デムーロ騎手に、矢作芳人調教師が激怒?!
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「ジョッキーオタク」こと、キングS編集部の真田 幸太郎と申します。本日も私の競馬コラム「真田のジョッキー戦記 ~私は、貴方を追いかける~」へお越し下さりありがとうございます。
さぁ、昨日のコラム【2017 天皇賞秋 このレースは、伝説に成る!!】に引き続き、今週は【G2・毎日王冠】⇒【G1・天皇賞(秋)】と盛り上げてきたので!!本日は、もう一つの天皇賞トライアル【G2・京都大賞典】を掘り下げて参りますが・・・
その前に!!
実は、矢作芳人調教師がMデムーロ騎手に激怒(?!)したシーンがありましたので、ご紹介します。
いくらなんでも速すぎ・・・
そのシーンが起こったのは、先月の27日。毎日王冠で休養明け初戦を控えていた、リアルスティール(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)の1週間前追いきりでのことだった・・・ 調教を任されたのは、丁度去年の秋以来の鞍上となったM・デムーロ騎手。なんと!!栗東の坂路を4ハロン49.6秒という途轍もないタイムで、爆走してしまったのです。ちなみに、この走破タイムは、自己ベストを0.6秒も更新する結果となってしまったです。
もう一度、強調して置きますが、「まだ1週間前の追い切り」であり、G1馬のリアルスティールにして見れば、大目標は本番のG1天皇賞・秋。つまりは、今週末出走するG2・毎日王冠でさえ、”一種の調教”の様なレース。ここまでの猛時計を出す必要性は、全くない。
調教を見守った矢作芳人調教師も、唖然とした表情…しかし、等のデムーロ騎手はそんな事はお構いなし。調教後のインタビューでも、「1週間前だから、やっておきたかった。」と相変わらずのミルコ節。
あくまで余談ですが、この日の栗東で50秒を切ったのは、「坂路王」としても有名なネロとリアルスティールだけだったのです。ネロに関しては、【G1・スプリンターズS】へ出走予定だったので、頷けますが…「1週間前」「前哨戦」「G1馬」と言うことを考えると、やりすぎた感は明白のように思えます。空いた口が塞がらなかった、矢作調教師の心境も理解できます。
以下、矢作調教師のコメント:
今回は坂路でしたが、いずれにしても1週前追い切りでしっかり時計を出して、最終追いはソフトにというのがリアルスティールの好走パターン。
しかし、さすがにやり過ぎでしたね。これだけの時計が出た以上、仕上がりは良さそうですし、最終追いの動き次第では当然有力視しなければなりませんが、毎日王冠でここまで仕上がってしまうと、本番の天皇賞・秋でお釣りが残っているかどうか……。
デムーロ騎手からすれば、前哨戦からしっかり結果を残しておきたいと思ってのことでしょう。ですが先日の”暴走”は、どうしても『意図的』な部分を勘ぐってしまいますよね。何せ、天皇賞・秋では本馬に騎乗しないんですから……」(via: Gambling Journal )
そして、案の定。今週の4日(水)に行われた最終リハでは、軽めの調教しか出来なかった… しかしながら、馬体のハリや、動きそのものは迫力満点!!文字通りG1馬の”それ”だった。
天皇賞・秋では騎乗せず、この前哨戦の【G2・毎日王冠】だけに騎乗するミルコデムーロ騎手が、「動かした」ことが、吉と出るか凶と出るか?今週の【G2・毎日王冠】は、大注目な1戦だ!!
というころで、ちょっと長くなってしまったので(^O^;)【G2・京都大賞典】の攻略ポイントに関しましては、本日の夕刊(18:00)頃、私のコラムでお届け致します!!どうぞ、ご期待下さい!!
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via: Gambling Journal