キングスポーツへのお申し込みはこちら
ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】高松宮記念 2025 など ⇒サトノ時代の到来か!?未来の主役には「超意外」なあの馬を指名!

【先週の重賞回顧】高松宮記念 2025 など ⇒サトノ時代の到来か!?未来の主役には「超意外」なあの馬を指名!

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

高松宮記念 2025 の回顧&未来の主役

2025年 3月30日(日) 2回中京6日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第55回高松宮記念
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 1200m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
5 10 サトノレーヴ 牡6 58 モレイラ 1.07.9    07-09 33.4 2 (美)堀宣行
7 14 ナムラクレア 牝6 56 ルメール 1.08.0  3/4    13-13 33.3 1 (栗)長谷川浩
7 15 ママコチャ 牝6 56 川田将雅 1.08.2 1 1/4    09-08 33.8 6 (栗)池江泰寿
6 12 トウシンマカオ 牡6 58 横山武史 1.08.3 クビ    10-09 33.8 5 (美)高柳瑞樹
7 13 エイシンフェンサー 牝5 56 川又賢治 1.08.5 1 1/2    05-05 34.2 8 *(栗)吉村圭司
1 1 マッドクール 牡6 58 坂井瑠星 1.08.7 1 1/4    07-05 34.4 4 (栗)池添学
3 6 ルガル 牡5 58 西村淳也 1.08.8  3/4    02-02 34.8 3 (栗)杉山晴紀
8 17 ドロップオブライト 牝6 56 幸英明 1.08.8    10-12 34.2 17 (栗)福永祐一
B2 3 ビッグシーザー 牡5 58 北村友一 1.08.9 クビ    01-01 35.1 7 (栗)西園正都
10 4 8 カンチェンジュンガ 牡5 58 武豊 1.09.0  1/2    10-09 34.5 9 (栗)庄野靖志
11 2 4 トゥラヴェスーラ 牡10 58 丸山元気 1.09.1  1/2    15-15 34.2 16 (栗)高橋康之
12 8 16 バルサムノート 牡5 58 亀田温心 1.09.2  1/2    13-13 34.4 18 (栗)高野友和
13 4 7 モズメイメイ 牝5 56 松若風馬 1.09.2 ハナ    05-05 35.0 14 (栗)前川恭子
14 3 5 オフトレイル 牡4 58 菱田裕二 1.09.2 クビ    18-17 34.0 11 *(栗)吉村圭司
15 5 9 キタノエクスプレス 牡7 58 国分恭介 1.09.4 1    15-15 34.4 13 (栗)坂口智康
16 B1 2 ウイングレイテスト 牡8 58 松岡正海 1.09.5  1/2    04-02 35.5 12 (美)畠山吉宏
17 6 11 スズハローム 牡5 58 佐々木大 1.10.1 3 1/2    17-18 34.8 15 (栗)牧田和弥
18 8 18 ペアポルックス 牡4 58 岩田康誠 1.10.3 1 1/4    02-02 36.3 10 (栗)梅田智之

 

激走した面々に感謝と祝福を!

おかげさまで先週、春開幕G1となった【高松宮記念】、そしてこの後にご紹介する【毎日杯】という2つの重賞を射止めることができた。

激走してくれた各指名馬には心から感謝を!

そして優勝したサトノレーヴとファンダムには祝福を申し上げたい。

参考⇒先週の的中実績

 

ということでここでは【高松宮記念】についてお話していこう。

レース前の段階から「レース史上でも屈指の混戦」という評判だったことは皆様もご存知の通り。

上位人気5頭までの単勝オッズが一桁台だった点も、混戦ぶりの証明と言えるだろう。

 

そして、評判だけではなく「本当の混戦」であれば、必ず伏兵の台頭がある。

というのも、上位人気馬は、必然的にライバルたちのマークを集めやすくなるから、スムーズなレースがしにくくなる。

対して、マークもされず、自分の力を出すだけに集中できる伏兵がたくさんいる。

「本当の混戦」で、各馬の能力差がそれほどなければ、伏兵が台頭するのが自然なのだ。

 

上位勢は本物

だが、結果はどうだったか?

順番の違いこそあれ、上位2頭は「人気の2頭」だったし、上位7着までの中に、単勝6番人気までの馬がすべて入っている。つまり

「力のある馬が順当に結果を出したレース」

ということであり、それは

「マークをされても結果を出せるほど、伏兵陣との間に力の差があった」

ことの証なのだ。

特に上位2頭は「上がり3ハロンのタイム&3着以降の上がりのタイム差」を見ても、明らかに一枚上。(上がりのタイム差についての考え方は、この後の毎日杯の回顧にてもう少し詳しく書いたので、あわせてチェックしてほしい)

結果論ではあるが、今のスプリント界は決して混戦などではなかったということになる。

 

時代の到来だ!

ちなみに勝ち馬のサトノレーヴと2着ナムラクレアは同じ6歳馬。

いくら、調教技術の進化により高齢の活躍馬が目立ち始めた昨今とはいえ、引退も見えてくる年齢だ。

だが!ここで強調したいのはサトノレーヴの戦績。

6歳ながら、順調に使えない時期もあったことから、過去11戦しか戦っていないのだ!

当然、馬体減りもしていない。(ちなみにナムラは、約2倍となる過去20戦)

 

強い!サトノレーヴ

今回の優勝もさることながら、昨年末の【香港スプリント】では、優勝した地元・香港のカーインライジング(この先、世界級のスプリンターになるだろうと言われている大器)との真っ向勝負で0.1秒差の3着。

既に十分な能力と実績の持ち主ではあるが、これからもっともっと良くなる可能性が高いのだ!

恐らくスプリント界は、これから「サトノレーヴ時代」に突入する。

そういった意味では、今回は「歴史的な一戦」だったのだ。

ここで馬券を射止められたことは改めて嬉しく思うし、皆様も10年後から20年後か、昔の競馬を振り返った時「俺はあの高松宮記念で獲ったんだぞ」と自慢してほしい。笑

 

未来の主役を挙げるなら?

上でも記した通り、サトノレーヴをはじめとした「上位入線馬=上位人気勢」は力がある。

そこから未来の主役を指名したところで面白くはないだろう。

今回は、それ意外の面々の中から「今は目立っていないけど、これから面白いかも」と感じた馬を一頭ご紹介したい。

結論は「9着ビッグシーザー」

単純にレース内容だけをみれば、序盤から積極的に飛ばして、直線で失速して沈んだ、それくらいのことに思えるかもしれない。

だが、ここでご紹介したいのが、レース後の北村友騎手のコメント

「一歩目が速くないのでスタートから出していこうと思いました。初めてブリンカーをつけて、本気になるスイッチが入ってくれましたが、テンからスイッチが入ってしまいました。行きっぷりがよくなりましたが、道中、息が入ればよかったですね」

要するに、ブリンカーが効きすぎてしまった、ということ。

 

ブリンカーは、集中できる分行きっぷりがよくなる効果が期待できるが、今回のようなリスクもある。陣営もそれはわかっていたはずだが、それでも「本気で頂点を狙った」からこそ、リスク承知でチャレンジしたのだろう。その意気込みに敬意を表したい。

今回は結果が出なかったがスイッチが入ったことも確かで、あとはそれをコントロールするのみ。その点、今年絶好調の北村友騎手なら、次は上手く乗ってくると思う。

既に重賞勝ちを経験しているほどの馬が、スイッチを上手く使いこなせるようになったら、どれだけのパフォーマンスをするのか?

非常に楽しみだし、自信をもって未来の主役に推奨したい!

毎日杯 2025 の回顧&未来の主役

2025年 3月29日(土) 2回阪神1日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第72回毎日杯
3歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝・外 1800m 10頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
7 7 ファンダム 牡3 57 北村宏司 1.45.9    07-09 32.5 2 (美)辻哲英
3 3 ガルダイア 牡3 57 藤岡佑介 1.46.1 1    01-01 33.5 7 (美)国枝栄
5 5 ネブラディスク 牡3 57 武豊 1.46.2 1    07-06 33.1 5 (栗)福永祐一
4 4 アスクシュタイン 牡3 57 川田将雅 1.46.5 1 1/2    04-03 33.7 4 (栗)藤原英昭
6 6 エコロディノス 牡3 57 岩田望来 1.46.7 1 1/2    02-02 34.0 6 (栗)大久保龍
2 2 ウォータークラーク 牡3 57 幸英明 1.46.7    02-03 33.9 8 (栗)石橋守
7 8 リラエンブレム 牡3 57 浜中俊 1.46.7 クビ    05-05 33.7 1 (栗)武幸四郎
1 1 キングノジョー 牡3 57 坂井瑠星 1.47.0 1 3/4    05-06 33.9 3 (美)田中博康
8 9 セルズパワー 牡3 57 M.デム 1.47.1  1/2    09-08 33.8 9 (栗)牧田和弥
8 10 ヴォラヴィア 牡3 57 団野大成 (栗)杉山佳明

 

勝ち馬に感謝しつつ

さて、上でご紹介した【高松宮記念】の回顧の中で、先週の的中実績のリンク先を紹介した。

そこからもおわかりの通り、私たちが迷わず単勝指名した7番ファンダムが、上がり3ハロン最速となる32秒5という驚異的な脚で優勝!

32秒5という数字自体もさることながら、上がり2位の馬(33秒1)に0.6秒という大きな差をつけていることが素晴らしい。

ありがとう!ファンダム

いつも申し上げている通り、時計自体は、馬場の影響もあるからそのまま鵜呑みにできないこともある。ただ、特に差し馬にとっては「上がりのタイム差」というのは、間違いなく能力の証明。

長年の競馬予想家としての経験から、これだけはハッキリ言える。

相当な大器だと思うし、これからの活躍も、心から楽しみにしている。

 

とはいえ、あれだけの勝ち方をした馬が素晴らしいことは誰もがわかっているだろうから(笑)

敢えて、ここでは2着の「ガルダイア」を未来の主役としてご紹介させてほしい。

 

注目すべき「1ハロン目&2ハロン目」

優勝馬の上がり3ハロンが32秒台だった点からもわかる通り、トータルでみると「スローの流れ」のレースだったと言えるだろう。

だが、細かくみていくと「タイトな部分」があることに注目したい。

具体的には、スタート直後の1ハロン目(12秒6)と2ハロン目(10秒7)のタイム差。

その差はなんと「1秒9」

過去10回の「良馬場」での毎日杯と比較したが、1ハロン目と2ハロン目のタイム差は今回が最大だった。

 

急激にスピードがあがれば負荷がかかることは、競馬に限らず人間でも同じ。自分に置き換えてみれば、そのキツさは容易に想像ができる。

そかも、それを演出したのは、序盤から先頭付近を走ったガルダイア自身だということも見逃せない。

このように、難しい競馬に挑みながら最後の最後までしっかり粘れたのは、能力の高さがあればこそ。

脚質的に、相手関係に左右される面もあるかもしれないが、同型が少ないレースでさえあれば、間違いなく重賞勝ちに届く馬だと思う。

くれぐれも「スローで粘った馬」などと軽視してはいけない。注目してほしい!

 

マーチS 2025 の回顧&未来の主役

2025年 3月30日(日) 3回中山2日 天候 : 晴  馬場状態 : 稍重
【11R】 第32回マーチS
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(指定) ダート 1800m 15頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
7 12 ブライアンセンス 牡5 57.5 岩田望来 1.51.5 06-07-06-04 37.9 2 (美)斎藤誠
8 14 マテンロウスカイ セ6 59 横山典弘 1.51.6 クビ 04-04-01-01 38.6 9 (栗)松永幹夫
1 1 ロードクロンヌ 牡4 57 藤岡佑介 1.51.6 クビ 02-02-03-02 38.4 1 (栗)四位洋文
3 4 ブレイクフォース 牡6 57.5 菅原明良 1.51.8 1 12-12-11-11 37.7 11 (美)中舘英二
B3 5 ホウオウルーレット 牡6 57 田辺裕信 1.52.0 1 1/4 12-12-13-13 37.8 6 (美)栗田徹
4 6 ハビレ 牡4 57 三浦皇成 1.52.1  1/2 11-11-11-11 38.1 4 (美)武井亮
4 7 ミッキーヌチバナ 牡7 58 丹内祐次 1.52.3 1 1/2 08-08-08-07 38.5 5 (栗)高橋亮
6 11 ダノンスコーピオン 牡6 59 大野拓弥 1.52.4 クビ 06-06-06-07 38.8 13 (栗)福永祐一
8 15 ペイシャエス 牡6 59 横山和生 1.52.4 クビ 05-05-05-04 39.0 3 (美)小西一男
10 5 9 ヴァンヤール 牡7 58 石川裕紀 1.52.7 1 1/2 15-15-14-14 38.1 10 (栗)庄野靖志
11 7 13 ピュアキアン 牡4 55 吉田豊 1.53.0 2 01-01-02-03 39.9 7 (美)竹内正洋
12 5 8 ストライク 牡5 55 石橋脩 1.53.4 2 08-08-08-09 39.6 12 (美)加藤士津
13 2 2 キタノリューオー 牡7 57 原優介 1.53.4 ハナ 08-08-08-09 39.6 14 (美)萱野浩二
14 B2 3 スレイマン 牡7 57.5 戸崎圭太 1.53.4 クビ 02-02-03-04 40.1 8 (栗)池添学
15 6 10 コパノニコルソン 牡6 55 内田博幸 1.53.8 2 14-14-14-15 39.2 15 (栗)宮徹

 

まさか!マテンロウスカイが2着とは、、、

レース前から注目を集めた上位人気2頭、ブライアンセンス(2番人気)とロードクロンヌ(1番人気)の間に食い込んだのは、単勝9番人気の伏兵・マテンロウスカイだった。

ご存知の通り、昨年2月の【中山記念】を優勝している「芝の重賞ウイナー」

血統的にも父モーリス&母父スペシャルウィークは、現役時代、芝の超一流ホースだった。

そんな馬だから、6歳にしてここがダート初挑戦。斤量も59キロ。

さらに馬体重480キロも、大型有利とされるダート路線には向くとは思えない。

そういったタイプの馬が、人気2頭の間に割って入り2着。

それも、管理する松永幹調教師が

「直線に向いた時は勝ったと思いましたが59キロの分、最後は脚が上がりました」

と語っているように、タラレバは禁物にせよ、例えば57~58キロで走っていれば、、、勝利まであったかもしれない。

 

素直にマテンロウを褒めるべき

こうした結果から、

「初ダートの馬に、実質勝利のような走りをされるなんて。今回の出走馬たちの実力は大したことないな」

という考え方をする人も出てくるだろう。もちろん、見方は人それぞれだから、それを否定するつもりはない。

ただ、私の間隔としては、相手どうこうより、素直に、隠れていたマテンロウスカイのダート適性の高さを素直に評価すべきだと思う。

マーチSは衝撃の展開に

もちろん、横山典騎手の手綱さばきの上手さもあったにせよ「普通のダート初挑戦馬」だったら、経験豊富な面々を相手に、自ら動いて途中から先頭に立つ競馬など、決してできない。

 

実は松永幹師はレース後「今後の選択肢が広がった」という趣旨のコメントもしている。

ダート馬としての適性の高さをハッキリ確認できたからこそ、選択肢というフレーズが出てきたのではないだろうか。

今の日本ダート勢といえば、いわゆる「海外組」のレベルが飛び抜けていると言われる。そうした圧倒的な牙城を崩す可能性があるとしたら、マテンロウスカイのような、芝出身組の未知の魅力なのかもしれない。今後に注目だ!もちろん未来の主役に。

日経賞 2025 の回顧&未来の主役

2025年 3月29日(土) 3回中山1日 天候 : 曇  馬場状態 : 稍重
【11R】 第73回日経賞
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 2500m 15頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
5 8 マイネルエンペラー 牡5 57 丹内祐次 2.36.1 03-03-03-02 37.0 2 *(栗)清水久詞
B4 6 チャックネイト セ7 57 モレイラ 2.36.1 クビ 08-08-08-07 36.5 5 (美)堀宣行
4 7 アーバンシック 牡4 58 ルメール 2.36.2 クビ 09-10-08-07 36.6 1 (美)武井亮
8 15 リビアングラス 牡5 57 松山弘平 2.36.2 クビ 02-02-02-02 37.2 6 (栗)矢作芳人
6 11 マイネルクリソーラ 牡6 57 菅原明良 2.36.2 11-13-11-10 36.4 13 (美)手塚貴久
3 5 ヴェルミセル 牝5 55 津村明秀 2.36.3  1/2 11-11-11-10 36.5 8 (栗)吉村圭司
2 3 マイネルウィルトス 牡9 57 横山武史 2.36.4 クビ 05-05-05-04 37.1 10 (栗)宮徹
2 2 マテンロウレオ 牡6 57 横山典弘 2.36.5  1/2 03-03-03-04 37.4 3 (栗)昆貢
1 1 アラタ 牡8 57 大野拓弥 2.36.5 06-06-07-07 37.1 12 (美)和田勇介
10 B5 9 ハヤヤッコ 牡9 58 吉田豊 2.36.5 ハナ 11-11-13-10 36.6 7 (美)国枝栄
11 8 14 バビット 牡8 57 戸崎圭太 2.36.5 ハナ 01-01-01-01 37.6 9 (栗)浜田多実
12 7 13 シュヴァリエローズ 牡7 58 北村友一 2.36.6 クビ 14-14-14-14 36.5 4 *(栗)清水久詞
13 7 12 ホウオウノーサイド 牡6 57 杉原誠人 2.36.8 1 1/4 14-14-15-14 36.5 15 (美)奥村武
14 6 10 ブレイヴロッカー 牡5 57 石橋脩 2.36.8 ハナ 06-06-05-06 37.5 14 (栗)本田優
15 3 4 マキシ 牡5 57 三浦皇成 2.36.8 09-08-08-10 37.1 11 (栗)辻野泰之

史上最大の激戦=ノーカウント

衝撃の記録が生まれた。

勝ち馬マイネルエンペラーから、最下位に沈んでしまったマキシまでのタイム差は「わずか0秒7差」

実は、これまで、中山芝2500Mのレースにおいて、勝ち馬から最下位までのタイム差の最少記録は「0秒9」だったそうだ。(2007年のグッドラックハンデ&2010年の日経賞/記録が残っている1986年以降のデータ)

それを0秒2も更新したのだから、舞台史上、最大の激戦だったということになる。

 

その一方で、上位に入った馬の多くはタフな稍重の馬場を上手くこなしているように見えたし、一方で下位に沈んだ馬の多くは、そうした馬場が不得手なように感じられた。

私が何が言いたいか?要するに

「それでも優勝から最下位まで0秒7差しかつかなかった」

ということ。

決して今回の上位陣を貶めるつもりはないし、今回の結果は結果として、正当に評価されるべきだと思う。

それでも、仮に今回が良馬場でのレースだったら、全く違う結果になっていた可能性は高いと考えずにはいられない。

だからこそ、上でも記した通り「ノーカウント」なのだ。

記事を書いているものの責任として、中途半端にレースを論じたし、未来の主役を挙げるのは真摯ではないと思うし、敢えて今回はここで閉めさせてもらいたい。

競馬は何が起こるかわからないと言われるが、同じように、レース回顧でもこんなことがあるということで(笑)

それでは、また来週お会いしよう。

勝負の明暗バックナンバーは下記をクリック

勝負の明暗はどこにあったのか?そして次なる栄光へのヒントはここにある!!

 

関連記事

最新記事

カテゴリー

YouTube

よく読まれている記事