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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】中山記念&オーシャンS 2025 など ⇒あの馬を見逃していいの?魅力的な馬が揃った「未来の主役」とは!?

【先週の重賞回顧】中山記念&オーシャンS 2025 など ⇒あの馬を見逃していいの?魅力的な馬が揃った「未来の主役」とは!?

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

中山記念 2025 の回顧&未来の主役

2025年 3月 2日(日) 2回中山2日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第99回中山記念
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 1800m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
1 1 シックスペンス 牡4 58 ルメール 1.44.8 06-07-08-07 33.9 2 *(美)国枝栄
2 4 エコロヴァルツ 牡4 57 M.デム 1.44.8 ハナ 02-03-05-03 34.2 3 (栗)牧浦充徳
4 8 ソウルラッシュ 牡7 59 団野大成 1.45.0 1 1/4 09-09-08-07 34.1 1 *(栗)池江泰寿
3 5 タイムトゥヘヴン 牡7 57 田辺裕信 1.45.3 1 3/4 15-15-13-14 34.0 14 (美)戸田博文
8 16 クルゼイロドスル 牡5 57 荻野極 1.45.3 クビ 06-03-05-07 34.6 9 (栗)高橋義忠
4 7 メイショウチタン 牡8 57 吉田豊 1.45.3 01-01-01-01 35.3 13 (栗)本田優
6 11 グランディア セ6 57 三浦皇成 1.45.4 クビ 11-11-11-10 34.3 11 (栗)中内田充
B2 3 ボーンディスウェイ 牡6 57 木幡巧也 1.45.5 1 05-06-05-05 34.8 6 (美)牧光二
5 9 マテンロウスカイ セ6 58 横山典弘 1.45.6 クビ 06-07-08-10 34.7 4 (栗)松永幹夫
10 3 6 カラテ 牡9 57 菅原明良 1.45.7  3/4 14-14-15-14 34.2 15 (栗)音無秀孝
11 8 15 サイルーン セ6 57 キング 1.45.7 クビ 11-11-13-13 34.5 8 (美)堀宣行
12 5 10 アルナシーム 牡6 57 藤岡佑介 1.45.9  3/4 09-09-11-10 34.8 5 (栗)橋口慎介
13 6 12 ボッケリーニ 牡9 57 浜中俊 1.45.9  1/2 02-03-03-03 35.4 7 *(栗)池江泰寿
14 7 13 グラティアス 牡7 57 横山和生 1.45.9 ハナ 02-02-02-02 35.7 16 (栗)安田翔伍
15 1 2 リフレーミング 牡7 57 内田博幸 1.46.0  1/2 16-16-16-16 34.3 12 (栗)鮫島一歩
16 B7 14 パラレルヴィジョン 牡6 57 戸崎圭太 1.46.4 2 1/2 13-13-03-05 35.9 10 *(美)国枝栄

まさかの堅い決着

結論だけを言ってしまえば「堅い」レースだった。

順番こそ違えど、上位3頭は、人気3頭ですんなりと収まった。3連単の配当も5,800円にとどまった。

【中山記念】といえば、特に近年は荒れてきたレース。

有力馬であればあるほど、先に目標(例えば大阪杯や、ドバイや香港の海外遠征)があるため、ここは余力残しの叩き台仕様になる。

その状態で、ハイレベルG2を勝ち抜けるほど、今の日本競馬界は甘くはない。

「ここ」を目標にしっかりと仕上げられた伏兵が、一発を決めてくる。そんなシーンが、繰り返されてきた。

それだけに、どうしても「今年も荒れるのでは?」と考えがちなのが競馬ファン。

今回、人気薄の伏兵から積極的に攻めの勝負に挑み、悔しい思いをした方も多かったと思う。

もちろん、私たちも長年「穴のキングスポーツ」として生きてきたくらいだから、攻めの勝負は大好きだ。

どんな場面でも、常に頭の中には攻めの意識は持っているつもり。

だから、今回積極的に攻めた方たちの姿勢、思いはよくわかる。

ただし、その攻めが「例年荒れているから、今年も荒れるはずだ」という先入観の上で成り立っているものだとしたらどうだろう?

 

どんな時でも「フラットな視点」で

私たち穴のキングスポーツは、どんな時でも「フラットな視点」を忘れない。

予想に挑む際、第一に、レースの全体像(大局観)を見極めることに注力するが、その後、個々の馬を順番に精査していく。

その過程の中で、特に「上位人気(実績上位)」と目される馬たちの能力が、状態面と併せて、どの程度信頼できるのか、何度も考える。

結果!今回の私たちの軸馬は「1番シックスペンス」だった。

 

何と言っても能力&コース適性!目標が先にある分を割り引いても、明確に一枚上の存在だと確信できたし、逆らうべきではないと判断した。

さて、既に各所でご紹介してきたからご存知の方も多いだろうが、2024年のキングスポーツは、年間の勝負レース回収率で151%を達成!

さらに、今年に入ってからも1&2月競馬は連続でプラス収支。

高いレベルでの安定した成績を支えている最大の要因が、このフラットな視点だと自負している。変に思い込むことがないから、方向性を大きく間違える可能性が低い。

言うまでもないが、攻めるチャンスがあると思えばトコトン攻める。

様々なスタイルで攻めるキングスポーツと共に、ドキドキしながら勝ちたい方は、ぜひ、夢を託してほしい。

 

スーパースターへの第一歩

宣伝のようになってしまって恐縮だが、いずれにしても、シックスペンスは相当な大器だと評価している。

以下、実際に有料会員様にご紹介した解説文を転載したい。(一部抜粋で)

初めての古馬との対戦となった、超ハイレベルの【毎日王冠】もアッサリ優勝。ちなみに、この時の2着ホウオウビスケッツが、その後【天皇賞秋】で3着に好走。

ホウオウビスケッツを物差しにすれば、既に国内の中距離路線では最高レベルにいると言い切っても差し支えあるまい。

一昨年のイクイノックス、昨年のドウデュース、歴史的スーパースターが引退した今「芝路線の次のスター候補」を競馬界は、そして競馬ファンは求めている。(ダートはフォーエバーヤングにまかせておこう)

1年後に定年引退、つまりラストイヤーとなる国枝調教師も、名将の意地にかけても、シックスペンスを「スター路線」に乗せるため、力を振り絞るはずだ。その序章にここがなると思う。完勝の瞬間、楽しみにしたい!

レコードうんぬんは開幕週の馬場の影響もあるから言及するつもりはないが、、、

今回も、普通ならエコロヴァルツが押し切るレースだ。

あの状況から、ハナ差とはいえキッチリととらえるあたり、やはり並の馬ではない。スーパースター候補だと思う。

次走がどこになるかはまだわからないが、追いかけるべき一頭だと言い切っておこう。

 

驚きの成長!エコロヴァルツ

上で「普通ならエコロヴァルツが押し切るレース」という書き方をしたが、それだけエコロヴァルツが完璧なレースをした、という事実も本当に大きい。

もちろん、元々エコロヴァルツは素晴らしい馬だ。何と言っても、2歳の段階でG1・2着を経験しているのだから。

ただ、どこか「少し抜けている部分が出てしまう」というか、良い手応えでいったかと思えば少し気性の若さを見せたり、逆にスタートが上手くいかなかったり。

「もったいないな」と思いつつ、前走【ディセンバーS】を快勝した際のレースぶりが素晴らしかったので、成長を感じたが、それが「本物」であることを再確認。

これからも楽しみなエコロヴァルツ

中山が合うという面もあるだろうが、それにしても序盤から中盤、直線での粘りまで、どこをとってもスキはなし。

本来の力をそのまま実戦で発揮できるというのは、本当に強い馬の証だと思う。

この先、マイル~1800Mなら相当安定した成績を残すだろう。1着というよりは「馬券」で信頼できる、崩れない馬になるはず。ぜひ、未来の主役に推しておきたい。

オーシャンS 2025 の回顧&未来の主役

2025年 3月 1日(土) 2回中山1日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第20回オーシャンS
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) 芝 1200m 15頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
6 11 ママコチャ 牝6 56 川田将雅 1.07.1    03-03 33.1 1 (栗)池江泰寿
7 12 ペアポルックス 牡4 57 岩田康誠 1.07.2  1/2    02-01 33.4 3 (栗)梅田智之
B2 2 ウイングレイテスト 牡8 57 横山武史 1.07.5 2    04-04 33.4 6 (美)畠山吉宏
7 13 ヴェントヴォーチェ 牡8 57 ルメール 1.07.6  1/2    05-05 33.3 5 (栗)牧浦充徳
B6 10 ウインモナーク 牡6 57 松岡正海 1.07.7 1    07-07 33.2 4 (美)奥平雅士
3 4 ショウナンハクラク 牡6 57 津村明秀 1.07.8  3/4    07-07 33.3 14 (栗)松下武士
1 1 レッドモンレーヴ 牡6 57 田辺裕信 1.08.0 1    15-15 32.3 8 (美)蛯名正義
3 5 スリーアイランド 牝5 55 北村宏司 1.08.0    09-09 33.2 10 (栗)中竹和也
5 8 オフトレイル 牡4 57 菱田裕二 1.08.0    12-13 32.8 7 (栗)吉村圭司
10 B2 3 ステークホルダー 牡5 57 戸崎圭太 1.08.1  1/2    09-09 33.3 2 (美)斎藤誠
11 8 14 クムシラコ 牡7 57 杉原誠人 1.08.1 クビ    12-11 32.9 15 (美)石毛善彦
12 8 15 サウザンサニー 牡5 57 藤懸貴志 1.08.2  1/2    12-13 32.9 13 (美)岩戸孝樹
13 B4 6 オーキッドロマンス 牡4 57 丸田恭介 1.08.4 1    05-05 34.1 11 (美)手塚貴久
14 5 9 プルパレイ セ6 57 菅原明良 1.08.6 1 1/4    11-11 33.6 12 (栗)須貝尚介
15 4 7 テイエムスパーダ 牝6 55 富田暁 1.08.9 2    01-02 35.2 9 (栗)木原一良

上位勢に感謝!

3月競馬というのは、私たちが最も得意とするシーズンのひとつ。

例えば昨年の勝負レースの回収率は、驚きの「345%」

そんなこともあり、下の画像のように、煽りに煽らせてもらった(笑)

その初日となった【オーシャンS】をキッチリ射止められたことは

「3月得意のキングスポーツ」

の信頼を一層高めるものになったのではないだろうか。

参考⇒3月開幕日からいきなり決めた!先週の的中実績

 

上位の面々には心から感謝を伝えたい。

特に優勝したママコチャ陣営には色々な思いがあったに違いない。本当に心に残る勝利となった。

驚異の末脚!未だ健在

馬券をプレゼントしてくれた上位勢は当然素晴らしいが、それを前提に、敢えて私たちらしく、着順がふるわなかった馬から一頭、未来の主役をピックアップさせてほしい。

6着レッドモンレーヴ

正直にいって、中山芝1200Mの重賞で、それも開幕週の馬場で戦うのは、相当に辛かったと思う(苦笑)

1400Mを中心に実績を残してきた馬だけに、スピードに乗るのが容易ではない。実際に4コーナー通過は最後方の15番手だった。

だが、そこからが並ではない。上がり3ハロンでは堂々最速の32秒3をマーク!実は上がり2位の馬に0秒5もの大きな差をつけているのだ!

経験上、差し馬の場合、着順や着差はレースの展開による部分もあるが、上がりのタイムは、明確にその時点での能力を示すものだと思っている。

そこで最速、それもスプリント戦にもかかわらず、上がり2位に0.5秒差!この脚【高松宮記念】で活かせないだろうか。

中京コースも基本的には内前有利の舞台。追い込み一気の差し切りまでは難しいにせよ、混戦の路線だけに、皆が一発を狙い、ガンガン攻める、そしてペースが上がるようなら、、、

3着まで穴馬券の主役として推奨したい。そのためにも、ぜひ、出走してもらいたい。

チューリップ賞 2025 の回顧&未来の主役

2025年 3月 2日(日) 1回阪神2日 天候 : 小雨 馬場状態 : 良
【11R】 第32回チューリップ賞
3歳・オープン・G2(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝・外 1600m 14頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
2 2 クリノメイ 牝3 55 酒井学 1.34.0    04-03 33.7 9 (栗)須貝尚介
7 11 ウォーターガーベラ 牝3 55 武豊 1.34.0 ハナ    09-11 33.2 7 (栗)河内洋
6 9 ビップデイジー 牝3 55 幸英明 1.34.1  1/2    02-02 34.0 1 (栗)松下武士
1 1 ザラタン 牝3 55 池添謙一 1.34.3 1 1/4    09-07 33.8 10 (栗)中竹和也
3 4 ナムラクララ 牝3 55 西村淳也 1.34.3 ハナ    04-03 34.0 3 (栗)長谷川浩
7 12 ルージュソリテール 牝3 55 北村友一 1.34.3 クビ    08-10 33.6 5 (栗)藤原英昭
3 3 ノクナレア 牝3 55 松山弘平 1.34.4 クビ    14-14 33.1 8 (栗)今野貞一
4 6 プリンセッサ 牝3 55 和田竜二 1.34.5  1/2    01-01 34.7 13 (栗)牧田和弥
5 7 ルージュナリッシュ 牝3 55 川田将雅 1.34.5    04-06 34.1 6 (美)国枝栄
10 4 5 フェアリーライク 牝3 55 岩田望来 1.34.5    07-07 33.9 4 (栗)笹田和秀
11 8 14 マイエレメント 牝3 55 坂井瑠星 1.34.8 2    09-07 34.2 2 (栗)福永祐一
12 5 8 サウンドサンライズ 牝3 55 松若風馬 1.34.9  1/2    13-13 33.8 14 (栗)音無秀孝
13 6 10 メイショウタマユラ 牝3 55 田口貫太 1.34.9 クビ    12-11 34.0 11 (栗)大橋勇樹
14 8 13 ラウルベア 牝3 55 角田大和 1.35.6 4    02-03 35.4 12 (栗)高野友和

 

これもまた競馬か

恐らく、クリノメイの単勝馬券を買っていた人以外のほとんどが、ゴール前、こう思ったと思う。

「差せ〜武豊!!」

この日を最後に定年&引退を迎える河内調教師の管理馬に、かつての弟弟子・武豊騎手が乗る。

競馬ファンにとっては、聞いただけで涙が込み上げてきそうなシチュエーション。

突き抜ければ最高だったが、ハナ差2着、、、

しかし、これもまた競馬の魅力なのかもしれない。

痺れたぞ!ゴール前

何事もそう簡単に理想通りにいく訳ではない。しかし、だからこそ人は次の挑戦に向けて闘志を燃やして歩み続けるのだ。

まさに、人生そのもの。

競馬には色々な教えが詰まっている。競馬ファンが、いつまでも競馬の魅力からは離れられないのも仕方ないね(笑)

武豊騎手は、表面上とは裏腹に、内心では本当に悔しい思いをしたと思う。この悔しさを胸に、天才は再び進化を遂げるのではないだろうか。今年の武豊は、ものすごいことを成し遂げるかもしれないぞ!

そして、河内調教師をはじめとした引退される調教師の皆様には、心からの感謝と労いの言葉を送りたい。本当にお疲れ様でした。

 

未来の主役なら

一方、今後に期待したい未来の主役なら、ここは素直に勝ち馬のクリノメイを推したい。

内枠、またスタートがスムーズにいったこともあったのだろうが、とにかくセンスを感じた。

最も安定してレースを運んでいたように見えたし、上でご紹介した【中山記念】のエコロヴァルツではないが、まったくスキのないレース運び。

ただ、エコロヴァルツとは違い、彼女はまだ「3歳春の馬」

そういった部分でも、素晴らしいの一言に尽きる。

 

現状、爆発的な脚というのは感じないが、例年の【桜花賞】を見ていると、リバティアイランドのようなよほどの大物を除けば、基本的には「立ち回りの上手い馬」が好走していることが多い印象。

ちなみに、そのリバティアイランドが勝った年も、2着に粘ったのは、前で上手く立ち回ったコナコーストだったね。

とはいえ、重賞で激走しただけにダメージもあるだろう。まずは元気に本番に出てきてくれることを祈っている!

 

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