馬券という意味では悔しい思いもした。
だが【皐月賞】は、なんとしても勝つ!自信がある!
歓喜と絶叫のゴールへ!楽しみにしてほしい。
自信の最終決断はコチラから
阪神牝馬S 2024 の回顧&未来の主役
2024年 4月 6日(土) 2回阪神5日 天候 : 曇 馬場状態 : 良
【11R】 第67回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S
4歳以上・オープン・G2(別定) (牝)(国際)(指定) 芝・外 1600m 11頭立
着 | 枠 | 馬 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 1 | マスクトディーヴァ | 牝4 | 56 | モレイラ | 1.33.0 | 04-04 | 33.0 | 1 | (栗)辻野泰之 | |
2 | B7 | 9 | ウンブライル | 牝4 | 55 | 川田将雅 | 1.33.1 | 1/2 | 07-07 | 32.9 | 4 | (美)木村哲也 |
3 | 6 | 6 | モリアーナ | 牝4 | 56 | 横山典弘 | 1.33.3 | 1 1/4 | 09-09 | 32.9 | 3 | (美)武藤善則 |
4 | 5 | 5 | シングザットソング | 牝4 | 55 | 鮫島克駿 | 1.33.3 | ハナ | 05-04 | 33.2 | 7 | (栗)高野友和 |
5 | 6 | 7 | ドゥアイズ | 牝4 | 55 | ムルザバ | 1.33.4 | 3/4 | 09-09 | 33.0 | 2 | (栗)庄野靖志 |
6 | 3 | 3 | テンハッピーローズ | 牝6 | 55 | 津村明秀 | 1.33.4 | クビ | 07-07 | 33.2 | 9 | (栗)高柳大輔 |
7 | 8 | 10 | モズゴールドバレル | 牝5 | 55 | 藤岡佑介 | 1.33.5 | 3/4 | 03-02 | 33.7 | 5 | (栗)藤岡健一 |
8 | 2 | 2 | ゴールドエクリプス | 牝5 | 55 | 岩田望来 | 1.33.8 | 2 | 02-02 | 34.1 | 8 | (栗)大久保龍 |
9 | 4 | 4 | サブライムアンセム | 牝5 | 55 | 北村友一 | 1.33.8 | クビ | 01-01 | 34.3 | 10 | (栗)藤原英昭 |
10 | 8 | 11 | ライラック | 牝5 | 55 | 戸崎圭太 | 1.34.2 | 2 1/2 | 05-04 | 34.2 | 6 | (美)相沢郁 |
11 | 7 | 8 | スピーディキック | 牝5 | 55 | 御神本訓 | 1.36.3 | 大差 | 11-11 | 35.7 | 11 | [地]藤原智行 |
印象的な名手のコメント
レース後、今回の【阪神牝馬S】を象徴するようなコメントを残したジョッキーがいる。
2着に激走したウンブライルの川田騎手だ。
2着に敗れたとはいえ3/4馬身差(0.1秒差)
決して大きな着差ではないし「接戦だったじゃないか」という見方をする人もいるだろう。
だが、川田騎手は、競馬に対しては決して嘘をつかない男。
実際に乗っていて「叶う相手ではない」と感じたのだろう。
とはいえ、ウンブライルだって、並の馬ではない。
長期休養明けの前走【東京新聞杯】こそ9着に終わったが、3歳だった昨年5月にはG1【NHKマイルカップ】で牡馬を相手に2着に激走しているほど。
そんな馬が一度叩かれて万全の態勢で臨んだのが今回の一戦だった。
それほどの馬の鞍上に「勝ち馬は着差以上に強い」と言わせて意味は極めて大きい。
言うまでもなく【阪神牝馬S】はG1【ヴィクトリアM】に向けてのステップレース。
それだけに、馬券的な部分とは別に、見る側も関係者も「本番で戦えそうな馬はいるのか?」という部分に気を配ってレースを見る。
その点、マスクトディーヴァは「間違いなく本番の主役候補に躍り出た」と言えるし、冒頭で「阪神牝馬Sを象徴するような、、、」というのはここに繋がってくるのだ。
可能性を広げた直線
兎にも角にもマスクトディーヴァは強い。
だが、それで回顧が終わったらつまらない。
そういった点で、私は伏兵サイドから4着(7番人気)に頑張ったシングザットソングを未来の主役に推したい。
昨年の【桜花賞】では7着でゴールするも、距離的に難しい面を感じたのか、その後、スプリント戦に挑戦。
スプリント初戦だった【オパールS】で2着に好走したことで、その路線でいくのかと思いきや、再び、1400M、そして今回のマイルと距離を延ばしてきた。
そのあたりについて、鮫島駿騎手はこんなことを語っている。
要するに、あくまでも距離短縮は「競馬を覚えさせるためのステップ」だったということ。
陣営にしっかりとしたビジョンがあるからこそ、一見、驚くようなローテーションを組めたのだ。
そして、それにしっかりと応えるシングザットソングも素晴らしい。
今回も、惜しくも3着馬にハナ差の4着だったが、落ち着いた手応えでの好位追走から、しっかりと脚を伸ばすなど、中身の濃いレースだったように思う。
今後のローテーションはまだわからないが、しっかりとしたビジョンの元、しっかりと階段を登ってきているからこそ「骨太さ」を感じるし、引き続き結果を出していくだろう。
G1云々はまだわからないが、牝馬限定のマイル重賞なら、この先十分にチャンスがあると思う!覚えておいてほしい。
ニュージーランドT 2024 の回顧&未来の主役
2024年 4月 6日(土) 3回中山5日 天候 : 曇 馬場状態 : 稍重
【11R】 第42回ニュージーランドT
3歳・オープン・G2(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 1600m 16頭立
着 | 枠 | 馬 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 7 | エコロブルーム | 牡3 | 57 | 横山武史 | 1.34.4 | 03-04-04 | 35.0 | 3 | (美)加藤征弘 | |
2 | 2 | 3 | ボンドガール | 牝3 | 55 | 武豊 | 1.34.5 | 3/4 | 05-04-04 | 35.1 | 1 | (美)手塚貴久 |
3 | 2 | 4 | ユキノロイヤル | 牡3 | 57 | 石橋脩 | 1.34.5 | 頭 | 01-01-01 | 35.6 | 9 | (美)小野次郎 |
4 | 1 | 1 | カズミクラーシュ | 牡3 | 57 | 菅原明良 | 1.34.6 | 1/2 | 09-07-07 | 35.1 | 5 | (栗)吉岡辰弥 |
5 | 1 | 2 | ドリーミングアップ | 牡3 | 57 | 吉田豊 | 1.34.7 | 1/2 | 14-14-12 | 34.6 | 12 | (美)高橋文雅 |
6 | 4 | 8 | クリーンエア | 牡3 | 57 | 松岡正海 | 1.34.8 | 3/4 | 02-03-03 | 35.6 | 16 | (美)上原博之 |
7 | 5 | 10 | エイムフォーエース | 牡3 | 57 | 森泰斗 | 1.34.9 | クビ | 09-11-09 | 35.0 | 15 | [地]山下貴之 |
8 | 7 | 14 | オーサムストローク | 牡3 | 57 | 田辺裕信 | 1.34.9 | クビ | 03-04-04 | 35.6 | 10 | (美)伊藤圭三 |
9 | B3 | 6 | エンヤラヴフェイス | 牡3 | 57 | 北村宏司 | 1.35.0 | クビ | 12-11-09 | 35.2 | 8 | (栗)森田直行 |
10 | 8 | 15 | スパークリシャール | 牡3 | 57 | 浜中俊 | 1.35.1 | 3/4 | 11-09-09 | 35.5 | 6 | (美)小島茂之 |
11 | 3 | 5 | ルージュスエルテ | 牝3 | 55 | 横山和生 | 1.35.2 | クビ | 07-10-12 | 35.5 | 4 | (美)国枝栄 |
12 | 6 | 12 | シャインズオンユー | 牡3 | 57 | 石川裕紀 | 1.35.3 | 1 | 07-07-07 | 35.8 | 13 | (美)青木孝文 |
13 | 8 | 16 | サトミノキラリ | 牡3 | 57 | 内田博幸 | 1.35.3 | ハナ | 14-16-16 | 34.9 | 11 | (美)鈴木伸尋 |
14 | B5 | 9 | デビッドテソーロ | 牡3 | 57 | 原優介 | 1.35.6 | 1 3/4 | 12-11-15 | 35.7 | 14 | (美)小手川準 |
15 | 7 | 13 | ブライトマン | 牡3 | 57 | 三浦皇成 | 1.35.7 | 1/2 | 14-14-12 | 35.5 | 7 | (美)蛯名正義 |
16 | 6 | 11 | キャプテンシー | 牡3 | 57 | M.デム | 1.35.7 | クビ | 05-02-02 | 36.7 | 2 | (栗)松永幹夫 |
出世レースへ変身したからこそ
恐らく、回顧をご覧くださる方の中には、レース前に公開した「ニュージーランドTの狙いのコラム」をチェックされた方もいるだろう。
どういった内容が書かれていたか、覚えているだろうか?
せっかくなので、ポイントだと私が考えていた部分を転載してみよう。
競馬の世界とは不思議なもので
「以前は、普通の重賞だったのに、1頭でも、出世馬が出ると、急に良質な馬が集まり始める」
そう、関係者を含めた周囲の人間が「出世レース」を作り上げるのだ。
そして、まさに今【ニュージーランドT】が、それになろうとしている。
以前の【ニュージーランドT】といえば、立ち位置こそ【NHKマイルカップ】の前哨戦ながら、桜花賞と同週、皐月賞の1週前という時期的なものがあるのか、なかなか強豪が集まらなかった。
だが、昨年!このレース3着のシャンパンカラーが、その後【NHKマイルカップ】を優勝!
さらにこのレース2着だったウンブライルが【NHKマイルカップ】2着!
要するに、このレースの組が、本番の連対馬を占めたのだ!
すると、案の定、楽しみな素材が集結。
ということで、今年の【ニュージーランドT】は、非常に力のある素材が集まった。
そんな中でも、上位人気に推される馬というのはどうしてもマークを集める。走りにくい状況なのだ。
それを乗り越えて結果を出すような馬は「本物中の本物」
そういった点からいうと、今回優勝したエコロブルーム(3番人気)&2着ボンドガール(1番人気)は、この先の活躍が大いに期待できると考えるべきだろう。
特にボンドガール
正直に言って、甲乙つけがたい上位2頭だが、強いて1頭に絞るなら、私は2着のボンドガールを未来の主役として推したい。
実はレース後、武豊騎手がこんなことを言っていた。
確かに、この馬、未勝利戦を今回と同じ稍重で勝ってはいるものの、前走【サウジアラビアRC】(2着)でのレースぶりなどからも、本質的には、状態の良い馬場でこその馬だと思う。
だが、得意な条件の際に力を出すのは、ある意味では当たり前。
そうでない時に力を発揮してこそ、本物ではないだろうか。
牡馬の強豪を相手に、当たり前のように難しい条件を乗り越えただけに、今後の楽しみは大きく広がったのではないだろうか。
武豊騎手とも手が合いそうだし、できればこのコンビをもう一度見たい!注目しよう。
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