有馬記念 2019【穴馬】えっ？！アーモンドアイに弱点？！右回りでは要注意？！まさかの軸馬も発表！！

なぜそんなことになるのか？？

 

左回りのレースばかりで忘れていませんか？

 

やはり１番の懸念材料は、アーモンドアイがずっと抱えている蹄の具合ですね。

上記の写真は、桜花賞のパドックでのアーモンドアイの左前の蹄です。

 

この頃から左前蹄の内側にエクイロックスが充填されています。

エクイロックスとは、装蹄以外に蹄の形を整えるものです。人間に例えれば、虫歯で欠けてしまった歯の上から、銀歯を被せるような物です。恐らくアーモンドアイの蹄も、欠けているんでしょう。

更に問題なのは、写真の赤丸で囲ったように、他にも欠けている箇所がむき出しになっているということです。欠損の範囲が大きいことが伺えます。そこで関連してくるのが、

 

アーモンドアイの「あの独特な」
手前をコロコロと変えるフォームです。

 

まずおさらいとして、競走馬の前脚はハンドルの役割を担い、後脚はより速く走るための推進力を生み出していますよね。そして、馬が全力で走る時には手前とは逆の足に負担がかかります。

ということは右回りコースの方が左前脚にかかる負担は大きくなる計算です。

 

その証拠に、左前脚への負担が大きい、右回りの桜花賞と秋華賞では、直線に向くまで後方でのんびり追走して直線で末脚を爆発。逆に、それほど負荷の少ない左回りのオークス、ジャパンカップ、天皇賞秋では、自信満々に先行集団に取り付けて、４コーナーを３番手で通過してきました！！

 

 

コレに対し

陣営側は今回の有馬記念から蹄鉄を変更して望むそうだが…

 

 

有馬記念から蹄鉄を変更！！

そして迎える有馬記念では、新しい試みとして蹄鉄を履き替えます。

デビュー当時は両前脚ともに通常の蹄鉄を装着していたが、３歳春頃から成長していくにつれ、バネが強力な後脚が前脚にぶつかることがあったため、特に右前脚は保護材などを用いた特殊蹄鉄を使用してきた。

古馬になり走りのフォームが固まってきたからか、今年はそのトラブルが減少していたようですが、ただそれでも安全対策として前走の天皇賞・秋も、ひづめの負担を軽減する狙いで右前脚の内側だけ鉄の部分がない「４分の３蹄鉄」を使用していました。

 

ただし

古馬になってアーモンドアイが走ったのは、全部「左回りコース」です。

にも関わらず今回の有馬記念から初めて、右前脚に従来までの特注の蹄鉄から通常の蹄鉄へと履き替えて出走することがプレスリリースでも発表された。