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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】宝塚記念 2024 ⇒私たちは「新しい時代の扉が開いた瞬間の目撃者」になれたのかもしれない

【先週の重賞回顧】宝塚記念 2024 ⇒私たちは「新しい時代の扉が開いた瞬間の目撃者」になれたのかもしれない

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

宝塚記念 2024 の回顧&未来の主役

2024年 6月23日(日) 4回京都8日 天候 : 曇  馬場状態 : 重
【11R】 第65回宝塚記念
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝・外 2200m 13頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
8 12 ブローザホーン 牡5 58 菅原明良 2.12.0   11-11-10-07 34.0 3 (栗)吉岡辰弥
6 9 ソールオリエンス 牡4 58 横山武史 2.12.3 2 07-07-12-11 34.0 7 (美)手塚貴久
3 3 ベラジオオペラ 牡4 58 横山和生 2.12.4 クビ 03-04-03-03 34.8 5 (栗)上村洋行
5 7 プラダリア 牡5 58 池添謙一 2.12.4 クビ 03-02-02-01 34.9 6 (栗)池添学
7 10 ローシャムパーク 牡5 58 戸崎圭太 2.12.9 3 09-09-03-04 35.3 4 (美)田中博康
4 4 ドウデュース 牡5 58 武豊 2.12.9 クビ 11-11-13-11 34.6 1 *(栗)友道康夫
4 5 ディープボンド 牡7 58 幸英明 2.12.9 クビ 05-05-08-05 35.2 8 (栗)大久保龍
8 13 ルージュエヴァイユ 牝5 56 川田将雅 2.12.9 ハナ 01-01-01-02 35.3 10 (美)黒岩陽一
7 11 ヤマニンサンパ 牡6 58 団野大成 2.13.3 2 13-13-10-07 35.3 13 (栗)斉藤崇史
10 2 2 ジャスティンパレス 牡5 58 ルメール 2.13.6 1 3/4 07-07-05-05 35.9 2 (栗)杉山晴紀
11 B1 1 シュトルーヴェ セ5 58 レーン 2.14.5 5 09-09-05-07 36.7 9 (美)堀宣行
12 5 6 ヒートオンビート 牡7 58 坂井瑠星 2.15.5 6 06-05-09-13 37.3 12 *(栗)友道康夫
13 6 8 カラテ 牡8 58 岩田望来 2.15.8 1 1/2 02-03-05-07 37.8 11 (栗)音無秀孝

まずは、皆様への感謝から

先週末をもって、上半期のJRA競馬が修了。

来週から夏競馬が本格的に始まると同時に、下半期の競馬がスタートする。

つまり今回は「区切りの週の回顧コラム」になるので、まずはお世話になった皆様への感謝から申し上げたい。

おかげさまで、3月〜6月まで、4ヶ月連続で「勝負レースのプラス収支を継続中」

先週の勝負レースでも特大11万馬券をゲットしたので、6月の数字はさらに伸びることになるだろう。

速報▶︎特大11万馬券的中など先週の成績

 

もちろん【宝塚記念】をはじめとして、大きな期待をいただきながら逃したレースもあるから、全面的にご満足くださいと申し上げるつもりはない。

それでも、私たちが最も大事にするモットーでもある「いい予想」は、少なからずお届けできたのではないかと自負している。

(いい予想についての思いは、本コラムのラストでも掲載させてもらった。改めて、私たちの思いを感じてほしい)

好結果を自信にして、一方で反省すべきは反省し、明日への糧として、下半期はさらなる歓喜と絶叫のゴールへ、皆様を導くことをお約束する。

引き続きのお付き合い、よろしくお願いします。

 

では、ここからは【宝塚記念】のお話へ。

印象的な、若き名将のコメント

大一番ということもあり、レースへ向けて、いつも以上に「関係者コメント」がネット界隈、スポーツ紙面などを賑わせていたが、、、

中でも非常に印象的だったのが、2番人気・ジャスティンパレスを管理する杉山晴調教師。

以下の旨の話をしていたのだ。

道悪はほぼ未経験で、正直なところ未知数。ものすごくフィットするイメージはない。

杉山晴調教師は、ジョッキーで言うところの川田騎手に近い印象。とにかく、率直に思いを語ってくれる。

必要以上に大きいことも言わないし、逆に必要以上に謙遜もしない。当然、馬券を買う側にとっては、非常に参考になるということ。

それでも、ジャスティンパレスは、1年以上、ハイレベルな相手と戦いながら、凡走らしい凡走はしていない。ましてや鞍上はルメール。

そんな背景もあってか、2番人気に評価されたが、、、結果は10着。案の定と言うべきか、終始、進みが悪かった。

 

そして、杉山師のコメント、そしてジャスティンパレスの結果は、今回の【宝塚記念】を象徴するものだと思う。

 

勝負の明暗を分けた「雨量」

以前からこちらのコラムを読んでくださっている方ならご存知かと思うが、私たちは次のような持論をもっている。

「重馬場は、もろに馬場適性の差がでる。不良馬場までいくと底力勝負になる」

極端な言い方になってしまうが「不良馬場=田んぼのような馬場」になると、ある意味で水の中を走っているような状況だから、皆苦しい。つまり底力勝負になるということ。

創業以来、40年以上の予想家としての戦いの中から生まれた経験則だから、相応の信憑性はあると自負している。

ひょっとしたら、ジャスティンパレスにしてみれば、どうせ雨が降るなら、不良になるまでトコトン降るような天候であれば、もう少し良い着順を得られたかもしれない。

 

対して、優勝&2着に激走したのは、戦前より、誰もが道悪適性の高さを認めていた2頭だった。

 

あくまでも「結果」がすべて

特にブローザホーンは、鞍上・菅原明騎手、管理する吉岡調教師と、いずれもG1初制覇!

心から祝福を申し上げたい。

上がり最速の脚で2着した前走【天皇賞・春】をはじめとした昨今の充実したレースぶりから、力をつけていたことは明らかだし、ましてや得意の道悪が舞台なら、好走は必然だったのかもしれない。

ただ、誤解のないように申し上げておくと、あくまでも競馬は結果がすべてだということ。

今回に限った話ではなく、馬場の恩恵があろうが、枠の恩恵があろうが何だろうが「勝った馬が強い」

つまり、結果がすべてなのだ。

それに、ブローザホーンのケースでいえば、そもそもの実力が高くなければ、例え馬場の恩恵があろうとも、勝てる相手ではなかったと思う。

だから、秋以降も決して侮ってはいけない馬だと思う。極端な時計勝負になるとわからない面もあるが、仮に【天皇賞・秋】や【ジャパンC】に出走でも十分に「主役候補」として考える必要があるだろう。

 

何より驚いたのが「2名のジョッキー」

さて、今、書いた内容といきなり「矛盾」するようで恐縮だが

「そうは言っても馬場の恩恵、適性の差が大きいレースだったことは事実」

だとも思う(苦笑)

したがって、馬に関して、深く掘り下げることは、今回に関しては、それほど意味のないことだと思うのだ。

それより何より、今回、私が最も驚かされたのが「2名の騎手の騎乗ぶり」

もちろん、ブローザホーンを優勝に導いた菅原明騎手と、2着ソールオリエンスの横山武騎手だ。

「百聞は一見にしかず」

という言葉もある。ぜひ、改めて、JRAの公式サイトなどで、レースの動画をご覧いただきたい。

 

まずは12番枠からスタートした菅原明騎手。隣(大外)の13番ルージュエヴァイユ(川田騎手)が積極的に前にいったことで、それについていくこともできたが、なかなかスムーズにはいかず、最後方に近い位置での待機となった。

G1で3番人気馬に騎乗。菅原明騎手にとっては、デビュー以来、最も重圧が場面だったと言ってもよいだろうし、普通なら焦りの感情が芽生えそうなものだ。

だが、後方で待機する姿、雰囲気からは、焦りは微塵も感じられなかった。

もちろん、馬の実力、道悪適性に対する信頼もあったのだろう。だが、それにしても堂々としていたし、既にG1をいくつも勝っているジョッキーのようにさえ見えた。

そう、奇しくも今回、同じような位置でレースを進めた、武豊騎手のように。

 

彼らが、新しい時代の扉を開けるか?

同様のことは横山武騎手からも感じられた。

こちらは、序盤から、久々にこの馬らしい良い手応えでレースを進めていた。

中団追走から、色気を持ちたくなるところだが、決して無理をせず、じっくりと戦況を見据える。

激しいゴール前

一方で、ガンガンまくっていく後続の馬たちに交わされても、全く動じる姿はない。

それこそ、お父さんの横山典弘ジョッキーのように

「周囲のことは関係ない。自分の馬とだけ向き合う。自分の馬が力を出し切れることだけに専念する」

と語っているかのようだった。そして案の定、ソールオリエンスは素晴らしい末脚を炸裂させた。

 

近年の日本競馬界におけるNo1ジョッキーは、ルメール騎手であり川田騎手だろう。

だが、日本競馬界の「顔」という点でいえば、今なお武豊騎手、そして横山典弘騎手ではないだろうか。

そして、春のグランプリという大一番において、まるで「顔・顔負け」(ダジャレのようで申し訳ないが。苦笑)の騎乗をして、尚且つ結果を出した彼ら。

「近い将来、彼らが日本競馬界の新しい顔になるかもしれない」

そんな予感を覚えずにはいられなかった。

ひょっとしたら、私たちは「新しい時代の扉が開いた瞬間の目撃者」になれたのかもしれない。

感謝と大きな期待を込めて、彼ら2人を未来の主役に指名し、締めくくりたい。

 

わたしたちは「いい予想」を生み出す予想会社です。

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