こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。
もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください！
勝負の明暗 はここだった！
【回顧】札幌２歳ステークス 2018 における勝負の明暗
| 着 | 枠 | 馬 | 馬 名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 通過順位 | 上3F | 人 | 単勝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| １ | 3 | 3 | ニシノデイジー | 牡2 | 54 | 勝浦正樹 | 1.50.1 | 10-11-08-02 | 37.0 | 6 | 28.2 | |
| ２ | 8 | 14 | ナイママ | 牡2 | 54 | 五十嵐冬 | 1.50.1 | クビ | 08-08-04-01 | 37.3 | 4 | 8.0 |
| ３ | 1 | 1 | クラージュゲリエ | 牡2 | 54 | Ｍ．デム | 1.50.2 | クビ | 08-09-12-05 | 36.8 | 1 | 2.5 |
| ４ | 2 | 2 | エメラルファイト | 牡2 | 54 | 石川裕紀 | 1.50.4 | 1 1/4 | 12-12-11-09 | 37.1 | 8 | 70.4 |
| ５ | 4 | 5 | アフランシール | 牝2 | 54 | 岩田康誠 | 1.50.9 | 3 | 05-05-08-05 | 37.8 | 3 | 6.4 |
| ６ | 7 | 11 | クリスタルバローズ | 牡2 | 54 | 藤岡康太 | 1.51.4 | 3 | 10-09-08-05 | 38.3 | 11 | 101.0 |
| ７ | 6 | 10 | ウィクトーリア | 牝2 | 54 | 田辺裕信 | 1.51.4 | ハナ | 06-07-04-02 | 38.6 | 2 | 2.9 |
| ８ | 6 | 9 | ラブミーファイン | 牝2 | 54 | 池添謙一 | 1.51.7 | 2 | 04-02-03-02 | 39.1 | 5 | 14.7 |
| ９ | 5 | 8 | ダディーズマインド | 牡2 | 54 | 丸山元気 | 1.52.0 | 2 | 06-05-04-09 | 39.2 | 10 | 78.5 |
| 10 | 7 | 12 | トーセンギムレット | 牡2 | 54 | 松岡正海 | 1.52.7 | 4 | 13-13-13-11 | 38.9 | 9 | 73.2 |
| 11 | 5 | 7 | ナンヨーイザヨイ | 牡2 | 54 | 藤岡佑介 | 1.53.1 | 2 1/2 | 02-02-01-05 | 40.6 | 7 | 40.4 |
| 12 | 8 | 13 | テイエムバリバリ | 牡2 | 54 | 横山典弘 | 1.53.8 | 4 | 14-14-14-14 | 39.8 | 12 | 264.2 |
| 13 | 4 | 6 | セントセシリア | 牝2 | 54 | 川島信二 | 1.54.0 | 1 1/4 | 02-02-07-13 | 41.0 | 13 | 312.9 |
| 14 | 3 | 4 | ラバストーン | 牡2 | 54 | 加藤祥太 | 1.54.7 | 4 | 01-01-02-11 | 42.2 | 14 | 454.9 |
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キングスポーツが１週前の月曜日より軸馬に予告した３番☆ニシノデイジーが、６番人気の伏兵という低評価を覆して堂々の優勝！
絞った馬連５点勝負での8770円的中＆３連単60点で８万7570円の高配当ダブル的中に成功することができた。
激走してくれたニシノデイジーには心から感謝している。そして優勝おめでとう！
さてレース翌日（日）の午前中は、会員様から「獲ったよ！やったよ！」という電話が殺到した。電話の向こうで、会員様が喜ばれている顔を想像するとたまらない！予想家冥利に尽きる瞬間だ。
中にはこんなお声もあった。「本当にありがとう！それにしてもよくニシノデイジーを軸にできたね！何か裏情報でもあったの？」と。
残念ながら、そんなものはないのだ。笑
その証拠に、オーナーの西山氏でさえ、自身のブログの中で「本音は５着に入ればよし。欲を言えば３着で複勝馬券に。でもわしが放出したニシノマドカの子、ナイママだけは負かしたい…。」と語っている。
では何故買えた？
西山氏こそ馬主の鑑だ
ニシノデイジーの指名理由に関する話の前に、少々余談にはなるが、私は、西山氏のような人こそ、馬主の鑑であると思っている。
氏のブログや、インタビュー等を見ていると、決して名誉やお金などが欲しくて馬主をやっているのではなく、馬とそれに関わる人たちとのプロセスが好きだからこそ馬主を続けていることがよくわかる。
ぜひ、馬主という世界のなかなか見られない喜怒哀楽が「生の声」として掲載されているブログをご覧になることをオススメする。
生の声と言えば、上でも触れた通り、レース翌日には多くの会員様から御礼のご連絡をいただいた。馬主の西山氏でも本音は５着に入ってくれればと思ってしまうような、☆超穴馬ニシノデイジーを信じて、馬券を買ってくださった皆様には心より感謝している。
ポイントは「コメント」にあり！
では本題にいこう。ニシノデイジーを指名できた理由だが、決してひとつではない。しかし、最大の決め手は？と問われれば「
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【初勝利時のコメント】
1着 ニシノデイジー(勝浦正樹騎手)「結果が出たのが何よりです。
(高木登調教師)
「遊びながら走っている感じで、まだ馬が若いです。
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私が思う競馬予想の「核」は、シンプルイズベスト
だからこそ、
物事の本質を見てほしい！
次走こそ狙え！この馬が未来の主役だ！
今回の「未来の主役」としてご紹介するのは
４着のエメラルファイト
８番人気ながら４着に激走したエメラルファイトだが、実は☆穴馬に指名しようかと迷った程の馬だった。
デビューの新馬戦は東京マイルに登場。好位２番手から抜け出したにもかかわらず、上がり3ハロンもメンバー中２番目となる34.3を出している。
この時期の２歳馬が、タフな東京で、それも前に行きながら良い末脚を使えるのは本物の証であり、今回も当然のように力を出したという訳だ。だから決してフロックではない。
次走はどこだろう。新馬戦を勝っている分、10月以降の東京に出走だと売れてしまいそうだから、次の中山最終週あたりに出走で、人気薄なら即買いでOK！
【札幌２歳ステークス 2018】を見逃した方は下記からご覧下さい。
【札幌２歳ステークス 2018】のレース後の関係者のコメント
～レース後のコメント～
１着 ニシノデイジー（勝浦正樹騎手）
「凄いですね。頑張ってくれました。まだ幼いところがありますし、まだまだ良くなると思いますが、それでいてこの勝ち方ですからね。手応えもよくオッと思いましたし、馬も上手に競馬をしてくれました」
２着 ナイママ（五十嵐冬樹騎手）
「外枠でしたが１～２コーナーで内を回れましたし、ウィクトーリアをマークしつつ進みました。向正面から被せる形になって、その辺りは上手くいったと思いましたが、結果的にはもう少し我慢しても良かったかもしれません」
３着 クラージュゲリエ（Ｍ．デムーロ騎手）
「ちょっと競馬の前はテンションが高かったのですが、スタートしてからは落ち着いていました。ただ、向正面で気を抜いたのでムチを使うところがあったり、コーナーを曲がりきれないところがあったりとまだ子供っぽいです。能力はありますから、その辺りが成長してくればと思います」
４着 エメラルファイト（石川裕紀人騎手）
「出遅れましたが、前がつぶれる形になったので結果的には良かったと思います。ただ、位置取りが後ろすぎたかもしれません。折り合いもついて気分よく走っていましたし、馬場も問題なかったです。外から人気馬が動いたのでそれについていく形でしたが、外を回らされてしまいました。最後も脚は使っているのですが……」
５着 アフランシール（岩田康誠騎手）
「２走目で気持ちが入っていて、ずっとハミを噛んでいました。その辺りが解消すれば終いに脚を使えそうです」
７着 ウィクトーリア（田辺裕信騎手）
「逃げなくてもしっかり競馬は出来ました。途中でレースが動いた時にその流れで脚を使った分、直線に向いた時にもう一ついける手応えがなかったです。ただ、まだまだこれから経験を積めば良くなってくると思います」
（via ラジオNIKKEI ）
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