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ホーム勝負の明暗京都金杯 2021【回顧】「変わるもの」と「変わらないもの」&次走への一言メモも

京都金杯 2021【回顧】「変わるもの」と「変わらないもの」&次走への一言メモも

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】京都金杯 2021 における勝負の明暗

2021年 1月 5日(火) 1回中京1日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第59回スポーツニッポン賞京都金杯
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1600m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
1 2 ケイデンスコール 牡5 56 岩田康誠 1.33.1    06-04-03 34.0 12 43.3 472 +4 *(栗)安田隆行
2 4 ピースワンパラディ 牡5 56 福永祐一 1.33.2  3/4  04-04-05 33.9 2 3.6 470 +4 (美)大竹正博
7 13 エントシャイデン 牡6 56 川須栄彦 1.33.4 1  01-01-01 34.9 14 93.6 488 +2 (栗)矢作芳人
7 14 タイセイビジョン 牡4 56 石橋脩 1.33.4 クビ  03-03-03 34.3 7 24.1 490 +22 (栗)西村真幸
5 10 シュリ 牡5 56 武豊 1.33.4 ハナ  05-04-05 34.1 1 2.2 514 +6 *(栗)池江泰寿
4 8 レッドガラン 牡6 56 北村友一 1.33.5 クビ  12-13-13 33.6 3 8.6 516 +2 *(栗)安田隆行
6 11 ボンセルヴィーソ 牡7 55 鮫島克駿 1.33.6  1/2  02-02-02 34.9 11 35.8 488 +8 (栗)池添学
8 16 トリプルエース 牡4 55 団野大成 1.33.6 クビ  09-10-11 33.9 4 13.2 504 -2 (栗)斉藤崇史
4 7 スマートオーディン 牡8 57 荻野極 1.33.8 1  13-10-07 34.4 15 209.3 504 +2 *(栗)池江泰寿
10 3 6 レッドアネモス 牝5 55 吉田隼人 1.33.8 クビ  11-10-11 34.1 13 52.5 464 -2 (栗)友道康夫
11 3 5 メイケイダイハード 牡6 55 酒井学 1.33.9 クビ  06-07-07 34.4 10 33.1 556 +6 (栗)中竹和也
12 8 15 サトノアーサー 牡7 57.5 坂井瑠星 1.34.1 1 1/2  06-07-07 34.6 8 25.7 500 +20 *(栗)池江泰寿
13 6 12 ラセット 牡6 55 加藤祥太 1.34.2  3/4  09-07-10 34.6 9 31.7 504 +8 (栗)庄野靖志
14 5 9 ブラックムーン 牡9 56 幸英明 1.34.2 クビ  13-15-15 34.2 16 274.2 506 +6 (栗)西浦勝一
15 1 1 ケイアイノーテック 牡6 57 藤岡佑介 1.34.2 ハナ  16-13-13 34.4 5 17.9 486 +6 (栗)平田修
16 2 3 ロードマイウェイ 牡5 57 松若風馬 1.34.4 1 1/4  13-16-16 34.2 6 21.0 482 +10 (栗)杉山晴紀

 

今週の【京都金杯】&【中山金杯】より、2021年の「レース回顧」がスタート!

相変わらず、新型コロナ問題に悩まされる日々が続いている。

昨年同様、社会生活、日常生活を問わずに、何かと苦労することになるだろう。

だからこそ!せめて大好きなことをしている時間くらいは思い切り楽しみたい。

恐らく、このコラムをご覧下さる皆様にとっての大好きなことは「競馬」だろう。

 

競馬には夢、希望、感動、そして活力がある!

競走馬たちの激闘を堪能し、どうせなら馬券で勝って!
少しでも前向きに「明日」を迎えられるように!

このコラムでも、馬券的中のヒントになりそうな話題を提供していきたい。

 

変わってきた競馬界

さて、ここ数年

「競馬界が変わってきたな」

と感じることが少なくない。

その象徴が「牝馬の(牝馬全体の)レベルの上昇」だ。

 

もちろん、過去にも単発では桁違いの牝馬は存在した。

90年代のヒシアマゾンの走りは、今映像を見返しても強烈だし、ウオッカが【ダービー】を制した時も思わず震えた。ジェンティルドンナの牝馬3冠もドラマチックだった。

だが、全体のレベルが今ほど高いことはかつてなかった。

何と言っても、昨年は古馬王道G1を牝馬が5勝!スプリント&マイルの4つのG1を完全制覇した。

◆古馬王道G1 2020
大阪杯  ⇒ ラッキーライラック
天皇賞春 ⇒ フィエールマン
宝塚記念 ⇒ クロノジェネシス
天皇賞秋 ⇒ アーモンドアイ
JC   ⇒ アーモンドアイ

◆古馬短距離G1も牝馬一色!
高松宮記念   ⇒ モズスーパーフレア
安田記念    ⇒ グランアレグリア
スプリンターズS ⇒ グランアレグリア
マイルCS    ⇒ グランアレグリア

 

恐らく、古くから競馬をしている人間ほど、牝馬を軽視しがちな面は否めないと思う。

その代表格が私だ。笑

少し前までは、どうしてもここ一番では牡馬を信じる部分があった。

だが、何とか時代に取り残されることなく、考え方を変えることができたようだ。

その結果が、牝馬のワンツーで決まった【有馬記念】での馬連万馬券的中かもしれない。

 

先入観を捨てることが馬券で勝てる秘訣ということだろうか。

だが!!一方で、このようにも思う。

決して変わらないものもある!

 

競馬には「決して変わらないもの」がある

そのように感じさせてくれたのが今回の【京都金杯】だ。

長くキングスポーツとお付き合いして下さっている方ならご存知かとは思うが、以前より、私たちは金杯について、以下のようにご紹介してきた。

金杯は年またぎであり、年明け初戦のレース。

ましてや厳寒期ということもあり、調整が難しいのだ。

それゆえ、出走馬のデキには差が生まれやすい。

実績の有無にかかわらず、仕上がりの良い馬はまず好走してくる!

 

私たちは【金杯】予想をする上では何よりも調教を重視してきた。

だからこそ!今回の【金杯】でも、Youtube番組において「イチオシ好調教馬」を公開した。

【京都金杯】⇒13番エントシャイデン(14番人気)

【中山金杯】⇒3番ココロノトウダイ(5番人気)

結果はどうだったか?

改めて申し上げるまでもないが、両者とも馬券圏内に食い込む激走!

特にエントシャイデンは14番人気3着だけに、価値があるのではないかと自負している。

 

尚、ご興味ある方は、彼らを紹介した実際のYoutube動画をご覧いただきたい。

 

競馬は点じゃない!

今年の金杯で悔しい思いをされた方は少なくないだろう。

だが「負けた=終わり」ではあまりにももったいない!

競馬は点ではない!

金杯は来年も再来年も、いや日本競馬界が続く限りは行われるのだから!

ぜひ皆様も来年の金杯が行われるまでに、調教を見る目を鍛えてほしい。

そうすれば、結果がついてくる可能性は高いのではないだろうか。

 

もしも「自分では好調教馬は見つけられない」という方がいらっしゃるなら?

遠慮なくキングスポーツを頼ってほしい!

毎年のように、エントシャイデン級の好調教馬の発掘をしてみせる

 

キングスポーツ流「次走へ向けての一言メモ」

ここからは「私の独り言」だととらえていただきたい。

今後へ向けて、気がついたことをメモ帳に走り書きしているようなイメージ。

せっかくなので、それを皆様と共有してみようかと考えた。

 

ここまではレース全体の捉え方を記してきたが、やはり勝ち馬について触れないのは失礼だろう。

そこで勝ち馬ケイデンスコールを含め、気になった2頭をご紹介してみたい。

数行程度の解説にはなるが、どこかで皆様のお役に立てる内容だと思う。

 

1着ケイデンスコール

何と言っても昨年5月のG1【NHKマイルカップ】2着馬。

だが、一方でその後の8レースでは、馬券圏内はゼロ。掲示板に絡んだのも一度だけ。

そういった馬が年明け初戦の重賞を勝つのだから驚かされた。

激走の理由は?ここで鞍上・岩田騎手のコメントをご紹介したい。

前走は東京でそれほど負けていなくて、今回は前走以上の追い切りができていました。

 

元々力のある馬が前走で復調、しかも今回はそれ以上に状態を上げてきた。

つまり、今回の好走は決してフロックではない!

加えて、今年の舞台が、得意とする左回りのマイル戦という部分もあったかもしれない。

今回と似たような条件であれば、G2・G3あたりなら、引き続き重賞で勝ち負けできそうだ!

 

5着シュリ

初重賞挑戦にもかかわらず1番人気に推された。

それだけ、前走【リゲルS】の内容が素晴らしかったということだろうが、結果は5着に敗戦。

こういった場合、必ず話題にのぼるのが

オープンでは通用しても重賞は壁が厚かったのか?

ということで、率直な個人的な印象を語ろう。

「将来的には通用する素材だとは思うが、今すぐ重賞でバリバリやるのは容易ではない」

 

レース後、武豊騎手も語っていたが、今回のような馬場は合わないのだろう。

それを差し引いても、重賞の中に入ると、際立った動きをしているようには思えなかった。

ただ、5歳馬とはいえ、今回がデビュー以来わずか9戦目!

また、前走を勝利した際のキレのある動きは、やはり好素材。

経験を積んでどれだけ良くなるのか?期待を込めて、未来の主役に指名!

 

 

【京都金杯 2021】のレース後の関係者のコメント

1着 ケイデンスコール(岩田康誠騎手)
「最高ですね。狙ったレースでしたし、枠順もそうですし、馬がこらえてくれたということもあります。本当に一発勝負のレースがドンピシャにあたってゴールまで本当に頑張ってくれたと思います。前走は東京でそれほど負けていなくて今回は前走以上の追い切りができていました。」

(安田隆行調教師)
「良いスタートを切って終いは持つのかなと思っていましたが、直線で白い帽子が見えて目を疑いました。今日のレースを見るとなぜここまで結果が出なかったのだろうと思うくらいです。今年は最高のスタートを切ることができました。中身の濃い競馬をしていきたいですね」

2着 ピースワンパラディ(福永祐一騎手)
「反応が早くないところなどはありますが、重賞でも活躍できそうなところは見せてくれました。良い位置でレースができましたね」

3着 エントシャイデン(川須栄彦騎手)
「具合が良いことは分かっていて、一か八かやってみようと思っていました。良いスタートを切ってくれて、いい感じでしぶとく頑張ってくれました。出し切っての3着だと思います」

4着 タイセイビジョン(石橋脩騎手)
「返し馬からコントロールが効くようになりました。ゲートは上手に出てくれました。ただ、予想外の馬が行ってハミを噛み気味になってしまいました。その後はリズムを取り戻せて、その分最後の踏ん張りも効きました。今日は力を見せられました」

(via ラジオNIKKEI 

 

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