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ホームスタッフコラムアルゼンチン共和国杯 2017 あの調教師が気になる!

アルゼンチン共和国杯 2017 あの調教師が気になる!

さて、いよいよ今週(日)には アルゼンチン共和国杯 2017 が行われまね!

 

実は、このレースに私中田が非常に注目している調教師が愛馬を出走させます。
それは、スワーヴリチャードの庄野調教師です。ちなみに11/3(祝)に大井で行われた JBC スプリント 2017 もニシケンモノノフで制しましたね!おめでとうございます?

(VIA スポーツ報知)

 

そんな庄野師のプロフィールを簡単にご紹介しておくと

 

庄野靖志調教師

生年月日 ⇒ 1970年3月2日(47歳)
免許取得 ⇒ 2006年(2007年開業)
初重賞勝 ⇒ ホクトスルタン(目黒記念 2008)
通算勝利 ⇒ 180勝(中央のみ)
通算重賞 ⇒ 6勝(中央のみ)

 

庄野師の初めての重賞勝ち馬・懐かしのホクトスルタン

 

数字だけ見てしまうと、特別際立った調教師には思えないかもしれません。
しかし、恐らく定年を迎えるまでには「名調教師」の称号を得ているのではないでしょか。

 

以前、彼は「普段から心がけていることは何か?」という質問に対し、以下のような旨を語っていました。

 

ファンの皆さんに対し、少しでも馬券に貢献できるような形で出走させたい。一走一走を大事にすることによって、馬には変な負担がかからなくてすむ。また牧場とも頻繁にコミュニケーションを図ることで自分の求めていることが伝わるようになり、いつも良いコンディションでトレセンに返してくれる。牧場のスタッフにも感謝している。

 

いの一番に出てくる言葉が、自らの調教に関する技術的なことではなく、ファンに対する思い。ファンに支えてもらってこその競馬なんだという感謝の気持ちを強く感じます。また、牧場スタッフへの感謝も述べています。
まずは「自分より周囲」。これって、当たり前のことのようで、非常に重要だと私は思います。

 

感謝できることは「周りが見えている」ことの証ですし、周りが見える人は細かいことにも気づけます。それが馬の管理にとってどれだけ大事であるか、改めて言うまでもありませんね。

 

もちろん、元々、実家が牧場であることに加え、大学も獣医学部を卒業するなど、小さい頃から馬に触れる環境にあったことで、技術的な面も確か。
本人曰く「ムキになるタイプではない」ということで、どちらかといえば馬の成長をじっくりと待ち、各馬の成長過程に合わせながら無理のない調教を施しているようですが、その分、息の長い活躍の見込める馬が出てくるのです。

 

スワーヴリチャードも息の長い馬になってほしいですね!

 

時間をかけて名調教師へ

 

人に対しても、馬に対しても、愛がある本当に魅力的な調教師。
何だかんだ言っても、結局のところ、人間は「人柄」が大事なのだと私は思います。馬の成長と同様、彼自身もじっくりと成長していく筈。時間をかけて名調教師になってくれることでしょう。

 

ちなみに、今回の アルゼンチン共和国杯 2017 でスワーヴリチャードが好走できるかというと、その結論は編集長に任せたいと思いますし、どういう結論になるにせよ非常に楽しみです。
ただ、今回の結果云々とは別に、この先、皆様に是非とも注目して頂きたい調教師だと思い、ご紹介しました。

 

編集長曰く「非常に自信がある」という アルゼンチン共和国杯 2017 他 今週の勝負馬券。一緒に堪能しませんか!?

 

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