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シリウスステークス 2019【予想/データ】必ず押さえたい3つのポイントとは?主な出走馬の解説/枠順

✔️チェックポイント

このコラムでは【シリウスステークス 2019】における「必ず知っておきたい攻略ポイント」についての話や、主な出走馬の解説をご紹介。

 

今週は、多くの競馬ファンの方の目が中山競馬場に向いているに違いない。

秋のG1開幕戦【スプリンターズステークス】が行われるからだ。

もちろん、例年以上に好メンバーが揃ったこともあり、私達も楽しみにしている。

だが!レースの格はともかく、内容的に「熱いレース」が期待できるという意味では、前日(土)に行われる【シリウスステークス】も負けてはいない。

この秋競馬における最初のダート重賞

ということもあり、粒ぞろいのメンバー構成となっている。

 

シリウスステークス 2019 枠順確定

馬名 性齢 替 騎手 斤量 調教師
B1 1 ピオネロ 牡8 *北村友一 56 (栗)松永幹夫
2 2 タイムフライヤー 牡4 *ルメール 57 (栗)松田国英
3 3 ヤマカツライデン 牡7 池添謙一 54 (栗)池添兼雄
3 4 モズアトラクション 牡5 藤岡康太 57.5 (栗)松下武士
4 5 サトノプライム 牡5 古川吉洋 54 (栗)南井克巳
4 6 ロードゴラッソ 牡4 藤岡佑介 55 (栗)藤岡健一
5 7 ロードアルペジオ 牡6 *福永祐一 56 (栗)笹田和秀
5 8 アングライフェン 牡7 *川田将雅 57 (栗)安田隆行
6 9 ナムラアラシ 牡6 *幸英明 57 (栗)牧田和弥
6 10 マッスルビーチ 牡3 *松岡正海 50 (栗)鈴木孝志
7 11 ジョーダンキング 牡6 *岩田康誠 55 (栗)藤原英昭
7 12 メイショウワザシ 牡4 松山弘平 54 (栗)南井克巳
8 13 メイプルブラザー 牡5 *宮崎北斗 54 (栗)山内研二
8 14 キングズガード 牡8 *浜中俊 57.5 (栗)寺島良

 

(土)のここで勝って、資金を稼いでG1へ!

ということで、まずは主な出走メンバーの解説からいこう。

シリウスステークス 2019
モズアトラクションなど上位人気候補の解説

【短評】モズアトラクション(藤岡康・松下)

自慢の末脚で!

▼最近の主な戦績
エルムステークス 1着
⇒上がり3ハロン最速の末脚を繰り出し、直線で豪快に突き抜けた前走【エルムステークス】の内容は「お見事」の一言に尽きる。

確かに、前に行きたい馬が多く、中団以降の馬向きの流れではあったが、そういった事を感じさせないレベルの力強い末脚だった。

この脚を常に使えるようになれば、G1での活躍も夢ではない。

この先に待つ栄光の瞬間へ向けて、ここは通過点にしたい。

【Check Point】⇒元々、今回と同じダート2000Mでの好走実績はあるが、ここ3戦続けて使われている1700Mでの活躍を見ると、本質は1700M前後がベストなのかもという気はする。

▼参考レース エルムステークス 2019

【短評】ロードゴラッソ(藤岡佑・藤岡健)

大崩れはなさそう

▼最近の主な戦績
マーキュリーC 4着
⇒2走前の【大沼ステークス】では、上でご紹介したモズアトラクションに先着する形での2着ゴールを果たしている。

その時にも見せているが、確実に好位を確保できるスピードと、直線でも粘れる渋太さを兼備しているだけに、まず大崩れすることがない。馬券を買う側にとって、頼もしいタイプと言えるのではないだろうか。

前走は交流重賞でも好走するなど、確実に地力を伸ばしていることも強調できる材料だ。

【Check Point】⇒どうしても、後続からマークされる形になるだろう。それを凌いで勝利を掴むことができるか?注目だ。

▼参考レース マーキュリーカップ 2019

【短評】タイムフライヤー(ルメール・松田国)

ダートで目覚めた大器!

▼最近の主な戦績
エルムステークス 6着
⇒2歳時には芝でG1勝ちも経験しているほどの馬が、4歳夏、何とダート路線への挑戦を決めた。初戦は重賞【エルムステークス】。

相手関係のレベルの高さから凡走もあるかと思われたが、終わってみれば勝ち馬から0.5秒差の6着にまとめた。

芝G1の勝ち馬にしては「切れる」というタイプではなかった。その弱点を克服してくれるのがダートなのだろう。また、根本的な競走馬としてのポテンシャルが高い。当然の結果だったのかもしれない。

【Check Point】⇒ダート慣れが見込める今回は、当然、前進あるのみ。そう確信しているからこそ、陣営もルメール騎手に依頼したに違いない。非常に楽しみだ。

シリウスステークス 2019【予想】のCheck Point

人気馬の信頼度(5段階) ★★★ 上位混戦
3連単 予想配当 5万馬券以上
3連単 平均配当 10万7,310円
展開 スロー~ミドル・好位~中団向き

 

シリウスステークスの大きな特徴のひとつが

荒れる

ということではないだろうか。

上にもあるように、直近5年の3連単平均配当は10万馬券超え!穴ファンの方には、特に見逃していただきたくないし、同時に「穴のキングスポーツ」は非常に燃えている!

 

では、そんな1戦の攻略法とは?詳しくは後半で!

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それでは、本題にいってみよう。

今回のレースを予想する上で重視したいポイントは3つ!

1)結果を出している斤量は?

やはりハンデ戦だけに斤量は見逃せない。

ということで、直近10年の【シリウスステークス】出走馬における「斤量別成績」を調べてみた。

シリウスS 斤量別成績(直近10年)

斤量 着別度数 勝率 連対率 複勝率
~49kg 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
49.5~51kg 0- 0- 0- 0/ 0      
51.5~53kg 2- 0- 1- 17/ 20 10.0% 10.0% 15.0%
53.5~55kg 4- 3- 2- 48/ 57 7.0% 12.3% 15.8%
55.5~57kg 3- 5- 1- 31/ 40 7.5% 20.0% 22.5%
57.5~59kg 1- 2- 6- 14/ 23 4.3% 13.0% 39.1%

 

結果はデータをご覧いただければ一目瞭然だろうが、一応まとめてみよう。

【斤量に関するまとめ】

1➡勝ち切るなら51.5~53キロの「軽量の馬」

2➡馬券圏内なら実績豊富な「トップハンデ級の馬」

ということになる。

 

2)結果を出している馬体重は?

「パワーが求められるダート戦は馬体の大きな馬が有利」

競馬界においてこんな考え方があるのは皆様もご存知だと思う。

では、実際のところどうなのか?過去10年の出走馬における「馬体重別成績」をチェック!

シリウスS 馬体重別成績(直近10年)

馬体重 着別度数 勝率 連対率 複勝率
440~459kg 1- 0- 0- 6/ 7 14.3% 14.3% 14.3%
460~479kg 2- 1- 2- 19/ 24 8.3% 12.5% 20.8%
480~499kg 0- 4- 3- 31/ 38 0.0% 10.5% 18.4%
500~519kg 4- 4- 2- 30/ 40 10.0% 20.0% 25.0%
520~539kg 2- 1- 2- 17/ 22 9.1% 13.6% 22.7%
540~ 1- 0- 1- 8/ 10 10.0% 10.0% 20.0%

 

軽量の馬で結果を出している馬もいるようだが、全体的に見ると、やはり格言通り

馬体の大きな馬(500キロ以上)が有利

という考え方で良さそうだ。

 

ちなみに、前半でご紹介した有力3頭はどうか?

前走時の馬体重をご紹介しておくと

【有力3頭・前走時の馬体重】

モズアトラクション ➡前走・492キロ

ロードゴラッソ➡前走・474キロ

タイムフライヤー➡前走・484キロ

いずれも500キロを超えていないが、、、どうだろうか。

 

3)結果を出している脚質は?

細かい脚質のデータを見ていけばキリがない。だが

前が有利なのか?後ろが有利なのか?

という、大まかな部分を把握しておくだけでも、間違いなく予想に臨みやすくなる。

 

ということで、過去10年の出走馬における「脚質別成績」を調べてみた。

シリウスS 脚質別成績(直近10年)

脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率
平地・逃げ 1- 0- 0- 10/ 11 9.1% 9.1% 9.1%
平地・先行 4- 8- 6- 18/ 36 11.1% 33.3% 50.0%
平地・中団 5- 0- 3- 44/ 52 9.6% 9.6% 15.4%
平地・後方 0- 2- 1- 36/ 39 0.0% 5.1% 7.7%
平地・マクリ 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0.0%

一目瞭然だとは思うが、まとめてみよう。

【脚質に関するまとめ】

とにかく逃げ・先行!悪くても中団待機まで!

1番人気候補モズアトラクションは「差し・追い込み、もしくはマクリ」を得意とするタイプ。データ上は「買えない馬」だが、、、

 

さあ、これら3つのポイントを理解した上で、あなたならどのように勝負に挑むだろう?

「これではまだわからない!」

そういった方は、ぜひ、秋競馬で絶好調のキングスポーツに夢を託してほしい。

 

軸から相手まで!

皆様が気になる全てに結論を出した上で、勝利をお届けするつもりだ。

 

シリウスステークス 2019 上位人気候補&予想オッズ

オッズ 出走予定馬 騎手 厩舎 前走成績
3.1 モズアトラクション 藤岡康 松下 エルムS 1着
4.1 ロードゴラッソ 藤岡佑 藤岡健 マーキュリーC 4着
6.2 タイムフライヤー ルメール 松田国 エルムS 6着
6.5 グリム 武豊 野中 エルムS 7着
8.2 ロードアルペジオ 福永 笹田 ベテルギウスS 1着
9.1 メイショウワザシ 松山 南井 阿蘇S 4着

2019年9月22日(日)現在 スクロールできます

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