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ホーム勝負の明暗【回顧】愛知杯 2018 勝負の明暗「勝ち馬を褒めるべし!差し有利の展開を圧勝」

【回顧】愛知杯 2018 勝負の明暗「勝ち馬を褒めるべし!差し有利の展開を圧勝」

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

勝負の明暗 はここだった!

 

【回顧】愛知杯 2018 における勝負の明暗「差し有利な展開を押し切り!勝ち馬は褒めるべし」

 

 

?1着エテルナミノル・・・脇役からヒロインへ!春も楽しみだ!

率直に言ってこの馬は終わってみれば強かったという内容だった。そう確信したのは、前半60秒3‐後半59秒8の平均ペースも、道中は、ほぼ一本調子のタフな競馬になった。先行勢は軒並み失速する中、この馬だけは、脚色を衰えさせるどころか、さらに二の脚を使ってのゴール!今後も重賞戦線でやっていけそう。春にもう一戦、重賞レースを使うだろうが、そこでも注目しなければならない馬だ!

 

?2着レイホーロマンス・・・切れ味抜群も次走で過剰評価されると?

 

3連単において「10万馬券以上の主役」として推奨していた。【愛知杯】は例年、軽ハンデを狙って格上挑戦してくる馬が穴を開ける。この馬は前走の中京で準オープンを勝ち上がってきた勢いもあった。鞍上が若手の岩崎騎手だった事もあり、人気を落としていたが、直線は外に出して2着と素晴らしいキレを見せた。

しかし、今回は軽ハンデと展開に恵まれた部分で激走した点は否めない。この馬が地力を発揮するのは、速い流れ&直線の長いタフなコース!次に重賞2着という実績というだけで、人気が上がるとすれば、ちょっと怪しんだ方がいいかもしれない。

 

★次走は買い!この馬を見た時には要注意だ!

?11着ギモーヴ・・・鞍上の進路ミス!不利さえなければ・・・

一番勿体無い競馬をしたのは馬!直線は前の馬にブレーキがかかり、不完全燃焼。この日の中京は、外が伸びる馬場。自慢の差し脚を武器にする同馬にとって素直に外を回して、馬の力を信じていれば、馬券圏内はあったと見る。この馬にデムーロ騎手をはじめとした一流騎手が跨っていれば、全く違う結果になっていただろう。

「人の噂も75日」という言葉があるように、月日が経ってしまえば、着順だけで人気が左右されてしまうのが競馬の世界。次は自己条件に出てくるだろうが、この馬の名前を見た時にはぜひ狙うべし!


?キングスポーツ編集長の軸馬解説(一部抜粋)

芝で逆襲だ! 9番☆キンショーユキヒメ 

2走前の【府中牝馬S】でも決して完璧ではないレース運びながら、勝ち馬から0.5秒差でまとめている。少しずつ、しかし確実に力をつけていただけに「2018年の牝馬の芝中長距離の台風の目になるかも」と感じていた。それだけに何故ダート?結果は12着に惨敗。失礼を承知で申し上げるが、中途半端に結果が出るよりも、これで「芝でいくしかない」と陣営も決意してくれただろうから、ある意味良かったかもしれない。
最大の持ち味は、追われると追われるだけ伸びるところ。そして牝馬としては大柄な500キロ超の馬体を活かしたパワフルなフットワーク。これは、まさしく中京コースにピッタリの特性だ。
力をつけている割に、ダートでの惨敗をハンディキャッパーが考慮したのか「恵量」で戦えるし、調教班もイチオシしているように、最終追いも抜群に良かった。
ということで、迷いなし!信頼の軸馬だ!

 

?キンショーユキヒメの着順は10着。。。

直線は一瞬伸びてくるか!というシーンもあったが、残念ながらという結果。タラレバにはなるが、スタートした直後に他馬に寄られて接触しそうになったところから折り合いが悪く、脚をタメる事が出来なかったので決して力負けではない。次は【福島牝馬S】や【中山牝馬S】といったハンデ戦に目標することが予想されるが、二桁着順が2連続とくれば、斤量も恵まれるだろう。見限りはまだまだ禁物だ!


 

【愛知杯 2018】を見逃した方は下記からご覧下さい。

【愛知杯 2018】のレース後の関係者のコメント

 

レース後のコメント

1着 エテルナミノル(四位洋文騎手)
「前走でゲートが良くなかったので、厩舎一丸となってゲート練習をしていたそうです。今日は落ち着いていて好位から運ぶことが出来ました。和田騎手からも『今回はいいところまでやれるのではないでしょうか』と話を聞いていました。(初めての距離でしたが)このくらいが合っているのではないでしょうか。この馬にとって、今年重賞を勝てたことが大きいと思います」

2着 レイホーロマンス(岩崎翼騎手)
「51キロでひそかに狙っていました。道中は一番後ろの位置で周りにも絡まれずに運べました。最後は馬場のいいところをしっかり脚を使ってくれましたが、勝ち馬がしぶとかったです」

3着 マキシマムドパリ(藤岡佑介騎手)
「外から被されて1コーナーで大きな不利を受けました。勝ち馬の外につけられていれば、上がりの脚を考えても届いても良いくらいだったと思います。最後はスムーズに外へ出せて地力でここまで来てくれました。不利とはいえ、うまく誘導できなくて申し訳なかったです」

6着同着 シャルール(北村友一騎手)
「4コーナーまではリズムも良かったです。伸びるかなという手応えもありました。その後に接触してしまって、手応えが怪しくなってしまいました。その分の不利はあったと思います」

6着同着 ワンブレスアウェイ(津村明秀騎手)
「いい感じで行けました。上手に走れていて、4コーナーでグッと反応もしてくれました。ただ、1800mくらいがベストかもしれません」

11着 ギモーヴ(藤岡康太騎手)
「道中はロスなく立ち回れましたが、直線で前が塞がってしまいました」

17着 タニノアーバンシー(M.デムーロ騎手)
「手前が替わりませんでした。少し替わった時には、もう止まってしまいました」

(via ラジオNIKKEI )

 

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