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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】札幌記念 2025 など⇒今回の結果から「改めて強く感じたこと」今後に期待の未来の主役のご紹介も!

【先週の重賞回顧】札幌記念 2025 など⇒今回の結果から「改めて強く感じたこと」今後に期待の未来の主役のご紹介も!

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

札幌記念 2025 の回顧&未来の主役

2025年 8月17日(日) 1回札幌8日 天候 : 曇  馬場状態 : 稍重
【11R】 第61回札幌記念
3歳以上・オープン・G2(定量) (国際)(特指) 芝 2000m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
5 9 トップナイフ 牡5 58 横山典弘 2.01.5 12-11-05-03 36.2 10 *(栗)昆貢
8 15 ココナッツブラウン 牝5 56 北村友一 2.01.7 1 11-11-12-10 35.5 2 (栗)上村洋行
7 14 アラタ 牡8 58 浜中俊 2.01.8  3/4 14-14-14-10 35.0 13 (美)和田勇介
3 6 ケイアイセナ 牡6 58 吉田隼人 2.01.8 ハナ 02-02-02-01 37.0 12 (栗)平田修
5 10 ヴェローチェエラ 牡4 58 佐々木大 2.01.9  1/2 15-16-14-13 35.1 4 (栗)須貝尚介
1 1 リビアングラス 牡5 58 鮫島克駿 2.02.2 1 1/2 04-05-06-06 36.8 8 (栗)矢作芳人
B2 3 シュトルーヴェ セ6 58 キング 2.02.3  1/2 09-09-10-10 36.4 7 (美)堀宣行
3 5 ホウオウビスケッツ 牡5 58 岩田康誠 2.02.3 同着 03-03-03-03 37.1 1 (美)奥村武
B1 2 ボーンディスウェイ 牡6 58 木幡巧也 2.02.4  3/4 07-07-08-07 36.7 14 (美)牧光二
10 2 4 コスモキュランダ 牡4 58 丹内祐次 2.02.6 1 1/2 12-13-13-13 36.1 6 (美)加藤士津
11 6 12 アルナシーム 牡6 58 藤岡佑介 2.02.6 09-09-10-09 36.7 9 (栗)橋口慎介
12 4 7 ハヤテノフクノスケ 牡4 58 横山和生 2.02.7 クビ 06-05-03-03 37.5 5 (栗)中村直也
13 7 13 アウスヴァール セ7 58 古川吉洋 2.03.0 1 3/4 01-01-01-02 38.4 15 *(栗)昆貢
14 8 16 シュヴァリエローズ 牡7 58 武豊 2.03.3 1 3/4 16-14-14-16 36.6 11 (栗)清水久詞
15 4 8 ステレンボッシュ 牝4 56 池添謙一 2.03.4  3/4 07-07-08-07 37.7 3 (美)国枝栄
16 6 11 ショウナンアデイブ 牡6 58 荻野琢真 2.05.5 大差 04-04-06-13 40.0 16 (栗)高野友和

 

改めて「実感」

重賞回顧のコラムにおいては、これまで「レースの方向性・大局観」をしっかりと定めてからレースに臨むことの重要性を書いてきたと思う。

特に夏競馬の場合は、各馬の能力が拮抗しているケースが多い。

それゆえ、単純な各馬の能力比較をしていては、いつまでたっても結論には到達したい。

だからこそ、まずは「レース全体」を考える

例えば「前有利のレースになる」とか「後ろ有利のレースになる」とか、シンプルな結論でもよい。

それでも、決して中途半端にはせずに「明確にする」ことが大事になる。

そうすることで、自ずと結果はついてくるというのが、予想家の長年の経験から得た答えだ。

 

そんな中、私たちは【札幌記念】へ挑む上での大局観のひとつとして

「3大鉄則」を定めた。

 

答えは「狙いのコラム」にあった

その3大鉄則というのは、以下の通り。

1.札幌は「スピード」重視
2.実績よりも「距離に注目」
3.迷ったら好調教馬を買え

どうしてこうした鉄則にたどり着いたのか、説明すると非常に長いので(笑)

レース前の段階で公開していた「狙いのコラム」読み忘れた方がいらしたら、必ずチェックしてほしい。

参考⇒札幌記念の1週前に公開した狙いのコラム

 

そして、そのコラムには、ハッキリとこのようなことも書かせてもらった。

今年で言えば【函館記念】を勝ったヴェローチェエラが参戦予定。「3」に関してはともかく「1」と「2」に関してはどうか?

 

レースぶりは案の定だった

普通に考えれば、最終追い切りも終わっていない、枠順も決まっていない、レース1週前の段階で、有力馬に対し「どうなのか?」という論調は、相当にリスクがある。

真逆の結果になっていたら目も当てられない(笑)

ただ、それだけの「確信」があったとお考えいただきたい。(実際に指定買い目には一切加えなかった)

実際のレースぶりはどうだっただろう?スタートで立ち遅れた部分があったとはいえ、本質的なスピードがないから、全くレースの流れに乗っていけなかった。

直線では良い脚を使っていたように、素晴らしい能力の持ち主であることは認めた上で「札幌記念に向くタイプではなかった」ということ。

 

今回は、結果的にヴェローチェエラをピックアップするような形にはなってしまったが、要するに

「方向性・大局観を見定めることの重要性」

を再確認してほしかったのだ。

 

ヒントは常にお見せしている!

キングスポーツの場合、最終的な結論(指定買い目)に関しては、もちろん有料会員様だけにしか公開はしない。

ただ、ヒントは常に皆様に公開している。

その最たる例が、上でもご紹介した札幌記念の狙いの記事だったということだ。

そういえば、今週の2つの重賞は、どんなことが書かれているかな!?

今週の注目重賞

宣伝のようになり恐縮だが(笑)

それだけの覚悟をもち、筋を通した予想をしているのがキングスポーツなのだとお考えいただきたい。

ぜひ、一緒に勝負しようじゃないか!

 

最後に一頭挙げるなら

ここは、巧みなレース運びで優勝した人馬に敬意を持った上で、2着のココナッツブラウンでいいんじゃないだろうか。

デビュー以来、初めてとなる牡馬相手の重賞でいきなりの2着。

滞在競馬が合っているようで、中1週とはいえ体調ば万全だったことを考慮しても、非常に価値ある結果だったように思う。

唯一もったいなかったのは、外枠の15番を引いてしまった点だ。

もっと良くなる馬

単純に「馬場」だけの問題でいえば、今の札幌はAコースの連続8日目だったこともあり、外の方が走りやすかったと思う。

ただ、少々気性に難があるため、外側だと壁を作れない分、どうしても折り合いに専念するために位置取りが後ろになってしまった。

 

上で書いたように本当に価値ある結果ではあるが、今後、G1などで「さらに上」を目指すなら、絶対に解消が必要な部分でもある。

その点、この馬は5歳とはいえ、順調に使えずにここまで来た分、今回が「まだ12戦目」であり、心身ともに成長の余地はタップリある!

ぜひ、秋には今回の結果を糧に、一皮むけた姿を見せてほしい!!

中京記念 2025 の回顧&未来の主役

2025年 8月17日(日) 3回中京8日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【7R】 第73回中京記念
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1600m 12頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
1 1 マピュース 牝3 52 横山武史 1.32.3  02-02-02 33.6 5 (美)和田勇介
5 5 シンフォーエバー 牡3 54 松若風馬 1.32.4 クビ  01-01-01 34.0 7 (栗)森秀行
5 6 ジューンオレンジ 牝5 55 吉村誠之 1.32.5  1/2  09-07-07 33.3 10 (栗)長谷川浩
6 8 エコロヴァルツ 牡4 57 坂井瑠星 1.32.5  04-04-04 33.5 2 (栗)牧浦充徳
8 11 キープカルム 牡4 58 松山弘平 1.32.6 1  10-10-10 33.3 3 *(栗)中竹和也
2 2 トランキリテ 牡6 57 小沢大仁 1.32.6 ハナ  04-04-04 33.6 9 (栗)松永幹夫
6 7 ウォーターリヒト 牡4 58 菅原明良 1.32.7 クビ  11-10-11 33.3 4 (栗)石橋守
B3 3 エルトンバローズ 牡5 58 川田将雅 1.32.7  03-03-03 33.8 1 (栗)杉山晴紀
7 9 ブルーミンデザイン 牡4 57 団野大成 1.32.7 クビ  06-07-07 33.5 6 (栗)宮本博
10 B4 4 セブンマジシャン 牡5 57 バデル 1.32.8  1/2  06-07-07 33.6 8 (栗)高野友和
11 8 12 メイショウシンタケ 牡7 57 高杉吏麒 1.33.2 2 1/2  12-12-12 33.6 12 (栗)千田輝彦
12 7 10 コレペティトール セ5 57 井上敏樹 1.33.4 1  06-04-04 34.3 11 *(栗)中竹和也

「有力馬に問題あり」

上の【札幌記念】の回顧において、レース前の狙いの記事で「ヒント」を記していたとご紹介させてもらった。

では【中京記念】のコラムではどんなことが書いてあっただろう!?

覚えてくださっている方には心から感謝。実は、上位人気候補の面々に対する不安要素を強調させてもらったいた。

該当部分を抜粋してみたい。

エルトンバローズ→約9ヶ月ぶり。それなりに仕上げたが、万全ではない
ウォーターリヒト→昨年は夏の時期は完全休養。夏の実戦はキャリア初だが?
エコロヴァルツ→ベストは右回りの1800M

結果は?

エコロヴァルツこそ、あと1ハロンあれば(やはり1800Mの馬)という感じだったが、いずれにしても3頭ともに馬券に絡めず。

案の定の結果だった。

 

前有利のデータも

同時に、中京のマイルコースには、前にいった馬が圧倒的に有利だというデータもある。

以下、やはり狙いのコラムからの抜粋だ。


中京芝1600M 4角通過順別の成績(近5年 OP以上17レース)

4角位置 着別度数 勝率 連対率 複勝率
4角1番手 5- 1- 1- 10/ 17 29.4% 35.3% 41.2%
2番手以内 7- 2- 3- 28/ 40 17.5% 22.5% 30.0%
3番手以内 9- 4- 8- 42/ 63 14.3% 20.6% 33.3%
4番手以内 10- 5- 8- 57/ 80 12.5% 18.8% 28.8%
5番手以内 12- 9- 8- 65/ 94 12.8% 22.3% 30.9%
7番手以内 15- 13- 10- 92/130 11.5% 21.5% 29.2%
10番手以内 17- 15- 13-126/171 9.9% 18.7% 26.3%

 

なんと、4角3番手以内の馬が、対象の半数以上となる9頭を占めている。

中京の4コーナーといえば、スパイラルカーブが採用。

入口が緩くて出口がきついだけに、どうしても全体的に外にふられがち。下がって、後方から差しを狙う馬たちの距離ロスは相当なものになる。

少しでも、ロスなく運べる「確率が高い(絶対ではないが)」前にいける馬たちに良績が残るのは自然なことだろう。


 

1頭挙げるなら

要するに、有力馬の多くには、レース前の段階からハッキリとわかる明確な敗因があった。

さらに、1&2着の2頭の「結果」に対しては素直に祝福したいが「中身」という部分では、やはり前有利の舞台に助けられた部分もあるとは思う。

そういった点でいえば、今回の着順に関しては、あまり今後への物差しにしすぎない方が良いと考える。

そんな中、強いて1頭「未来の主役」を挙げるなら5着のキープカルムか。

掲示板の馬の中では、最も外側の枠となる11番。

実際、ジョッキーも「内に潜り込ませたかった」と語っているが、上でもご紹介した「スパイラルカーブ」がある分、外枠から後ろを回しての距離ロスは致命的になる。

それでも上がり最速タイをマークするなど充実している。もう少し経験を積んで、スムーズにレースの流れに乗れるようになってくれば、G2,G3のマイル戦ならいつでも勝ち負けになるはずだ!

 

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