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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】プロキオンS&七夕賞など 2024 ⇒穴発掘に向けて、意識すべき「2つのポイント」とは?

【先週の重賞回顧】プロキオンS&七夕賞など 2024 ⇒穴発掘に向けて、意識すべき「2つのポイント」とは?

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

プロキオンS 2024 の回顧&未来の主役

2024年 7月 7日(日) 3回小倉4日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第29回プロキオンS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1700m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
6 11 ヤマニンウルス 牡4 57 武豊 1.42.7 04-03-03-01 37.5 1 (栗)斉藤崇史
B3 5 スレイマン 牡6 57 西村淳也 1.43.2 3 05-05-04-03 37.8 3 (栗)池添学
B1 1 マリオロード 牡5 57 松山弘平 1.43.3  3/4 10-10-09-09 37.4 12 (栗)安達昭夫
5 9 ハピ 牡5 57 菱田裕二 1.43.3 クビ 11-11-11-06 37.3 2 *(栗)大久保龍
2 3 ゲンパチルシファー 牡8 57 団野大成 1.43.3 クビ 14-14-14-14 36.7 14 (栗)佐々木晶
1 2 ヴァンヤール 牡6 57 荻野極 1.43.5  3/4 05-06-07-06 37.9 8 (栗)庄野靖志
8 16 ラインオブソウル 牡5 57 松若風馬 1.43.6  1/2 15-14-14-14 36.9 10 (栗)音無秀孝
7 14 ブラックアーメット 牡6 57 泉谷楓真 1.43.6 クビ 13-12-13-12 37.3 4 (栗)角田晃一
2 4 リプレーザ 牡6 58 国分優作 1.44.1 2 1/2 11-12-11-09 38.0 16 (栗)大根田裕
10 B4 8 ウェルカムニュース 牡5 57 M.デム 1.44.2  1/2 16-16-16-16 37.1 11 (栗)池江泰寿
11 5 10 メイショウダジン 牡7 57 小沢大仁 1.44.2 ハナ 07-07-04-06 38.7 15 (栗)渡辺薫彦
12 B8 15 グロリアムンディ 牡6 58 幸英明 1.44.5 2 07-07-04-04 39.0 7 *(栗)大久保龍
13 6 12 デシエルト 牡5 57 岩田康誠 1.44.8 1 1/2 09-09-09-12 39.0 5 (栗)安田翔伍
14 7 13 ブルーサン 牡3 54 和田竜二 1.45.0 1 1/2 01-01-01-02 40.1 6 (栗)川村禎彦
15 B3 6 レガーメペスカ 牡7 57 田口貫太 1.46.2 7 03-03-07-09 40.6 13 (栗)藤野健太
16 4 7 バスラットレオン 牡6 58 坂井瑠星 1.46.2 クビ 02-02-02-04 41.2 9 (栗)矢作芳人

絶好調!2万馬券ゲット👍️

いきなりだが、キングスポーツ、絶好調だ!笑

毎週のように、この重賞コラムが「成績報告」のようになり恐縮だが、またもや【プロキオンS】において、3連単35点で2万5360円の馬券を射止めることができた。

激走してくれた、上位入選馬たちには心から感謝したい。

また、いつも申し上げていることではあるが、的中報告は、単なる自慢ではない。

「競馬が見えていることをご理解いただければ、コラムの説得力が大幅に増す」

だからこそ、お伝えしていることをご理解いただけると幸いだ。

参考→プロキオンSなど勝負Rで4戦2勝!先週の成績速報

 

そんな「見えている」私たちが、何をお話すればよいか?

勝ち馬の強さなど、様々な媒体が記しているだろうから、私たちが語るまでもない。

2着馬だって、それに近い状況だろう。

それよりも、3着に食い込んだ、単勝12番人気の大穴マリオロードを指名できた理由こそ、皆様にとっては有益ではないだろうか。

 

12番人気馬の指名理由は?意外にも、、、

マリオロードとはどんな馬か?

今年に入ってからは3戦を消化していたが、いずれもオープン特別で5着。

だから決して悪くはないが、失礼を承知で申し上げるなら「馬券には足りない位置で安定してしまっている馬」でもあった。

ましてや今回は、一段相手関係のレベルが上がる重賞へのチャレンジだ。

12番人気の評価も致し方なかったのかもしれない。

そうした馬を敢えて指名したのだから、恐らく皆様は

「ひょっとして仕上がりが良かったの?」

と想像されるかもしれない。確かに、私たちは穴の発掘の際に、仕上がりの良さを大事にするケースも少なくない。

だが、正直に申し上げるが、割と普通だった。笑

 

調教技術の進化による「考え方の変化」

実は最近、私たちの中で、調教に対する考え方に、少し変化が起きていることを正直にお伝えしたい。

もちろん調教は大事だけど

何と言っても、能力拮抗の時代だ。軸に期待する馬、あるいは相手上位に指名する馬に関しては、相変わらず「仕上がりの良さ」が大きなウェイトを占めている。

だが、一方で、昨今の調教技術の進化によるものなのか、特に重賞においては

「特別に仕上がりが悪いという馬はほぼいない」

わかりやすくいうと「ズバ抜けた仕上がりを誇る数頭に対し、その他の多くの馬は普通」といったような感じだろうか。

だからこそ、ヒモ候補に関しては、最近はほとんど仕上がりを意識していない。(繰り返しになるが、意識せずとも、皆、普通の状態にはあるからだ)

それよりも、私たちは「ローテーション」を大事にするようにしている。

 

「決め打ち」と「リピーター」

ローテーションとひとくちに言ったが、具体的に申し上げると「決め打ち」と「リピーター」

「決め打ち」に関しては、シンプルに「キー」になるレースを探すこと。

重賞の場合、大抵、4~5通りの前走から、出走馬が集まってくるものだ。

今回もそういった状況だったが、私たちは【三宮S】のレース内容が濃かったと判断した。

マリオロードも【三宮S】で5着だったが、キレのある末脚を繰り出し、2着馬からは0.3秒差にまとめていた。

もちろん、キーになるレースの選択は容易ではないが、上でも記した通り、能力拮抗の時代だからこそ、特にヒモ候補に関しては腹をくくる信念が必要だ。また、毎週のようにキーを意識することで見えてくるものもあるだろう。

 

ローテは大切に

また、同じく能力拮抗の時代だからこそ「リピーター」つまりコース適性の高い馬は必ず意識したい。

実は今回、5着に入ったのは14番人気のゲンパチルシファー。5着とはいっても、マリオロードとは同タイムだから、コチラが3着になっていてもおかしくなかったが、もちろん、私たちは指名していた。

この馬、実は2年前の【プロキオンS】(今回と同じ舞台)の優勝馬だった。

あれから2年、8歳になり能力面は衰えたが、コース適性には衰えるものではない。やはり、良い走りをした。

ぜひ皆様「決め打ち」と「リピーター」の考え方は必ず役に立つケースがあると思うので、強く意識しておいてほしい!

 

七夕賞 2024 の回顧&未来の主役

2024年 7月 7日(日) 2回福島4日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第60回七夕賞
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 15頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
3 4 レッドラディエンス 牡5 57 戸崎圭太 1.57.9 08-08-08-08 34.9 2 *(栗)友道康夫
6 11 キングズパレス 牡5 57 松岡正海 1.58.2 2 10-09-09-09 34.9 1 (美)戸田博文
4 7 ノッキングポイント 牡4 57.5 杉原誠人 1.58.3 クビ 06-06-06-06 36.0 8 (美)木村哲也
5 8 ダンディズム セ8 57 三浦皇成 1.58.4 クビ 05-05-05-04 36.5 9 (栗)野中賢二
6 10 リフレーミング 牡6 57 丸田恭介 1.58.5  1/2 12-13-11-13 35.0 3 (栗)鮫島一歩
2 2 レッドランメルト 牡5 56 吉田豊 1.58.5 クビ 04-04-03-02 36.7 12 (美)国枝栄
4 6 アラタ 牡7 58 横山典弘 1.58.6 クビ 10-11-11-09 35.1 6 (美)和田勇介
1 1 ノースザワールド 牡6 55 柴田善臣 1.58.9 2 14-14-15-13 35.1 13 (美)斎藤誠
B2 3 ボーンディスウェイ 牡5 56 木幡巧也 1.58.9 03-03-03-02 37.2 4 (美)牧光二
10 B3 5 カレンルシェルブル 牡6 57 田辺裕信 1.59.0 クビ 15-15-11-11 35.5 5 (栗)安田翔伍
11 5 9 バビット 牡7 57 内田博幸 1.59.1  3/4 01-01-01-01 37.8 10 (栗)浜田多実
12 7 12 ダンテスヴュー 牡5 55 石橋脩 1.59.5 2 1/2 09-09-09-11 36.2 14 *(栗)友道康夫
13 B8 14 フェーングロッテン セ5 58 石川裕紀 1.59.5 07-07-07-07 36.8 11 (栗)宮本博
14 8 15 セイウンプラチナ 牡5 55 原優介 1.59.8 2 02-02-02-04 38.4 7 (美)千葉直人
15 7 13 グレンガリー セ9 53 丸山元気 2.02.9 大差 12-11-11-15 39.4 15 (美)萩原清

予想通りの流れだったが

まず初めにはっきりと申し上げておこう。

私たちが1週前から指名した☆穴馬であり軸馬は、8番のダンディズムだった。

9番人気ながら4着という着順だったから、馬券までは惜しかったが激走を感謝したい。

一方で「非常に悔しい」という思いが同時にあることも正直に申し上げよう。

 

なぜか?ということでご紹介したいのが、実際に有料会員様にご提供したダンディズムの解説文。

ポイントとなる部分を抜粋する。

メンバーを見る限り、セイウンプラチナ、バビットは先手を主張したいタイプだから、いきなり飛ばすだろう。実績のあるフェーングロッテンや、上位人気候補でもあるボーディスウェイもそれについていく。ノッキングポイントもできれば前をとりたい。従って、序盤から、タイトな流れになるだろう。末脚を溜めてこそ、あるいは昨年の【小倉日経オープン】(1着)のようにペース次第では捲っていくこともできるこの馬にとっては、理想的とさえいえそうだ。

実際に、先頭の馬の前半1000Mの通過は57秒3と速かった。

レース展開の読みはドンピシャだった。

 

むしろ「底力の証明」

1000M通過の時計を見た時「しめしめ。予想通り、後ろの馬の出番だ」と思ったのだが、、、

なんとダンディズムが好位にいる(笑)

レースは生き物だから何が起こっても驚けないとはいえ、この位置どりは想定外だった。

まさかのダンディズム

ただ、そこから強さを感じさせてくれるのだから素晴らしい。

ペースが速い中、さらに3コーナー過ぎからはロングスパートをかけてグングン位置取りを挙げていく。

結果的に、さすがにラストは伸びきれなかったが、それでも、位置どりなど諸条件を鑑みれば、上位3頭に勝るとも劣らない中身。というより、最も価値あるレースをしたように思う。

レース後、三浦騎手が

ペースが速いのはわかっていましたがこの馬の持ち味を出すためにロングスパートをしかけました。最後までバテていませんし、この馬らしいレースができました

と高く評価していたが、それも納得だ。

 

年齢は関係ない

ちなみに、ダンディズムは現在8歳。年齢だけをみれば、大ベテランの域に入りつつある。

だが、長く競馬をご覧の方ならおわかりの通り、この馬、昨年前半くらいまでは、それほど目立った馬ではなかった。

昨年の夏に札幌のオープン特別で立て続けに好走し、それをキッカケに重賞にも顔を出すようになった。

要するに、本格化の兆しを見せ始めたのが昨年なのだから、8歳とはいえ、まだまだこれからの馬!

G1ではどうかはわからないが、少なくともG2以下、それも2000M以上のレースであれば、勝ち負けになる可能性は十分にある!未来の主役に指名したい。

 

そして三浦騎手

結果だけをみれば「もう1~2列後ろにいてくれたら」とも思うが、セオリー無視で、果敢に攻めていった姿勢は「本気で勝ちを狙いにいっていた証」ではないだろうか。

大器!ラムジェットの主戦でもある三浦騎手

少し前までの三浦騎手は、良くも悪くも優等生タイプ。卒なく乗る騎手のイメージが強かった。

もちろん、卒なく乗ること自体が簡単ではないし、それは決して悪いことではない。ただ、今の三浦騎手は「殻を破りかけている感じがする」。ダートの大器・ラムジェットとの出会いが、彼を奮い立たせているのではないだろうか。

今の分なら、念願の中央G1初勝利も決して遠い夢ではないように思える。

期待を込めて、今回は「人馬」を未来の主役にさせてもらおう。頑張れ!

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