予告の◎本命第一候補！

オッズ次第では
高配当の単勝も狙う予定！

アレグロブリランテ

（８人気・横山和生）

➡では具体的に、ココから先はこのスプリングSで押さえて置かなければイケナイ「勝負のポイント」をご説明しよう！ まずコースレイアウト自体は、先週の【中山牝馬ステークス】と同じ様に！中山の激坂を２回も登らなきゃいけないので！タフなコース設定である事は間違いない！

ただし！！まだまだデビューして間もない「３歳限定戦」である、このスプリングSでは【全く別のポイント】にも注意が必要になってくる！それが長時間にわたる負荷に耐えられる心肺機能だ！

即ち、これまでのキャリア実績において【如何に厳しい持続力戦を経験してきたか？】ここの経験値が大きく明暗を分けるレースだと思っている！

実際に、昨年はこの理論を駆使して、２着へ爆走した【ホウオウビスケッツ】を◎本命として推奨する事に成功した訳だが！

 

持続力戦での経験値！

➡まだまだデビューしてから間もないルーキー達は、実戦で培った経験値が物を言う時期でもあり！ましてや今回のレースは、実際に走るコースレイアウト自体がタフなのに加えて、「皐月賞」へ向けて【最後の予選会】と言う位置付けなレースなだけに！

「残り３枚」の切符を賭けて壮絶なせめぎ合いになる傾向が強いレースだからこそ！

そのキツイ後半勝負に耐えられる心肺機能がある事を、既にこれまでのレースで示しておく必要があるのだ！だからこそ【レベルの高い持続力戦の経験値】と言う理論をメインテーマに持ってきたのである！

事実、このレースの卒業生には、後に【菊花賞】＆【天皇賞春】などの体力勝負を圧勝した「キタサンブラック」が存在しているが！彼自身もこのレースの直前に、今回よりも距離が長い「東京2000m」を最前列から押し切って優勝した経験を持っていたり！

 

歴代の優勝馬で見ても

➡その他にも2016年の勝ち馬「マウントロブソン」は、日本一タフな持続力勝負になりやすい「小倉2000m」を３コーナーから捲って押し上げ・・・！稍重の中を1:59.8秒で優勝した経験を持っていたり！

2017年の勝ち馬「ウインブライト」も、このレースの直前にレース全体の後半４Fが「47.5秒」とハイレベルな後半勝負の中を上がり最速で差し切った経験を持っており！

他にも「ヴィクティファルス」の場合には、このレースの直前に共同通信杯で、後半４F「45.7秒」と言う近年稀に見る超ハイレベルな後半勝負を経験し！その中でエフフォーリアに次ぐ２着を確保していたバックボーンもあった様に！

【レベルの高い持続力戦での経験値】を持っていた馬が多く優勝している一戦である事がよくわかる！

 

持続する力が必要

➡だからこそ、それ以外のメンバーでこの舞台を好走したメタルスピード・ビーアスドニッシド・ガロアクリーク・エメラルファイト・ステルヴィオこの５頭は【前半からぶっ飛ばして行くマイル戦の速い持続力】を経験し！既に前半から息が上がる苦しい展開を体感していた事が、このレースでの持続力に上手くフィットしたのだと考えている！

なので何れにしても、ゴール前の直線だけ”ピュイ”っと加速すれば良いと言う「瞬発力」が問われるレースではなく！

【長時間にわたる負荷に耐えられる心肺機能】が、根本的に問われるレースであると考えている！

そこで、今年のメンバーに目を向けて見ると・・・！【長時間にわたる負荷に耐えられる心肺機能】がある事を証明していながら、かなり人気を落としている馬が存在していた！その中でも、状態面でかなりの上積みを感じさせてくれた１頭だったのが、このアレグロブリランテなのである！

 

前走は展開に逆らいながら

➡前走の「若竹賞」が行われた当日は、メインレースで【AJCC】も開催されていたが！当時は、雨の影響で重馬場にまで馬場が悪化し！古馬のG2でも、上がり３ハロンが37秒台にまで大きく失速してしまうほど、本当にタフな馬場コンディションとなっており！あまりにも早目から厳しい攻防戦に巻き込まれると、即座に体力を消耗し「外差し決着に巻き込まれる」というシーンが多く散見されていた！

しかし、そんな劣悪でタフな馬場コンディションの中を！３コーナー過ぎから始まった厳しい攻防戦をも跳ね除け！前からしぶとく粘って２着に生き残っていたのが、このアレグロブリランテだったのである！

当時の馬場はほとんどの馬が内を大～きく避けて走るという、超極端な外差し馬場になっていた中を！内枠からのスタートで、終始馬場の悪い最内を走らされた上に、３コーナーからは外から捲って仕掛けて来た馬たちの動きに飲み込まれ、かなり厳しいプレッシャーを長時間に渡って受け続ける厳しい持続戦に巻き込まれてしまったが・・・！

そこから先の粘りが本当に凄まじかった！最終的には、最後方から大外一気で伸びて来た「ルカランフィースト」の末脚には負けてしまったものの！外差し馬場の恩恵を最大限に活かした走りでもあり、道中では最も楽をしていた馬でもあったので！今回のテーマで大事にしたかった【長時間に渡るキツイ負荷に耐えられる持続力】という点では、あれだけトラックバイアスに逆らいながらも、３着以下を大きく引き離して２着を確保したアレグロブリランテの方を、私は高く評価したいと考えている！

 

圧巻の猛時計を連発！

➡なので分かりやすい例でいうと、昨年の皐月賞➡ダービーの間で「ソールオリエンス」と「タスティエーラ」の着順が入れ替わったのと同じイメージを個人的には持っている。

しかも当時の馬体重に関しては、成長があったにしても【+22キロ】という凄まじい太め残りだったので（汗）そこからの叩き２戦目であれば、更なる上積みと進化は期待できる！

【１週前】51.4-36.6-22.9-11.1（14.8-13.7-11.8-11.1）
【２週前】51.4-36.7-23.7-11.7（14.7-13.0-12.0-11.7）

（※）事実、この中間での追い切りでは既に凄まじい時計を連発しており！なんと既に２週連続で51秒台の時計を叩き出したかと思えば！１週前追い切りでは51秒台を記録しながら36.6-22.9-11.1という凄まじいスピードを記録し、最後まで圧巻の加速ラップで走り切っていたのだから！

明らかに、前走で残っていた+22キロという大きな貯金が、ここで更なる効果を爆発させているのが良くわかるだろう！しかもその１週前追い切りでは、既に横山和生ジョッキーが騎乗し！入念なコンタクトもちゃんと取っていたので、丁寧な臨戦過程も評価して、ここは１番手で取り上げたいと思っている！