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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】アメリカJCC 2026 など⇒勝負を分けた「特殊な馬場」とは!?各重賞の「未来の主役」も必見!

【先週の重賞回顧】アメリカJCC 2026 など⇒勝負を分けた「特殊な馬場」とは!?各重賞の「未来の主役」も必見!

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

アメリカJCC 2026 の回顧

2026年 1月25日(日) 1回中山9日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第67回アメリカジョッキーCC
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(特指) 芝 2200m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
5 9 ショウヘイ 牡4 57 川田将雅 2.10.8 04-04-04-04 35.1 3 (栗)友道康夫
7 14 ドゥラドーレス 牡7 57 ルメール 2.11.1 1 1/2 12-12-09-08 34.5 1 (美)宮田敬介
8 16 エヒト 牡9 57 菅原明良 2.11.2 1 02-02-02-02 36.6 14 (栗)森秀行
3 5 マテンロウレオ 牡7 57 横山典弘 2.11.3  1/2 06-06-05-05 35.0 6 *(栗)昆貢
3 6 サンストックトン 牡7 57 松岡正海 2.11.3 09-09-07-07 34.8 16 (美)堀内岳志
6 12 ディマイザキッド 牡5 57 岩田望来 2.11.4  1/2 14-14-10-10 34.6 4 (美)清水英克
2 4 ジョバンニ 牡4 56 松山弘平 2.11.5 クビ 12-12-14-13 34.5 2 (栗)杉山晴紀
5 10 ノースブリッジ 牡8 57 岩田康誠 2.11.6  1/2 03-03-03-03 36.2 9 *(美)奥村武
6 11 ニシノレヴナント セ6 57 野中悠太 2.11.6 クビ 09-10-10-11 34.9 10 (美)上原博之
10 7 13 アルビージャ 牡8 57 津村明秀 2.11.9 1 1/2 09-11-05-05 35.7 12 (美)手塚貴久
11 2 3 マイネルエンペラー 牡6 58 戸崎圭太 2.12.1 1 1/2 15-15-14-13 35.1 5 (栗)清水久詞
12 8 15 ファウストラーゼン 牡4 57 横山武史 2.12.2 クビ 16-16-16-16 34.3 7 (栗)須貝尚介
13 B1 1 チャックネイト セ8 57 キング 2.12.2 07-06-13-13 35.3 8 (美)堀宣行
14 B1 2 ホウオウノーサイド 牡7 57 杉原誠人 2.12.3  1/2 05-05-10-11 35.5 15 *(美)奥村武
15 4 7 マイネルメモリー 牡6 57 佐々木大 2.12.3 07-08-07-08 35.8 13 (栗)宮徹
16 B4 8 アウスヴァール セ8 57 古川吉洋 2.12.9 3 1/2 01-01-01-01 39.0 11 *(栗)昆貢

スポーツ界は、今年も「ショウヘイ」か!?

言うまでもなく、ここ数年のメジャーリーグ、いやスポーツ界を席巻しているといっても過言ではないのが

「大谷翔平選手」

その実績は今さらご紹介するまでもない。32歳を迎える今年、そろそろベテランと言われる年齢に入ってくるが、それでもこれまで通りのパフォーマンスを見せてくれるのか?

あるいは、さらなる進化を遂げることがあるのか?

野球ファンならずとも目を離せないところだ。

ただし!今年の「ショウヘイ」は大谷翔平だけじゃないかもしれない!?

そんなことを思わせてくれたのが、今回の【AJCC】を制した「ショウヘイ」だ。

 

昨年の【AJCC】を制したダノンデサイル、さらに3着だったコスモキュランダは、先日の【有馬記念】でも活躍!ダノンが3着、コスモはそれを上回る2着でゴール。

今や、伝統の重賞であるだけではなく、古馬中長距離路線における、極めて重要な出世重賞だけに、ショウヘイのこれからにも大いに期待したい。

 

「中身」を冷静に判断したい

ハイレベルだった昨年末の有馬記念

ただし!!!

今回の結果は結果として素直に評価した上で、中身という部分では

「流れの向き、不向き」

が少なからず出たレースだと、私たちは受け止めている。

 

勝負を分けた最大の要因は、今の中山の馬場にあるとみた。

今の中山は非常に特殊で、厳寒期らしくタフで力が要る馬場なのに「時計は速い」

例えば【AJCC】の前日となった1月24日の中山最終12レース。

「1勝クラス」のマイル戦にもかかわらず、勝ち時計は破格の1分32秒1を計測していた。

 

勝負を分けた「特殊な馬場」

ひょっとしたら、その馬場に翻弄された騎手も多かったのではないだろうか。

実は今回、先頭を走っていたアウスヴァールの前半1000M通過が58秒7。

これはさすがに速すぎるにしても、離れた好位3〜4番手付近を追走していたショウヘイでも、60秒ジャスト前後くらい。

昨年のこのレースの、先頭の馬の前半1000M通過が60秒6だから、60秒前後でも、従来の感覚からすれば「速い」ということになる。

 

恐らく、中団〜後方を走っていた騎手たちは

「前の馬たちにはきつい流れだ」

という思いがあっただろうし、だからこそ、なかなか仕掛けにいく騎手もいなかった。みんな、しっかり溜めていた。

だが!上でも書いた通り、今年は例年とは違う「時計が速い馬場」だったのだ。

 

中身なら「2着馬」

つまり「速い時計」ではなく「速そうに見えた時計」ということであり、後ろが仕掛けてこないこともあり、前の馬たちは簡単には止まらず。

2番手で追走した14番人気の超大穴エヒトが3着に粘った点からも、前にいける馬たちにとっては非常に戦い易い状況だったことがわかる。

 

そういった点からいえば!

優勝したショウヘイの結果を高く評価した上で「中身」では、序盤は中団より後ろを追走、少しずつ位置をあげて、4角8番手から2着でゴールしたドゥラドーレスが最も素晴らしかったといえる。

7歳という高齢ではあるが、昨年秋頃から、遅ればせながらの本格化の印象。

今日の走りを見る限り、条件が向ければ、大きく弾けても驚けないと思う。もちろん、G1での好走も見えてくる。

7歳馬に「未来の」というのは失礼かもしれないが、それでもあえて「未来の主役」に指名したい。

小倉牝馬S 2026 の回顧

2026年 1月24日(土) 1回小倉1日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第2回小倉牝馬S
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (牝)(国際)(特指) 芝 2000m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
8 17 ジョスラン 牝4 54 ルメール 1.58.1   07-09-06-06 33.9 1 (美)鹿戸雄一
8 16 ボンドガール 牝5 55.5 丹内祐次 1.58.1 16-16-14-11 33.4 8 *(美)手塚貴久
4 8 ココナッツブラウン 牝6 55.5 北村友一 1.58.2 1 07-07-06-06 34.1 2 (栗)上村洋行
1 1 テレサ 牝4 54 松山弘平 1.58.3  1/2 04-03-04-04 34.3 3 (栗)杉山晴紀
2 3 フレミングフープ 牝5 54 杉原誠人 1.58.3 ハナ 07-07-06-08 34.1 6 (栗)友道康夫
4 7 インヴォーグ 牝4 51 松若風馬 1.58.3 ハナ 03-03-03-03 34.5 7 (栗)福永祐一
5 9 パレハ 牝5 54 鮫島克駿 1.58.4 クビ 10-10-10-09 33.9 4 (栗)新谷功一
B3 5 アレナリア 牝7 51 松本大輝 1.58.4 クビ 02-02-02-02 34.7 12 (栗)西園翔太
2 4 クリノメイ 牝4 54 酒井学 1.58.5 クビ 10-10-10-09 34.1 10 (栗)須貝尚介
10 3 6 フィールシンパシー 牝7 53 横山琉人 1.58.6 1 04-05-04-04 34.6 11 (美)小島茂之
11 7 13 ウインエーデル 牝6 52 西塚洸二 1.58.6 ハナ 18-18-18-15 33.7 17 (栗)吉田直弘
12 6 12 アンリーロード 牝6 52 富田暁 1.58.6 ハナ 10-10-10-11 34.2 16 (栗)茶木太樹
13 1 2 ブラウンラチェット 牝4 54 武藤雅 1.58.6 ハナ 01-01-01-01 35.0 13 *(美)手塚貴久
14 6 11 エリカヴィータ 牝7 52 小沢大仁 1.58.6 ハナ 16-16-14-11 33.9 15 (美)国枝栄
15 7 15 レディーヴァリュー 牝5 54 団野大成 1.59.7 7 10-10-10-14 35.2 5 (栗)小林真也
16 7 14 クリスマスパレード 牝5 56 石川裕紀 1.59.8  1/2 10-14-14-15 35.1 9 (美)加藤士津
17 8 18 パルクリチュード 牝6 51 田山旺佑 2.00.0 1 10-15-14-15 35.3 14 (栗)松永幹夫
18 5 10 タクシンイメル 牝5 52 高倉稜 2.02.5 大差 04-05-06-18 38.4 18 (栗)武英智

 

おめでとう!ルメール騎手

まずは何より、今回の勝利により

「JRA全10競馬場での重賞制覇」

を達成したルメール騎手に、心からの祝福を申し上げたい。

ルメール騎手が「史上8人目の達成者」

となるのだが、過去の達成者は以下の面々。

・ 安田富男・ 武豊・ 藤田伸二・ 横山典弘
・ 秋山真一郎・ 池添謙一・ 松山弘平

既に引退された方もいるが、名手と評された方ばかり。

特徴の違う競馬場を攻略する技量もさることながら「名手」だからこそあまり騎乗する機会のないローカル競馬場に騎乗した際に、そのチャンスを逃さない「勝負強さ」も求められる。

改めてルメール騎手の素晴らしさと実感するとともに、昨年、まだ35歳という若さで偉業を達成した松山騎手の素晴らしさも実感する。

兎にも角にも、改めておめでとう!

 

着順通りの評価で

ルメール騎手の話はここまでにして「馬」に関してだが、今回に関しては、ハンデ戦という部分はあるものの、概ね

「着順通りの能力評価」

で良いと考えている。

白熱のゴール前

なぜなら、先週の重賞【京成杯】の回顧でも似たような話をしたが、上位に入った馬たちの脚質に偏りがないからだ。

本来であれば、前にいった馬が有利になりそうな開幕週でありながら、ペースがそれなりに流れたこともあり、極端に前有利にも、またその逆にもならず。

皆が、ほぼ平等に力を出せる流れの中で、しっかり上位に来られた面々は、シンプルに高く評価してよいだろう。

中でも1頭、今後に期待したい馬を挙げるなら!

 

アワヤの走りを見せた

5着に健闘したフレミングフープをご紹介したい。

昇級初戦ということもあり、半信半疑の見方をしていた方も多かったと思う。

だが!終始インコースを落ち着いて立ち回るという、心身両面でのレベルの高さを見せたかと思えば、直線でもしっかりと脚を使い、一時はアワヤの場面まで演出している。

実績上位の面々が相手だったが、全くヒケをとらない走りができていた。

 

結果的に、ラストでもうひと伸びしきれなかったのは、恐らく距離ではないだろうか。

もちろん、これまでにもう少し長い距離で好走した実績もあるが、相手のレベルが上がるほど、馬の本質は問われるようになる。

東京芝1800Mの舞台で強い勝ち方を見せた前走からも1800Mが一番良いのではないだろうか。

5歳馬というベテランの領域に入りつつある年齢ながら、まだまだやれるとみて未来の主役に!

プロキオンS 2026 の回顧

2026年 1月25日(日) 1回京都9日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第31回プロキオンS
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) ダート 1800m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
7 13 ロードクロンヌ 牡5 57 横山和生 1.51.0 03-03-03-03 36.6 1 (栗)四位洋文
B8 16 サンデーファンデー 牡6 58 角田大和 1.51.1 クビ 02-02-02-02 36.9 11 (栗)東田明士
1 1 ルシュヴァルドール 牡5 57 藤岡佑介 1.51.1 クビ 04-03-04-03 36.5 8 (栗)矢作芳人
5 9 ブライアンセンス 牡6 57 坂井瑠星 1.51.2 クビ 08-07-08-07 36.4 2 (美)斎藤誠
8 15 セラフィックコール 牡6 58 西村淳也 1.51.5 1 3/4 14-14-15-13 36.0 7 (栗)寺島良
7 14 ハピ 牡7 57 菱田裕二 1.51.6  1/2 16-16-16-16 35.9 9 (栗)大久保龍
5 10 ジェイパームス セ6 57 鮫島克駿 1.51.6 クビ 11-12-12-10 36.3 3 (美)堀宣行
6 11 ペイシャエス 牡7 57 田辺裕信 1.51.8 1 1/4 13-12-13-13 36.5 12 (美)小西一男
1 2 サイモンザナドゥ 牡6 57 池添謙一 1.51.9  1/2 04-05-04-05 37.3 4 (栗)小林真也
10 4 7 テーオーパスワード 牡5 57 高杉吏麒 1.52.0  1/2 10-09-08-09 37.1 5 (栗)高柳大輔
11 2 3 マーブルロック 牡6 57 酒井学 1.52.1  1/2 01-01-01-01 38.0 15 (栗)西園正都
12 3 5 ハナウマビーチ 牡4 56 団野大成 1.52.3  3/4 11-09-08-10 37.4 10 (栗)西園翔太
13 6 12 シゲルショウグン 牡6 57 武豊 1.52.3 07-07-06-05 37.6 6 (栗)大橋勇樹
14 2 4 テーオードレフォン 牡7 57 浜中俊 1.52.7 2 1/2 06-06-06-07 38.0 14 (栗)梅田智之
15 3 6 クラウンプライド 牡7 57 ハマーハ 1.53.6 5 08-09-08-10 38.6 13 (栗)新谷功一
16 B4 8 マリオロード 牡7 57 吉村誠之 1.53.8 1 14-14-13-13 38.5 16 (栗)安達昭夫

 

AJCC寄りのレース

ここまで、芝の重賞を2鞍振り返ってきた。

最後のダートの【プロキオンS】を振り返ってみようと思うが、中身という点でいえば

「小倉牝馬よりもAJCC寄り」

要するに、上位の馬たちの結果は認めるが、結果に関しては「向き不向き」があった。

上位3頭が、いずれも4コーナー3番手あたりより前でレースを運んでいたように、明らかに前寄りの流れだった。

 

それが明白だけに、今回は敢えて馬にはスポットを当てない。

「騎手」について、少し気になったことがあるので、そちらを記してみよう。

ということで、上がり3ハロン最速の脚を繰り出して4着16番手から追い込んだものの6着に終わったハピの菱田騎手だ。

レースを見直していただければおわかりだが、スタートでやや立ち遅れたことで、序盤から最後方を追走することになった。

一番後ろだから、当然ロスなくインコースを追走できる。脚は溜められた。さあ、直線だ!選択肢は2つ。一か八かでロスのない内をつくのか?外を回すのか?

 

若手にも楽しみな騎手はいる

ご存知の通り、菱田騎手は外を選択。それも馬がごちゃついていたこともあり、かなりの大外を回すことになった。これでは届くわけがない。

 

もちろん!誤解していただきたくないのは、ここまで記した内容は「菱田批判」ではない。

あくまでも「結果論」であり、内をついていたら、どん詰まりでもっと着順が悪かった可能性もある。他の多くの騎手も、恐らく菱田騎手と同じ選択をしていただろう。

 

一方で【プロキオンS】は、今のJRAダートの中では唯一のG2!つまり、JRAのダートでは、2つのG1に続く「3番目」にランクされるビッグレースでもある。「こういった時には勝負にいってほしいよな」という思いもある。

プロキオンSは「格の高いダート戦」

そんな中、あくまでも私見にはなるが、昨今のレースぶりを見ていると、5年目以内くらいの若手騎手の中でも、高杉騎手や、佐々木騎手あたりは「勝負できる騎手」のように見える。彼らのような騎手が、新しいスタートして時代を作っていくのではないだろうか!?

勝負にいく騎乗は、時に危険を伴うこともある。

高杉騎手や佐々木騎手には、自分にも周囲にも気をつけてほしいが、ジョッキー界の未来の主役として頑張ってほしい。また、楽しみな若手騎手が出てきたら、逐一、こちら回顧のコラムでもご紹介していこうと思う。

いつもと違うテイストにはなったが、何か参考になっていれば幸いだ。

 

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