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レパードステークス 2019【回顧】今後に期待が持てる馬とは?

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】レパードステークス 2019 における勝負の明暗

馬 名 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
4 6 ハヤヤッコ 田辺裕信 1.51.3   12-12-11-09 37.8 10 (美)国枝栄
6 10 デルマルーヴル 吉田隼人 1.51.3 クビ 07-07-03-02 38.3 1 (美)戸田博文
5 9 トイガー 宮崎北斗 1.51.4  1/2 14-13-07-09 38.1 11 (美)高市圭二
2 3 ブルベアイリーデ 丸山元気 1.51.5 クビ 12-13-13-12 37.7 7 (栗)杉山晴紀
7 13 サトノギャロス 川島信二 1.51.6  1/2 01-02-02-02 38.8 3 (栗)西園正都
3 4 ヴァイトブリック 戸崎圭太 1.52.2 4 10-09-07-07 38.9 2 (美)和田正一
7 12 ロードリバーサル 野中悠太 1.52.7 3 03-03-05-05 39.6 12 (栗)藤岡健一
5 8 ハヤブサナンデクン 大野拓弥 1.52.7 クビ 02-01-01-01 40.0 9 *(栗)吉村圭司
2 2 アヴァンセ 津村明秀 1.52.8 クビ 10-11-07-09 39.4 13 *(栗)吉村圭司
10 6 11 エルモンストロ 三浦皇成 1.52.9  1/2 06-06-07-07 39.6 4 (栗)角居勝彦
11 8 15 ビルジキール 内田博幸 1.53.2 1 3/4 03-03-03-02 40.3 5 (栗)安達昭夫
12 8 14 アッシェンプッテル 城戸義政 1.53.3  1/2 07-07-11-12 39.8 8 (栗)奥村豊
13 4 7 ブラックウォーリア 国分恭介 1.53.3 クビ 03-05-05-05 40.2 6 (栗)西村真幸
14 3 5 ワシントンテソーロ 木幡巧也 1.54.3 6 09-10-13-12 40.5 14 (美)斎藤誠
15 1 1 メスキータ 森裕太朗 1.55.2 5 15-15-15-15 40.2 15 (栗)山内研二

 

競馬にはドラマがある

ベタなことを言うようだが、やはりそう思わずにはいられない。

ディープインパクトが急逝した直後、同じ馬主である金子真人氏のハヤヤッコが優勝!

しかも、JRA史上初めてとなる白毛馬の重賞勝ちという歴史的快挙!

グッときた競馬ファンは多かっただろう。

 

もちろん、馬主だ、白毛だといった諸条件を抜きにしても、ハヤヤッコは素晴らしい馬。

自慢の末脚は瞬発力と息の長さを兼備しており、途中で垂れそうな雰囲気が全く見られなかった。

また、重賞騎乗機会4連勝の田辺騎手もお見事!

失礼ながら、昨年の【菊花賞】など、過去のレースに回顧において、田辺騎手には何度か苦言を呈してきた。

 

だが、最近の田辺騎手は攻めるは攻め、今回のように溜める時はじっくり溜める、そのメリハリが見事だと思える。

頼もしいの一言。

下半期は、田辺騎手の騎乗馬に頼ることも多くなりそうだ。

 

今後期待が持てる馬とは?

このように、ハヤヤッコの勝利は素晴らしいことであり、ケチをつけるつもりなど一切ない。

一方で!

この先期待が持てる馬は誰か?

と問われたなら、素直に「2着馬デルマルーヴル」を挙げるべきだろう。

 

奇しくも、かつての名手・アンカツさんがツイッターで語っていたことが、私の見解と重なるのでご紹介しておきたい。

アンカツさんも言うように、間違いなく「前がかり」の展開だった。

前半1000Mの通過60.1は、この条件としては速い。

3着馬、4着馬を含め、後方で脚を溜めていたタイプ向きの流れだったことは間違いない。

そんな中

勝ちにいく競馬

を選択し、4角2番手から直線でも粘り抜いたデルマルーヴルの強さはお見事。

 

この後「未来の主役」でご紹介するサトノギャロスと共に、これから先古馬相手にも活躍することになるだろう。

ぜひ、注目していきたい。

 

今回こそ敗退するも未来で期待が持てる穴馬は必ず埋もれている!!近い将来に高確率で爆走するだろう穴馬をお知らせしています。

次走こそ狙え!この馬が未来の主役だ!

レース後、思わず

「まさかここまで走るとは、、、」

と呟いてしまったのが

5着のサトノギャロス

3連勝中の素晴らしい内容は認めていた。だが、経験しているのは1200M~1400Mだけ。

新潟ダート1800Mはタフなコースとして知られ、短いところから距離を延ばしてきた馬にあまり良績が残っていない。

そのため、スタミナ不足に泣いて、大きく凡走する可能性まであると見ていた。それが、ゴール直前まで先頭争いでレースを盛り上げ、勝ち馬から0.3秒差でまとめたのだ。

要するに「底力がある」ということなのだろう。大器だ!

次走以降、マイルまでの距離に出走なら、例え古馬相手のオープン、重賞あたりでも激走の可能性が高いと見ている!期待しよう。

レースを見逃した方はコチラから

【レパードステークス 2019】のレース後の関係者のコメント

~レース後のコメント~
1着 ハヤヤッコ(田辺裕信騎手)
「レースでは初めて乗りましたが、先週調教に乗ってある程度感じをつかんでいました。調教のポリトラックよりダートの実戦の方がいい走りでした。初めての白毛馬の重賞勝ちに騎乗できて良かったです」

2着 デルマルーヴル(戸田博文調教師)
「勝負だから仕方ないです。立派に走っています。収穫があったのは左回りになって手前を替えてくれたことです。こちらが先に抜け出した分と勝ち馬が見えないところから伸びてきた分です。今後は右回りでも手前を替えられるようになるといいですね。今後は馬の様子を見ながらオーナーと相談して決めます。ワンターンより一周する競馬の方が良いですね」

3着 トイガー(宮崎北斗騎手)
「思った通りに力を出してくれました。ここに来て成長してきています。今日はゲートを力んで出て行きませんでした。リズム良く内々でロスなく乗っていきました。レースぶりに幅が出たかなと思います」

4着 ブルベアイリーデ(丸山元気騎手)
「3歳同士ならどうにかなるかなと思いましたが、止まり方を見るとワンターンの方が良さそうです」

(via ラジオNIKKEI 

 

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