このコラムでは【中京記念 2023】における「必ず知っておきたい穴馬券獲得のポイント」についての話や、主な出走馬の解説をご紹介。
中京記念＝波乱
【中京記念】といえば！毎年のように大波乱。
例えば昨年、2022年も馬連万馬券の決着となっているが、近年、最もインパクトがあったところなら、やはり2020年だろう。
優勝したのは、単勝18番人気（最低人気）のメイケイダイハード。
上がり３ハロン最速の脚で２着に入ったラセットの追い込みをクビ差しのいだ見事な走りだったが、実は記録にも記憶にも残るような勝利だった。
以下の２つ、ぜひご覧いただきたい。
◆1986年以降、17頭以上のJRA重賞で最低人気馬の勝利は、1989年のエリザベス女王杯を勝ったサンドピアリス(20頭中20番人気)以来2例目。
◆JRA重賞で18番人気以下の勝利は、1986年の金鯱賞を勝ったイズミスター(21頭中18番人気)を含め3例目となった。
要するに、30年以上にも渡る重い歴史の扉をメイケイダイハードがこじ開けたということ。
お見事というしかない。競馬の世界には、昔から
という格言があるが、それをここまでハッキリとわからせてくれた重賞も他にはない。
当然今年も混戦。穴馬券が出るだろう。では、どのような考え方で射止める？
穴党必見！高配当獲得へのポイント
→直線のタフを逆手にとれ！
意識していただきたいのは「中京の直線のタフさ」
中京コースは、直線の長さ自体も412M（東京・新潟・阪神外回りに続く４番目）と長いのだが、それと同時に
「傾斜が急」
があることを知ってほしい！
わずか100M少々の間に、高低差約２メートルを駆け上がる！
ゴール寸前の最もタフな部分での傾斜だという点を考えると、実際の数字以上に各馬はタフさを感じるだろう。
それゆえ、ジョッキーたちは無理な乗り方をしない。結果ペースが上がらず、直線が長いけど、意外に前が残るというケースが頻発している！
では、注目の結論は？
ここまでくれば、皆様もおわかりだろう。
穴馬券を狙いたい方は
詳しいデータは、コラム後半で誤用しているので、合わせてチェックしてほしい。
さあ、勝つぞ！
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後半では、レース攻略へ向けての「データ」もご紹介。
ぜひ、参考になさってほしい。
その前に、ここからは主な有力馬の解説だ。
中京記念 2023
上位人気候補の３頭を解説
【短評】12番ダノンスコーピオン（横山和・安田隆）
▼最近の主な戦績
ＮＨＫマイルカップ １着（22年）
⇒昨年の【ＮＨＫマイルカップ】を優勝！そして【富士ステークス】こそ３着に敗れはしたが、勝ち馬とは僅か0.1秒差。そこで勝利したのが後にＧ１【マイルＣＳ】を優勝したセリフォスだった事を踏まえれば、期待値が高いことがわかる。
その【マイルＣＳ】と前走の【香港マイル】の内容を振り返ると力差を感じる内容に加えて近走は二桁着順が続くなど結果が出ておらず、悔しいレースが続いているが、本来は父ロードカナロアの後継馬と期待される1頭。「きっかけをつかめたら」と真夏のマイル戦で復活をかける。
【Check Point】⇒前走の安田記念も13着で「何が原因なのか、本当に分からない」と首をかしげていた。ハンデが気になるところだが、横山和生騎手との新コンビで新たな一面に期待したい。
▼参考レース ＮＨＫマイルカップ（22年）
【短評】11番デヴィーナ（デムーロ・友道）
▼最近の主な戦績
ヴィクトリアマイル ４着
⇒母のヴィルシーナはヴィクトリアマイルを連覇し、牡馬相手の宝塚記念でも３着と好走した名牝。その遅咲きの血がようやく開花の兆しを見せている。
前走のＧ１【ヴィクトリアマイル】は単勝200倍を超える15番人気と超大穴だったが４着に大健闘！しかも内にいた馬、先行馬に有利なレースでしたが、この馬は唯一、外枠から直線で末脚を伸ばして上位に食い込んできたようにフロックの激走ではない。モーリス産駒は晩成傾向があることからも侮れない１頭。
【Check Point】⇒中京コースは過去４勝を挙げており、その中の３勝はマイルである事から舞台の相性は抜群！１週前の追い切りも余力残しで駆け抜けており状態麺も文句ナシ！
▼参考レース ヴィクトリアマイル
【短評】16番ルージュスティリア（川田・藤原英）
▼最近の主な戦績
長篠ステークス １着
⇒デビュー直後だった【チューリップ賞】の６着と【フローラＳ】の15着を除けばここまで６戦４勝。当時は460キロ台だったが、昨秋からは480キロと馬体も増えて一気に素質開花して１勝クラス⇒３勝クラスまで怒涛の３連勝！
この内容を見ると、一流マイラーの資質を備えていることは確か。中京1600mは2戦2勝で、持ち時計も33秒台と最終週ながらも高速決着の馬場も大歓迎で勝機！
【Check Point】⇒【阪神牝馬Ｓ】＆【ヴィクトリアマイル】と重賞では続けて結果を出せなかったが、これは当時における能力差。そこまで勝ち馬と離されておらず、強豪に揉まれていい経験になったはずで、引き続き川田騎手が騎乗するのも心強い。
▼参考レース 長篠ステークス
中京記念 2023【予想】のCheck Point
| 人気馬の信頼度（5段階） | ★★★ 能力拮抗 |
| 3連単 予想配当 | ５万馬券以上 |
| 3連単 平均配当（直近５年） | 70万2,232円 |
| 展開 | ミドル～ハイ⇒中団向き |
尚、コラムの後半では、伏兵発掘へ向けてのヒントになるであろう「攻略データ」をご用意した。
ぜひ、ご確認いただきたい。
私たち「キングスポーツ」とは！？
はじめまして！私たちは1981年の創業以来、40年間、予想一筋で勝負をして参りました「キングスポーツ」です。 当ページをご覧を頂き、ありがとうございます！！
自己紹介がてら、ひとつ質問をさせてください。
どうしてあなたはこのページをご覧くださっているのでしょう？
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馬券の当たった外れたは一過性のものでしょうが、一度身につけた「考え方」は、皆様の中で何年も、何十年も生き続けるはずですよ！
ちなみに
プロの考え方を「競馬専門紙と変わらない金額」で取得できるお得感
も強調させてください。
長くなってしまいましたが、最後に改めて。
キングスポーツは、必ずあなたの予想を進化させてみせます！
どうか、ひとりで悩まないでください。
私たちの決断や考えを元に、大好きな競馬仲間として「共存共栄」していきましょう！！！
中京記念 2023 攻略データ
では、ここからデータの話に移ろう。
ご存知の方も多いだろうが、直近３年の【中京記念】は、いずれも「中京以外」で行われていた。
当然、それらのデータを用いることはできない。
そこで今回は特別に、舞台となる「中京芝1600M」に特化したデータをご紹介したい。
直近５年、この舞台で行われた「３勝クラス以上（出来るだけハイレベルなレース）」の31レースを対象に収集。
当然、今回に限らずに使用できるものになるので、頭に入れておいてほしい。
１）４角位置別の成績をチェック！
早速、直近15年のデータをご紹介していこう。
中京芝1600M ４角位置別の成績（対象31レース）
| ４角位置 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ４角1番手 | 6- 3- 1- 21/ 31 | 19.4% | 29.0% | 32.3% |
| 2番手以内 | 11- 12- 3- 51/ 77 | 14.3% | 29.9% | 33.8% |
| 3番手以内 | 13- 15- 11- 75/114 | 11.4% | 24.6% | 34.2% |
| 4番手以内 | 17- 18- 15- 92/142 | 12.0% | 24.6% | 35.2% |
| 5番手以内 | 22- 24- 16-114/176 | 12.5% | 26.1% | 35.2% |
| 7番手以内 | 27- 27- 20-164/238 | 11.3% | 22.7% | 31.1% |
| 10番手以内 | 27- 29- 27-221/304 | 8.9% | 18.4% | 27.3% |
ご注目をいただきたいのは４角５番手以内の馬たち。
対象31頭のうち、約７割にあたる22頭がこの中に！
中京コースは直線が長い。そのため「後ろからでも届く」というイメージを持つ方は多いだろう。
だが、必ずしもそうではない。前半でも記したが
直線がタフ（距離も長く、傾斜もある）からこそ、それを警戒して、意外とペースが上がらない。結果的に前が粘れる。
中京に限らず、同じく直線が長い東京でも似たようなケースがあるので、頭に入れておいてほしい。
２）前走距離別の成績
こちらもご覧いただきたい。
中京芝1600M 前走距離別の成績（対象31レース）
| 前走平地距離 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1000m | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 1200m | 0- 2- 0- 13/ 15 | 0.0% | 13.3% | 13.3% |
| 1400m | 9- 6- 7- 52/ 74 | 12.2% | 20.3% | 29.7% |
| 1500m | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 1600m | 19- 19- 17-151/206 | 9.2% | 18.4% | 26.7% |
| 1800m | 2- 3- 4- 43/ 52 | 3.8% | 9.6% | 17.3% |
| 2000m | 1- 1- 3- 20/ 25 | 4.0% | 8.0% | 20.0% |
| 2200m | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 2600m | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
結論は非常にシンプルで良さそうだ。
「狙うは前走マイル組」
これでOK！
タフな舞台だけに、前走で長い距離を走ってきた馬がスタミナを活かして激走するようなイメージを勝手に持っていたが、そうではなさそう。
上の「４角位置別成績」にもつながる部分だが、タフだからこそ、皆が警戒する。
イメージほどはスタミナは問われないのかもしれない。
では、データをまとめてみよう。
【中京芝1600M（中京記念）に関するまとめ】
１➡４角５番手以内の馬が約７割！直線は長くても前！
２➡意外にも！？前走マイル組を素直に狙えばOK！
【最終決断はコチラから】
↓↓↓
上記データを踏まえた上で！
皆様ならどのように勝負されるだろう？
まだ迷いがあるという方は、ぜひキングスポーツに勝利のお手伝いをさせてほしい。
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