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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】スプリングステークス 2023 など⇒上位2頭が強烈な【スプリングS】や、3着馬を見逃せない【阪神大賞典】など「次に買いたい未来の主役」をご紹介

【先週の重賞回顧】スプリングステークス 2023 など⇒上位2頭が強烈な【スプリングS】や、3着馬を見逃せない【阪神大賞典】など「次に買いたい未来の主役」をご紹介

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

スプリングステークス 2023 の回顧&未来の主役

2023年 3月19日(日) 2回中山8日 天候 : 晴  馬場状態 : 重
【11R】 第72回フジテレビ賞スプリングS
3歳・オープン・G2(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 1800m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
2 4 ベラジオオペラ 牡3 56 横山武史 1.48.9 07-07-07-05 35.7 2 (栗)上村洋行
5 10 ホウオウビスケッツ 牡3 56 横山和生 1.49.1 1 1/4 03-03-02-02 36.9 3 (美)奥村武
B1 2 メタルスピード 牡3 56 津村明秀 1.49.2  3/4 08-07-07-08 36.1 8 (美)斎藤誠
1 1 グラニット 牡3 56 嶋田純次 1.49.3  1/2 01-01-01-01 37.6 13 (美)大和田成
7 14 パクスオトマニカ 牡3 56 田辺裕信 1.49.6 1 3/4 10-10-09-05 36.3 6 (美)久保田貴
8 15 セブンマジシャン 牡3 56 戸崎圭太 1.49.8 1 1/4 12-13-11-10 36.2 1 (栗)高野友和
6 11 オールパルフェ 牡3 56 大野拓弥 1.49.8 ハナ 04-04-04-04 37.1 4 (美)和田雄二
4 7 ドンデンガエシ 牡3 56 北村宏司 1.49.8 ハナ 05-05-05-05 37.0 15 (美)尾関知人
4 8 シルトホルン 牡3 56 菅原明良 1.49.8 クビ 02-02-02-02 37.7 10 (美)新開幸一
10 5 9 アイスグリーン 牡3 56 西村淳也 1.49.8 ハナ 08-09-10-10 36.4 5 (栗)池添学
10 6 12 シーウィザード 牡3 56 柴田善臣 1.49.8 同着 16-16-16-14 35.7 12 (美)鹿戸雄一
12 3 5 ウィステリアリヴァ 牡3 56 吉田豊 1.50.0  3/4 14-14-13-12 36.1 14 (美)小野次郎
13 3 6 ジョウショーホープ 牡3 56 石川裕紀 1.50.5 3 1/2 12-11-11-12 36.8 9 (栗)新谷功一
14 7 13 トーセンアウローラ 牡3 56 丹内祐次 1.51.1 3 1/2 14-14-15-15 37.1 11 (美)尾形和幸
15 8 16 ハウゼ 牡3 56 岩田康誠 1.51.2  1/2 05-05-06-08 38.2 7 (美)田中博康
16 2 3 アヴェッリーノ 牡3 56 木幡巧也 1.54.5 大差 10-11-13-16 40.7 16 (美)的場均

 

抜けた主役不在とは言われるが

改めて申し上げるまでもないだろうが、今年の3歳牡馬勢は

「抜けた主役が不在」

だと言われている。

【皐月賞】ということを想定すれば、先日の【弥生賞】の上位組が、一応の主役候補ということになるだろうが、まだまだ圧倒的な存在とまでは言えないだろう。

参考→弥生賞週の重賞回顧(未来の主役は要チェック)

 

「新興勢力が台頭する余地」は、まだまだ十分に残されている!

そんなことを思いながら【スプリングステークス】をチェックしたが、結論としては

「上位2頭は、かなりの大物の予感!」

3冠路線で上位争いをする可能性は十分にありそうだ!

 

1着ベラジオオペラ→予想外のレースぶり

もちろん、まずはベラジオオペラ

この馬自身だけではなく、管理する上村厩舎にとっても重賞初制覇となった。関係者の方々には、心から祝福を申し上げたい。

さて、この馬の場合、2番人気という高い評価に相応しい好素材であることはわかっていた。

文句なし!ベラジオオペラ

というのも、ここまで2戦2勝!

特に、前走の【セントポーリア賞】は印象的で、落ち着いての好位追走から、仕掛けられると、一瞬の内に後続を突き放すなど、非常に強い内容だった。

それだけの素材であることに加えて、前にいける脚質は中山に向く。

ましてや内側の4番枠ということで、鞍上の横山武史騎手にとっては、戦いやすいレースになるだろうとは思っていたが、、、

正直にいって、レースぶりは、予想外のものだった。

 

非常に奥がありそうな馬!

結論から申し上げると、何とこれまでよりも後ろの位置、中団付近での道中追走となった。しかし、何の問題もなく対応し、ご存知の通り完勝!

このあたりについて、上村調教師は次のように語っている。

「この枠ですから、良馬場だったら好位のインからだと思いますが、この馬場ですから、ジョッキーに任せました。行く馬を行かせて、外へ出してスパート。馬もこういう競馬に対応してくれました」

また、横山武史騎手は

ポジションはこれまでより後ろになりましたが、行かなくても競馬ができる賢い馬です。

両者のコメントから伝わってくるのは、愛馬への圧倒的な信頼。

愛馬への信頼があるから、ジョッキーに任せられた。

愛馬への信頼があるから、後ろの位置取りでも自信をもって競馬ができた。

これまで、たった2戦しか経験していない3歳馬に対して、経験豊富な両者がそこまで思えるのだから、相当な逸材という考え方で間違いない。

コース適性、位置取り含めてスキがない。本当に奥のあるだけに、勝ち馬でも迷わず未来の主役に。これからが本当に楽しみだ!

 

2着ホウオウビスケッツ→いつかタイトルホルダーのように

初めての横山兄弟の重賞ワンツー。

素晴らしい記録の一方、鞍上の横山和騎手にとっては、弟の武史騎手に敗れる形で悔しかったかもしれないが、恐らく、馬に対する手応えは、相当大きなものを感じているのではないだろうか。

レース後、横山和騎手は、次のように語っている。

「頑張ってくれましたが……。ゲート裏の雰囲気が恐れていた通りで、ゲート入りも悪かったです。遅生まれで、精神的にまだ幼さが残っています。ただこれまで2戦乗って、今回は色々と確かめながら強気のレースをしました。攻めて行ってこの着順ですから、強かったと思います。あとは気持ちだけですね」

ゲート入りの際の雰囲気は、好調教馬であり、軸の1頭に指名していた私たちにとっても、不安がよぎらずにはいられなかった。

その段階でのスタミナロスは少なくなかったと思う。それでも!直線であれだけ粘ったのだ。単純な、競走馬としての「身体能力」という部分で言えば、勝ち馬に匹敵すると思う。

 

もちろん、気性の若さというのは、そう簡単に解消されるものではない。それだけに、この春の大活躍となると、まだ何ともいえない面もあるが、必ずよくなってくる馬だと思う。

それこそ、脚質的な部分も含め、いずれは2つ上の世代の和生騎手の愛馬である、タイトルホルダーのような存在になりそうな予感!

そういえば、奇しくも今週、そのタイトルホルダーで和生騎手は【日経賞】に出走!

「ホウオウビスケッツの分も」という思いも、頭のどこかに置いての騎乗になるかもしれない。

いずれにせよ、勝ち馬と共に、追いかけていきたい、というより追いかけなくてはいけない一頭だ!

 

阪神大賞典の回顧&未来の主役

2023年 3月19日(日) 1回阪神12日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第71回阪神大賞典
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝・内 3000m 14頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
3 3 ジャスティンパレス 牡4 57 ルメール 3.06.1 03-03-02-02 34.2 2 (栗)杉山晴紀
1 1 ボルドグフーシュ 牡4 56 川田将雅 3.06.4 1 3/4 06-06-06-02 34.4 1 (栗)宮本博
5 7 ブレークアップ 牡5 58 松山弘平 3.06.4 クビ 05-05-04-05 34.3 5 (栗)吉岡辰弥
7 11 アフリカンゴールド セ8 57 国分恭介 3.06.5 クビ 01-01-01-01 34.8 10 (栗)西園正都
8 13 ディープボンド 牡6 58 和田竜二 3.06.6 1 1/4 02-02-02-02 34.7 3 (栗)大久保龍
3 4 サンレイポケット 牡8 57 坂井瑠星 3.06.7 クビ 07-06-06-07 34.6 6 (栗)高橋義忠
5 8 アイアンバローズ 牡6 57 岩田望来 3.07.4 4 08-08-08-07 35.1 4 (栗)上村洋行
2 2 ユーキャンスマイル 牡8 57 石橋脩 3.07.6 1 1/4 09-10-10-09 35.0 9 (栗)友道康夫
6 9 ゼーゲン 牡8 57 武豊 3.07.7 クビ 09-08-08-09 35.4 7 (美)堀宣行
10 8 14 アケルナルスター 牡4 56 横山琉人 3.07.8 1 11-11-11-11 35.0 11 (美)清水英克
11 6 10 メロディーレーン 牝7 55 今村聖奈 3.08.7 5 13-13-13-13 35.4 8 (栗)森田直行
12 B7 12 シロニイ 牡9 57 酒井学 3.08.7 ハナ 03-03-04-05 36.7 13 (栗)池江泰寿
13 4 6 ノーチカルチャート 牡7 57 丸野勝虎 3.08.8  1/2 12-12-11-11 36.0 14 [地]角田輝也
14 4 5 メイショウテンゲン 牡7 57 浜中俊 3.09.5 4 14-14-14-14 35.9 12 (栗)松永昌博

 

3強に関しては、まだ決めつけない方がいい

注目を集めた3強対決。

私たちキングスポーツは、その3強について、有料会員様に

能力に加えて先行力があり、展開に左右されない3番ジャスティンパレスを最上位に評価、対象的に、58キロの斤量や枠順、仕上がりを鑑みて、13番ディープボンドを消える馬として勝負する。

とご紹介したが、全くその通りの結果になった。なかなか、競馬が見えているようだね(笑)

冗談はともかく、この解説文からもわかるように、3強の優劣は、能力差ではなく「条件の差」だという見方をしていた。

レースが終了した今でも、その見方に大きな変わりはない。

強いていえば、ジャスティンパレスの末脚のキレは、私たちの想像のもう少し上をいくレベルだったが。

だから、恐らく【天皇賞春】でも上位人気を争うはずの彼らに関して、今日の結果だけで順位づけするのは危険だということをお伝えしておきたい。

あくまでもフラットな目で【天皇賞春】の時は勝負するつもりだから、見えている私たちに、夢を託していただけるとありがたい。

 

3着ブレークアップ→決してフロックではない

一方、3強以外で今後に期待するなら、3着ブレークアップしかいない!

アルゼンチン共和国杯を制したブレークアップ

2走前G2【アルゼンチン共和国杯】を優勝しながら、前走【有馬記念】では、今回の3強に先着を許しただけではなく、16着に惨敗。

それゆえ、競馬ファンの評価はあまり上がらなかったようだが、いつも申し上げているように、競馬は着順も大事だが、「先々」ということを考えるなら、それ以上に内容を見逃してはいけない。

 

実は私たち、有馬記念前に「全頭診断」という特別番組をYouTubeで行った。

その中で、ブレークアップについて

「重賞勝ちはフロックではないが、AR共和国杯&有馬記念と連勝したゴールドアクター程の勢いは感じられない」

と評価。正直に言って、初めてG1に挑む馬としては、物足りない雰囲気だった。

そんな状態で、ましてや不利な外側の8枠15番からのレースでは、厳しいレースもやむなし。要するに、着順ほど、中身は悲観するものではなかったのだ。

だからこそ、レース後の松山騎手のコメントにも「伏兵が強豪相手に好走!」といったような驚きはなかった。彼らしく淡々と

「スタートが良く、いいポジションで折り合いがついて、脚が溜まりました。最後はしっかり伸びて、力のあるところを見せてくれました。リズム良く、3000mもこなしてくれました。リズムが大事だと改めて思いました」

と語っているが、それも真の実力を知っているからこそだろう。

当然、順調なら次は【天皇賞春】になるだろうが、今回の好走は決してフロックではない!未来の主役に指名し、注目しておきたい。

 

 

フラワーカップの回顧&未来の主役

2023年 3月18日(土) 2回中山7日 天候 : 雨  馬場状態 : 不良
【11R】 第37回フラワーカップ
3歳・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(特指) 芝 1800m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
2 4 エミュー 牝3 54 M.デム 1.53.2 15-16-14-11 36.3 2 (美)和田正一
8 16 ヒップホップソウル 牝3 54 津村明秀 1.53.3  1/2 13-11-08-06 36.9 8 *(美)木村哲也
3 6 パルクリチュード 牝3 54 西村淳也 1.53.5 1 1/4 03-02-03-04 37.7 3 (栗)松永幹夫
6 12 ゴールデンハインド 牝3 54 丹内祐次 1.53.6 1 03-04-03-03 37.9 7 (美)武市康男
8 15 ココクレーター 牝3 54 ルメール 1.53.6 ハナ 15-13-12-09 36.9 4 *(美)木村哲也
4 8 マテンロウアルテ 牝3 54 横山典弘 1.53.7 クビ 07-08-08-09 37.4 1 (栗)坂口智康
7 13 ニシノコウフク 牝3 54 田辺裕信 1.53.8  3/4 05-05-03-04 38.0 10 (美)伊藤大士
1 2 パルティキュリエ 牝3 54 横山武史 1.54.0 1 1/4 01-01-01-02 38.5 5 (美)田中博康
5 10 クリニクラウン 牝3 54 原優介 1.54.2 1 1/2 10-11-12-13 37.5 16 (美)小手川準
10 3 5 ディヴァージオン 牝3 54 内田博幸 1.54.4 1 02-02-02-01 38.8 15 (栗)藤岡健一
11 7 14 エメリヨン 牝3 54 横山和生 1.54.6 1 1/4 12-13-14-13 37.6 11 (美)加藤士津
12 1 1 ドナウパール 牝3 54 戸崎圭太 1.54.6 ハナ 07-05-06-06 38.5 6 (栗)斉藤崇史
13 2 3 マルカシャルマン 牝3 54 石川裕紀 1.54.8 1 10-09-11-11 38.2 14 (栗)浜田多実
14 5 9 セリオーソ 牝3 54 三浦皇成 1.55.8 6 09-10-07-06 39.6 9 (美)高柳瑞樹
15 4 7 ミカッテヨンデイイ 牝3 54 松岡正海 1.56.4 3 1/2 05-07-08-13 40.1 13 (美)堀内岳志
16 6 11 フラッシングレート 牝3 54 石橋脩 1.57.5 7 13-15-16-16 39.7 12 (栗)音無秀孝

 

不良馬場をどう考える?

この日の中山競馬場は、朝から雨が降り続いた。その結果【フラワーカップ】は不良馬場での実施となったのだ。

さて、皆様は不良馬場の際、どのように予想を組み立てるだろう?

実は私たちは以前から「重、稍重では馬場適性の差が出るが、不良までいってしまうと、適性を超えてしまうため、底力勝負になる」と考えてきた。

長年、予想家としていきた中で導き出した、私たちなりの結論。

その考え方で、随分と勝ってきた自負もある。

だが、、、昨今の競馬は、過去の常識が通用しない時代に突入している。

調教の進化により、高齢馬の活躍が目立つようになったり、長期の休み明けの馬が、いきなり激走してみたり。

不良馬場に関しても、同様かもしれない。

 

明確に適性の差が出ていた

例えば、上位に入った2頭、エミューやヒップホップソウルは、明らかに普段とさほど変わらないような軽快なフットワークで序盤から走れていた。

対象的に、苦戦した馬の中には、明らかに走りにくそうにしていた馬もいた。

適性の差が、結果におよぼした影響を認めない訳にはいかないだろう。

不良馬場の考え方

今後、私たちも、一回フラットにして、考えていこうと思う。予想家として、さらにステップアップできるチャンスだと、前向きに受け止めたい。

さて、適性云々の話はそれは、実際に活躍した馬たちにケチをつけるものではない。

どういった条件であろうと、重賞という大舞台で上位に食い込むのは、本当に難しいこと。誇りに思ってほしい。

その一方で、レースを回顧する立場の人間としては、適性の差が勝負を分けてしまった今回の結果で、各馬の能力比較をすることはできない。というより、プロとしての責任として、それはしてはいけないと思う。

強いていえば、不向きと思える状況の中、5着まで脚を伸ばしてきたココクレーターは強そうだが、、、敢えて未来の主役は出さない。

彼女たちが次走で真の力を発揮できること、心より祈っている。

 

ファルコンステークスの回顧&未来の主役

2023年 3月18日(土) 2回中京3日 天候 : 曇  馬場状態 : 重
【11R】 第37回中日スポーツ賞ファルコンS
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1400m 14頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
4 6 タマモブラックタイ 牡3 56 幸英明 1.22.6    04-04 35.5 8 (栗)角田晃一
2 2 カルロヴェローチェ 牡3 56 武豊 1.22.6 ハナ    04-04 35.5 1 (栗)須貝尚介
3 4 サウザンサニー 牡3 56 松若風馬 1.23.1 3    09-10 35.4 14 (美)岩戸孝樹
6 10 ミルトクレイモー 牡3 56 鮫島克駿 1.23.2  1/2    09-09 35.6 7 (栗)中村直也
6 9 アームズレイン 牡3 56 北村友一 1.23.2 ハナ    02-02 36.4 12 (栗)上村洋行
1 1 テラステラ 牡3 56 坂井瑠星 1.23.4 1 1/4    07-07 36.0 4 *(栗)矢作芳人
4 5 バグラダス 牡3 56 菅原明良 1.23.5  1/2    07-07 36.1 3 (美)嘉藤貴行
8 13 スプレモフレイバー 牡3 56 菱田裕二 1.23.6 クビ    12-12 35.7 6 (美)久保田貴
5 7 スーパーアグリ 牡3 56 荻野極 1.23.9 1 3/4    11-10 36.2 5 *(栗)矢作芳人
10 7 12 サトノグレイト 牡3 56 角田大和 1.24.0  1/2    06-06 36.8 11 (栗)中竹和也
11 5 8 ペースセッティング 牡3 56 岩田康誠 1.24.0 クビ    03-03 37.0 2 (栗)安田隆行
12 7 11 メリオルヴィータ 牝3 54 岩田望来 1.24.1  1/2    14-13 35.9 13 (美)池上昌和
13 8 14 ハチメンロッピ 牡3 56 丸山元気 1.24.2  3/4    13-13 36.1 9 (美)矢野英一
14 3 3 ウメムスビ 牡3 56 角田大河 1.25.5 8    01-01 38.8 10 (栗)新谷功一

 

4着ミルトクレイモー→1200M路線で

フラワーカップほどの馬場ではなかったが(こちらは重馬場)それでも、馬場適性もあったのか、力の出せた馬と、そうではない馬の差が大きかったように思う。

それだけに、能力比較は難しいが、強いて言えば4着のミルトクレイモーになる。

道中は中団やや後方での追走だったが、フットワークは非常に軽快だったし、直線でも鋭く伸びていた。

それだけに「突き抜けるかな!?」と思ったが、急に脚が止まった。経験上、この手の急失速の原因は、ほぼ「距離」が原因と考えて間違いない。

レース後、鮫島駿騎手が

「距離がギリギリかなと思っていましたし、メンバー的にも控える競馬をしようと思っていました。リズム良く運べました。一瞬、勝つかなと思いましたが、坂を上って苦しくなり、左にモタれていました。それでも良い経験になったと思います」

と語っていたが、全くの同感だ。恐らく、1200Mなら相当のところまでいける!

今週行われる【高松宮記念】のメンバー構成からもおわかりの通り、現在のスプリント路線には、抜けた主役は見当たらない。

それだけに、順調に成長することができれば、秋あたりには、ビッグレース出走の場面もあるかも?

未来の主役に指名!ぜひ、意識しておいてほしい!

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