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ホーム勝負の明暗桜花賞 2021【回顧】上位2頭は本物!それでも見逃せない福永騎手のコメント!

桜花賞 2021【回顧】上位2頭は本物!それでも見逃せない福永騎手のコメント!

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】桜花賞 2021 における勝負の明暗

2021年 4月11日(日) 2回阪神6日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第81回桜花賞
3歳・オープン・G1(定量) (牝)(国際)(指定) 芝・外 1600m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
2 4 ソダシ 牝3 55 吉田隼人 1.31.1    03-03 33.8 2 3.6 472 0 (栗)須貝尚介
8 18 サトノレイナス 牝3 55 ルメール 1.31.1 クビ    15-16 32.9 1 3.3 474 0 *(美)国枝栄
1 2 ファインルージュ 牝3 55 福永祐一 1.31.2  1/2    08-06 33.7 8 15.3 488 -4 (美)木村哲也
3 5 アカイトリノムスメ 牝3 55 横山武史 1.31.3 クビ    03-06 33.9 4 10.5 444 -6 *(美)国枝栄
5 10 アールドヴィーヴル 牝3 55 M.デム 1.31.8 3    08-09 34.1 5 11.8 422 -6 (栗)今野貞一
4 7 ククナ 牝3 55 藤岡佑介 1.31.8 クビ    18-18 33.2 9 41.9 446 -6 (美)栗田徹
3 6 ストゥーティ 牝3 55 岩田康誠 1.31.9 クビ    01-02 34.9 14 84.8 422 0 (栗)奥村豊
5 9 エンスージアズム 牝3 55 岩田望来 1.32.0  1/2    11-09 34.3 15 106.6 418 +2 (栗)安田翔伍
8 17 ホウオウイクセル 牝3 55 丸田恭介 1.32.5 3    15-16 34.2 16 111.4 412 -2 (美)高柳瑞樹
10 7 14 ミニーアイル 牝3 55 藤岡康太 1.32.5 ハナ    13-11 34.6 17 163.0 468 -12 (栗)武幸四郎
11 6 11 ジネストラ 牝3 55 北村宏司 1.32.6  1/2    02-03 35.4 12 61.3 442 +2 (美)鹿戸雄一
12 1 1 ストライプ 牝3 55 田辺裕信 1.32.6 ハナ    15-14 34.6 13 63.6 502 -12 (美)尾形和幸
13 7 13 エリザベスタワー 牝3 55 川田将雅 1.32.6 ハナ    08-11 34.7 6 12.5 508 +2 (栗)高野友和
14 2 3 ブルーバード 牝3 55 柴田大知 1.32.9 2    13-11 35.0 18 266.6 428 -2 (美)高橋祥泰
15 8 16 ソングライン 牝3 55 池添謙一 1.33.1 1    11-14 35.0 7 14.7 478 -2 (美)林徹
16 7 15 シゲルピンクルビー 牝3 55 和田竜二 1.33.5 2 1/2    03-06 36.0 10 56.0 462 -2 (栗)渡辺薫彦
17 6 12 ヨカヨカ 牝3 55 幸英明 1.34.0 3    03-03 36.7 11 57.2 456 -2 (栗)谷潔
18 4 8 メイケイエール 牝3 55 横山典弘 1.34.0    03-01 37.2 3 6.4 458 -4 (栗)武英智

 

物凄いレースを見せてもらった

この一言に尽きるのではないだろうか。

 

私たちキングスポーツは「荒れる」と思って攻めの勝負に挑んだ。

結果的に、Youtubeなどでも公開した好調教馬ファインルージュは8番人気の低評価を覆して3着に頑張ってくれた。

まずはファインルージュに心から感謝をしたい。

 

それでも!

そんなファインルージュを上回った馬が2頭いた。

それが上位人気の2頭、ソダシ(2番人気)でありサトノレイナス(1番人気)だった。

 

マークを集めても好走する!本物だ!

日頃から申し上げていることではあるが、私たちは「人気を背負って勝つ(好走する)」ことの価値は極めて大きいと考える。

その理由は、上位人気に推されることにより、必然的に

ライバルたちからのマークを集める

ことになるからだ。

 

マークを集めた上で勝つためには、ライバルたちよりも2枚は上の能力が求められるということ。

ましてや今回、特にソダシの場合は「白毛馬初のクラシック制覇」がかかっていたことで、関係者には重圧があったはず。そして、繊細なサラブレッドがそれを感じないはずがない。

それでも勝った!

「まぎれもなく本物!真の勝者」

だと評価すべきだろう。

 

振り返ってみると、昨年は3冠馬が2頭誕生した。

例えば、サリオスとのマッチレースを制したコントレイルの【皐月賞】での末脚は今思い返しても興奮する。

また厳しい位置どりから勝利をもぎとったデアリングタクトの【オークス】には感動した。

このように名馬が強さを見せつけたレースには

馬券云々を超越した感情が生まれるように思う。

 

今回のレースから生まれた感情とは?

今回のレースはどうだろう?人それぞれ色々とあるだろうが、、、

私の中にあるのは「感謝」かもしれない。

確かに、期待した好調教馬ファインルージュは3着に惜敗した。

それでも、ソダシが見せた呆れるほどの完璧な立ち回りや、サトノレイナスの父譲りの爆発的な末脚は明らかに、歴史的名馬に近いレベル。

これほどの走りを見せてくれてありがとう!

波乱の世代どころか、恐ろしい馬が2頭もいた。

改めて、日本競馬界の層の厚さを感じずにはいられない。

 

2頭について語ることは「現状」ではない

それほどの上位2頭だ。私があれこれ語る必要もないと思う。

レースをご覧の皆様それぞれが、十分に強さを感じていると思うからだ。

同時に、距離延長を苦にするタイプではなさそう。

基本的には【オークス】も彼女たち2頭が主役候補の筆頭とみて間違いないだろう。

 

それを大前提として!

ファインルージュの福永騎手が興味深いコメントを残していることもお伝えしておきたい。

 

3冠ジョッキーは諦めていない!

勝ち馬とは完成度の違いだと思います。
この馬の伸びしろを感じました。その中で強い上位2頭を相手に僅差の競馬をしてくれたことで、将来性に期待を持てる走りでした。今後が本当に楽しみです

今回のレースにおいて、ファインルージュはソダシを目標にしながらレースを運べる位置にいた。

かなり戦い安い条件だったが、それでも敗れた。

3冠騎手のコメントは重い

「力の差があるのかな?」とも思ったが、3冠騎手の見方は違った。

今後の逆転の可能性をハッキリと述べたのだ。私たちが思っているほど2強が鉄板ではないことを、伝えてくれたのだ。

これまで数多くの名馬とコンビを組んできた鞍上。

一時は「牝馬の福永」とまで言われたこともある。

誰より牝馬をよく知る騎手の一人である福永騎手のコメントだけに、その意味は非常に重いし、素直に受け取るべきだと判断した。

 

キングスポーツも「引き続き攻める」

改めて申し上げるが、確かに2強は強い。

それでも、福永騎手が示してくれたように!

攻めの予想に挑むなら「完成度の違い(これからの成長)」という部分にヒントがある!

今回の出走メンバーを見渡しても、例えば5着アールドヴィーヴルなどは、完全にこれからの馬だろう。

また【オークス】には別路線組の馬も出てくるはずだ。

幸い、成長がハッキリ表れる「調教」の見極めはキングスポーツが最も得意とするところ。事実、冒頭でも記したように、今回のファインルージュは調教班イチオシだった。

だからこそ!

キングスポーツは、調教班の人間を中心に各馬の今後の成長を見極めて!【オークス】ではもう一度攻めの予想にチャレンジするつもりだ!

楽しみにしていてほしい。

 

敢えて、未来の主役は指名しない

最後に、今回のレースではあえて「未来の主役」は指名しない。

今回の時点では、上位3頭以外にこれといった馬が見当たらなかったからだ。

だが、繰り返すようだが、各馬の成長次第で勢力図は変わる。
【オークス】でも攻める余地はあるはず!

これからの各馬をしっかりとチェックし「この馬が未来の主役だったんだ」と思えるような馬を探していく。

皆様も【オークス】まで楽しみにお待ちいただきたい。

 

レースを見逃した方はコチラから

 

【桜花賞 2021】のレース後の関係者のコメント

1着 ソダシ(吉田隼人騎手)
「最高に気持ちいいです。馬場に入ってからゲート裏に向かっていくときもいやいやをしていませんでした。ゲート裏で回っている時も良かったです。前回からスタッフのお陰で良い形で向えました。形が決まってからは馬との呼吸を整えていきました。自分の馬の手応えも十分でしたが、周りを確認する余裕もありました。高速馬場なので最後は分が悪いかと思いましたが、馬の力に助けられました。サトノレイナスは見えました。何とか我慢してくれと思っていました。プレッシャーはありました。期待だけで本当に強いのかと思われていましたし、見返してやろうと思っていました。実力をつけて、こちらが思っている以上に成長していました。お利口さんに競馬ができています。今後のローテーションは未定ですが、今後の可能性は無限大だと思います。クラシックはジョッキーになって挑戦することはありましたが、これだけの馬で挑むことが出来て光栄です。しっかり結果を出せたのは財産です」

2着 サトノレイナス(C.ルメール騎手)
「18番は厳しかったかもしれません。とても馬はいい競馬をしてくれました。でも仕方ありません。オークスで巻き返したいですね」

3着 ファインルージュ(福永祐一騎手)
「期待通りの走りでした。勝ち馬とは完成度の違いだと思います。この馬の伸びしろを感じました。その中で強い上位2頭を相手に僅差の競馬をしてくれたことで、将来性に期待を持てる走りでした。今後が本当に楽しみです」

4着 アカイトリノムスメ(横山武史騎手)
「ソダシより前の位置が欲しかったのですが、ポジションはある程度悪くない所につけられましたし、終いも良く伸びて頑張ってくれたと思います」

5着 アールドヴィーヴル(M.デムーロ騎手)
「頑張りました。スタートがとてもよく、良いところで運べました。直線はスムーズに外に出して、前の馬が止まって、一頭で上がっていく形になりましたが、前が止まりませんでした。まだ馬は成長中です。能力はあります。しかし一生懸命走っていたら疲れてしまいます。まだ経験が少ない馬ですからこの後もっと良くなってきそうです」

6着 ククナ(藤岡佑介騎手)
「出たなりで無駄な脚を使わないよう運んで、ラストはしっかり脚を使ってくれました。成長を感じました」

11着 ジネストラ(北村宏司騎手)
「落ち着いて出来も良く感じました。ゲートの裏もスムーズで、出るとこもいい感じで、スピードに乗って道中も力まず、リズム良く運べました。それでも直線向くころには手応えが怪しくなりました。勝ち馬と共に動けませんでした。でもリズム良く走れたことは良かったので、これから楽しみです」

14着 ブルーバード(柴田大知騎手)
「よく頑張っているのですが現時点ではこれが精一杯です」

(via ラジオNIKKEI 

 

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