このコラムでは【日経新春杯 2022】における「必ず知っておきたい攻略ポイント」についての話や、主な出走馬の解説をご紹介。
伝統の重賞！日経新春杯
改めて申し上げるまでもないが、まだまだ、京都競馬場の改修工事は行われている。
どうやら来年の３月まで続くそうだ。
特に１月の京都は寒いだろう。工事に携わっている方々の健康を心から祈っている。
さて、工事の影響で、今年で69回目を迎える伝統の重賞【日経新春杯】も、昨年に続いて中京で行われる。
尚、中京には2400Ｍのコース設定がないため、2200Ｍで行われるのだ。
異例の条件に、なんだかしっくり来ないのは私だけではないだろう（笑）
ただし！コースは変わろうとも、決して変わらないものがある。
数多くの活躍馬を輩出！
元々、数多くの活躍馬を輩出してきたレースだが、特に近年の勝ち馬はその傾向が強い。
2017年ミッキーロケット➡翌年の宝塚記念を優勝
2019年グローリーヴェイズ➡同年の香港ヴァーズを優勝
2020年モズベッロ➡同年の宝塚記念で３着
要するに【日経新春杯】は「単なる１月の重賞」ではない。
素質馬がたちが、今後大きく飛躍できるかどうかの分岐点！
どの馬もきっちりと仕上げて勝ちにくる！ある意味
１月のＧ１レース
そのような言い方をしても過言ではないだろう。
今年も豪華メンバー集結！
そして実際に、今年も楽しみなメンバーが集結した。
特に【有馬記念】でも４着に好走したステラヴェローチェあたりは、上で名前を挙げた過去の勝ち馬以上の好素材とも思える。
参考⇒有馬記念 2021 回顧
それだけに、予想をする側の私たちも、それ相応の「覚悟」をもって、勝負に挑むつもりだ。
攻略へ向けての考え方は？
では、攻略へ向けてどういった考え方で挑めば良いのか？
もちろん、様々な要素はあるが、ひとつ皆様にヒントをご紹介するなら「脚質」では」ないだろうか。
実はコラム後半で「中京芝2200Ｍにおける４角位置別の成績」を記した。
詳しくはそこをご覧いただきたいが、簡単にいうと
直線が長くタフな舞台の割に前でレースできる馬に両績が残っている
のだ。
ちなみに、昨年優勝した伏兵・ショウリュウイクゾも４角を３番手で通過している。
とにかく、先入観をもって勝負に挑むことは絶対にしてはいけない！
さあ結論はどうなる？
これらを踏まえた上で、キングスポーツは楽しみな「軸馬＆★馬」を発掘することができた。
能力面も脚質も、さらに言えば仕上がりに関しても、態勢は整ったと言えるのではないだろうか。
では、その馬の正体は？
キングスポーツにお任せいただければ
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後半では、レース攻略へ向けての「データ」もご紹介。
ぜひ、参考になさってほしい。
その前に、ここからは主な有力馬の解説だ。
日経新春杯 2022
上位人気候補の３頭を解説
【短評】ステラヴェローチェ（デムーロ・須貝）
▼最近の主な戦績
有馬記念 ４着
⇒【サウジアラビアＲＣ】＆【神戸新聞杯】の２つの重賞制覇に加えて【皐月賞】＆【ダービー】で３着、そして【菊花賞】４着と３歳クラシック戦線で全て掲示板を確保！
それだけに前走の【有馬記念】は３番人気に支持されており優勝も期待されていた。結果は４着に敗れたが、グランプリ４連覇がかかったクロノジェネシスと0.1秒差。上がり最速タイムをマークしながら届かなかったのはスタートを決められなかった事が全てだった。改めて古馬Ｇ１でも通用する馬であることを証明！春の飛躍に向けて、存在感を示したい。
【Check Point】⇒グランプリ４着馬が【日経新春杯】に出走したのは驚きを隠せない。恐らく【神戸新聞杯】で勝っている中京芝2200mを狙っての参戦。ここはハンデだけが敵となりそうだが、格の違いを見せてもらいたい。
▼参考レース 有馬記念
【短評】ヨーホーレイク（川田・友道）
▼最近の主な戦績
皐月賞５着＆ダービー７着
⇒２歳時はデビューから２連勝を決めて、G１【ホープフルＳ】に出走。そこでは出遅れが響いた中で３着に激走！そして３歳時は【きさらぎ賞】で２着、【皐月賞】は５着の大健闘！ここまで全て上がり最速をマークしたように、直線で繰り出すキレ味は紛れもなく重賞を勝てる素質を持っている。
ダービー以来の競馬になるが、栗東坂路で乗り込まれており、３歳の頃よりも間違いなく力をつけている。春には同世代のエフフォーリアと戦うことを目指して復活を誓う！
【Check Point】⇒兄のカミノタサハラは重賞【弥生賞】を勝利して【皐月賞】で４着に激走！その後は脚部不安の影響で引退を余儀なくされた。ヨーホーレイクは【ダービー】以来となるが、ターフに戻ることができた。兄が成し遂げることができなかった古馬G１の舞台に立つために結果が欲しい。
▼参考レース 皐月賞
▼参考レース ダービー
【短評】マイネルウィルトス（川須・宮）
▼最近の主な戦績
アルゼンチン共和国杯 ２着
⇒昨年は【福島民報杯】（新潟芝2000m）で後続に１秒８もつけて大差勝ちを決めた！異常とも言える不良馬場を押し切った内容から、一時期は【凱旋門賞】に出走することも考えていた。
世界への挑戦は断念したが【札幌記念】で４着、そして２走前の【アルゼンチン共和国杯】で２着と重賞でも勝ち負けできることを証明。明け６歳になった今でもメキメキと力をつけており、初重賞制覇の日は近そう。
【Check Point】⇒なお前走の【チャレンジＣ】は６着に敗退したが、スローからの瞬発力勝負となった事が裏目に出た。元々スピード競馬よりもパワー自慢の馬！そういった意味ではタフな中京コースで巻き返しが狙えそう。
▼参考レース アルゼンチン共和国杯
日経新春杯 2022【予想】のCheck Point
| 人気馬の信頼度（5段階） | ★★★ 波乱の予感 |
| 3連単 予想配当 | ５万馬券以上 |
| 3連単 平均配当（直近５年） | 22万5,056円 |
| 展開 | ミドル⇒中団向き |
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尚、コラムの後半では、伏兵発掘へ向けてのヒントになるであろう「攻略データ」をご用意した。
ぜひ、ご確認いただきたい。
私たち「キングスポーツ」とは！？
はじめまして！私たちは1981年の創業以来、40年間、予想一筋で勝負をして参りました「キングスポーツ」です。 当ページをご覧を頂き、ありがとうございます！！
自己紹介がてら、ひとつ質問をさせてください。
どうしてあなたはこのページをご覧くださっているのでしょう？
おそらく「馬券的中するために、何らかの情報を得たい」という思いがあるのではないでしょうか。
レース名を検索し、本記事だけではなく、様々な競馬関連のサイト、あるいはスポーツ紙のサイトをチェックされていることでしょう。
そこでキングスポーツから提案です。冷静に思い返してみて下さい。
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キングスポーツは、現在の競馬ファンが「最も苦労しているであろう」点に真っ向から挑み、冒頭から申し上げているように、結果を出し続けております。
具体的には
ということです。
スポーツ紙や専門紙では、本命、対抗等の印は出すものの、具体的な買い方については明言せず、もしくは目立たぬように端の方に小さく載せているだけ。
それでは、馬券を買う側を迷わせる一方。
その点、私たちは結論を出します。それも、ただ当たれば良いとは考えておりません。
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最終決断も大事だが、そのノウハウであなたの予想レベルは劇的にアップする
また、重賞を中心にレースごとの指定買い目お出しするだけではなく
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自らが「プロの考え方・ノウハウ」を身につけてしまえば、つまり
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馬券の当たった外れたは一過性のものでしょうが、一度身につけた「考え方」は、皆様の中で何年も、何十年も生き続けるはずですよ！
ちなみに
プロの考え方を「競馬専門紙と変わらない金額」で取得できるお得感
も強調させてください。
長くなってしまいましたが、最後に改めて。
キングスポーツは、必ずあなたの予想を進化させてみせます！
どうか、ひとりで悩まないでください。
私たちの決断や考えを元に、大好きな競馬仲間として「共存共栄」していきましょう！！！
ここからはデータの話題へ。
例年、京都芝2400Ｍで行われている重賞。
今年の舞台は中京だけに、これまでのデータは使えない。
そこで今回は中京芝2200Ｍに特化して！直近５年を対象にデータ収集（94レース）した。
もちろん、今回の【日経新春杯】に限らず使えるデータになっている。
ぜひ、参考になさってほしい。
１）馬番別の成績
早速データをご覧いただきたい。
中京芝2200Ｍ 馬番別成績（直近５年/94レース）
| 馬番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| １番 | 4- 5- 8- 77/ 94 | 4.3% | 9.6% | 18.1% |
| ２番 | 10- 8- 7- 69/ 94 | 10.6% | 19.1% | 26.6% |
| ３番 | 7- 8- 6- 73/ 94 | 7.4% | 16.0% | 22.3% |
| ４番 | 10- 8- 6- 69/ 93 | 10.8% | 19.4% | 25.8% |
| ５番 | 9- 10- 8- 67/ 94 | 9.6% | 20.2% | 28.7% |
| ６番 | 8- 10- 10- 66/ 94 | 8.5% | 19.1% | 29.8% |
| ７番 | 4- 8- 10- 71/ 93 | 4.3% | 12.9% | 23.7% |
| ８番 | 5- 6- 6- 74/ 91 | 5.5% | 12.1% | 18.7% |
| ９番 | 4- 6- 8- 66/ 84 | 4.8% | 11.9% | 21.4% |
| 10番 | 5- 6- 4- 61/ 76 | 6.6% | 14.5% | 19.7% |
| 11番 | 10- 5- 6- 42/ 63 | 15.9% | 23.8% | 33.3% |
| 12番 | 3- 4- 7- 41/ 55 | 5.5% | 12.7% | 25.5% |
| 13番 | 4- 6- 2- 33/ 45 | 8.9% | 22.2% | 26.7% |
| 14番 | 2- 1- 2- 32/ 37 | 5.4% | 8.1% | 13.5% |
| 15番 | 2- 1- 1- 29/ 33 | 6.1% | 9.1% | 12.1% |
| 16番 | 4- 1- 0- 23/ 28 | 14.3% | 17.9% | 17.9% |
| 17番 | 3- 0- 1- 19/ 23 | 13.0% | 13.0% | 17.4% |
| 18番 | 0- 1- 2- 15/ 18 | 0.0% | 5.6% | 16.7% |
◆最高勝率は11番（15.9％）
◆続く２番手が16番（14.3％）
この数字から、全体的に外有利だということは間違いなさそう
内も決して悪くはないが
これで良いのではないだろうか
２）脚質別の成績は？
こちらもご覧いただきたい。
中京芝2200Ｍ 脚質別成績（直近５年/94レース）
| ４角位置 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ４角1番手 | 15- 11- 10- 58/ 94 | 16.0% | 27.7% | 38.3% |
| 2番手以内 | 21- 27- 23- 143/ 214 | 9.8% | 22.4% | 33.2% |
| 3番手以内 | 37- 46- 34- 245/ 362 | 10.2% | 22.9% | 32.3% |
| 4番手以内 | 48- 49- 42- 298/ 437 | 11.0% | 22.2% | 31.8% |
| 5番手以内 | 60- 59- 51- 355/ 525 | 11.4% | 22.7% | 32.4% |
| 7番手以内 | 77- 77- 67- 503/ 724 | 10.6% | 21.3% | 30.5% |
| 10番手以内 | 89- 86- 83- 688/ 946 | 9.4% | 18.5% | 27.3% |
注目は４角４番手以内の馬たちだ。
対象94レースの半数以上となる48頭がこの中に。
直線が長い中京コースだけに差し・追い込みが有利に思える。
だが、タフなコースだからこそ、ジョッキーたちが警戒してペースが上がらない
結果的に前の馬が残りやすくなるということだろうか！？
３）結果を出してきた種牡馬は？
こちらもデータをチェック！
中京芝2200Ｍ 種牡馬勝率ランク（最低出走頭数を15とした）
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| エピファネイア | 6- 2- 2- 12/ 22 | 27.3% | 36.4% | 45.5% |
| ディープブリランテ | 4- 3- 2- 8/ 17 | 23.5% | 41.2% | 52.9% |
| ロードカナロア | 3- 3- 1- 13/ 20 | 15.0% | 30.0% | 35.0% |
| ディープインパクト | 16- 13- 8- 89/126 | 12.7% | 23.0% | 29.4% |
| ルーラーシップ | 9- 9- 7- 61/ 86 | 10.5% | 20.9% | 29.1% |
| ステイゴールド | 6- 7- 5- 42/ 60 | 10.0% | 21.7% | 30.0% |
| オルフェーヴル | 3- 3- 3- 22/ 31 | 9.7% | 19.4% | 29.0% |
| マンハッタンカフェ | 3- 3- 2- 26/ 34 | 8.8% | 17.6% | 23.5% |
| キングカメハメハ | 4- 2- 7- 35/ 48 | 8.3% | 12.5% | 27.1% |
| ハービンジャー | 5- 3- 8- 47/ 63 | 7.9% | 12.7% | 25.4% |
| ハーツクライ | 8- 16- 9- 69/102 | 7.8% | 23.5% | 32.4% |
| ヴィクトワールピサ | 2- 2- 3- 21/ 28 | 7.1% | 14.3% | 25.0% |
| ジャングルポケット | 1- 0- 2- 14/ 17 | 5.9% | 5.9% | 17.6% |
| ジャスタウェイ | 1- 0- 1- 17/ 19 | 5.3% | 5.3% | 10.5% |
| ゴールドシップ | 1- 2- 2- 15/ 20 | 5.0% | 15.0% | 25.0% |
| エイシンフラッシュ | 1- 0- 0- 19/ 20 | 5.0% | 5.0% | 5.0% |
| ブラックタイド | 1- 3- 2- 26/ 32 | 3.1% | 12.5% | 18.8% |
| ゼンノロブロイ | 1- 1- 4- 27/ 33 | 3.0% | 6.1% | 18.2% |
| ノヴェリスト | 0- 3- 3- 9/ 15 | 0.0% | 20.0% | 40.0% |
| ドリームジャーニー | 0- 1- 2- 12/ 15 | 0.0% | 6.7% | 20.0% |
| シンボリクリスエス | 0- 1- 0- 17/ 18 | 0.0% | 5.6% | 5.6% |
| キズナ | 0- 0- 4- 20/ 24 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
対照的な数字になっているのが「同期」の２頭。
エピファネイアが断然の数字を残しているのに対し、キズナ産駒は１勝もできていない。
キズナ産駒は、タフなタイプを多く輩出しているだけに、中京に合いそうな気もするが、そうではなかった。
競馬に先入観は禁物
ということだろう。
最後に、データをまとめてみよう。
【中京芝2200Ｍ（日経新春杯）に関するまとめ】
１➡迷った時は外枠で勝負！
２➡意外にも、先行馬に良績あり！
３➡キズナ産駒の苦戦が目立っている
【最終決断はコチラから】
↓↓↓
上記３点を踏まえた上で！
皆様ならどのように勝負されるだろう？
まだ迷いがあるという方は、ぜひキングスポーツに勝利のお手伝いをさせてほしい。
歓喜と絶叫のゴールは、もう目の前にまで迫っている！
日経新春杯 2022 上位人気候補＆予想オッズ
| 予想ｵｯｽﾞ | 出走予定馬 | 騎手 | 厩舎 | 前走成績 |
|---|---|---|---|---|
| 1.7 | ステラヴェローチェ | デムーロ | 須貝 | 有馬記念 ４着 |
| 7.2 | ヨーホーレイク | 川田 | 友道 | ダービー ７着 |
| 7.8 | クラヴェル | 横山典 | 安田翔 | エリザベス女王杯 ３着 |
| 9.3 | ショウナンバルディ | 坂井瑠 | 松下 | 中日新聞杯 １着 |
| 10.7 | マイネルウィルトス | 川須 | 宮 | チャレンジＣ ６着 |
詳しくは動画でも！
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おかげさまで、チャンネル登録者数も５万５千人を突破！
ぜひ、合わせてチェックしていただきたい。
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