大阪杯 2021【予想/データ】枠順確定！頂上決戦！コントレイル vs グランアレグリア vs サリオス　勝つのはあの馬だ！

大阪杯 2021
まずは有力３頭の解説

【短評】７番コントレイル（福永・矢作）

▼最近の主な戦績
ジャパンカップ ２着
⇒言わずと知れた昨年無敗の３冠馬！古馬になってどんなレースを見せてくれるのか？非常に楽しみにされているファンが多いのは間違いない。

デビュー以来初めての黒星を喫した前走の【ジャパンカップ】だが、負けた相手はあのアーモンドアイ。

叩き３走目であり、【菊花賞】という厳しい距離において接戦を演じており、状態面は万全ではなかった中で上がり最速をマークして勝ち馬と0.2秒差まで迫ったのだからむしろ驚きを隠せなかった。

もともと関係者は2,000m前後がベストと語っていた点から今回の舞台はベスト！休み明けを苦にするタイプでもなく、今回は万全の状態での出走だ！

【Check Point】⇒管理する矢作調教師からは次のようなコメントがあった。「2021年は負けないでいきたい。おそらく前哨戦は使わずに、全部G1レースになると思う。あと三つは勝ちたい。ディープインパクトの真の後継種牡馬になるために」と。父と同じ軌跡を残すためにも、ここは負けられない！

▼参考レース　ジャパンカップ

【短評】12番グランアレグリア（ルメール・藤沢）

▼最近の主な戦績
マイルＣＳ　１着
⇒昨年は【安田記念】&【スプリンターズＳ】&【マイルＣＳ】を勝利して最優秀短距離馬に輝いた！特に【安田記念】では、あのアーモンドアイをまったく寄せ付けない完勝だった。

昨年の【マイルＣＳ】後は、管理する藤沢和雄調教師から今後は距離を伸ばすことを示唆して、この春は中距離路線への挑戦が決定して【大阪杯】に出走を決意！

秘めたるポテンシャルは現役馬の中でもナンバーワンとも言える存在だけに、例えコントレイルが相手になろうとも互角に戦えるであろう。この馬とコントレイルの出走により、例年以上に【大阪杯】が盛り上がっている！

【Check Point】⇒なお陣営は【高松宮記念】と【大阪杯】の選択はルメール騎手とも相談した上でコチラを選択。忙しい中京の1200mより2000mのほうがこの馬本来のパフォーマンスがより発揮できるとの判断のようだ。

▼参考レース　マイルチャンピオンシップ

【短評】２番サリオス（松山・堀）

▼最近の主な戦績
毎日王冠 １着
⇒昨年の【皐月賞】＆【ダービー】の２着馬！クラシック戦線ではコントレイルに連敗となりましたが、彼がいなければ実質２冠の馬であり、世代トップクラスの実力を見せてくれた。

それは初めて古馬との対決となった【毎日王冠】では、楽な感じで後続に３馬身と子ども扱いした内容からも証明される。

なお前走の【マイルＣＳ】における５着の敗戦についてだが、外枠の影響があったのか、前につけることができず、後方からの競馬となった。最後は追い込んできたものの初めて連対を外す消化不良の競馬となった。前半の3ハロンが34秒9で、ペースが遅く、内を回った先行馬に有利な傾向が出ていた中だったことを考えれば強かった！

【皐月賞】でコントレイルと叩き合った時と同じ芝2000m＆大一番に強い松山騎手を背にリベンジを果たしたい！

【Check Point】⇒３月にはドバイターフ招待があったほどの馬だが、そこを辞退して大阪杯への参戦！コントレイルとのダービー以来となる３度目の対戦に加えて、グランアレグリアとの対決というのは競馬ファンにとって嬉しい限り！

▼参考レース　毎日王冠

大阪杯 2021
３強に続きたい！３頭を解説

【短評】８番レイパパレ（川田・高野）

▼最近の主な戦績
チャレンジカップ　１着
⇒無敗で５連勝中！この馬が評価を上げることとなったキッカケは４戦目の３勝クラス【大原ステークス】！

古馬を相手にムチを一切使わなかったレース内容も然ることながら、走破時計の1分46秒3はデアリングタクトが勝利した【秋華賞】の1800m通過1:48.5より2.2秒も速かったのだ。

秋華賞を除外になってこのレースに回った経緯もあり、「幻の秋華賞馬」と評する声も出たほどだった。しかも前走の重賞【チャレンジＣ】では、【新潟記念】を勝利した実績を持つブラヴァスを子ども扱いした点から、秘めた能力をまだまだ感じられる馬！果たしてここはスターホース相手を脅かすような走りをすることができるのか！？

【Check Point】⇒無敗でG１に挑むという点はとても夢がある！ここで結果が出るようであれば、アーモンドアイ、クロノジェネシス、デアリングタクトといった女傑になる資格が持てる。

▼参考レース　チャレンジカップ

【短評】13番アドマイヤビルゴ（岩田望・友道）

▼最近の主な戦績
２走前　アンドロメダＳ １着
⇒競馬ファン注目の６億円ホースがついにＧ１に出走することになった！

楽しみは大きいが、一方で２走前まで順調にきていただけに、前走【京都新聞杯】の10着敗戦は気になるところ。

そのレース後、当時の鞍上・武豊騎手は次のように話していた。

「馬の雰囲気は良く感じました。ポジションも良いところを取れました。直線に向いたら一気に（手応えが）なくなりました。この一戦では何とも言えません」

あくまえでも私たちなりの結論だが、良い手応えから急失速する馬の原因の多くは「距離」！2400Ｍは長かったのかもしれない。実績のある2000Ｍで改めて！

【Check Point】⇒やはり、騎乗予定だった鞍上・武豊騎手の怪我⇒岩田望騎手の鞍上変更は気になる。岩田望騎手どうこうではなく、何が起こるかわからない大一番だからこそ、乗り慣れた騎手のアドバンテージは大きいと考えるからだ。それでも、騎手の分、本来の馬の力より人気を落とす可能性も！穴ファンは狙い目だろう。

【短評】４番ブラヴァス（三浦・友道）

▼最近の主な戦績
２走前チャレンジカップ　２着
⇒２番人気を大きく裏切る形で10着に惨敗してしまった前走の【大阪杯】だが、決して悲観することはないだろう。

約４ヶ月ぶりの実戦ということもあり、決して本調子という雰囲気ではなかった。あくまでも「一度叩かれた大阪杯を目標」としての叩き台の前走だったに違いない。

叩かれた効果はハッキリと表れているようで、かなり動きが軽くなった印象を受ける！快勝した３走前【新潟記念】を筆頭に、前走まで６戦連続で2000Ｍを使われてきた。こだわりの距離で、一発狙い撃ちだ！

【Check Point】⇒大一番だけに、気になるのは過去の戦績だ。上でご紹介した２頭にも言えることだが、ここがＧ１初挑戦！素材としては十分に通用するはずだが、相手強化に戸惑わなければいいが、どうだろうか。