こちらのコラムは、毎週レース終了後に投稿している【先週の重賞回顧】の中から、今週のG1や重賞の攻略へ向けて直結する「ヒント」を掘り起こすコラムとなっております。
先週や、先々週など、直近のレースの事は覚えていても!4週前、半年前、1年前のレースで起こっていた「ファインプレー」や「アクシデント」などは覚えていられませんよね?
そんな時に、毎週欠かさずにレース回顧を丁寧に書いているキングスポーツだからこそ!「あっ!そうか!このレースでは、こんな事があったのか!?」などなど、前哨戦の内容を掘り起こす事ができるのです!
それが新企画【キングのリマインダー】です!
秋華賞の攻略へ向けて
紫苑Sの回顧を振り返り
↓ ↓ ↓
紫苑S 2025 の回顧&未来の主役
2025年 9月 7日(日) 4回中山2日 天候 : 晴 馬場状態 : 良
【11R】 第10回紫苑S
3歳・オープン・G2(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝 2000m 13頭立
着 | 枠 | 馬 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 7 | ケリフレッドアスク | 牝3 | 55 | 西塚洸二 | 1.59.1 | 01-01-01-01 | 34.0 | 7 | (栗)藤原英昭 | |
2 | 4 | 5 | ジョスラン | 牝3 | 55 | ルメール | 1.59.1 | クビ | 05-05-04-05 | 33.6 | 2 | (美)鹿戸雄一 |
3 | 6 | 9 | ダノンフェアレディ | 牝3 | 55 | 戸崎圭太 | 1.59.3 | 1 | 03-03-04-03 | 33.8 | 4 | (栗)橋口慎介 |
4 | 8 | 12 | キューティリップ | 牝3 | 55 | 武藤雅 | 1.59.4 | 1/2 | 09-07-08-09 | 33.6 | 13 | (美)戸田博文 |
5 | 4 | 4 | エストゥペンダ | 牝3 | 55 | 菅原明良 | 1.59.4 | ハナ | 13-12-10-11 | 33.3 | 3 | (美)高柳瑞樹 |
6 | 6 | 8 | サタデーサンライズ | 牝3 | 55 | 大野拓弥 | 1.59.4 | 頭 | 08-09-10-09 | 33.3 | 12 | (栗)石坂公一 |
7 | 8 | 13 | テリオスララ | 牝3 | 55 | 鮫島克駿 | 1.59.4 | クビ | 04-04-03-03 | 34.1 | 6 | (美)田島俊明 |
8 | 1 | 1 | リンクスティップ | 牝3 | 55 | 北村友一 | 1.59.6 | 1 | 05-05-06-07 | 33.9 | 1 | (栗)西村真幸 |
9 | 7 | 11 | サヴォンリンナ | 牝3 | 55 | 吉田隼人 | 1.59.7 | 1/2 | 02-02-02-02 | 34.5 | 9 | (栗)田中克典 |
10 | 7 | 10 | マイスターヴェルク | 牝3 | 55 | 横山和生 | 1.59.7 | クビ | 11-09-08-07 | 33.9 | 8 | (美)勢司和浩 |
11 | 3 | 3 | セイキュート | 牝3 | 55 | 津村明秀 | 1.59.9 | 1 | 07-07-06-05 | 34.2 | 10 | (栗)四位洋文 |
12 | 2 | 2 | ドマーネ | 牝3 | 55 | 石川裕紀 | 2.00.2 | 1 3/4 | 10-11-12-12 | 33.9 | 11 | (栗)辻野泰之 |
止 | 5 | 6 | ロートホルン | 牝3 | 55 | 横山典弘 | 12-12-13-13 | 5 | (美)加藤征弘 |
見逃せない「13秒台」
紫苑Sを制したのは、今年4年目(21歳)の若武者・西塚騎手が騎乗したケリフレッドアスクだった。
もちろん、人馬ともに重賞初制覇。心からの「おめでとう」を申し上げたい。
序盤から先頭を引っ張った馬がそのまま逃げ切り、となると「スローペース」を想像する方が多かったとは思うが、実際のところどうだったのか?
前日に行われた、古馬2勝クラスの【白井特別】の舞台が同じ2000Mだったので、それを一つの例として比較してみたい。
白井特→12.5-11.7-12.2-12.3-11.8(60.5)-11.5
前半1000Mの通過は、ともに60秒台。開幕週としては速くはないが、それほど遅くはないといったところか。
だが、問題は次の1ハロン。なんと【紫苑S】は13.1もかかっている!
この数字がどれほどのものか?
実は【紫苑S】が重賞に格上げされた2016年以降、レース中に13秒台のラップが計測されたことは「一度もない」
本当に遅いラップだし、それも、いきなりグッと下げるのではなく「12.6-12.8-13.1」と徐々に落としている!
運も見方にした人馬に拍手
これでは、後続の騎手たちも「ペースが落ちてる感」をそれほど感じなかったと思う。
だからこそ、後ろもそれほど積極的に追ってこず、ケリフレッドアスクとしてはじっくりと脚も溜められた。

この騎乗は本当に見事だと思う。さすが、あの名門・藤原厩舎からも高く評価されているジョッキーだ。これから先、皆様にもぜひご注目いただきたい。
そうは言っても、まだ若手騎手の一人。後続の騎手の中にもペースの遅さに気づいていた人はたくさんいただろうが、ある意味「舐められ逃げ」の部分もあったかもしれない。
だが、そうした運を逃さず、しっかりと結果に繋げた勝負強さも、評価すべきではないだろうか。
次走の【秋華賞】での勝ち負けとなると、まだ何とも言えない部分もあるが、今日の走りからもわかる通り、鞍上の指示に従順で、自在性もある馬。
この先、どんなレースでもしっかり力を出せると思うし「馬券的に頼れる存在」と言えそうだ。
間違いなく、追いかけるべき一頭!未来の主役に指名する!
秋華賞など今週重賞の狙いもチェック
さぁ!!!
今週は「あなた」が
勝つ番だ👍
1日2鞍の【勝負R&1点】で勝つ!!
ご新規&ご継続、どちらの方もOK👍
🔰オススメ!まずは土日試すもOKです。
匿名でもご利用できます。