新潟２歳ステークス 2021【予想/データ】枠順確定！明日のスターがここにいる！攻略へ向けての考え方、データ、主な出走馬をご紹介

新潟２歳ステークス 2021
上位人気候補の３頭を解説

【短評】８番アライバル（ルメール・栗田）

▼最近の主な戦績
6/19 ２歳新馬１着（東京芝1600m）
⇒東京のデビュー戦を快勝した素質馬！姉のククナは【アルテミスＳ】で２着、そして【クイーンＣ】で３着と春のクラシックを沸かせていたが、この馬はスタートセンスもあり、好位からの競馬で、追い出されてからの瞬発力は素晴らしくアッサリと抜け出して勝利！

この日は雨が降っており馬場は稍重。良馬場であれば、もっと凄い脚を使っていたという噂もあり、大物感溢れる馬である事は間違いなさそう。追い切り内容からデビュー時よりも逞しくなっており、どんな走りをするのか非常に楽しみだ！

【Check Point】⇒夏シーズンに入ってから先週までルメール騎手は全て北海道での騎乗だった。彼は暑いのが苦手な事は有名で、余程の事がない限り、北海道から移動することはない。だが、この馬に関してはアッサリと騎乗依頼を引き受けた。それだけこの馬は将来性があるという事なのだろう。

▼参考レース　6/19 ２歳新馬１着（東京芝1600m）

【短評】６番オタルエバー（幸・中竹）

▼最近の主な戦績
7/24 ２歳新馬１着（新潟芝1600m）
⇒デビュー戦は後続に４馬身以上の差をつけたままノーステッキで完勝！

レース後、幸騎手からは『２番手でもよかったが、他に行く馬がいなかった』とのコメント通り、最初のスタートこそ団子だったが、２ハロン目には11.2秒をマークしていたように、相当な器であることは間違いない。

そしてこの馬の父リオンディーズといえば、同じく名牝シーザリオを母に持つエピファネイアの陰に隠れている。エピファネイア産駒は三冠牝馬デアリングタクトという大物を輩出したように、いつリオンディーズから大物が出ても不思議ではない。

【Check Point】⇒２着コリエンテスの川田将雅騎手が「着差通り勝った馬が強かった」と話した通り、オタルエバー自身の力を認めていた。後は開催が続いたことにより、時計のかかる馬場に対応できるかが大きなポイントとなりそう。

▼参考レース　7/24 ２歳新馬１着（新潟芝1600m）

【短評】１番セリフォス（川田・中内田）

▼最近の主な戦績
6/5 ２歳新馬１着（中京芝1600m）
⇒デビュー戦は好位から抜け出して２着馬には１馬身半差をつける好内容での快勝！1000メートル通過は１分０秒６でスローの中で４角２番手と展開に恵まれた部分こそあるが、先頭に立ってからの非凡なスピードは、重賞でも通用するレベル。

デビュー戦、２着だったベルクレスタは後に未勝利戦で単勝1.3倍の人気に応えて後続に３馬身半差で圧勝した部分からの比較、そして川田騎手✕中内田騎手とのコンビからもここは勝ちに来たと言ってもよい。

【Check Point】⇒なお鞍上の川田将雅騎手からは「能力は高いですが、性格にとても難しいところがあり、その面をうまくコントロールできるようなら将来が楽しみです」と振り返っていた。そういった意味では、追い切りやパドックなどで馬の状態はしっかりと確認しておきたい。

▼参考レース　6/5 ２歳新馬１着（中京芝1600m）