ターコイズステークス 2017 予想│枠なんか気にするな!
さて、今年もやってきた。12月の中山競馬における名物レースのひとつ!牝馬限定のターコイズステークスだ。
牝馬の出走機会の拡大を目的に重賞に昇格したのは2015年とまだ最近だが、レースそのものは1986年より行われており(途中行われない年もあったが)30年以上の伝統を誇るのだ。
レースの特徴はなんだろうか。
やはり「ハンデ戦」という部分が効いているようで、毎年のように大荒れ!昨年こそ珍しく上位人気での決着となったが、重賞初年度となった2015年に飛び出した超特大295万馬券(何と1着から3着まで、全て二桁人気だった)を筆頭に!
直近5年の3連単平均配当は、驚きの72万2千円!
先週開催されたカペラSなどもそうだが、12月の中山競馬は、本当に波乱が続出するのだ。
主な出走予定馬(2017/12/10現在)
オッズ | 出走予定馬 | 騎手 |
2.9 | ラビットラン | Cデムーロ |
5.5 | ミスパンテール | 酒井学 |
7.2 | エテルナミノル | 未定 |
7.4 | リエノテソーロ | 吉田隼 |
8.1 | パールコード | 未定 |
予想をする上で大事になってくるのは「中山芝1600Mという舞台に、先入観・思い込みを持ってはいけない」ということだろう。
予想に先入観は敵だ!
競馬解説者が語ったり、専門紙スポーツ紙などにもしばしば書かれるのが「中山芝1600Mは外枠が不利」という話。それを信じて「大外枠なんて入ったら終わりだ!」などと考えている方も少なくないと思う。
だが、実際には全くそんなことはない。
例えば大波乱がおこった一昨年の勝ち馬、295万馬券の主役となったシングウィズジョイは、まさに大外の16番枠だったし、昨年の2着馬レッツゴードンキも外側の13番枠だった。
つまり、勝利を収めるためには、シンプルに馬を見ること!
どの馬に地力があるか?体調が良いのはどれなのか?などなど、ひねりすぎず、シンプルな考え方をすることが、勝利するための最善策だと確信している。
キングスポーツのシンプルな答えは何か?楽しみにしていてほしい。
【 ターコイズステークス 2017 】主な有力馬たち
?ラビットラン(Cデムーロ・角居厩舎)
▼最近の主な勝ち鞍
ローズS(G2)
⇒何と言っても驚かされたのが9月のローズS。春のG1戦線で活躍していたライバル達を、上がり3ハロン最速となる33秒5の脚でゴボー抜き!一躍、ハイレベルと言われる3歳牝馬の中でもトップクラスへと駆け上がった。前走の秋華賞こそ、予想されていた通り、距離が少々長かったようだが(それでも4着は凄い)マイルへの距離短縮なら再び好機!
▼参考レース ローズS
?ミスパンテール(酒井学・昆厩舎)
▼最近の主な勝ち鞍
清水ステークス(準OP)
⇒クラシック路線では、なかなか結果を出せずに苦しんできたが、古馬との初対戦となった前走の清水ステークスでは、中団から抜け出して堂々の快勝!高いレベルに揉まれながらも、少しずつ蓄えてきた力が、ようやく花開いた瞬間だったのかもしれない。準オープンとはいえ、牡馬相手に勝利したのだから、牝馬限定なら重賞でも!
▼参考レース 清水ステークス
?エテルナミノル(未定・本田優厩舎)
▼最近の主な勝ち鞍
八坂ステークス(準OP)
⇒11着に敗れた前走のG1エリザベス女王杯だが、これは力負けというよりも、単純に距離が合っていなかったように思う(デビュー以来、2000M以上のレースを使われたのはこの時が初めてだった)。ミスパンテールと同様に、2走前には牡馬相手の準オープンで快勝を収めている実力派だけに、マイルへの距離短縮を活かして勝利を狙う!
▼参考レース 八坂ステークス
参考リンク:
創業1981年より長きにわたる歴史は信頼の積み重ね。穴予想を得意とする「キングスポーツ本紙予想」に関する参考ページへは下記よりどうぞ。私たちキングスポーツが、どんな風に勝負しているか興味がある方は、たまに読みに来てくれると嬉しいです。
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