▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
ダービー 2021 予想
➡それではまず、このレースにおいても、そのレース毎に必ず存在する「ここだけは絶対に押さえなきゃイケナイ!」という、勝負のツボからご紹介しよう!
まず、今からご紹介する【勝負のポイント】と言うのは、主に前走【G1・皐月賞組】に言えることであり、
実際に私も、皐月賞が終わった直後のコミュニティ投稿で配信した「レース回顧」でも指摘しているのだが!
今年のダービーの最大のポイントが・・・!
★疲弊との戦い★
これが今年の日本ダービーを攻略していく際の、まずは切り口で最も大切なテーマとなると思っている!
特に皐月賞組は!
➡というのも、まず今年の皐月賞組に関しては、前日の夜からの降り続いていしまっていた雨の影響が強く残り!
「稍重」というタフなコンディションが出来上がってしまっていた。
特に、ダートコースの方が「不良~重」となっていた事からも、
芝コースも実際には「より重よりの稍重」くらい水分量が多く含まれたコンディションだったのは明々白々!
上がりに注目すると!
➡その証拠に、レースの上がり3ハロン「34.0秒」という数字は、過去10年間の皐月賞の中では、なんと
過去2番目に遅い上がりタイムとなっており!
【2021年】36.3–37.0
【2020年】35.6-35.8
【2019年】34.8-34.7
【2018年】35.5-37.3
【2017年】35.1-34.5
【2016年】34.2-35.6
【2015年】35.2-34.7
【2014年】35.6-35.3
【2013年】34.1-35.9
【2012年】35.8-38.4
ましてや、スタート直後の「出だしの3ハロン」に関しては、過去10年間で最も遅かった入り方をしているのにも関わらず・・・!
それでも最後でスピードを出せていなかったのだから
いかにタフでスピードの出し辛い、苦しいコンディションでの消耗戦となってしまっていたかが想像できる!
その理論の証拠として
➡その「皐月賞での披露面」という理論の間接的な証拠として、
例えば皐月賞7着の関西馬で、先日の【G2・京都新聞杯】にも登録をしていた
「ディープモンスター」は、その登録段階のコメントで・・・
「前走からの回復は遅かったですが、先週あたりからようやく元気が出てきましたね。
ただ、在厩調整で体を戻し切れていないので少し細い感じ。」
(via:デイリースポーツ)
と池江師はコメントを残していた!
そして、肝心なのはその後!
その京都新聞杯のレース直前に!
「もうひとつ、体が戻ってこない。
元気は出てきているんですが、
ここを使うのは厳しい。」
(via:sanspo)
という体調面を理由に、出走取消していた!
もう1頭のニュースも
➡あまり悪い例で馬の名前を取り上げるのも気が引けるのだが、皐月賞直後の4月18日に投稿したレース回顧の中で私は・・・
と綴っておいた!
そして案の定、そのダノンザキッドが故障してしまい、戦線離脱してしまった事実からも・・・
それだけ体へのダメージが残るレースだったと言うことを、重く受け止めなければ成らないだろう!
無敗の王者にも壁はある
➡️故にこれは、優勝したエフフォーリア にも同じことが言えてくる!
馬体重が、500キロの大台にある大型馬とは言え、成長期にあたる休み明け初戦だった前走の皐月賞へ向けて
マイナス10キロの大幅な減り方は・・・
次のダービーへ向けて、馬の作り方が少し制限が掛かってしまう懸念が生まれてくる。
元々、疝痛という爆弾を抱えている1頭であり、
皐月賞へ向けての外厩でも、あまり強くはトレーニングできていなかったことからも
まずはエフフォーリア自身も、体の回復が最大の焦点となる!
この帰厩の遅さも
➡故に、今回の日本ダービーへ向けて、外厩先から帰ってくるのが異様に遅かったのも!
それが要因の1つだと伺い知れる。
なので、エフフォーリアに関しても、最終追い切りでの時計の出し方までしっかりと精査した上で、
今の馬体が、どこまで回復し?どこまで変わっているか?を見極める必要があるだろう!
当然別路線組にも①
➡️また、この「前走からの披露」とういう理論は、別路線組にも、当然同じことが言えるわけで!
例えば2人気サトノレイナスにしても、前走の【G1・桜花賞】では、間隔を開けていたとは言え、2戦連続となる関東からの長距離輸送!
そして従来のコースレコードだった【1:31.9秒】を・・・
0.8秒も更新する、スーパーレコードとなる【1:31.1秒】を経験してしまった直後!
当然別路線組にも②
➡️3人気シャフリヤールも、前走の【G3・毎日杯】では、従来のコースレコードを0.5秒短縮し、
日本レコードタイを記録!
この様に、今年の日本ダービーへ向けては、皐月賞組を含め、ほぼ全ての前哨戦のレベルが非常に高かったことから!
どのローテーションから来ようが、いずれにしても前走からの疲れや反動がより少ない馬を狙うべき!というのが、
今年の日本ダービーで的中させるための、まずは第一段階といえるだろう!
希望が持てる1頭とは?
➡その理論で申し上げると、今回の皐月賞の結果を踏まえて、
ダービーへの面白みが期待できる存在が・・・!
実は、大穴で1頭存在する!
その馬が!
\予告の☆穴馬/
☆ヨーホーレイク
(9~10人気・川田将雅)
【考察】
➡既に、4月18日の皐月賞直後に投稿した「レース回顧」をご覧になっていたファンの方なら
「やはり来たか!」
と既にご存知の通りだと思うが、あの時のレース回顧で指摘していた、あのポイントをクリアしてきたのなら!
ここは期待の大穴として、自信を持って推奨させていただく!
で、まず初めに、この馬の解説に入る前に、お礼を申し上げたい人物が存在する!
それは、ヨーホーレイク自身と、そして彼に携わって来た多くの関係者をダービーという夢の大舞台に連れて来てくれた
岩田望来ジョッキーだ!
皐月で確定させた権利
➡️レースの着順だけを見れば、決して皐月賞の5着など評価に値しないかも知れない。
実際問題、馬券圏内には来ていないのだから。
ただし、あの5着があったからこそ!ダービーという大舞台に立てる権利を
あのレースで早々に確定できた訳だ!
故に、きっと多くの関係者は、まずはダービーのスタートラインに立てる事で、君の皐月賞での騎乗に感謝している人達もきっと沢山いるはずだ!
レース本番で乗れなかったことは悔しかったか知れない。
でも、これで腐るなよ!
我武者羅に頑張っていれば、誰かが君を見ているだろうから、腐らずにこの先も頑張って欲しいと思う!
Q.なぜ皐月組から?
➡️ではなぜ、あのハイレベル且つ、体力的に厳しかった皐月賞組の中から、
わざわざ注目馬を選択したのか?
それはヨーホーレイク自身の状態面の良さに隠されている!
彼自身の状態面!
➡️というのも彼の場合、関西馬ながら、既に複数回に渡り、関東への長距離輸送も経験済みなのだが!
実は同じ関西馬の中でも、彼の場合直近では
長距離輸送を1回しか使っておらず!
同じ関西馬の中でも、疲弊していないところが最大のアドバンテージ!
実際問題、既に管理する友道調教師もコメントで
「今までで雰囲気は一番いいし
最高の状態で本番に臨めそう!」
(via:sponichi)
と状態の良さを口にしている!
チームが素晴らしい
➡️流石は、東京2400mへ向けての馬作りが本当に上手な友道厩舎で!
しかもヨーホーレイクを担当の厩務員さんは、あのシュヴァルグランを育て上げた「津田厩務員さん」で、
ここへ来て、重心が前へと落ちないない様に、ちゃんと支えられるだけの体幹がしっかりと出来上がってきたところに、彼の成長を1番感じさせられる!
だからこそ、元々皐月賞のレース前から「良馬場の方が良い」と友道調教師も話していたように、
今までだったら苦手としていた稍重でも、皐月賞でまたまた上がり最速をマークできていたのだから、確かな成長として評価できる!
特徴も最大限に活かして!
➡️そしてヨーホーレイク自身、距離が伸びるダービーなら、前走の様な道中の速い追走スピードは問われ難くなるので
もっと楽に自分の持ち味である、長くしぶとい末脚が遺憾なく発揮できるだろう!
後は本番のダービーでもちゃんと力を発揮するためには、今のままの後方一気の追い込みでは厳しく!
最後の4コーナーでは、しっかりと1桁順位で通過しながら、上がり34.1秒くらいまでの末脚を使える
「ダービーの勝ち方を知っているジョッキーに騎乗して欲しいな」とずっと思っていたところだった!
舞い込んできた追い風!
➡️それこそ、皐月賞では苦戦したが、ダービーでは巻き返したワンアンドオンリーやマカヒキ、そしてワグネリアンの戦法をできれば、
皐月賞でも2着タイトルホルダーとは、僅か0.1秒差の接戦をしていたのだから
十二分に活路は見出せる1頭だとずっと評価していた!
そして今回の鞍上には、ダービー本番で「その戦法」ができるジョッキーが選ばれた!
ダービーにはダービー騎手!
➡️実際、皐月賞の4コーナーでは、最後方近くから立ち上がって来たマカヒキを、
ダービー本番では早め8番手の戦法で優勝させたのが、
今回の川田ジョッキーなのだから!
これはあくまで予断だが、奇しくも同じ勝負服と同じ厩舎とのコンビが再結成
故障でダービーでのリベンジが絶たれたダノンザキッドの分まで!
川田騎手には渾身の鬼騎乗をして欲しいものだ!