▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
菊花賞 名馬列伝
俺様を見ろ!
『不動の暴君。』
あまりに強靭な肉体と断固たる意志が備わっただけに、「自己中心的」「暴れ馬」「もったいない」と勘違いされがちな名馬がいた。
人の言うことを聞いていれば、
ダービー馬にだってなれたのに。
けれど、彼の戦いぶりを見ていると「そんな後悔があるのだろうか?」とつい思ってしまう。「春の悔しさを今糧に!」とアナウンサーが叫んだが、本当にそうだったのか?
迎えた最後の一冠【菊花賞】でも、単勝1倍台が示す通り、ここには敵がいない筈だった。
だからこそ人間は「普通に走れば勝てるのに。」そう思った。だが彼はまた行ってしまった。ゲートを突き破りスタートから2番手へ。
「あぁ…またか。」
そう。彼はただ勝つだけじゃ物足りないのだ。
自己中と批難され様が、他人に生き方を否定されようが、「最後まで自分の意志は曲げない。」
それが彼の流儀。
「強い俺様を見ろ!」と言わんばかり、彼にとって「自分の走りたい様に走り。自分の意思に従う。」それが全てだった様に思う。
誰にも支配されない。
影響されない。
なんてかっこいい生き方だ。
無論、1つのことを最後まで貫くだけでも凄い事だ。
特に、情報や雑念に揉まれている近代社会において、人間ですら、変わらない物を持ち続けるのは至難だ。
でも、ただ貫くだけの流儀なら五万とある。彼が暴君で終わらなかったのは、新の強者であることを結果でも示したからだ。
時代も、雑念も、後悔も、結局最後まで彼を変える事は出来なかった。彼はどこまで行ってもエピファネイアだった。
この最後の菊の舞台は「1番強い馬」が勝つんじゃない。
男でも惚れる「1番かっこいい生き方を貫いた者」が勝つんだ。
(作:真田 幸太郎)
▼2013年 菊花賞 エピファネイア
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