北九州記念 2018【予想】ダイメイプリンセス、アサクサゲンキなど主な出走予定馬
8/17(金)馬番が確定しました
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【小倉記念】と並ぶ、夏小倉の名物重賞【北九州記念】。1966年の創設以来、今年で53回目を迎える。
創設当初は2000Mで、第4回より1800Mで行われてきたが、2006年より1200Mへと距離が短縮された。スプリント戦に変貌を遂げてから、まだ日は浅い。だが、08年の優勝馬スリープレスナイトが、同年10月のG1【スプリンターズステークス】を制するなど、秋へ向けての重賞なステップレースとしての地位を確立している。
第53回 テレビ西日本賞 北九州記念
2018年 8月19日(日) 2回小倉8日目 18頭
3歳以上・オープン・G3(ハンデ)(国際)(特指) 芝1200m (A)
枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 替 騎手 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ゴールドクイーン | 牝3 | *古川吉洋 | 51 | (栗)坂口正則 |
1 | 2 | ツィンクルソード | セ7 | *北村友一 | 53 | (栗)松永昌博 |
2 | 3 | ダイアナヘイロー | 牝5 | 武豊 | 55.5 | (栗)大根田裕 |
2 | 4 | ナインテイルズ | 牡7 | *幸英明 | 54 | (栗)中村均 |
3 | 5 | アレスバローズ | 牡6 | *菱田裕二 | 56 | (栗)角田晃一 |
3 | 6 | セカンドテーブル | 牡6 | 水口優也 | 56 | (栗)崎山博樹 |
4 | 7 | アンヴァル | 牝3 | *荻野極 | 50 | (栗)藤岡健一 |
B4 | 8 | アクティブミノル | 牡6 | 酒井学 | 55 | (栗)北出成人 |
5 | 9 | ラブカンプー | 牝3 | *和田竜二 | 51 | (栗)森田直行 |
5 | 10 | グレイトチャーター | 牡6 | *松山弘平 | 53 | (栗)鮫島一歩 |
6 | 11 | ダイメイプリンセス | 牝5 | 秋山真一 | 55 | (栗)森田直行 |
6 | 12 | スカイパッション | 牝6 | *富田暁 | 49 | (栗)作田誠二 |
7 | 13 | トウショウピスト | 牡6 | *鮫島克駿 | 56 | (栗)角田晃一 |
7 | 14 | $アサクサゲンキ | 牡3 | *松若風馬 | 53 | (栗)音無秀孝 |
8 | 15 | ナガラフラワー | 牝6 | 高倉稜 | 52 | (栗)高橋亮 |
8 | 16 | ナリタスターワン | 牡6 | 太宰啓介 | 54 | (栗)高橋亮 |
8 | 17 | フミノムーン | 牡6 | 国分優作 | 55 | (栗)西浦勝一 |
※スクロールできます
当然、今年も魅力的な馬が数多く出走を予定!まずはここで好走して、秋の栄光へ!各馬共に臨戦態勢はOKだ!(主な出走予定馬は後述)
まずは近年の結果から振り返ってみよう。
北九州記念 2018 近5年の連対馬と3連単配当
開催年 | 1着馬 | 2着馬 | 3連単配当 |
17年 | ダイアナヘイロー (3人気) 牝 | ナリタスターワン(14人気) | 107万8,270円 |
16年 | バクシンテイオー(8人気) | ベルカント(1人気) 牝 | 3万4,850円 |
15年 | ベルカント(2人気) 牝 | ビッグアーサー (1人気) | 1万3,770円 |
14年 | リトルゲルダ(8人気) 牝 | メイショウイザヨイ (13人気) 牝 | 395万3,810円 |
13年 | ツルマルレオン(6人気) | ニンジャ(5人気) | 5万5,230円 |
3連単平均配当⇒ | 102万7,186円 |
とにかく、荒れまくっているレースであることがわかった!
直近5年の3連単平均配当は、驚異の100万超えを達成!
中でも、2014年に飛び出した395万馬券は、荒れる夏競馬とはいえ、なかなかお目にかかれるものではない。
2015年のように、1&2番人気の2頭で上位が決着することもあるが、これは例外と言って良いだろう。
トコトン攻めた先にこそ勝利は待っている!ならば、どのような考え方で攻めれば良いのだろうか?
牝馬は上位に絡む可能性が高いと考える
まず強調しておきたいのは「牝馬が強いレース」だということ。
競馬界には「夏は牝馬を狙え」といった格言が昔からあるが、まさにその通りのレースであり、何と近5年の連対馬10頭のうち、半分の5頭が牝馬なのだ!395万馬券が飛び出した2014年などは、上位2頭が揃って牝馬だった。
今年も、力のある馬が揃っている。
先日の【アイビスサマーダッシュ】を制したダイメイプリンセスや、2連覇を狙うダイアナヘイロー(有力馬の詳細は後述)ら、複数の牝馬が出走を予定しているが、少なくとも、彼女達の中の1頭は連に絡む可能性が十分!そういった考えは持っておく必要があるだろう。
(逆に言えば、それだけ牝馬が強いという事実を理解した上で、どうしても狙いたいと思える程の牡馬が出てくるようなら、その馬はまず好走するに違いない)
CBC賞の結果に「答え」がある
もう1点強調しておきたいのは、約一ヶ月前に行われる、同じ短距離重賞【CBC賞】の結果と【北九州記念】の結果が、連動しているかのように思える点だ。
例えば2015年【CBC賞】が上位人気3頭で決着、3連単が9,110円という堅い決着で終わったのだが、同じように【北九州記念】も堅めの決着だった。(配当は上記の表をご参照頂きたい)
一方【CBC賞】で41万馬券が飛び出した昨年は、やはり【北九州記念】も大荒れだった。
レースは違えど「短距離路線」という意味では全く同じ。傾向、配当が似通ってくるのは当然なのかもしれない。
では、先月行われた今年の【CBC賞】はどうだっただろう?3連単16万6,090円と、なかなかの荒れ方をしていた。だとすれば【北九州記念】も!少なくとも10万馬券級の決着にはなるだろう。そして、そんなレースの主役になるなら、ある程度の人気薄だろいうこと。
これらの材料を踏まえて予想をすれば、ごく自然と答えに近づいてくる筈だ。夏競馬で絶好調のキングスポーツだからこそ見える「☆あの馬」と共に、10万馬券で勝つ!ご期待頂きたい。
【札幌記念】&【北九州記念】の両重賞を「2500円でご利用OK」
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北九州記念 2018 上位人気馬候補&予想オッズ
オッズ | 出走予定馬 | 騎手 | 厩舎 | 前走成績 |
---|---|---|---|---|
3.4 | ダイメイプリンセス | 秋山 | 森田 | アイビスSD 1着 |
3.9 | アサクサゲンキ | 武豊 | 音無 | CBC賞 4着 |
6.7 | ラブカンプー | 和田 | 森田 | アイビスSD 2着 |
6.8 | ダイアナヘイロー | 武豊 | 大根田 | 函館SS 8着 |
8.4 | ゴールドクイーン | 古川吉 | 坂口 | バーデンバーデン 2着 |
9.6 | アレスバローズ | 菱田 | 角田 | CBC賞 1着 |
2018年8月13日(月)現在
北九州記念 2018 主な出走予定馬
11番ダイメイプリンセス(秋山真一郎・森田厩舎)
▼最近の主な戦績
アイビスサマーダッシュ(1着)
⇒「ミス・直千競馬」といったところだろうか。これまで、直千レースを「3戦3勝」!とはいえ適性だけの馬ではない。力のあるメンバーが揃っていた前走の重賞【アイビスサマーダッシュ】で完勝を収めているのだから、ここにきて、競走馬として完成の域に入りつつあるのかもしれない。
もちろん、鞍上曰く「コーナーのあすコースとは手応えが違う」らしいから、アイビスの好走をそのままここに当てはめることはできないだろうが・・・。
【Check Point】⇒競馬界には「夏は牝馬を狙え」という格言もあるが、確かにこの馬も状態良好。1200Mでも十分に走れそうな雰囲気は漂わせている。
▼参考レース アイビスSD
14番アサクサゲンキ(松若風馬・音無厩舎)
▼最近の主な戦績
CBC賞(4着)
⇒ここ、小倉芝1200Mで行われた【小倉2歳ステークス】の勝ち馬が、その時以来、約1年ぶりの小倉競馬場に戻ってくる。
【小倉2歳ステークス】に加えて【ファルコンS】の2着など、1200M~1400Mにおける3歳トップクラスを証明していた素質馬が、古葉との初めての対戦となった前走の重賞【CBC】賞においても、4角17番手から大外を回されるロスがありながら、上がり最速の脚を繰り出して4着に入った。思い出の地小倉で、改めて世代を超越した実力を見せつけたいところだ。
【Check Point】⇒前走の鞍上だった主戦の武豊(今回は松若風馬)が「デビュー当初よりも、1400M~マイル寄りの雰囲気になってきた」ということを匂わせていた。確かに前走、道中での追走にはやや手こずっていた印象。直線短い小倉だけに、後ろからのレースでは難しくなりそうだが・・・。
▼参考レース CBC賞
9番ラブカンプー(和田竜二・森田厩舎)
▼最近の主な戦績
アイビスサマーダッシュ(2着)
⇒【アイビスサマーダッシュ】では同厩舎の先輩・ダイメイプリンセスに続いて2着に激走したが、1200M以上への適性という意味では、むしろコチラだろう。
実際に、2走前の重賞【葵ステークス】(京都芝1200M)において、2着に激走している。基本的には前々でのレースになるだろうが、追われてから伸びる場面も見せてきただけに、好位・中団でのレースにも対応できそう。ここで勝てば、スプリント界の新しいスター誕生!
【Check Point】⇒前走が約2ヶ月ぶりの実戦だっただけに、久々激走による反動さえなければ!ここ小倉で500万条件を勝っているように、コース適性は高そうだ。
3番ダイアナヘイロー(武豊・大根田厩舎)
▼最近の主な戦績
函館SS(9着)
⇒ご存知、昨年の【北九州記念】の優勝馬。500万勝ちからの怒涛の4連勝は、今振り返っても凄まじい。好位抜け出しの安定したスタイルと、牝馬らしいキレのあるフットワークは、いかにも鞍上・武豊との相性が良さそうで、安心してレースが見ていられた。
一転、その後のレースではムラっぽいところを見せ、結果が安定しないが、得意の夏、得意の小倉なら、評価を上げる必要があるだろう。
【Check Point】⇒前走の【函館SS】から約2ヶ月ぶりの実戦にはなるが、ここに向けてキッチリ調整がされたようで、調教では良い動きを見せている。やりそうな予感だ。
▼参考レース 函館SS