毎日王冠を「勝たされた」舞台裏に迫る！
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「ジョッキーオタク」こと、キングS編集部の真田 幸太郎と申します。本日も私の競馬コラム「真田のジョッキー戦記 ～私は、貴方を追いかける～」へお越し下さりありがとうございます。
さぁ、伝説の天皇賞秋まで、残り５日！！我々の競馬コラムもペースを上げて、天皇賞秋2017を盛り上げて参ります！！
と、その前に！！
本日のコラムは、先日の【G２・毎日王冠】を鮮やかな復活劇で圧勝した、リアルスティールに迫りたいと思います！！
「あれで本当に復活したのか？」
「本番で同じ競馬ができるのか？」
「信用して大丈夫なのか？！」
現在、想定オッズでもキタサンブラックに迫る、単勝２番人気まで一気に評価を上げてきたリアルスティール。競馬ファンの皆さまも、正直このリアルスティールの扱いには、半信半疑な方が多いと思います！
実は、その勝った【毎日王冠】には、ある事件があった事をお忘れではないですか？？なんと、矢作芳人調教師がMデムーロ騎手に激怒(?!)したシーンがありましたので、ご紹介します。
いくらなんでも速すぎ・・・
その事件が起こったのは、先月の27日。毎日王冠で休養明け初戦を控えていた、リアルスティール（牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎）の１週間前追いきりでのことだした・・・ 調教を任されたのは、丁度去年の秋以来の鞍上となったM・デムーロ騎手本人。なんと！！栗東の坂路を4ハロン49.6秒という途轍もないタイムで、爆走してしまったのです。ちなみに、この走破タイムは、自己ベストを0.6秒も更新する結果となってしまったのです。
もう一度、強調して置きますが、「まだ１週間前の追い切り」であり、G1馬のリアルスティールにして見れば、大目標は本番のG1天皇賞・秋。つまりは、今週末出走するG2・毎日王冠でさえ、”ある種の調教”の様なレース。ここでの猛時計を出す必要性は、全くありません。
調教を見守った矢作芳人調教師も、唖然とした表情…
以下、矢作調教師のコメント：
今回は坂路でしたが、いずれにしても1週前追い切りでしっかり時計を出して、最終追いはソフトにというのがリアルスティールの好走パターン。
しかし、さすがにやり過ぎでしたね。これだけの時計が出た以上、仕上がりは良さそうですし、最終追いの動き次第では当然有力視しなければなりませんが、毎日王冠でここまで仕上がってしまうと、本番の天皇賞・秋でお釣りが残っているかどうか……。
デムーロ騎手からすれば、前哨戦からしっかり結果を残しておきたいと思ってのことでしょう。ですが先日の”暴走”は、どうしても『意図的』な部分を勘ぐってしまいますよね。何せ、天皇賞・秋では本馬に騎乗しないんですから……」（via: Gambling Journal ）
天皇賞・秋ではリアルスティールには騎乗せず、サトノクラウンに騎乗するミルコデムーロ騎手。この【毎日王冠】を見事に勝ったのはではなく「お釣りなく勝たされたのでは？」と勘ぐりたくなりますよね。
天皇賞へ向け、本気で調教できない？！
実際、注目された１週間前の追い切りでは、すでにピークを迎えた感が見え隠れしていました。栗東の坂路で56.4秒。毎日王冠の49.6秒と比較しても、あまりにも軽い内容だした。『日刊スポーツ』の取材に「レース後はそれなりの疲れはあった」と漏らした矢作調教師だが、今週の最終追い切りは併せ馬を行うことを公言し「大きな反動はない。カイ食いも良いし、コズミもない」と最後は前を向いた。（via:日刊スポーツ）
しかしながら、その調教からは「反応しすぎるリアルスティール」を、なんとか本番まで持たせようとする内容にしか見えませんでした。
毎日王冠後のコメントでデムーロ騎手は、「今日は馬の状態がとても良かった」と言えば、見守っていた矢作調教師も「とにかく状態が良かった」と、暗に仕上がり過ぎていたことを認めているような発言もありました。
「デムーロ騎手からの乗り替わった次のレースでは、馬が全く動かない。」と言う例は、これまで何度もありました。毎日王冠を”勝たされ”、天皇賞・秋では『調子のピークを過ぎた』リアルスティールを、サトノクラウンで負かすというシナリオが、どうしても想像できてしまいます。
果たしてリアルスティールは、どんな走りを見せてくれるのか？
そして我らがキングスポーツ編集長は、リアルスティール、どう評価したのか？
そして、G1馬ではなく、注目している波乱の主役となる☆穴馬とは？
この天皇賞秋において、キングスポーツの予告の☆穴馬２頭だけでも、知りたくないですか？？
ココだけの話ですが、その２頭とは、【G1馬ではありません！！】こんな歴史的メンバーにも関わらず、伏兵を予告の☆穴馬に指名できるのは、キングスポーツだけです！！
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