シルクロードステークス 2023【予想/穴馬】中京なのに！？と感じた「意外な事実」とは？攻略データや主な出走馬の解説も

2023年1月28日

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✔️チェックポイント

このコラムでは【シルクロードステークス 2023】における「必ず知っておきたい攻略ポイント」についての話や、主な出走馬の解説をご紹介。

シルクロードS 2023 出馬表

2023年 1月29日(日)　1回中京10日目　15頭　[15:35発走]
【１１Ｒ】　第28回シルクロードＳ
４歳以上・オープン・Ｇ３(ハンデ)(国際)(特指)　芝1200m (B)

枠	番	馬名	性齢	替騎手	斤量	調教師	馬主
1	1	シャインガーネット	牝6	*岩田望来	55	(美)栗田徹	山口功一郎
2	2	ナムラクレア	牝4	浜中俊	56.5	(栗)長谷川浩	奈村睦弘
2	3	グルーヴィット	牡7	岩田康誠	58.5	(栗)松永幹夫	キャロットファーム
3	4	エイティーンガール	牝7	*横山典弘	56	(栗)飯田祐史	中山泰志
3	5	シゲルピンクルビー	牝5	和田竜二	55	(栗)渡辺薫彦	森中啓子
4	6	レイハリア	牝5	*古川吉洋	55	(美)田島俊明	ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン
4	7	$マリアズハート	牝7	吉田隼人	55.5	(美)菊沢隆徳	ノルマンディーサラブレッドレーシング
5	8	$マッドクール	牡4	藤岡康太	56	(栗)池添学	サンデーレーシング
B5	9	ファストフォース	牡7	*団野大成	57.5	(栗)西村真幸	安原浩司
6	10	ショウナンバニラ	牝7	*角田大河	53	(美)武市康男	湘南
6	11	テイエムスパーダ	牝4	今村聖奈	55	(栗)五十嵐忠	竹園正繼
7	12	カイザーメランジェ	牡8	*荻野極	55	(美)中野栄治	ライフエンタープライズ
B7	13	キルロード	セ8	福永祐一	58	(美)田村康仁	エンジェルレーシング
B8	14	ウインマーベル	牡4	松山弘平	59	(美)深山雅史	ウイン
8	15	トウシンマカオ	牡4	鮫島克駿	58.5	(美)高柳瑞樹	サトー

数多くの名馬が駆け抜けてきた

【シルクロードステークス】が創設されたのは1996年。

位置づけとしては、今も昔も「Ｇ１【高松宮記念】へのステップレース」だ。

創設当初は【高松宮記念】が５月に行われていたため【シルクロードＳ】は４月に行われていた。
そして2000年に【高松宮記念】の開催が３月へと変更したのに伴い、【シルクロードＳ】も１月後半から２月上旬へと移ってきた。

さて、今年で28回目だから、ハッキリ言って歴史は浅い。

それでも、競馬ファンの皆様の中では【シルクロードＳ】の存在は割と大きいのではないだろうか？

恐らく、ここを駆け抜けてきた名馬がレースの価値を高めてきたのだ。

ちなみに、第１回の優勝馬は、スプリントの名牝として知られたフラワーパーク。ここを勝った勢いで、同年の春秋スプリントＧ１を完全制覇している。

田原成貴元騎手との名コンビは、今振り返っても非常に印象的だ。

また、2012年の勝ち馬は、後の「世界のスプリント王」ロードカナロアだ。

今年の出走メンバーからも、フラワーパークやロードカナロアのようなスプリント路線のスターが生まれることを期待したい。

攻めるチャンスあり！

そんな【シルクロードステークス】だが、私たちのような穴党にとっては

「レース自体の魅力に加えて、馬券的な魅力も大！」

ということになる。

なんと言っても、直近５年の３連単平均配当は13万馬券を超えている。

例えば昨年などはメイケイエールが優勝しているだけに「堅くなかった？」と思われる方もいるかもしれないが、実は彼女は２番人気。

１番人気のカレンモエは７着に沈み、２着には７番人気のシャインガーネットが食い込んでいる。

もちろん、ハンデ戦ということもあるのだろう。
それと同時に、Ｇ１へのステップレースだけに、各馬の仕上がりが大きいという部分も見逃せない。

調教面にはぜひ注意していただきたい。

キングのキーワード
⇒「意外な事実」を見逃すな！

さて、ここで皆様に攻略への「意外な考え方」をひとつだけ申し上げておきたい。

それは「タフさを意識しすぎないこと」

例年の京都ではなく、昨年に続いての異例の中京開催だ。
直線が平坦の京都とは違い、坂がある中京が舞台。芝も比較的重いコースと言われるだけに

「タフな勝負向きの馬に期待」

という考え方をする人も多いだろう。

もちろん、そういった側面がないとは言い切れないが、、、
それでも、タフさの目安となる「勝ち時計」をチェックしてみると、

▼シルクロードＳ　直近５年の勝ち時計▼
2022年　１分８秒１（中京）
2021年　１分８秒３（中京）
2020年　１分９秒０（京都）
2019年　１分８秒３（京都）
2018年　１分８秒３（京都）
2017年　１分７秒８（京都）

一昨年の勝ち時計は１分８秒３。
2018年、2019年とは全く同じ。また、2020年よりはむしろ速い。

そして、昨年はそれを更に上回る１分８秒１だった。

つまり「意外と普通」なのだ。

シンプルな思考で

要するに、タフさどうこうよりも、シンプルに力があると思える馬、仕上がりが良いと思える馬を狙っていけばそれで良し。

結果的に、その先に的中が待っているのではないだろうか。

これらを踏まえた上で！
キングスポーツは楽しみな「軸馬＆★馬」を発掘することができた。

では、その馬の正体は？

キングスポーツにお任せいただければ

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2023年もどうぞご期待いただきたい！

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後半では、レース攻略へ向けての「データ」もご紹介。

ぜひ、参考になさってほしい。

その前に、ここからは主な有力馬の解説だ。

シルクロードステークス 2023
上位人気候補の３頭を解説

【短評】ナムラクレア（浜中・長谷川）

▼最近の主な戦績
函館スプリントＳ　１着
⇒２歳時には【小倉２歳Ｓ】を優勝！そこから【桜花賞】までは芝1400mからマイルまで戦ってきたが、なかなか勝ち星を挙げることができなかった。だが昨夏の【函館スプリントＳ】の快勝からベストは芝1200mだと改めて証明。

なお２走前の【北九州記念】は３着に敗れるも４角から直線にかけて進路の選択にミスがあった。ここがスムーズならば勝ち切っていた可能性も否定できない。まともに走れば、メイケイエールよりも強いと言われており、今年の活躍も期待せずにいられない。

【Check Point】⇒なお前走のG１【スプリンターズＳ】は内有利のトラックバイアスが働く中での４角大外ぶん回しの５着。その上で勝ち馬とは0.2秒差だけと普通に走ればＧ１でも通用する事を証明。

▼参考レース　函館スプリントＳ

【短評】ウインマーベル（松山・深山）

▼最近の主な戦績
スプリンターズＳ　２着
⇒昨年は【葵ステークス】で重賞初制覇！楽な手応えで後続に２馬身半も千切ったように、スプリンターの素質を高々と証明！

実際に夏は【キーンランドＣ】で２着！さらに秋のＧ１【スプリンターズＳ】は勝ち馬とクビ差の２着！歴戦の古馬相手にいきなり通用したのはこの馬の高いポテンシャルがあってこそ！ナムラクレアと同様に今後の成長が楽しみな４歳馬。

【Check Point】⇒中京で行われた【葵ステークス】を優勝したようにこの舞台はピッタリ！鞍上の松山騎手も調教では「馬に理解力がある」と成長した感触を掴めていたようだ。大目標である同舞台の高松宮記念を見据えて内容、結果を求める。

▼参考レース　スプリンターズＳ

【短評】マッドクール（藤岡康・池添学）

▼最近の主な戦績
知立ステークス　１着
⇒デビュー戦からここまで６戦して全て３着以内。しかも芝1400m以内のレースに絞ってから４連勝中で今回の芝1200mに至っては３勝をマークしている。

特にレース内容が光っていたのは前走の【知立ステークス】！正攻法の競馬で楽に抜け出す強い競馬だったが、２着に入ったエイシンスポッターが次走の【ファイナルＳ】を勝っており、レベルは高かった！５連勝で重賞制覇を決めて主役の座へと立ちたい。

【Check Point】⇒昨年は小倉開催の後半で１分６秒台で駆け抜けている点から、重賞でも通用するスピード能力を示している。【日経新春杯】で重賞を制した鞍上・イーガン騎手の勢いにも注目！

▼参考レース　知立ステークス

シルクロードステークス 2023【予想】のCheck Point

人気馬の信頼度（5段階）	★★★　波乱も
3連単予想配当	５万馬券以上
3連単平均配当（直近５年）	13万1,946円
展開	ミドル～ハイ⇒中団向き

尚、コラムの後半では、伏兵発掘へ向けてのヒントになるであろう「攻略データ」をご用意した。

ぜひ、ご確認いただきたい。

私たち「キングスポーツ」とは！？

はじめまして！私たちは1981年の創業以来、40年間、予想一筋で勝負をして参りました「キングスポーツ」です。当ページをご覧を頂き、ありがとうございます！！

自己紹介がてら、ひとつ質問をさせてください。
どうしてあなたはこのページをご覧くださっているのでしょう？

おそらく「馬券的中するために、何らかの情報を得たい」という思いがあるのではないでしょうか。

レース名を検索し、本記事だけではなく、様々な競馬関連のサイト、あるいはスポーツ紙のサイトをチェックされていることでしょう。

そこでキングスポーツから提案です。冷静に思い返してみて下さい。

・あなたが知りたいと思う「答え」に、それらは答えてくれていますか？？

キングスポーツは、現在の競馬ファンが「最も苦労しているであろう」点に真っ向から挑み、冒頭から申し上げているように、結果を出し続けております。

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「馬連か？３連単か？３連複か？買うべき券種について明確に結論を出した上で、指定買い目をご提供している」

ということです。

スポーツ紙や専門紙では、本命、対抗等の印は出すものの、具体的な買い方については明言せず、もしくは目立たぬように端の方に小さく載せているだけ。

それでは、馬券を買う側を迷わせる一方。

その点、私たちは結論を出します。それも、ただ当たれば良いとは考えておりません。

私たちが推奨する券種は

「儲けるための券種＆買い方」

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また、重賞を中心にレースごとの指定買い目お出しするだけではなく

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自らが「プロの考え方・ノウハウ」を身につけてしまえば、つまり

「教わる側」ではなく「教えられる側」

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馬券の当たった外れたは一過性のものでしょうが、一度身につけた「考え方」は、皆様の中で何年も、何十年も生き続けるはずですよ！

ちなみに

プロの考え方を「競馬専門紙と変わらない金額」で取得できるお得感

も強調させてください。

長くなってしまいましたが、最後に改めて。

キングスポーツは、必ずあなたの予想を進化させてみせます！
どうか、ひとりで悩まないでください。

私たちの決断や考えを元に、大好きな競馬仲間として「共存共栄」していきましょう！！！

シルクロードステークス 2023 攻略データ

ここからはデータの話題へ。

ご存知の通り、本来のシルクロードＳは京都競馬。

昨年に続いて、今年も異例の中京開催のため、過去のデータは使えない。

そこで今回は、中京芝1200Ｍの舞台に特化して、直近５年（条件問わずの119レース）のデータを調べてみた。

当然【シルクロードＳ】に限らず使用できるデータになる。
参考にしてほしい。

１）馬番別の成績は？

早速データをご覧いただきたい。

中京芝1200Ｍ　馬番別の成績（直近５年）

馬番	着別度数	勝率	連対率	複勝率
１番	12- 6- 8- 93/119	10.1%	15.1%	21.8%
２番	12- 12- 11- 84/119	10.1%	20.2%	29.4%
３番	8- 17- 8- 86/119	6.7%	21.0%	27.7%
４番	10- 10- 9- 90/119	8.4%	16.8%	24.4%
５番	8- 10- 7- 93/118	6.8%	15.3%	21.2%
６番	8- 6- 8- 97/119	6.7%	11.8%	18.5%
７番	11- 14- 6- 88/119	9.2%	21.0%	26.1%
８番	11- 7- 11- 90/119	9.2%	15.1%	24.4%
９番	8- 6- 9- 94/117	6.8%	12.0%	19.7%
10番	11- 7- 8- 85/111	9.9%	16.2%	23.4%
11番	2- 6- 7- 90/105	1.9%	7.6%	14.3%
12番	4- 5- 8- 83/100	4.0%	9.0%	17.0%
13番	4- 1- 5- 86/ 96	4.2%	5.2%	10.4%
14番	2- 3- 4- 79/ 88	2.3%	5.7%	10.2%
15番	1- 3- 3- 77/ 84	1.2%	4.8%	8.3%
16番	4- 5- 4- 61/ 74	5.4%	12.2%	17.6%
17番	2- 1- 0- 62/ 65	3.1%	4.6%	4.6%
18番	1- 1- 3- 50/ 55	1.8%	3.6%	9.1%

馬番によってサンプル数が違うので「率」に注目してほしい。

結論は非常にシンプルで良いだろう。

「迷った時は真ん中より内」

特に11番以降の勝率はかなり厳しいものになっている。

直線が長くタフな舞台だけに、少しでも距離ロスの少ない内側が戦いやすいのかもしれない。

２）４角位置別の成績

「こちらもデータをどうぞ。

中京芝1200Ｍ　４角位置別の成績（直近５年）

４角位置	着別度数	勝率	連対率	複勝率
４角1番手	31- 9- 13- 66/ 119	26.1%	33.6%	44.5%
2番手以内	45- 32- 26- 185/ 288	15.6%	26.7%	35.8%
3番手以内	64- 44- 30- 280/ 418	15.3%	25.8%	33.0%
4番手以内	78- 58- 46- 366/ 548	14.2%	24.8%	33.2%
5番手以内	81- 68- 57- 461/ 667	12.1%	22.3%	30.9%
7番手以内	95- 90- 79- 650/ 914	10.4%	20.2%	28.9%
10番手以内	111- 107- 102- 922/1242	8.9%	17.6%	25.8%

やはりご注目いただきたのは４角３番手以内

何と、対象119レースの半分以上にあたる64頭の勝ち馬がこの中に！

直線の長いコースながら、決して差し有利ではないようだ。

特に、人気薄のノーマークで前にいける馬がいたら！

迷うことなく押さえておきたい。

３）騎手の勝率ランク

こちらもデータをチェック！

中京芝1200Ｍ　騎手の勝率ランク（直近５年・最低騎乗回数20）

騎手	着別度数	勝率	連対率	複勝率
川田将雅	8- 6- 2-10/26	30.8%	53.8%	61.5%
福永祐一	13- 6- 6-19/44	29.5%	43.2%	56.8%
池添謙一	6- 4- 1-20/31	19.4%	32.3%	35.5%
幸英明	8- 5- 5-40/58	13.8%	22.4%	31.0%
武豊	5- 3- 2-28/38	13.2%	21.1%	26.3%
斎藤新	4- 1- 3-23/31	12.9%	16.1%	25.8%
坂井瑠星	3- 1- 1-21/26	11.5%	15.4%	19.2%
西村淳也	4- 5- 1-26/36	11.1%	25.0%	27.8%
岩田望来	4- 3- 4-26/37	10.8%	18.9%	29.7%
松山弘平	6- 6- 4-40/56	10.7%	21.4%	28.6%
北村友一	3- 1- 5-20/29	10.3%	13.8%	31.0%
小沢大仁	2- 1- 1-16/20	10.0%	15.0%	20.0%
横山武史	2- 1- 0-17/20	10.0%	15.0%	15.0%
団野大成	2- 4- 1-17/24	8.3%	25.0%	29.2%
丸田恭介	2- 3- 2-19/26	7.7%	19.2%	26.9%
吉田隼人	3- 0- 2-35/40	7.5%	7.5%	12.5%
浜中俊	2- 5- 2-18/27	7.4%	25.9%	33.3%
秋山真一	2- 1- 3-23/29	6.9%	10.3%	20.7%
酒井学	2- 1- 0-29/32	6.3%	9.4%	9.4%
菱田裕二	2- 2- 0-30/34	5.9%	11.8%	11.8%