ヴィクトリアマイル 2022【予想】高配当を諦めない！ソダシ VS レイパパレ VS ソングラインに牙を剝く「あの大穴」を軸に３連単では攻める！その一撃必殺の大穴とは？！

▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田　幸太郎

＜目次＞

◆今年だからこその攻め方！

◆この三拍子が必要に！

◆３連単は彼女で攻める！

ヴィクトリアマイル 2022 予想

★３つの区間で予想★

➡それでは、本日のこのPart２ではですね！

「もうこの考え方が間違っていたら諦める！」と言えるくらいの！

腹を括って考えてきた「バトル・オブ・コンセプト」

今年の舞台と用意された条件にて「コレは必要だ！」と考える

ヴィクトリアMのコンセプトについて、お話をさせていただきたいと思う！

①序盤の追走力

➡まずはじめに、必要なのが「❶追走力」

ただしここでの「追走力」と言うのは、何も先行力のことを言っている訳ではないので！

×追走力＝先行力
と決めつけないで考えて欲しい！

リズムと呼吸を守って

➡無論、できることなら前目でしっかりとレースの流れに乗れることに越したことはないのだが！

この序盤戦での「追走力」と言うシーンで大事なのは・・・

→どれだけ自分の好きな呼吸を
乱さずに追走できるか？

という意味での「追走力」である！

自分の呼吸で走れるか？

➡なので、極端な例を出すと、逃げようが、最後方ポツンだろうが

×追っても前に進まず「無理した形での逃げ」
○それが普段からの自分のリズムで「逃げ先頭」

×追っても付いて行けず「振り落とされた最後尾」
○それが普段からの自分のリズムで「最後尾」

それが意図した「自分の好きな呼吸のリズム」での戦法ならOKだが！

例え逃げるにしても、ジョッキーが盛んに手をビシバシ動かして、呼吸を荒立ててまで「それをやる」のとでは、同じ「戦法」でも意味が違う！と言うこと。

②路面への対応力

➡そして２つ目に大事なのが、ゴール前での直線シーンで問われる・・・！

→タフな馬場をもしっかりと捉えて！そこからゴールまで「加速し続けられる」スピード向上能力！

これが今年の場合には大きな鍵を握ると思っている！

なぜなら今年は、金曜日からずっと悪天候が続いているからである！

晴れの方が荒れた？

➡もうハッキリ言って、今年のヴィクトリアMは、一から十まで「馬場！馬場！馬場！」この一言に尽きると思う！

正直な話、良馬場でのタイムトライアル戦になってくれていた方が、馬券的には高配当が期待できたかな？と思うところもある・・・

なぜなら、今年の人気馬の多くが、トルク重視なタイプが多いので・・・

タフな馬場での総合力勝負になった方が今年の人気馬は崩れにくそうだからこそ、そこで穴馬が人気馬を食ってかかるには、少しハードルが上がってしまう様に思えるから。

天気の馬場の変化

➡確かに今週からはBコース替わりでの開幕週になる訳だが・・・！

既に発表されている天気予報から察するに、木曜〜金曜にかけてまとまった雨がドカッ!!と降って・・・！

その雨が土曜日になっても小雨の状態で断続的に続きそうな気配なので・・・！

まず間違いなく、土曜日の京王杯SCなどは稍重〜重までのぬかるんだ馬場コンディションでレースが行われるのは間違いないだろう！

柔らかい馬場への対応

➡そして問題の日曜日当日だが！

ひとまず雨は止みそうなので、明け方から徐々に路面も乾いていくだろうが・・・！

ただ何れにしても、雨とぬかるんだ馬場の中で土曜日のレースが行われるので！

そこで路面もデコボコに掘られ、恐らく日曜の馬場にしても、完全には地中の水分が抜け切れないままレースを迎えるだろうから・・・！

仮に乾いたとしても「稍重よりの良」と言う表現が正しいコンディションになるだろう。

この三拍子が必要

➡そうなってくると、最後の局面で重要になるのは・・・

この３つの能力が求められる「末脚勝負」になるだろうと考えている！

宝塚の直線の様に！

➡わかりやすいイメージで言うと、クロノジェネシスやリスグラシューが優勝した

毎年の【宝塚記念の直線】をイメージしていただければ分かりやすいと思う！

あんな感じで、路面を蹴り上げた時に、大きな土の塊が飛んで行ってしまうほど・・・

柔らかい路面状況を想定して
おいた方が良いだろうと考える！

末脚勝負とは言っても

➡なので、同じく「末脚勝負」と言っても、

ただ単に、トップスピードの速さ「だけ」を競う末脚勝負ではなく！

今年の天候で行われるヴィクトリアMの場合には「どうやってそのスピードを出して行くのか？」と言う

トップスピードに到達するまでの「過程」の方が実際のスピードよりも大事になる直線勝負になると考えている！

③求めたい実績面

➡そうなってくると、かなりの「総合力」が試される1600m戦になるだろうと思うので！

スタート直後から必要になる「自分の好きな呼吸を保てる追走力」と！

タフな馬場をもしっかりと捉えて、そこからゴールまで「加速し続けられる」スピード向上能力！

これを最初っから最後まで続けるとなると、相当な体力も必要になるので、実績面の中で求めたいのは・・・

「1800m以上でも勝てるガソリンタンクのデカさ！」と言うことになるだろう！

過去のデータからでも

➡実際問題、直近５年間の間で稍重で開催された

コレはあくまで「目安」としてだが、ただ過去２回の稍重で行われたヴィクトリアMの結果を見てもわかる通り！

３着以内に好走した馬は全員、1800m以上で優勝経験もあり！

足元の馬場が柔らかいコンディションでも好走歴があることで

濡れて柔らかくなっている地面をしっかりと捉えて蹴り上げられる「パワフルなフットワーク」がある事を既に証明済みの６頭だった！

区間ごとに必要な個性

➡なので、今年の天候と馬場コンディションで行われるヴィクトリアMにおける、スタート〜ゴールまでで必要になる個性をまとめるとこの様になる！

①息を乱さない追走力

②捉える＆蹴り上げる馬力

③1800m以上でも勝てる体力

文字通り「はじめ良し・中良し・終い良し」と言うレベルの高い三拍子が必要になる訳だが！

これらの能力が試される条件の中で、人気馬たちに一矢報い様と挑戦状を叩きつける１頭が・・・

この大穴だ！

＼予告の推奨馬／

テルツェット

(９人気・Dレーン)

【考察】

➡３連単マルチでは彼女を軸に？！

と思っているほど、今年のヴィクトリアMにて・・・！

雨を味方に羽ばたくのは、彼女の様なタイプではないか？と考えている！

正直、他にも気になっている馬は何頭かいるのだが・・・

ただ、状態に確信を持てなかったり、道悪になって足元が柔らかい馬場になると、踏ん張りが効かない面々もいるので、であれば！

昨年のクイーンSでの衝撃が、未だに忘れられない彼女から３連単は狙ってみるか？！

と今現在は考えている！

 

完璧に網羅した一戦

➡というのも、今回必要になるであろう「あの三拍子」を・・・

全て完璧にクリアしてくれたのが、そのクイーンSで！

あの時は馬場発表こそ「良馬場」だったが、向こう正面も雨でかすんで見えなくなってしまう程・・

突然の大雨が降った影響で！

ぐっちょぐちょな田んぼ道の様な馬場へと変貌してしまった！

 

重たい斤量で優勝

➡しかし、そんな悪天候の中を！

今まで斤量53キロなどの軽い斤量でじゃないと重賞では通用していなかった繊細な女の子が！

55キロを背負いながら、
上がり最速を叩き出し！

狭い馬群の間を突き破って差し切って見せた「あの力強い末脚」を見た時に！

「凄いなこの仔！」と思った記憶が、未だ鮮明に覚えている！

 

馬格とハンデの関係

➡やはり、彼女の様な「430キロ」程しかない小さな牝馬にとって、

【斤量の克服】というのは、本当に素晴らしい加点で！

なぜなら馬体重が大きい馬よりも、上から圧し掛かる斤量の重さをもろに受けるので！

それに耐えられるだけの【強いフィジカル】を身に着けたのは非常に素晴らしい成長だ！

 

前走は58キロ相当で

➡実際今となっては、前走でも牡馬換算で【58.5キロ】に相当する重たい斤量を背負わされても

上がり最速を記録できるまでにフィジカルが成長しているのだから！

これはもう「昨年の春とは全くの別馬！」

とまで言い切ってしまって良いほど、素晴らしい成長だと考えている！

 

ここも昨年と違う

➡また、昨年と違う点は「斤量以外」にもあり、それが【ローテーションの違い】だ！

昨シーズンは、年明けではまだ「３勝クラス」に甘んじていたので・・！

４月のG1・ヴィクトリアMへ出る為には、直前で重賞を勝って賞金を加算しなきゃいけない立場だったので

【G3・ダービー卿CT】に「-６キロ」で出て来てしまう程・・・

既にG1へ向けてはお釣りが残っていなかった！

 

逆算した余裕ある形

➡しかし今年の場合には、既に賞金も重賞タイトルも持っているので！

しっかりと余力を持って参戦できる事が大きい！

とりわけ彼女の場合、元々馬体重が小さな女の子なのだから尚更だろう！

だからこそ前走も【＋８キロ】で、過去最高馬体重となる432キロで出走！

 

軽さが武器に成る？

➡それでも、まだまだ軽いわけだが！

ただ雨が降る今年のヴィクトリアMにおいては・・・

彼女最大の特徴でもあるその「馬体重の軽さ」が！

逆に武器になると思っており！

 

足元が滑らない！

➡雨が降って足元が滑りやすい馬場になったら、滑らずに安定したフォームで走る事が必要になるので！

馬体重が大きくて、トビも大きい馬だと！

濡れた路面に足元をとられ体勢を崩しやすい分、不利になる。

けれど、彼女のように馬体重が軽い馬だと！

重心が安定し、濡れた路面に足元を
とられる心配もないので！

まさにクイーンSでの末脚のように！

ここでも馬場を気にせず全力で走り切れる事が大きなアドバンテージになる！

 

あの勝ち馬の様に！

➡実際問題、過去２回「稍重」で行われたヴィクトリアMで活躍して面々の馬体重を！

晴れた高速馬場で行われた年で比べていただければ一目瞭然の通り！

【2017年】1:33.9秒(稍)
１着：422キロ
２着：444キロ
３着：452キロ

【2019年】1:30.5秒(良)
１着：470キロ
２着：498キロ
３着：440キロ

今年も、2017年の様な天気と馬場を想定しているので、彼女こそまさに・・・！

馬体重422キロで優勝した
「アドマイヤリード」にイメージが被る！

 

明らかに上向いて！

➡また、追切に関しても明らかに調子が良いことが分かる内容となっており！

◆G3・中山牝馬S（１週前）南W）
89.9 – 70.1 – 53.6 – 38.6 – 11.5
81.1 – 64.8 – 50.5 – 36.7 – 11.1
◆ヴィクトリアM（１週前・南W）

ご覧の通り、前走との比較で見ていただければ一目瞭然の通りで！

同じ競走馬が、同じコースでやってるとは思えないほど、タイムに差が出ているのが一目瞭然！

 

前走とは気配が違う

➡やはり前走は「叩き台の仕上げ」をしていたのが目に見えて分かる通り！

これには愛馬を手がける和田調教師も「完成してきた！」と唸る様に、

やはりフィジカルが強くなった事を感じさせてくれる動きをしている！

 

券種のレイアウト

➡脚質的に「伸るか反るか？」な一発勝負な部分もあるので！

彼女と共に勝負するなら【３連単マルチ】での軸だと思うが！

馬場の変化によっては「そのまま馬連でも軸にするかもしれない？！」

との可能性を残している一頭として、本日はお伝えさせていただく！