▲カリスマ馬券は、キングスボーツの公認を受けています。両者は社内でライバル関係で、敵対心が強く、毎週、熾烈な戦いをしています。ーカリスマ馬券編集部スタッフ-真田 幸太郎
安田記念 2024 予想
今年の注目ポイントは?
➡それではまず、今年の安田記念を「勝つ為に必要」な
【レースの好走条件】から詳しく解説をさせていただきたいのだが・・・!
今年の場合で注意が必要なのは・・・!
【雨】or【晴れ】で買うべき馬が180度変わる!ということだ!
キャラが明確に違う!
➡これについては、既に前哨戦の「マイラーズC」の頃から指摘をしておいたように
例えば日本馬の中でも・・・!
【雨】➡トルク重視の「ソウルラッシュ」
【晴】➡スピード型の「セリフォス」
と、それぞれで明確に得意にしているレース条件がハッキリと違う!
香港馬にも特徴が!
➡加えて今年の場合は、スプリント大国の香港からも2頭のG1馬が参戦してきており!
香港はタフな洋芝で行われていて、競技の種目としても
【時計の掛かるタフな馬場を如何に速く走れるか?】という底力が問われるカテゴリーになっているので!
過去に日本で活躍した「エアロヴェロシティ」「ワーザー」そして今年の高松宮記念での「ビクターザウィナー」も!
全て稍重以上で【時計】も【上がり】も掛かるタフな馬場状況の中で、持ち前の底力を駆使しての好走だったので!
今年来日した2頭についても、やはり雨の影響を受けた【時計の掛かる稍重以上の馬場コンディション】の方が自然と好走率は上がるだろうと思う!
雨なのか?良なのか?
➡なのでご覧の通り、日本馬の中での人気馬の【取捨選択】も!
香港馬の【取捨選択】も・・・!
【雨】or【晴れ】で買うべき馬が180度変わってくる恐れがあるので!
その前提条件だけは、くれぐれも忘れないでいただきたい!
Q.では天気はどうなの?
➡では、それを踏まえた上で!
【Q.現時点での天気予報はどうなのか?】というところなのだが
なんと現時点では・・・!
金・土・日と【3日間連続】で雨マークとなっている!
無論、この時期の天気は台風などの影響もあってコロコロと変わりやすいので!
前日ギリギリまで最新の天気予報はチェックすべきなのだが・・・!
週初めからずっと雨
➡ただ今週の東京は、金土日だけじゃなく!
週初めの「火曜」「水曜」から既に雨マークとなっているので!
これだけ広い範囲にわたって連日雨マークがついているとなると・・・!
恐らく雨になる可能性の方が高いのだろうと思うので!
現時点では一先ず【雨の影響を受けた稍重以上のタフ馬場】を想定した上で予想を組み立てて行こうと考えている!
暫定で「雨」予想だが!
➡ただ繰り返し申し上げるが・・・!
もし急に晴れて「良馬場でのレコード決着」という流れになれば買うべき馬は変更しないといけないので!
そこは臨機応変に対応していきたいと考えている!
Q.では、道悪の安田記念では誰に注目しておくべきなのか?
タフなレース条件になってこそ浮上できるチャンスがあると思っている注目馬が、現時点では2頭いるので!
その馬を1頭ずつ解説していこう!
まずは1頭目に選んだのが、この馬だっ!
\注目馬1頭目/
雨を味方に
「バブリー」な爆走を!
注ヴォイッジバブル
(5人気・Zパートン)
【考察】
➡まずシンプルに考えて、雨によって【時計】も【上がり】も掛かる、タフな馬場状況が出来上がると仮定するならば!そうした環境下の中でずっと実戦を戦って来た香港のマイルG1馬を評価しない訳にはいかない!
事実、昨年の【G1香港マイル】では、既に「ナミュール」と「ソウルラッシュ」は倒しており!地元の絶対王者「ゴールデンシックスティ」にも、最後はむしろ差し返す様な勢いで追い詰め、0.2秒差の2着へと爆走!
そして、その実力がフロックではなかった事を、次戦の【G1香港スチュワーズC】を、1:33.9秒で制覇した事で証明済みであり!時計の掛かりやすい香港の洋芝を考えると、かなり高水準な時計で走破していたことは、当時のレースで2着だった「ビューティーエターナル」が、先日の【G1チャンピオンズマイル】を制覇したことでも証明されている!
その他にも【G1香港ゴールドカップ】では、今回一緒に来日した「ロマンチックウォリアー」を相手に、向こうが縄張りにしている2000mG1でクビ差の2着へ追い詰めるなどなど!自力の高さを再三に渡って証明している!
絶対王者たちに肉薄!
➡そんな確固たる実力がありながら、想定で「ロマンチックウォリアー」が1番人気に指示されている中で、こちらは5人気~9人気前後の穴馬ゾーンにまで評価を落としているので!それであれば狙ってみても面白いと考えているし!
私は個人的に「ロマンチックウォリアー」を2000m以上のタフ馬場で倒すのは非常に困難な強敵だと、非常に高く評価しているので!そんな、地元香港で2000m界の皇帝として君臨しているロマンチックウォリアーを相手に、彼の主戦場である2000mでクビ差まで追い詰めることが出来た体力と底力があれば、1600mに距離を変更する今回は、十分に逆転できるチャンスはあると思っているし!
事実、前走のG1チャンピオンズマイルでは、香港マイルの絶対王者【ゴールデンシックスティ】には先着しているので!やはり、その実力は侮れない!
また、共に来日した【Zパートン騎手】と言えば、エアロヴェロシティで高松宮記念を制覇している様に!鞍上が日本競馬を知っている事は非常に大きい!なので、雨の影響を受けて少しでも重たい馬場になっていれば!【時計の掛かるタフな馬場を如何に速く走れるか?】という底力が問われるカテゴリーのマイルG1でずっと戦って来た彼のポテンシャルは、十二分に脅威になると考えている!
では続いて、注目馬の2頭目に選んだのが、この馬だっ!
\注目馬2頭目/
あの「ハナ差1cm」
の悔しさを!
同じ舞台でぶつけて来い!
注ウインカーネリアン
(10人気・三浦皇成)
【考察】
➡まず結論から言うと、彼に関しては【2年前のサリオス】と全く同じパターンでの巻き返しを期待できると思っている!要するに、適性外の1200mG1をわざと走らせたことによって!今回よりも厳しいHペースを前走の段階で経験させてきたローテーションというのが、本当に大きな起爆剤になると私は予想している!
というのも、この安田記念が行われる東京1600mという舞台は【はじめ良し・中良し・終い良し】と、全ての区間で息つく間もない全力疾走を余儀なくされてしまう本当にタフなレース条件なので!
そんな過酷なマイルG1へ挑むにあたって、直前となる前走で今回以上のHペースを経験させておけば「あれ?今回は楽だな!」と、道中が物凄く楽になるので!その「錯覚」を利用して今まで以上のパフォーマンスを馬から引き出すというのが、この手法なのだ!
特に彼の様な【高齢になった先行馬】には有効的で!やはり、年齢を重ねるとトップスピードの低下に衰えが真っ先に現れて来るので!彼の様な先行馬によって、武器であるスピードに磨きをかける意味でも、前走で1200mのHペースを経験させた事は、本当に良い刺激になると思っている!
1200mG1で逃げ争い
➡実際にそれは、過去に高松宮記念を経由して来た「サリオス」や「インディチャンプ」が、この安田記念惜しい競馬をしたのが物語っているし!
ウインカーネリアンの場合には、初めて挑んだ1200m戦がイキナリG1の舞台だったのにも関わらず!脚の速いスプリンター達を尻目に、スタート直後から先頭争いへ飛び出していくなど!あれだけ脚の速いスプリンター達を相手に、適性外の1200mでスピードが全く負けていなかったことは本当に凄いと思った!
結果的に、他の先行馬よりも枠が外過ぎたので!序盤の内に少し無理をして全力を出し切ってしまった事が、後半のスタミナ切れに響いてはしまったが!それでも、初めて挑んだ1200m戦を、イキナリG1の舞台で4着には残したていたのだから!初めから内枠を引けていたら、マッドクールと並んで直線の叩き合いに持ち込めていたかもしれない!
なので今回も、正式に軸にするかどうかは?【枠順】と【天気予報】を確認してから決めたいと思っているのだが!実際にその与えた”刺激”の効果は、既にウインカーネリアンにも現れている!それは、2週前、1週前追い切りでの凄まじい時計をみれば明らかだ!
78秒台という自己ベスト
➡なんと既に1週前追い切りの段階で、自己ベストを更新する【78秒台】という時計を馬なりでマーク!しかも、従来までの自己ベストとは大きく異なり!暴走気味に掛かって出してしまったチグハグな時計ではなく!
しっかりとスピードをコントロールしたまま出せてしまった自己ベストであり!それは、以前に出した自己ベストと比べて後半になってもスピードが落ちていなかったことが証明している!
【2週前】82.1-66.5-51.8-37.3-23.5-11.2(14.5-13.8-12.3-11.2)
【1週前】78.8-64.6-50.8-36.4-23.3-11.2(14.4-13.1-12.1-11.2)
【旧自新】79.7-64.3-50.4-36.6-23.7-11.5(13.8-12.9-12.2-11.5)
なので【デキ】と【臨戦過程】が120点で来ているので!あとは本当に、枠順と天気予報が今のウインカーネリアンを最大限に味方する材料が揃えば、悲願のG1初制覇も決して夢じゃないと思っているし!
特に今年の場合は他に逃げ馬がいないので!そういう意味でも、まんまと後続を出し抜くという東京新聞杯でナミュールたちを打ち破った【あの逃走劇】を再び期待したいと思っている!