天皇賞春 2022【予想】ディープボンド VS タイトルホルダー！古豪の経験値か？４歳馬の勢いか？勝つのはどっちだ？２強対決に結論を出す！

＜目次＞

◆いざ、ここが勝負の時！

◆これが覚悟の決断！

◆逆説的な証拠に成るのが

菊を鵜吞みにするな？

➡まずその内の１つが「もうノーマークの逃げはできない！」ということだ！

昨年の菊花賞は舞台が阪神の3000mに
変わった初年度という事もあり！

３歳馬にとって「これ以上ない過酷な条件」であることは目に見えていたからこそ・・・！

他の人気馬に乗っていたジョッキーが、
かなり慎重な滑り出しを選択した中で！

タイトルホルダーは、その前のレースで13着の惨敗をしていた事もあり

レッドジェネシス
ステラヴェローチェ
アサマノイタズラ
オーソクレース

後方から差してくる面々に、人気も集中していた中で

マークが外れたタイトルホルダーは、ある種「気楽な立場」でレースに没頭する事ができたのが大きい！

 

強気に出せるか？！

➡しかし、タイトルホルダーに好き勝手にやらせたら、あれだけ強い馬である事が「バレて」しまった今は・・・

もうあのパターンに持ち込んで行く事はなかなか難しいだろう。

菊花賞の時は「岡田オーナー」からのリクエストで、横山武騎手はスタートから強気に出して行ったが！

今回も、勇気を持って強気な逃げを主張して行かないと…

あの「離れた先頭」というポジションは確保できないだろう。

 

しかし今回は騎手が…

➡しかし、ココで２つ目の問題が発生する！

それが、今回は横山武史ジョッキーではない！という事だ！

誤解がないようにハッキリと前置きしておくと！

これは決して、今回コンビを組む
「横山和騎手」を貶している訳ではなく！

 

乗り味の熟知の差！

➡これは先に話したディープボンドと和田騎手の関係性や！

今年選ぶ「穴馬の選別」にも通ずる事なのだが・・・！

「スタートから強気に出して行ったその先で、どんな乗り味になるのか？」を

知っている騎手とコンビを組むのか？
知らない騎手とコンビを組むのか？

この差は致命傷になるという事だ！

 

知らない道のりを

➡菊花賞では、全員にとって未知なる距離での戦いだったので、勇気を持ってスタートから飛び出して行った作戦が逆に功を奏したが！

今回は、昨年の「阪神開催の天皇賞春を既に経験している」面々や！

「その他の3000m以上の重賞」を経験している面々も多い中で！

2500mを「超えた先の乗り味」を知らないままのコンビで、先頭を走らなきゃならない！

しかもタイトルホルダー自身も、未経験の3200mを走らなきゃイケナイとなると・・・

向き合わなきゃイケナイ敵が多すぎる！

 

同じ４歳とは言っても

➡これを言うと「去年、４歳馬のディープボンドが２着に来てるじゃないか！」とツッコミが入りそうだが！

ここにも決定的な違いがあり！

「同じく４歳での参戦」とはいっても、昨年２着に好走したディープボンドと和田騎手のコンビの場合には・・・！

事前に【古馬相手の3000m阪神大賞典での優勝】で、このポイントをクリアしていたからこそ！

本番でも臆することなく、
強気に攻める事ができたのが！

２着に繋がったのだと考えている！

 

彼にはそれがない！

➡しかし、今年のタイトルホルダーの場合には・・・

未だ【古馬を相手にした3000ｍ以上の過酷さを知らない】

というのも大きな割引材料に成ると考えている！

 

京都開催の年なら

➡これがフィエールマンの頃のように！

最後の直線が平坦で、下り坂からのスピードが問われた京都開催の頃なら！

「若さでスピードを補えていたので」そこまで大きなハンデではなかったと思うが・・・

今の天皇賞春は、阪神の激坂を３回も登るという、えげつない道のりなので…

最終的に「スピードが武器に成る」レースとは異なり！

こうした【肉体を極限まで酷使するレース】になってくると・・・！

古馬の経験値や、場数を踏んできたフィジカル面というのは、若さを上回る脅威に成る！

「タフさの経験値」という差は、
致命傷に成り兼ねないと思っている！

 

フィジカル面の差

➡その理論を逆説的に証明しているのが・・・

未だこの４歳世代は、芝のレースと比べ、フィジカル面を極限まで追い込む

【ダート重賞】では

古馬相手に１回も勝てていない！

というのが、何よりの証拠だ！

 

フィジカル戦では苦戦

➡実際に、現４歳世代が古馬相手に挑んだダート重賞での成績は（０-１-１-12）で！

先日の【G3・アンタレスS】にて、グロリアムンディが初めて連対できただけで！

ただあのレースでも、59キロを背負っていた７歳馬の【オメガパフューム】に

格の違いを見せつけられてしまった様に！

 

肉体を酷使する戦いだと

➡短い距離などの「スピード比べ」になる条件ならば…

「若さ」というのは、かけがえのない貴重な武器になるが！

ダート戦や、今回の天皇賞春の様に【フィジカル面を極限まで追い込む戦い】になってくると・・・！

やはり古馬特有の「完成された肉体」や「歴戦の経験値」というのは・・・

若さを封じ込める武器になる！

 

以上の理由から！

➡そういった部分まで考慮すると…

同じ４歳馬の中でも、人気になって標的にされた時の逃げ馬というのは、

息を整える暇もなく、１番肉体を酷使するポジションでもあるので！

そんなタイプの逃げ馬が、単勝オッズでも「圧倒的な２人気」という売れ方をするなら・・・

逃げ馬とはその性質上
圧勝か？惨敗か？

どちらか極端な結果になる事が多いタイプの脚質でもあるので！

優勝が想像できない逃げ馬なら、ココはバッサリと消して大勝負させていただく！