こんにちは、スタッフの中田です。先日、友人と競馬場に行ったのですが、帰りの電車内でこんなことがありました。
私中田が復習の意味で、各レースに関する諸々を見直していると
「随分熱心だけど、全く同じメンバーで行われるレースなんて2度とないんだから、復習したって仕方ないんじゃないか?」と聞かれたのです。
そんな友人に言ってやりましたよ。「だから君は当たらないんだ」と。笑
友人の言う通り、確かに同じメンバーで行われることはありませんよね。しかし、各馬の能力や脚質、展開など、諸条件が似たような状況で行われるケースは必ず訪れます!
例えば、抜けた1強が存在するレースだったり、力のある逃げ馬が複数存在するレースだったり、スローからの瞬発力勝負が確実視されるレースだったり。
復習こそが次の予想の財産になる
毎年何千レースと行われる競馬。つまり数年競馬を見ていれば、何万のレースに触れることになります。その中で、全く似た状況のレースに出会えない、ということは考えられません。
復習したことを「自らの財産」にし、予想の際に「あの時のレースに似ている。あの時はこういう結末だったな」と引き出すのです。
このような考え方で、キングスポーツも、私個人もたくさんの馬券を当ててきましたが、もちろん、条件が似ているとはいえ結果まで似るとは限りません。競馬はそんなに甘いものではありませんからね。
それでも、何も知らずに予想したうえで外すのと、様々なことを精査し、ベストを尽くした上で外すでは自らの納得度が違うでしょう。「ベストを尽くしたんだから、気持ちよく次に向かおう」と頭の切り替えも速くなりますし、モチベーションも保てます!
そういえば、編集長もエリザベス女王杯の狙いにおいて「今年はあの年に似ている」などと書いていました。是非ご覧下さい。
福島記念 2017 に似たレースがある
長々と書いてきましたが、中田的には、福島記念 2017 は、新潟大賞典 2015 に近い面があるなと感じています。それは「G1の裏開催(同日開催)にもかかわらず、全国リーディングのトップを争うジョッキーが遠征してきて有力馬に騎乗する」という面において。これも「復習」の中から生まれた発想ですね。
▼参考レース 新潟大賞典 2015
新潟大賞典 2015 では川田騎手が1番人気に騎乗(最終的に全国7位)、福永騎手が3番人気に騎乗(最終的に全国2位)。他馬からのマークが集まったことが原因でしょうか、共に馬券圏外に沈みましたね。
今回は、現時点での全国2位、戸崎圭太騎手が1番人気候補サンマルティンに騎乗します。当然、マークは凄いでしょう。それを掻い潜って勝利を掴めるのか?川田や福永らと同様、沈んでしまうのか?
貴方ならどのように考えますか?
キングスポーツは、あらゆる角度から検証した上で「確信の結論」を出しました。さあ、一緒に勝負しませんか?