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ホーム勝負の明暗クイーンカップ 2020【回顧】結果は「1週前」の段階で出ていた!

クイーンカップ 2020【回顧】結果は「1週前」の段階で出ていた!

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】クイーンカップ 2020 における勝負の明暗

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
1 1 ミヤマザクラ 牝3 54 福永祐一 1.34.0      02-02 34.3 2 3.8 464 +4 (栗)藤原英昭
6 9 マジックキャッスル 牝3 54 フォーリ 1.34.0 クビ    10-13 33.4 4 5.8 430 +2 (美)国枝栄
4 5 セイウンヴィーナス 牝3 54 野中悠太 1.34.1  3/4    04-06 34.1 12 265.5 446 0 (美)本間忍
6 10 アカノニジュウイチ 牝3 54 横山典弘 1.34.3 1 1/4    14-14 33.6 5 7.8 448 +10 (美)尾関知人
4 6 シャンドフルール 牝3 54 武豊 1.34.4 クビ    07-07 34.3 6 11.3 494 -4 (栗)松永幹夫
7 12 ホウオウピースフル 牝3 54 田辺裕信 1.34.6 1 1/4    07-07 34.5 3 4.3 476 +12 (美)大竹正博
8 13 チアチアクラシカ 牝3 54 吉田豊 1.34.7  3/4    13-11 34.3 8 59.2 494 -4 (美)堀井雅広
5 8 サナチャン 牝3 54 武士沢友 1.34.7 クビ    09-09 34.5 11 236.3 420 -12 (美)武藤善則
7 11 アールクインダム 牝3 54 北村宏司 1.34.8  1/2    04-04 34.9 9 67.6 468 -4 (美)伊藤大士
10 3 3 ルナシオン 牝3 54 ルメール 1.34.9 クビ    10-09 34.6 1 3.5 458 +8 (美)藤沢和雄
11 3 4 アミークス 牝3 54 岩田康誠 1.35.4 3    04-04 35.5 7 23.5 450 +8 (美)栗田徹
12 5 7 ヤマニンプレシオサ 牝3 54 江田照男 1.35.4    10-11 35.0 13 316.2 462 -8 (美)星野忍
13 2 2 メルテッドハニー 牝3 54 柴田善臣 1.35.5  1/2    02-02 35.7 14 449.3 398 +2 (美)大江原哲
14 8 14 インザムービー 牝3 54 石橋脩 1.35.8 1 3/4    01-01 38.1 10 105.4 468 -12 (栗)牧田和弥

 

昨年の優勝馬クロノジェネシスを筆頭に、数多くの「後の活躍馬」を輩出してきた出世レース。

それだけに、競馬ファンの注目が集まったと思うが、結果は

馬連は納得

3連単はびっくり

と思われた方が大半だったに違いない。

 

優勝したミヤマザクラと、2着だったマジックキャッスルは、いずれも前走で重賞2着を経験!

それも前者は「牡馬相手」で後者は「G1馬が相手」だったのだから、着順以上に価値があった。この先の大舞台での活躍が見込める逸材たちだ。

ミヤマザクラの鞍上・福永騎手が

次の桜花賞に向けて、初めてのマイルの距離である程度脚をためて最後どれくらいの脚を使ってくれるか計りたかったのですが……。不本意なレースになってしまいました。

と語るなど、それぞれ内容には満足していないようだが、それも、大きな期待がその裏にあればこそだろう。

上に書いた通り「馬連は納得」だと、心から思える2頭ではないだろうか。

それよりも、問題は3着馬!

なんと14頭中→12番人気の大穴セイウンヴィーナスが激走したのだ!!

 

ありがとうセイウンヴィーナス

そして、そのセイウンヴィーナスはキングスポーツの予告の☆穴馬だった!

彼女のおかげで、3連単48点で11万馬券がゲットできたことは心から感謝。

 

また、キングスポーツYoutubeチャンネルにおいても彼女の激走を断言していた。

参考にして下さった方は、大儲けされたかもしれないね!

(見逃した!という方は、ぜひリンク先をチェックしてみてほしい。今回のセイウンヴィーナスのように、レース攻略データに加え、Youtubeだけのお得な穴馬情報などをプレゼントしている)

 

何だか自慢のようになってしまったが(笑)

今回お伝えしたいのは的中自慢ではなく「セイウンヴィーナス」を指名できた理由。

その理由の中に

現代の競馬界で馬券の勝者になるための重要なポイント

が含まれているのだ!

 

どうしてセイウンヴィーナスを指名できた?

セイウンヴィーナスを指名できた理由について。

前走のレース内容が良かったなど、様々あるのだが、最も重視したのは

1週前追い切りの内容

だった。

実際にYoutubeチャンネルの中では

1週前の美浦坂路が素晴らしかったです。時計自体は52.3⇒12.2ですからまずまずですが、とにかくフットワークが軽い!坂を上っているとは思えない、まるで平地を走っているような動きでした。これなら、強豪揃ったここでもチャンス十分!

といった旨の話をさせてもらった。

 

ポイントは1週前にあり

ここで疑問に思う方がいるはずだ。

「1週前追い切りの内容が良かったのはわかったけど、本当に大事なのは最終追いではないのか?そこを見ずに結論を出して良いのか?」

 

この点こそが、現代の競馬界で馬券の勝者になるための重要なポイント、に繋がってくる。

実は、昨今の競馬界では

1週前を「事実上の最終追い」とする厩舎が増えているのだ!

1週前に完全に仕上げて、最終追いはあくまでも軽い調整というイメージ。

学校の試験でいえば、一夜漬けではなく、ゆとりをもって勉強しようということかな。笑

 

競馬界の変化に乗り遅れたくない

数年前までは、最終追いを最重要視している厩舎が多かったように思う。

1週前が大事になってきた

だが、プロとして毎週予想に携わっているからこそ、また予想において何よりも調教を大事にしているからこそ、変化、進化にすぐに気づくことができた。

今回でいえば、1週前追いを大事にしている予想家なら、必ずセイウンヴィーナスの激走を予感できたはず!

そうした予想家が少ないから、単勝12番人気という低評価にとどまったのだろう。

ということで、皆様もご自身で調教をチェックされる際は、ぜひ1週前を見逃さないでほしい。

 

今回こそ敗退するも未来で期待が持てる穴馬は必ず埋もれている!!近い将来に高確率で爆走するだろう穴馬をお知らせしています。

 

さて、先程からご紹介してきたセイウンヴィーナス。

指名できた理由にばかり触れてきたけど、もちろん彼女自身の今後の活躍にも大きな期待が持てると思う。

ということで

3着・セイウンヴィーナス

この馬のデビューは芝1400M、その後は今回も含めて芝1600M。

使われてきた距離、更には父カレンブラックヒルから「マイラー」をイメージしていた。

だが、実際には母父ダンスインザダークの影響が濃そうだ。

 

直線で見せた末脚は、それなりに切れもあるが、それよりも「どこまでも伸びていきそうな脚」といった印象。つまり「豊富スタミナ」を感じた。

ひょっとしたら2000M以上が面白いかもしれない。

もしも【オークス】出走の権利を獲得できたなら、再び注目する必要がありそうだ!

 

【クイーンステークス 2020】のレース後の関係者のコメント

1着 ミヤマザクラ(福永祐一騎手)
「次の桜花賞に向けて、初めてのマイルの距離である程度脚をためて最後どれくらいの脚を使ってくれるか計りたかったのですが……。不本意なレースになってしまいました。思ったよりスタートも良く、好位置を取れてしまって粘り込む形になり、馬に負担をかける競馬になってしまいました。今日は馬が強かったと思います」

2着 マジックキャッスル(S.フォーリー騎手)
「道中なかなか折り合いがつかず、前に行くチャンスがありませんでした。最後はいい脚で伸びてくれました。この馬には距離が短かったようで、もう少し距離が長い方が合うと思います」

3着 セイウンヴィーナス(野中悠太郎騎手)
「前回はついていけませんでしたが、今日はうまく流れに乗れました。勝った馬の後ろから最後はしぶとく伸びてくれました。この後、距離が延びても問題なさそうです」

5着 シャンドフルール(武豊騎手)
「いい感じでレースができましたが、直線は伸びそうで伸びませんでした」

6着 ホウオウピースフル(田辺裕信騎手)
「マイルの距離は初めてで、ここ2戦はスローペースでしたからこれまでと流れは違いました。勝ち馬を見ながら上がっていこうとしたのですが、ゴーサインが思ったよりも早くなってしまいました」

10着 ルナシオン(C.ルメール騎手)
「ゲートの中でチャカチャカして出遅れてしまいましたし、3コーナーまで掛かっていました。経験が浅く休み明けでもあり、馬がエキサイトしていました」

(via ラジオNIKKEI 

 

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