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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】エリザベス女王杯&福島記念 2023 など⇒「ブレイディヴェーグの強さ」を証明する材料とは?

【先週の重賞回顧】エリザベス女王杯&福島記念 2023 など⇒「ブレイディヴェーグの強さ」を証明する材料とは?

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

エリザベス女王杯 2023 の回顧&未来の主役

2023年11月12日(日) 3回京都4日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第48回エリザベス女王杯
3歳以上・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定) 芝・外 2200m 15頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
1 1 ブレイディヴェーグ 牝3 54 ルメール 2.12.6 05-05-05-05 34.4 1 (美)宮田敬介
2 2 ルージュエヴァイユ 牝4 56 松山弘平 2.12.7  3/4 07-07-08-08 34.3 5 (美)黒岩陽一
2 3 ハーパー 牝3 54 川田将雅 2.12.8 クビ 03-03-03-03 34.8 3 *(栗)友道康夫
6 11 ライラック 牝4 56 戸崎圭太 2.12.9  1/2 10-10-11-12 34.2 4 (美)相沢郁
4 7 ジェラルディーナ 牝5 56 ムーア 2.12.9 クビ 07-07-07-05 34.7 2 (栗)斉藤崇史
7 13 サリエラ 牝4 56 マーカン 2.12.9 クビ 13-13-13-12 34.2 6 (美)国枝栄
4 6 ディヴィーナ 牝5 56 M.デム 2.13.0  3/4 11-10-11-08 34.5 8 *(栗)友道康夫
3 5 イズジョーノキセキ 牝6 56 岩田康誠 2.13.1 クビ 14-14-13-12 34.4 13 (栗)中村直也
5 8 シンリョクカ 牝3 54 木幡初也 2.13.1 クビ 07-09-09-08 34.7 12 (美)竹内正洋
10 6 10 ククナ 牝5 56 浜中俊 2.13.1 クビ 11-10-09-08 34.7 14 (美)栗田徹
11 8 15 ビッグリボン 牝5 56 西村淳也 2.13.2 クビ 14-14-15-15 34.3 11 *(栗)中内田充
12 B3 4 ローゼライト 牝5 56 和田竜二 2.13.3  1/2 02-02-02-02 35.7 15 (栗)清水久詞
13 5 9 アートハウス 牝4 56 坂井瑠星 2.13.3 01-01-01-01 35.8 9 *(栗)中内田充
14 7 12 ゴールドエクリプス 牝4 56 岩田望来 2.15.2 大差 03-03-03-03 37.3 10 (栗)大久保龍
15 8 14 マリアエレーナ 牝5 56 三浦皇成 2.15.3  3/4 06-06-05-05 37.2 7 (栗)吉田直弘

 

衝撃!イクイノックスに並ぶ大記録達成!

まずは何より、牝馬の祭典らしい素晴らしい戦いを見せてくれた、出走各馬に心から感謝したい。

あいにくの曇り空だったが、彼女たちが全力で駆けるターフの上だけは、光り輝いているように思えた。

そんな大一番を制したのは、1番人気を集めた3歳馬・ブレイディヴェーグだった。

まずは関係者の方々に、心からの祝福を申し上げたい。

おめでとう!ブレイディヴェーグ

デビュー5戦目での古馬G1制覇は、昨年の天皇賞・秋を制したイクイノックスに並ぶ最少キャリア優勝記録になる。

だが、既に世代限定のG1経験していたイクイノックスとは違い、ブレイディヴェーグは、G1自体、今回が初挑戦だった。

それでも、これで3週連続G1制覇となるルメール騎手に導かれ、人気に応えた。

本当に凄い馬が現れたものだ。

 

どの程度の強さなの?

繰り返すが、文句なしの素晴らしい記録を残した。

それだけに、当然強い。だが、気になるのは「その強さがどの程度のものなのか?

ここでは抜けた力の持ち主なのか?

あるいは、勝ったけど、他馬との差はそれほどでもないのか?

これによって、今後の活躍が見えてくるだけに、しっかりと検証しなくてはいけない。

そこで注目したのが、上位入線馬に騎乗した各ジョッキーたちのコメントだ。

ここでは、2着松山騎手、3着川田騎手の2名をご紹介したい。

松山「スタート良く、勝ち馬の後ろでしっかり脚が溜まりました。最後もしっかり伸びて、良い脚を使って、良いレースでした。ですが、最後右にモタれて、その分伸び切れませんでした。GIで強いメンバー相手によく頑張ってくれました。これからもやれる馬だと思います」
川田「「とても良い内容でレースを進めてくれて、最後も良い走りをしてくれました。古馬相手でも精一杯の走りでここまで来てくれました」

 

ライバルたちも認めた実力

日頃から、ジョッキーのコメントに注目されている方ならおわかりの通り、松山騎手も川田騎手、非常に誠実というか、思ったことをハッキリという騎手。

もちろん、勝った時、好走した時などはトコトン褒める。

一方、負けたレースの場合、特に松山騎手などは「勝てるチャンスは十分にあった、、、」などと感情を出すことも少なくない。

だが、今回はどうだろう?

多少、松山騎手がモタれた面を話してはいるが、締めの言葉は

「GIで強いメンバー相手によく頑張ってくれました。これからもやれる馬だと思います」「古馬相手でも精一杯の走りでここまで来てくれました」

要するに、馬が力を出し切ったこと、そして、ここでは勝つのは難しかったことをハッキリと認めているのだ。これこそが、ブレイディヴェーグの強さを証明する、何よりの材料ではないだろうか。

ルメール騎手も、まだまだ馬に対しての課題は認めながら、ポテンシャル自体は、かつてのパートナー・アーモンドアイに近いものを感じているという。

現時点では、日本の(世界の)王者・イクイノックスの最大の対抗馬は、期待値も込めてリバティアイランドだと言われているが(JCが楽しみだ)ひょっとしたら、近い将来、そこにブレイディヴェーグが絡んでくる可能性があるのかもしれない。

ルメール騎手が騎乗馬に迷うほどの成長を遂げてくれることを期待しつつ、勝ち馬でも迷わずに、未来の主役に指名したい。

 

最後に、ひとつだけ

最後に1頭、私たちの軸馬だったマリアエレーナについて書かせてほしい。

ご存知の通り、ゴール後に下馬をするアクシデントに見舞われてしまった。

三浦騎手はこんなことを言っている。

「すごくいいところで運べて、理想的な競馬ができました。4コーナーの下りに入ってバランスが崩れていって、最後は歩様が乱れて、止めに入りました。大事に至らなければいいのですが…」

もちろん競馬は結果が全て。

反省する部分は受け入れるが、それれも、アクシデント前までの走りは本当に素晴らしかったと思うし、大一番で、こういった馬を指名できたことを誇りに思う。

このコラムを記している日曜日の夜22時頃の時点では、容態についての続報は入っていない。

大事に至っていないことを心から祈っているし、次こそは、歓喜の瞬間を見せてくれることを信じている。

 

福島記念 2023 の回顧&未来の主役

2023年11月12日(日) 3回福島4日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第59回福島記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
3 6 ホウオウエミーズ 牝6 54 田辺裕信 2.00.9 11-12-08-03 36.1 3 (美)池上昌和
4 7 ダンディズム セ7 56 富田暁 2.00.9 ハナ 13-13-11-06 35.9 12 (栗)野中賢二
1 2 カレンルシェルブル 牡5 57 吉田隼人 2.01.1 1 13-13-13-11 36.0 4 (栗)安田翔伍
7 13 ウインピクシス 牝4 54 松岡正海 2.01.2  3/4 04-04-05-06 36.8 5 (美)上原博之
6 11 アケルナルスター 牡4 55 丹内祐次 2.01.3  1/2 15-15-15-11 36.0 6 (美)清水英克
3 5 シルトホルン 牡3 55 大野拓弥 2.01.4 1 02-02-03-03 37.2 1 (美)新開幸一
5 10 グリューネグリーン 牡3 54 永野猛蔵 2.01.6  3/4 06-06-05-06 37.2 8 (美)相沢郁
5 9 ヴァンケドミンゴ 牡7 55 角田大和 2.01.7  1/2 10-10-11-15 36.7 15 (栗)藤岡健一
1 1 アナザーリリック 牝5 56 丸山元気 2.01.7 11-11-13-09 36.6 13 (美)林徹
10 4 8 ノースザワールド 牡5 55 団野大成 2.01.7 クビ 06-06-07-09 37.1 2 (栗)大久保龍
11 2 3 ダンテスヴュー 牡4 55 石橋脩 2.01.9 1 1/4 08-08-08-11 37.1 10 (栗)友道康夫
12 6 12 ナイママ 牡7 54 武藤雅 2.02.3 2 08-08-08-14 37.6 16 (美)武藤善則
13 2 4 テーオーシリウス 牡5 55 藤岡佑介 2.02.6 2 01-01-01-01 38.6 7 (栗)奥村豊
14 7 14 バビット 牡6 58 内田博幸 2.03.4 5 04-04-03-03 39.2 11 (栗)浜田多実
15 B8 16 ユニコーンライオン 牡7 59 国分優作 2.03.6 1 1/4 02-02-02-02 39.5 14 (栗)矢作芳人
8 15 カントル 牡7 57 ドイル 9 (栗)藤原英昭

 

解いておきたい「福島への誤解」

まずは、私たちの3連複勝負の軸馬だった12番人気の伏兵ダンディズムに感謝したい。

低評価を覆して2着に激走してくれたおかげで、3連複1万5,600円の高配当を射止めることができた。

参考⇒福島記念の的中など先週の成績速報

 

キングスポーツならではの穴予想をお見せすることができたが、ただし、このコラムにおいて大事なのは「どうして12番人気の大穴ダンディズムを迷わず指名できたのか?」という部分になってくるだろう。

シンプルに、ダンディズムが持つ「豊富なスタミナ」を重視した。(直近2走、オープン特別の2600Mで、いずれも馬券圏内に好走している)

そして、その背景には「解いておくべき福島コースの誤解」がある。

恐らく「福島=小回り&直線平坦=スピード優先の走りやすいコース」とお考えの競馬ファンは少なくないだろう。だが、決してそうではないのだ!

 

福島はタフなんだ!

ここでご紹介するのは、JRAの公式サイトに書かれている、福島コースの特徴だ。

▼JRA公式サイトより▼コースは右回り、芝の1周距離は1600メートル(芝コースの距離についてはAコースの数値を用いる)、ダートは1444.6メートルという福島は、JRA全場のなかで最もコンパクト(=1周距離が短い)な競馬場だ。とはいえ、コースには独特な起伏がつけられ、3、4コーナーにはスパイラルカーブを採用。スリリングかつスピーディーなレースが楽しめるよう、工夫が凝らされている。独特な起伏について、芝コースを例に見てみよう。ゴール板を過ぎてから2コーナーにかけてなだらかな下り勾配(高低差1.7メートル)が続き、向正面には一転、同1.3メートルの上り勾配が設けられている。その後、平坦部分を挟み、4コーナーから直線(残り170メートル付近まで)にかけて再び緩やかな下り勾配に。そして残り170メートル付近から残り50メートル付近までは高低差1.2メートルの上り勾配を駆け上がってゴールに至る。全体の高低差は1.9メートル(ダートコースは2.1メートル)と、特筆するほどの数字ではなく、ゴール前の上りをはじめ、勾配自体も決してキツくはないが、コースを1周する間にアップダウンを2回繰り返す(ダートコースの起伏構成も芝コースとほぼ同じ)のはかなりユニーク。実はでこぼこした競馬場なのである。

「スリリングかつスピーディーなレース」

「勾配自体も決してキツくはないが、コースを1周する間にアップダウンを2回繰り返す(ダートコースの起伏構成も芝コースとほぼ同じ)のはかなりユニーク。実はでこぼこした競馬場なのである」

全体的にスピードが出やすいのに、一方でアップダウンが繰り返される。

そういった舞台を押し切るために必要になってくるのは「スタミナ」以外には考えられない。

そういえば、今回の勝ち馬ホウオウエミーズも、昨年、タフな阪神芝2200M(重馬場)で行われたG1【エリザベス女王杯】で7着に入ったほどの馬だった。

年内の福島開催は、今度の土日で終わってしまうが、当たり前だが来年以降も福島開催は行われるのだ。

ここで記した内容は、必ず頭に入れておいてほしい!

 

武蔵野ステークス 2023 の回顧&未来の主役

2023年11月11日(土) 5回東京3日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第28回東京中日スポーツ杯武蔵野S
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1600m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
2 3 ドライスタウト 牡4 57 横山武史 1.35.2    05-05 36.0 2 (栗)牧浦充徳
B2 4 タガノビューティー 牡6 57 石橋脩 1.35.5 1 3/4    14-14 35.6 6 *(栗)西園正都
6 12 レッドルゼル 牡7 58 横山典弘 1.35.8 1 3/4    11-11 36.1 5 *(栗)安田隆行
5 10 ケイアイシェルビー 牡5 57 藤懸貴志 1.35.9 クビ    02-02 37.4 12 (栗)平田修
8 16 ペースセッティング 牡3 56 団野大成 1.35.9 クビ    06-05 36.7 3 *(栗)安田隆行
1 2 ベルダーイメル 牡6 57 柴田善臣 1.36.0  1/2    09-08 36.6 9 (栗)本田優
B7 14 ヴァルツァーシャル 牡4 57 三浦皇成 1.36.1  1/2    12-11 36.4 11 (美)高木登
3 5 セキフウ 牡4 57 藤岡佑介 1.36.1 クビ    14-14 36.1 8 (栗)武幸四郎
1 1 ペリエール 牡3 56 ルメール 1.36.2 クビ    09-08 36.8 1 (美)黒岩陽一
10 B4 8 ヘリオス セ7 57 菅原明良 1.36.2 ハナ    06-08 36.8 10 *(栗)西園正都
11 4 7 タイセイサムソン 牡5 57 横山和生 1.36.3  1/2    03-03 37.5 4 (美)奥村武
12 8 15 カテドラル 牡7 57 田辺裕信 1.36.5 1 1/2    12-11 36.8 13 (栗)池添学
13 3 6 ライラボンド 牡4 57 永野猛蔵 1.36.8 2    16-16 36.6 16 (美)杉浦宏昭
14 5 9 マルモリスペシャル 牡4 57 北村宏司 1.37.1 1 3/4    06-05 37.9 15 (栗)大橋勇樹
15 6 11 メイショウウズマサ 牡7 57 岩田康誠 1.37.5 2 1/2    01-01 39.1 14 *(栗)安田隆行
16 7 13 ステラヴェローチェ 牡5 57 M.デム 1.38.0 2 1/2    03-04 39.0 7 (栗)須貝尚介

春とは馬が変わった

優勝したのは単勝2番人気のドライスタウト

勢いのある3歳馬ペリエールに1番人気を譲ったとはいえ、何と言っても、今年2月のG1【フェブラリーステークス】の4着馬だ。

能力、コース適性共にここなら最上位クラスであったことは間違いない。

それだけに、勝利という結果そのものは、ある意味では当然と言ってよいのかもしれない。

だが、率直に言って、私たちが想像していた以上に、それも数段、馬が良くなっている!

強かった!ドライスタウト

個人的には、馬の能力をはかる物差しとして、最終コーナーを回ってくる際の推進力、余裕度を大事にしている。

(芝やダート、あるいは調教や実戦を問わず。理想系はディープインパクトの引退レースとなった有馬記念)

今回のドライスタウトは、相手関係がG1当時と比べると楽だった点を差し引いても、春とは全く迫力が違った。

 

大一番でもチャンスあり!一方ペリエールは?

レース後、牧浦調教師はこんなことを語っている。

今日の勝ち方なら1800mまでなら許容範囲でしょうし、馬の状態次第ですが、大丈夫ならチャンピオンズカップを視野に入れて、様子を見つつ進めていきたいです

正直言って「マイラー」だと思っていたが、確かに今日の勝ち方は距離云々を超越したハイレベルなものだったように思う。

無事に出走できれば、馬券争いに絡んでもおかしくない。

ここは勝ち馬では逆らうことなく「未来の主役」に指名したい。

 

一方、1番人気を裏切って9着に終わってしまった3歳馬ペリエールだが、、、

正直に言うと、現段階ではよくわからない(苦笑)

ルメール騎手は、レース後、こんなことを言っていた。

「最初の芝の走りは良くなく、躓いてしまいました。道中は良い感じで、直線でも少し伸びましたが、ラスト150mぐらいで疲れてしまいました」

本当にその通りで、良い感じで走っていたのに、突然失速。

強いて言えば、休み明けの前走でも3着に敗れていたし、秋になって、まだ本来の調子を取り戻せていない部分もあるのだろうか。

ただ、それを差し引いても「過大評価は禁物」かもしれない。

というのも、振り返ってみると、この馬が強いレースを続けてこられた要因は「自分のリズム(位置取り含め)でレースをし続けられた」でという面があったように思う。

今回は、躓いたことで明らかに本来よりも後ろの位置取りに。本当に強い馬は、それでも結果を出すものだが、ペリエールは、そこまでとはいかなかったようだ。

誤解のないようにわかりやすく記すが、決して「弱い」ということではない。この馬が春に見せた走りは間違いなく「強い」だが、現状では「超強い」レベルにはいっていないという事がいいたいのだ。

もちろん、まだ3歳馬。ここからの進化(逆襲)に期待している。

 

デイリー杯2歳ステークス 2023 の回顧&未来の主役

2023年11月11日(土) 3回京都3日目 11頭 [15:45発走]
【11R】  第58回デイリー杯2歳S (単勝5%UP/予定)
2歳・オープン・G2(馬齢)(国際)(指定) 芝1600m・外 (B)

馬名 性齢 替 騎手 斤量 調教師 馬主
1 1 クリーンエア 牡2 大野拓弥 56 (美)上原博之 ゴドルフィン
2 2 *ジャンタルマンタル 牡2 鮫島克駿 56 (栗)高野友和 社台レースホース
3 3 ナムラフッカー 牡2 *松山弘平 56 (栗)村山明 奈村睦弘
4 4 ダノンキラウェア 牡2 川田将雅 56 (栗)中内田充 ダノックス
5 5 xメイショウサチダケ 牡2 和田竜二 56 (栗)鈴木孝志 松本好雄
6 6 テイエムチュララン 牝2 太宰啓介 55 (栗)畑端省吾 竹園正繼
6 7 xジューンブレア 牝2 *岩田望来 55 (栗)武英智 吉川潤
7 8 フルレゾン 牝2 *ムーア 55 (栗)池添学 キャロットファーム
7 9 カンティアーモ 牝2 *マーカン 55 (美)木村哲也 シルクレーシング
8 10 エンヤラヴフェイス 牡2 *幸英明 56 (栗)森田直行 STレーシング
8 11 ナムラエイハブ 牡2 *浜中俊 56 (栗)長谷川浩 奈村睦弘

改めて思う「大局観の重要性」

ここまで3重賞を記してきて大分長くなったので、最後の【デイリー杯2歳ステークス】はコンパクトに。

さて、正直に申し上げるが、今年のデイリー杯は、例年と比べると、好素材が少ないとレース前の段階から感じていた。当然「荒れるチャンスがある」

そこで、私たちは9番人気のメイショウサチダケから勝負。惜しくも5着だったが見せ場十分に頑張ってくれたことには感謝。また、2&3着には8番人気&10番人気が食い込んでいる。

やはり「荒れるチャンスがある」の見方は正しかったのだ。

波乱の一戦を制したジャンタルマンタル

馬券を逃した事実に関しては猛省しなくてはいけないが「大局観」は正確だった。

的中の本数を増やすためには、当然、正しい大局観を増やしていくしかない(母数を増やすとでも言うべきだろうか)

そういった意味では、これからの秋競馬、自分たちの予想に、さらに期待が持てるなと感じられる一戦だったように思うし、皆様も大局観は本当に大事にしてほしい。

そんなレースにおいて、1番人気を背負いながら(つまりマークを集めながら)キッチリ結果を出した勝ち馬ジャンタルマンタルは「唯一の大物候補」と言えるかもしれない。

ただ、上手く立ち回って直線に入った割には、思いの外弾けなかった面も感じられたので、現状ではひょっとしたらマイルは長いのかも!?

未来の主役に指名はするが、距離の限界があるかもしれないし、あたたかい目で見守っていこうじゃないか!

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