このコラムでは【アンタレスステークス 2020】における「必ず知っておきたい攻略ポイント」についての話や、主な出走馬の解説をご紹介。
G1【皐月賞】の同日に【アンタレスステークス】。
「大一番の裏」ということもあり、恐らく注目度は高くないだろう。
だが!恐らくキングスポーツのコラムをチェックして下さる方の多くは「穴党」ではないか。
そういった皆様には、間違いなく
絶対に見逃していただきたくない重賞
なのだ。
アンタレスステークス 2020 枠順確定
2020年 4月19日(日) 2回阪神8日目 16頭 [15:30発走]
4歳以上・オープン・G3(別定)(国際)(指定) ダート1800m
枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 替 騎手 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|
B1 | 1 | ノーブルサターン | 牡6 | *高倉稜 | 56 | (栗)牧浦充徳 |
1 | 2 | ワイルドカード | 牡6 | 北村宏司 | 56 | (美)木村哲也 |
2 | 3 | ロードゴラッソ | 牡5 | *浜中俊 | 57 | (栗)藤岡健一 |
2 | 4 | クリンチャー | 牡6 | 石橋脩 | 57 | (栗)宮本博 |
B3 | 5 | ルールソヴァール | セ8 | *松田大作 | 56 | (美)高木登 |
3 | 6 | アングライフェン | 牡8 | *藤井勘一 | 56 | (栗)安田隆行 |
4 | 7 | ベストタッチダウン | 牡4 | 川田将雅 | 56 | (栗)橋口慎介 |
4 | 8 | ウェスタールンド | セ8 | *藤岡佑介 | 56 | (栗)佐々木晶 |
5 | 9 | コマビショウ | 牡5 | *松若風馬 | 56 | (栗)南井克巳 |
5 | 10 | サトノプライム | 牡6 | 古川吉洋 | 56 | (栗)南井克巳 |
B6 | 11 | アナザートゥルース | セ6 | *大野拓弥 | 58 | (美)高木登 |
6 | 12 | モズアトラクション | 牡6 | *幸英明 | 57 | (栗)松下武士 |
7 | 13 | ナムラアラシ | 牡7 | *坂井瑠星 | 56 | (栗)牧田和弥 |
7 | 14 | メイショウスミトモ | 牡9 | *小牧太 | 57 | (栗)南井克巳 |
8 | 15 | リワードアンヴァル | 牡4 | 三浦皇成 | 56 | (美)藤原辰雄 |
8 | 16 | メイショウワザシ | 牡5 | *秋山真一 | 56 | (栗)南井克巳 |
現在のダート路線は「混戦」だ
その理由は
だという言い切れる点にある。
とにかく、今のダート界は混戦。象徴とも言うべきレースが、2月のG1【フェブラリーS】だろう。
2着に、最低人気のケイティブレイブが飛び込んだじゃないか!
ならば「攻めの予想」を貫くのみ!
波乱確実なら「攻めればいい」じゃないか!
そして、以前から申し上げているように
荒れそうなレースほど思考をシンプルに
あれやこれやと考えるのではなく、ポイントを絞って勝負に挑むこと!
これこそが、勝利への近道だと確信している。
そのためにも、このコラムにおいて攻略へ向けて、穴のキングスポーツならではの厳選データをピックアップした!
後ほどご紹介したい。
その前に、まずは主な出走予定馬をご紹介だ。
冒頭からご紹介している通り大混戦。現時点では実績が飛び抜けた馬は見当たらないが
一応の上位人気候補
ということで、覚えておいていただけるとありがたい。
アンタレスステークス 2020
上位人気候補の3頭を解説
【短評】11番アナザートゥルース(大野・高木)
▼最近の主な戦績
ダイオライト記念 1着
⇒昨年の【アンタレスステークス】を快勝!前走は【ダイオライト記念】を逃げて勝利しており、最高の形で連覇を狙いに来た。逃げても先行しても差しても上位争いできる操縦性の高い自在性抜群の持ち主だ!
交流重賞ではこれまでの賞金順で出走馬が確定するだけに、今のままでは【帝王賞】に出走する事が難しいとされている。そう考えるとここは何としても勝利を狙ってくるだろう。
【Check Point】⇒昨秋の競馬で馬券に絡んでいるのは2000m以上。特に前走は【ダイオライト記念】でユッタリと逃げる競馬を覚えてしまった。近頃はダッシュが利くのに時間がかかってズブさがありダ1800mは短いのではないかという声もある。
▼参考レース ダイオライト記念
【短評】8番ウェスタールンド(藤岡佑・佐々木)
▼最近の主な戦績
チャンピオンズC 2018 2着
⇒2018年の【チャンピオンズC】では最後方からの競馬で最内を突き進んで2着。後に年度代表馬へと輝くルヴァンスレーヴが相手だった事を踏まえると相当強い内容だった。
前走は【ダイオライト記念】に出走したが、伸びを欠いたのは距離の分だろう。昨秋は重賞【みやこステークス】では骨折明けで3着の激走があるようにベスト距離で巻き返しだ!
【Check Point】⇒パフォーマンスとしてはG1でも通用するレベルだが、まだ一度もタイトルを掴んでいない。スタートの立ち遅れがあったり、道中はスムーズさを欠いてしまう気性難である事から勝ち味の甘さが目立っている印象だ。
▼参考レース 2018年 チャンピオンズC
【短評】7番ベストタッチダウン(川田・橋口)
▼最近の主な戦績
北山ステークス(3勝クラス) 1着
⇒元々、芝で勝ち上がった馬だが、なかなか成績が上がらずダートに路線を変更。するとダート3戦目から1勝クラス→2勝クラス→3勝クラス【北山ステークス】と連勝!
多少の馬場差はあったが、1分51秒0→1分49秒5→1分48秒3とクラスが上がるに連れて時計も短縮と、驚異的な走りを見せている。オープンでも通用する証をここで見せつけてくれるのか?
【Check Point】⇒最近だと【アルデバランS】まで地方を含めて6連勝を決めたロードレガリスに似たタイプだ!タイムも彼と互角なだけにここを勝てば競馬が盛り上がってくる。しかし近3走はいずれも逃げており、重賞で楽にハナを切らせてくれるほど甘くはない。それを踏まえて重賞でも通用するのかは慎重に見るべし!
▼参考レース 北山ステークス
アンタレスステークス 2020【予想】のCheck Point
人気馬の信頼度(5段階) | ★★★ 混戦 |
3連単 予想配当 | 7万馬券以上 |
3連単 平均配当(直近5年) | 5万2,482円 |
展開 | スロー~ミドル・好位~中団向き |
さて、攻略に向けての詳しい話の前に。
今回はじめて、キングスポーツのコラムをご覧下さる方もいらっしゃると思う。
そういった方のために
をさせていただこうと思う。ぜひご覧いただきたい。
既に知っているよ!というあなたは、自己紹介を飛ばして後半へ進んでほしい!
キングスポーツとは!?
はじめまして!私たちは1981年の創業以来、40年間、予想一筋で勝負をして参りました「キングスポーツ」です。 当ページをご覧を頂き、ありがとうございます!!
自己紹介がてら、ひとつ質問をさせてください。
どうしてあなたはこのページをご覧くださっているのでしょう?
おそらく「馬券的中するために、何らかの情報を得たい」という思いがあるのではないでしょうか。
レース名を検索し、本記事だけではなく、様々な競馬関連のサイト、あるいはスポーツ紙のサイトをチェックされていることでしょう。
そこでキングスポーツから提案です。冷静に思い返してみて下さい。
・あなたが知りたいと思う「答え」に、それらは答えてくれていますか??
キングスポーツは、現在の競馬ファンが「最も苦労しているであろう」点に真っ向から挑み、冒頭から申し上げているように、結果を出し続けております。
具体的には
ということです。
スポーツ紙や専門紙では、本命、対抗等の印は出すものの、具体的な買い方については明言せず、もしくは目立たぬように端の方に小さく載せているだけ。
それでは、馬券を買う側を迷わせる一方。
その点、私たちは結論を出します。それも、ただ当たれば良いとは考えておりません。
私たちが推奨する券種は
「儲けるための券種&買い方」
です。
最終決断も大事だが、そのノウハウであなたの予想レベルは劇的にアップする
また、重賞を中心にレースごとの指定買い目お出しするだけではなく
「プロ予想家のレースに対する考え方・ノウハウ(結論に至ったプロセス)」
を惜しみなくお知らせしています。
自らが「プロの考え方・ノウハウ」を身につけてしまえば、つまり
「教わる側」ではなく「教えられる側」
の力をつけてしまえば、もう様々なサイトを巡らなくてすむでしょう。
馬券の当たった外れたは一過性のものでしょうが、一度身につけた「考え方」は、皆様の中で何年も、何十年も生き続けるはずですよ!
ちなみに
プロの考え方を「競馬専門紙と変わらない金額」で取得できるお得感
も強調させてください。
長くなってしまいましたが、最後に改めて。
キングスポーツは、必ずあなたの予想を進化させてみせます!
どうか、ひとりで悩まないでください。
私たちの決断や考えを元に、大好きな競馬仲間として「共存共栄」していきましょう!!!
では、ここから本題であるデータの話に移るがその前にひとつお断り。
【アンタレスステークス】は、2012年より京都から阪神ダート1800Mへと舞台を移している。
会場が違うものをひとつのデータをして括る訳にはいかない。
そこで今回は特別に
「阪神ダート1800Mで行われたオープン特別以上のレース」
を対象にデータを調べることにした。(対象は16レース・直近10年)
当然【アンタレスステークス】以外でも使用できるデータになるので、頭に入れておいてほしい。
では、厳選3データへ。
まずは4角位置取り別成績から。
1)4角位置取り別の成績をチェック!
早速、直近15年の4角位置取り別の成績からご紹介していこう。
アンタレスステークス 4角位置取り別成績(16レース対象)
4角位置 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
4角1番手 | 2- 5- 1- 8/ 16 | 12.5% | 43.8% | 50.0% |
2番手以内 | 5- 7- 6- 25/ 43 | 11.6% | 27.9% | 41.9% |
3番手以内 | 8- 8- 7- 34/ 57 | 14.0% | 28.1% | 40.4% |
4番手以内 | 11- 9- 8- 46/ 74 | 14.9% | 27.0% | 37.8% |
5番手以内 | 13- 10- 9- 57/ 89 | 14.6% | 25.8% | 36.0% |
7番手以内 | 15– 11- 12- 82/120 | 12.5% | 21.7% | 31.7% |
10番手以内 | 16- 14- 14-128/172 | 9.3% | 17.4% | 25.6% |
ご覧いただければおわかりの通り
16レース中⇒15頭の勝ち馬が4角を7番手以内で通過
しているのだ。
とにかく、中団より前でレースを運べる馬でなけれな勝負にならない。
これを覚えておきたい。
2)「あの傾向」はダートでも
次は、枠別成績をチェック!
アンタレスステークス 枠別の成績(16レース対象)
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 1- 1- 2-28/32 | 3.1% | 6.3% | 12.5% |
2枠 | 1- 3- 4-24/32 | 3.1% | 12.5% | 25.0% |
3枠 | 0- 0- 3-29/32 | 0.0% | 0.0% | 9.4% |
4枠 | 3- 2- 1-26/32 | 9.4% | 15.6% | 18.8% |
5枠 | 6- 3- 2-21/32 | 18.8% | 28.1% | 34.4% |
6枠 | 2- 2- 2-26/32 | 6.3% | 12.5% | 18.8% |
7枠 | 2- 3- 1-26/32 | 6.3% | 15.6% | 18.8% |
8枠 | 1- 2- 1-28/32 | 3.1% | 9.4% | 12.5% |
距離ロスなく運べるかと思える内側の1枠&2枠の「勝率」があまり伸びていないことがよくわかる。
特に1枠は、連対率、複勝率に関してもイマイチ
実は2週前の【大阪杯】や1週前の【桜花賞】といった、芝の重賞でも同じような傾向が出ていた。
当初は「内枠不利は、芝の重賞に共通したデータなのかな」
などと考えていたが、どうやら芝だとかダートとかではなく
阪神に共通したデータ
ということになりそうだ。
3)年齢別の成績確認
最後に、年齢別成績を見てほしい。
アンタレスステークス 年齢別成績(16レース対象)
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
3歳 | 0- 0- 1- 10/ 11 | 0.0% | 0.0% | 9.1% |
4歳 | 2- 6- 3- 39/ 50 | 4.0% | 16.0% | 22.0% |
5歳 | 13- 3- 5- 51/ 72 | 18.1% | 22.2% | 29.2% |
6歳 | 1- 4- 5- 50/ 60 | 1.7% | 8.3% | 16.7% |
7歳 | 0- 2- 2- 37/ 41 | 0.0% | 4.9% | 9.8% |
8歳 | 0- 1- 0- 17/ 18 | 0.0% | 5.6% | 5.6% |
結論は
殆ど5歳馬が勝っている
ということになるだろう。
4歳~7歳は、いずれもかなりの数の馬が出走しているが、何故か5歳馬に集中。
あまり深く考えずに
迷ったら5歳馬を指名
をいうことで良さそうだ。
最後に、データをまとめてみよう。
【アンタレスS(阪神ダ1800M)に関するまとめ】
1➡大半の勝ち馬が内4コーナー7番手以内!つまり前有利!
2➡ロスなく運へるはずの1枠の数字が伸びていない!
3➡ほとんど5歳馬が勝っている!迷ったら5歳馬!
上記3点を踏まえた上で!
皆様ならどのように勝負されるだろう?
まだ迷いがあるという方は、ぜひキングスポーツに勝利のお手伝いをさせてほしい。
2020年の重賞で快進撃を続ける
唯一無二の勝負馬券がここにある!
ぜひ、ご期待いただきたい。
アンタレスステークス 2020 上位人気候補&予想オッズ
オッズ | 出走予定馬 | 騎手 | 厩舎 | 前走成績 |
---|---|---|---|---|
4.0 | ベストタッチダウン | 川田 | 橋口 | 北山ステークス 1着 |
3.7 | アナザートゥルース | 大野 | 高木 | ダイオ記念 1着 |
5.0 | クリンチャー | 石橋脩 | 宮本 | マーチS 2着 |
7.8 | ウェスタールンド | 藤岡佑 | 佐々木 | ダイオ記念 2着 |
9.7 | リワードアンヴァル | 三浦皇 | 藤原辰 | 甲南ステークス 1着 |
14.2 | ロードゴラッソ | 浜中 | 藤岡健 | 名古屋大賞典 1着 |
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