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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】有馬記念&ホープフルS 2025 など⇒これぞ「混戦の年の有馬記念」!優勝馬の大きな勝因は?各重賞の未来の主役も

【先週の重賞回顧】有馬記念&ホープフルS 2025 など⇒これぞ「混戦の年の有馬記念」!優勝馬の大きな勝因は?各重賞の未来の主役も

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

有馬記念 2025 の回顧&未来の主役

2025年12月28日(日) 5回中山8日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第70回有馬記念
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 2500m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
2 4 ミュージアムマイル 牡3 56 C.デム 2.31.5 11-11-11-11 34.6 3 (栗)高柳大輔
B5 10 コスモキュランダ 牡4 58 横山武史 2.31.6  1/2 02-03-02-02 35.5 12 (美)加藤士津
5 9 ダノンデサイル 牡4 58 戸崎圭太 2.31.6 クビ 09-09-08-07 35.0 2 (栗)安田翔伍
3 5 レガレイラ 牝4 56 ルメール 2.31.7  1/2 14-14-15-12 34.6 1 (美)木村哲也
4 7 サンライズジパング 牡4 58 鮫島克駿 2.31.8  3/4 15-14-15-16 34.8 13 (栗)前川恭子
8 16 タスティエーラ 牡5 58 松山弘平 2.32.0 1 05-05-04-03 35.7 8 (美)堀宣行
B2 3 ジャスティンパレス 牡6 58 団野大成 2.32.1  1/2 15-16-11-12 35.2 5 *(栗)杉山晴紀
1 1 エキサイトバイオ 牡3 56 荻野極 2.32.1 ハナ 10-09-08-07 35.5 7 (栗)今野貞一
6 12 マイネルエンペラー 牡5 58 丹内祐次 2.32.3 1 07-07-04-04 35.9 11 *(栗)清水久詞
10 4 8 シュヴァリエローズ 牡7 58 北村友一 2.32.4  3/4 12-11-11-12 35.5 14 *(栗)清水久詞
11 7 13 アドマイヤテラ 牡4 58 川田将雅 2.32.4 クビ 04-04-04-04 36.1 9 (栗)友道康夫
12 8 15 エルトンバローズ 牡5 58 西村淳也 2.32.6 1 1/4 07-07-07-07 36.1 16 *(栗)杉山晴紀
13 3 6 メイショウタバル 牡4 58 武豊 2.32.6 クビ 02-02-01-01 36.7 4 (栗)石橋守
14 1 2 シンエンペラー 牡4 58 坂井瑠星 2.32.6 05-05-08-07 36.0 6 (栗)矢作芳人
15 7 14 アラタ 牡8 58 大野拓弥 2.32.8  3/4 12-11-11-12 35.9 15 (美)和田勇介
16 6 11 ミステリーウェイ セ7 58 松本大輝 2.32.8 クビ 01-01-02-04 36.8 10 (栗)小林真也

 

すべての競走馬とご会員様へ!心からの感謝を

12月28の競馬をもって、2025年のJRA競馬の全日程が終了した。

おかげさまで、後述するG1【ホープフルS】において、馬連8,310円という高配当的中に成功!

有馬記念こそ「抑えの3連複のみの的中」という悔しい結果に終わったが、トータルで考えれば、良い形で締めくくれたのではないだろうか。

キング得意の新春金杯に向けて、気持ちよく、そしてまた新たな気持ちで挑めそうだ。

さあ新年も勝つぞ!新春金杯の狙い

 

いずれにせよ、私たちキングスポーツの人間が、こうして無事に1年を終えられ、新年を迎えられるのも「競馬」という世界があるから。

特に競走馬たちの、真摯で懸命な戦いぶりにはいつも心を打たれるし、彼らに対して恥ずかしくない予想をしなければと、大きなモチベーションになっている。

そして何より、そんな私たちを日頃から温かくご支援くださる会員の皆様の存在。心の底から感謝している。

感謝の思いを形にするには「結果」しかない。2026年も1本でも多くの的中をお届けするため、スタッフ一度全力を尽くすことを誓う。そして、回顧の中身も充実させていくよ(笑)

 

これぞ「混戦の年の有馬」

さて【有馬記念】のお話に入っていくが、結論としては「4強対決」と言われた割には「荒れた」部類の決着と言えるだろう。

1番人気のレガレイラは4着に終わり、2着には12番人気のコスモキュランダが突っ込んだ。3連単も13万馬券が出ている。(3連複の1万6千円はゲット)

「まさか、このような伏兵が、、、」

と驚かれた方もいるだろうが、実はこの結果「過去の有馬記念の傾向通り」だったりするのだ。

詳細は、レース前の段階で公開した「狙いのコラム」を読み直してほしい。

有馬記念 2025 狙いのコラム

書かれていることのポイントとしては

「1986円以降の約40年の有馬記念において、単勝1番人気馬が3.0倍以上ついた9回の馬連平均は5,442円。もちろん、その時の1番人気馬は一頭も勝ててはいない」

必ず来年以降の参考に

有馬記念は、ダービーなどと並ぶ、日本競馬界の頂点ともいうべきレース。

だからこそ、ディープインパクトだったり、イクイノックスだったり、「真のスーパーホース」が人気を背負ってキッチリと結果を残してきた。有馬といえば、そのイメージが強いと思う。

だが、その一方で、混戦の年の有馬記念は波乱傾向にあったのだ。

迎えた今年の1番人気レガレイラの単勝オッズは「3.3倍」。案の定、波乱の決着になった。

そして、私たちもそれをわかっていたからこそ、ヒモではしっかりとコスモを拾うことができた。

 

今回、コスモを拾えた可能性があった人というのは

「波乱の可能性がある」

という大局観を持てた人だけだと思う。日頃から申し上げてきたことだが、改めて大局観の重要性をご理解いただけたのではないだろうか。

有馬記念はまだまだ来年以降も続く。ここで記した内容は、必ず「次」に活かしてほしい。

 

最大の勝因は?

それにしてもミュージアムマイルの優勝はお見事だった。

【天皇賞・秋】を制したマスカレードボールに続き、3歳馬の優勝。

「距離不安」を言われつつ、一方で陣営などからは「折り合えるから、距離もこなせるはず」という趣旨のコメントが出ていたが、案の定。

しっかり溜められたから、スタミナロスをすることもなく、直線では思い切り弾けた。

元々【皐月賞】馬でもあるが、中山との相性の良さも際立っており、恐らくこの舞台で戦えば、マスカレードボールにもヒケはとらないだろう。

間違いなく、来年以降の日本競馬界における中心の一頭だ。

このように、能力(精神面を含めた)、コース適性の高さともに、類まれな一頭と言えるが、それを前提に!

今回のレースに最大の勝因は「鞍上の嗅覚」にあるのではないだろうか。

 

マークした相手が正しかった

レース後、かつてのトップジョッキーが、SNSにおいて

「相手をダノンと決めて、道中で動かなかった」

という趣旨の内容を投稿していたが、全くの同感。

終わってみればミュージアムマイルの強さは素晴らしかったが、レース前の段階ではダノンデサイルも、レガレイラも、メイショウタバルも、同等の評価だった。

その他にも、これまで数々のG1で活躍してきた実績豊富な馬もいる。

マークした方がよいであろう強豪はたくさんいたのだ。

一方で、マークすべき相手を間違えれば、早仕掛けになる可能性もあるし、その逆にもなりかねない。「拮抗している」からこそ、わずかな判断ミスが致命傷になりかねない。

だが、Cデムーロは間違えなかった。

お見事!ミュージアムマイル&Cデムーロ

明らかにダノンデサイルをマークしてレースを運んでいることが伝わてってきたし、だからこそ理想的な形で直線に入れた。そして良い脚を使えた。

大一番で決め打ちをするようなことは簡単ではない。だが、それができるのがCデムーロ騎手。

 

「馬7、人3」

が競馬の鉄則。むしろ私たちは、それ以上に「馬重視」の予想をしているつもりだ。

一方で、騎手の技量が結果に左右されるケースが少なくないことも認めざるを得ない。

来年以降も「フラットな目」で馬はもちろん、ジョッキーも精査していきたい。

 

最後に一頭だけ

【有馬記念】ほどのレースになれば、好走した馬にも、失速してしまった馬にも、レース前後、レース中を問わず、それぞれの「ドラマ」がある。

ただ、全馬についてご紹介したら日が暮れそうなので(笑)

最後に1頭だけ!私たちの軸馬だったダノンデサイルについて触れておきたい。

結論としては、私たちが信じた通り、そしてCデムーロ騎手が狙いを定めた通り、メンバー中で、最も強い内容の走りをした1頭だと確信している。

ガス抜きもできていて、落ち着いていた。行きっぷりも悪くなかった。

ただ、唯一、レース後に戸崎騎手も認めているように、右にもたれる面が出てしまった。タラレバを承知で、それがなければ2着はあったと思う。(モタれる面の解消は今後に期待したい)

3歳時から活躍を続けるダノンデサイル

近年、ダービー馬であっても、年を重ねるごとに苦戦するケースも少なくない。

ダービーを勝つのは、ある意味では早熟性が必要になる。早熟性と成長力を両立させるのは、よほどのスーパーホースにしかかなわない芸当なのだろう。

だが、レースぶりを見る限り、ダノンデサイルは確実に強くなっている。そして、まだ良くなりそうな予感がする。何より、あの戸崎騎手が、レガレイラではなく、自らの意思でコチラを選んだほどの馬なのだから。

だとすれば、この馬は「よほどのスーパーホース」なのかもしれない。

今日、ダノン陣営と、ダノンの馬券を購入した人が味わった悔しさは、必ず来年「お釣りをつけて返してくれる」はずだ!大きな期待をもって、未来の主役に指名したい。

 

ホープフルS 2025 の回顧&未来の主役

2025年12月27日(土) 5回中山7日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第42回ホープフルS
2歳・オープン・G1(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 2000m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
2 4 ロブチェン 牡2 56 松山弘平 2.01.0   06-07-07-07 34.5 7 (栗)杉山晴紀
6 11 フォルテアンジェロ 牡2 56 マーカン 2.01.1  3/4 04-05-04-04 34.9 4 (美)上原佑紀
8 15 アスクエジンバラ 牡2 56 岩田康誠 2.01.2  1/2 05-06-06-04 34.9 9 (栗)福永祐一
1 2 アーレムアレス 牡2 56 菱田裕二 2.01.4 1 09-09-10-10 34.5 6 (栗)橋口慎介
3 6 バドリナート 牡2 56 坂井瑠星 2.01.4 ハナ 03-03-04-04 35.2 5 *(栗)松永幹夫
8 16 オルフセン 牡2 56 岩田望来 2.01.6 1 1/2 16-16-12-10 34.5 8 *(美)斎藤誠
6 12 アンドゥーリル 牡2 56 川田将雅 2.01.6 ハナ 06-03-02-02 35.5 1 (栗)中内田充
2 3 ジャスティンビスタ 牡2 56 北村友一 2.01.7  1/2 12-13-12-13 34.6 2 (栗)吉岡辰弥
4 7 テーオーアルアイン 牡2 56 横山武史 2.01.8  3/4 01-01-01-01 36.0 13 (栗)奥村豊
10 1 1 ノチェセラーダ 牡2 56 プーシャ 2.01.8 06-07-07-07 35.3 10 (栗)杉山佳明
11 4 8 マテンロウゼロ 牡2 56 横山典弘 2.01.9 クビ 09-09-12-13 34.9 15 *(栗)松永幹夫
12 7 14 ジーネキング 牡2 56 斎藤新 2.02.1 1 02-02-02-02 36.1 11 *(美)斎藤誠
13 5 10 ウイナーズナイン 牡2 56 西村淳也 2.02.3 1 1/4 14-13-12-13 35.3 12 (栗)小栗実
14 7 13 ショウナンガルフ 牡2 56 池添謙一 2.02.4  1/2 12-12-10-10 35.6 3 (栗)須貝尚介
15 B3 5 ノーウェアマン 牡2 56 木幡巧也 2.02.8 2 1/2 14-13-12-16 35.7 16 (美)浅利英明
16 5 9 メイショウハチコウ 牡2 56 三浦皇成 2.02.9  1/2 09-09-07-07 36.4 14 (栗)牧浦充徳

 

ありがとう!フォルテアンジェロ

まずは何より、2025年のJRA競馬ラストウィークという大事な週に

「G1での馬連83倍的中」

という大きな配当、キングスポーツらしい破壊力満点の一撃をご会員の皆様にお届けできたこと、心より嬉しく思う。

ホープフルSの的中実績

来年以降も、従来のキングスポーツならでは「穴予想」はそのままに、この夏のキング予想改革によって精度を増した「絞りぬく勝負」

レースの質に応じた様々なスタイルで勝ち続けていくから、ついてきていただきたい。

 

それにしても、今回の上位2頭、ロブチェンとフォルテアンジェロの強さは圧倒的だった。

レースをしっかりと見ていた方ならおわかりの通り、両馬ともに直線での動きは決してスムーズではなかった。それでいて、あの末脚。

近年、出世レースとしての存在感を増しまくっている【ホープフルS】だが、きっと彼らも第2のコントレイル、第2のクロワデュノールを狙える馬になっていくはずだ。

 

両馬の比較について

さて、上で「上位2頭」と一括りにしてしまったが、実際には、両馬の間には0.1秒の差がある。

また、勝ち馬は上がり3ハロンも最速タイをマーク。

「実は彼ら2頭の力の差も、結構あるのでは?」

という見方もできるかもしれない。

もちろん、考え方は色々あるとは思うが、私たちの感覚では「ロブチェンの方が強いとは思うが、ほぼ互角に近い」

そこで、2つの画像を用意してみた。直線におけるイメージ画像ということで、大体こんな感じ、くらいで見てもらえるとありがたいが(笑)

下の画像の通り、直線に入ってすぐの段階では、2頭の前には多くの馬がいる。詰まって動けない状況。

だが、その後、ロブチェンが強引に先に外に持ち出す。

ほんのわずかに遅れてフォルテアンジェロも外に出す。ただ、ロブチェンの前は完全に開いたのに対し、ほんのわずかだが、まだロブチェンの前には馬がいる。

先に「全力でアクセルを踏めたのはロブチェン」だということがわかる。

この差、コンマ数秒の世界。だが、その「コンマ」が勝負をわけるのが競馬の世界だということを忘れてはいけない。

先にアクセルを踏めた分、先にトップスピードに入れた。だから差し切れたという部分はあったのではないだろうか。だから、勝ち馬の方が強いと決めつけすぎない方が良い。

したがって、今日の段階では、両馬ともに「未来の主役」にしておきたい。彼らがどう成長していくのか?どちらが強くなるのか?彼らに馬券をプレゼントしてもらった仲間として(笑)一緒に見守っていこう!

阪神C 2025 の回顧&未来の主役

2025年12月27日(土) 5回阪神7日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第20回阪神カップ
3歳以上・オープン・G2(定量) (国際)(特指) 芝・内 1400m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
8 15 ルガル 牡5 58 鮫島克駿 1.19.0    05-04 33.9 3 *(栗)杉山晴紀
6 12 ナムラクレア 牝6 56 ルメール 1.19.0 ハナ    10-10 33.2 1 (栗)長谷川浩
4 7 フォーチュンタイム 牡4 58 団野大成 1.19.2 1    06-06 33.9 4 (栗)吉岡辰弥
2 3 グレイイングリーン 牡7 58 吉村誠之 1.19.6 2    08-08 34.0 13 (栗)池江泰寿
1 1 エイシンフェンサー 牝5 56 川又賢治 1.19.6 クビ    04-04 34.7 8 (栗)吉村圭司
1 2 ヨシノイースター 牡7 58 内田博幸 1.19.6 ハナ    06-06 34.3 7 (栗)中尾秀正
6 11 ダノンマッキンリー 牡4 58 C.デム 1.19.6    12-13 33.6 5 (栗)藤原英昭
B4 8 アスクワンタイム 牡4 58 西塚洸二 1.19.8 1 1/4    10-10 34.0 16 (栗)梅田智之
7 13 ミッキーゴージャス 牝5 56 横山和生 1.19.9  3/4    14-14 33.7 6 (栗)安田翔伍
10 B3 6 シュタールヴィント 牡5 58 高杉吏麒 1.19.9 クビ    08-08 34.3 10 (栗)矢作芳人
11 5 9 ジューンブレア 牝4 56 武豊 1.20.0 クビ    01-01 35.9 2 (栗)武英智
12 5 10 グロリアラウス セ4 58 ジェルー 1.20.4 2    02-02 36.1 9 (栗)斉藤崇史
13 B2 4 カリボール 牡9 58 富田暁 1.20.4 ハナ    02-02 36.1 15 (栗)西村真幸
14 8 16 モズメイメイ 牝5 56 田口貫太 1.20.7 2    16-15 34.3 14 (栗)前川恭子
15 7 14 ショウナンザナドゥ 牝3 55 松若風馬 1.20.9 1 1/2    12-10 35.0 11 (栗)松下武士
16 3 5 シャドウフューリー 牡5 58 泉谷楓真 1.21.1 1    15-15 34.8 12 *(栗)杉山晴紀

底力勝負に

競馬における「走破時計」は、あくまでも「物差しのひとつ」程度に考えている。

レースのペース、展開によって左右される部分が大きいからだ。

今回、レコードタイムとなる1分19秒0が出ているが、序盤から前で飛ばしたジュンーブレアの積極策による部分も大きいと思う。

そうはいっても「2025年のJRA競馬のラストウィーク」

12月も末となれば、いわゆる冬枯れの傷んだ馬場になってきている。

実際に出た時計以上に「タフな馬場」だったことは間違いない。

そうした馬場におけるレコード決着ともなれば、いくら「時計はペース次第」とは言っても、そんじょそこらの馬では勝負にならない。

だから、G1馬であるルガル、G1勝ちこそないがルガルと同等以上と言っても良い戦績を誇るナムラクレア。彼ら2頭が上位を占めたのは必然。

穴党としては辛い決着ではあったが(笑)阪神競馬の年内ラスト重賞に相応しい見応えあるレースだった。

当然、あの馬も

だとすれば「最強の上位2頭」と0.2秒差の3着で走ったフォーチュンタイムへの期待は相当に大きくなる。

終始落ち着いた立ち回りができていたし、直線での鋭い伸び脚も目立っていた。

レース後、団野騎手が

「上位の2頭は実績のある馬ですし、最後は食らいついていました。よく頑張っていたと思う」

という趣旨のコメントを出していたが、特に直線の半ばまでは「ひょっとして!?」と感じられるようなレースをしていた。

 

フォーチュンタイムは、素質は高いがなかなか順調に使ってこられなかった。

まもなく5歳という時期ながら、今回がようやく9戦目。そんな馬が、先月の【オーロC】の優勝に続き、2ヶ月連続でレースに出られたこも、ここにきて心身が充実している証と言えそうだ。

この先も順調にいけたらという条件つきにはなるが、来年の春には【京王杯SC】で好走し、さらに【安田記念】へ!そんなシーンが浮かぶ。未来の主役はこの馬で決まり!

 

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