キングスポーツで調教などを担当している「三井タケシ」です。当ページをご覧いただき、ありがとうございます!!!
さて、この三井コラムでは「穴のキングスポーツ」が、どのようなデータを使って各レースを考察し、そして最終的な決断しているのか??その根幹となる「競馬戦績データ」や「調教」などのノウハウを【競馬予想ガイド】として、ご紹介したいと思う。
というのも競馬には「長期距離は騎手で買え!」や「単騎の逃げ馬は絶対にマークしろ!」 、「中山マイルは外が不利」などの様々な格言があるが、中には正しくない、あるいは間違った解釈をされてしまっていることも多々ある。
また実際に「これって、どうなの??」と思うが調べたくても、スポーツ新聞や競馬専門紙だけでは、わからないこともたくさんあるでしょう。
これらを創業1981年という長い歴史を持っている「穴のキングスポーツの観点」で独自の解説をご紹介し、それらが競馬ファン皆様の馬券検討の一助となれば幸いだ!!
【競馬 予想 データ】大差勝ちした馬の次走を調べてみた!!
さて、本日は「圧勝した馬の次走について」。
競馬ファンは、馬柱の前走1着やレコード勝ちに目を奪われる。私たちだってそうだ。どんなレースであろうとも「前走1着の勢い」は無視できないというのは大いに賛同できる「買いの材料」だ。
ましてや3馬身以上の「大勝」を収めた実力馬となれば尚更ではないだろうか。
ということで、2着馬に大差を付けた馬の次走はどうなのか??その真相を探るべく直近5年間において、3馬身以上の圧勝を収めた馬の次走の成績を調べてみた!まずは以下、その成績をご覧頂きたい!!!
3馬身以上の圧勝した馬の次走成績(直近5年間)
クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
500万下 | 107- 70- 69-446/692 | 15.5% | 25.6% | 35.5% |
1000万下 | 55- 41- 26-219/341 | 16.1% | 28.2% | 35.8% |
1600万下 | 16- 13- 3- 49/ 81 | 19.8% | 35.8% | 39.5% |
OPEN特別 | 17- 15- 9- 66/107 | 15.9% | 29.9% | 38.3% |
G3 | 12- 14- 4- 59/ 89 | 13.5% | 29.2% | 33.7% |
G2 | 1- 2- 1- 13/ 17 | 5.9% | 17.6% | 23.5% |
G1 | 1- 0- 1- 2/ 4 | 25.0% | 25.0% | 50.0% |
集計期間:2013. 1.26 ~ 2018. 1.21
さて、上表を見て、どのように感じただろうか??
↓↓↓
想像したイメージとは違かったのでは?
「案外、鉄板じゃないんだな・・・」と思われたのではないだろうか。ということで、私たちキングスポーツの結論から伝えると
「圧勝した馬は、まず疑え、そして調べよ!」
である。競馬予想において「先入観は悪、思い込みは罪」なのだ。
例えば、【未勝利戦】で3馬身の圧勝、その勝ち馬が次走500万クラスへの昇級戦となれば、誰もが疑わないで相手探しとなりやすい。そこに穴の盲点が生まれる。今回のデータを見ても分かる通り、前走圧勝の経緯があり、その断然人気に支持される人気馬が、統計上65%の確率で4着以下に消えた時のことを考えた方が、俄然面白いと思うのは私だけではないはず。
高配当は、穴馬を見つけるだけでは決してない。「人気馬の取り捨て」もまた穴馬券を射止めるために必要な要素なのだ!
穴のキングスポーツの格言
圧勝した馬の次走は、まず疑うべし!
参考になりましたら ツイッターのフォローやリツイート、「♥」して頂けたら「あなたの運気がグングン上がりますよ?」
【おまけ】芝・ダートでの違いは??
(芝)3馬身以上の圧勝した馬の次走成績(直近5年間)
クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
500万下 | 23- 15- 20-102/160 | 14.4% | 23.8% | 36.3% |
1000万下 | 16- 5- 7- 41/ 69 | 23.2% | 30.4% | 40.6% |
1600万下 | 5- 5- 0- 17/ 27 | 18.5% | 37.0% | 37.0% |
OPEN特別 | 9- 8- 5- 45/ 67 | 13.4% | 25.4% | 32.8% |
G3 | 12- 13- 4- 49/ 78 | 15.4% | 32.1% | 37.2% |
集計期間:2013. 1.26 ~ 2018. 1.21
限定条件:芝のみ
レース一覧・次走成績一覧
(ダ)3馬身以上の圧勝した馬の次走成績(直近5年間)
クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
500万下 | 84- 55- 49-344/532 | 15.8% | 26.1% | 35.3% |
1000万下 | 39- 36- 19-178/272 | 14.3% | 27.6% | 34.6% |
1600万下 | 11- 8- 3- 32/ 54 | 20.4% | 35.2% | 40.7% |
OPEN特別 | 8- 7- 4- 21/ 40 | 20.0% | 37.5% | 47.5% |
G3 | 0- 1- 0- 10/ 11 | 0.0% | 9.1% | 9.1% |
集計期間:2013. 1.26 ~ 2018. 1.21
限定条件:ダートのみ
ダートの方が、猛者が多いので昇級の壁は分厚い!!
圧勝した馬の次走について、芝とダートでの違いを見てみると、ダートの方がクラスの壁が厚いことがわかる。意気揚々と重賞G3へ挑戦した馬は、ことごとく跳ね除けられているのが顕著な例だろう。
また、下記の昇級戦だった場合、
(A)500万 ⇒ 1000万
(B)1000万 ⇒ 1600万
一般的には(A)の方が、即通用しやすいと思われがちだが、意外にも(B)の方が好成績であることも知識として知っておくと良いかもしれない!!
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