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ホームスタッフコラム【JRAの平地競走における負担重量の引き上げについて/2023年】⇒変更点を解説&何か変化は見られた?「仮説」もご紹介

【JRAの平地競走における負担重量の引き上げについて/2023年】⇒変更点を解説&何か変化は見られた?「仮説」もご紹介

 

▼このコラムについて▼

「はじめまして」の方もいれば、既にキングスポーツのご利用経験をお持ちの方、あるいはYouTubeチャンネル(キング予想TV&キング予想いろは)をご覧下さっている方もいらっしゃるかもしれませんね。

いずれにしても、皆様こんにちは!私はキングスポーツスタッフの中田と申します!

このコラムでは「一緒に競馬を学びながら、明日の夢馬券獲得へ向かいたい」という思いを元に、私たちなりの「予想の際に大事にするポイント」あるいは「騎手や調教師などのデータ」をご紹介して参ります。

一緒に競馬を学びましょう

競馬は「年齢を問わずに楽しめる最高の趣味」だと私は考えます。キングスポーツのご会員様も、下は20代から上は80代まで、本当に幅広いんです。
今、このコラムをご覧の皆様も、この先何十年も楽しまれる方ばかりでしょうし、どうせ楽しむなら「馬券で勝ちませんか!?」

そして、そんな皆様のお役に立てる存在こそが、創業40年以上の歴史を誇る私たちキングスポーツだと自負しておりますし、このコラム(あるいはレース回顧など、公式サイト上の他のコラム)も、私たちを知っていただく過程の一環です。

前置きが長くなりましたが、毎週気持ちをこめて書いていきますので、ぜひご覧ください。末永いお付き合いになりますように!

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騎手のために!負担重量の変更

さて、ご存知の方も多いかとは思うが、実は2023年の開幕より「騎手の負担重量」が変更されたんです。

昨年の10月中旬頃

「騎手の健康と福祉および将来にわたる騎手の優秀な人材確保の観点から、平地競走における馬齢重量(3歳9月まで)および3歳(4歳)以上馬競走の別定重量における基礎重量と、最低負担重量を引き上げる」

という発表がJRAからありました。

騎手の健康のために

確かに、ジョッキーの中には、負担重量を守るため、毎週のように減量を余儀なくされている人もいるようです。昨年10月、デビュー2年目の西谷凜騎手が、まさにそうした点が理由で引退しています。

それがルールだと言ってしまえばそれまでなんですが、やはり体には良くないですし、辛いですよね。

そういった点では、非常に意味のある変更と言えるのではないでしょうか。

 

変更後の馬齢重量のご紹介

では、ここで変更点をご紹介致します。

★牡馬および騙馬
2歳9月まで55キロ、2歳10月から12月まで56キロ、2歳馬は57キロ

★牝馬
2歳、3歳とも55キロ

<3歳(4歳)以上馬競走の別定重量における基礎重量> ※平地競走
57キロから58キロに変更

<平地競走の最低負担重量>
オープン競走で48キロから49キロに、それ以外の競走で49キロから50キロに変更

例えばG1でいうと、これまではレースによって多少の斤量のばらつきがありました。

【天皇賞】では古馬の牡馬は58キロでしたが、翌月の【ジャパンカップ】は古馬の牡馬は57キロ。

ただ、今年からは一律58キロになるということですね!

 

それに伴ってハンデ戦も

当然、ハンデ戦もその変更をベースにした斤量になっています。

例えば、1月5日に行われた【京都金杯】の、昨年と今年の結果表をご紹介したい。もちろん、注目は「斤量」の部分です!

2023年 京都金杯 結果表

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 調教師
7 イルーシヴパンサー 牡5 58 岩田望来 1.32.7 (美)久保田貴
5 エアロロノア 牡6 58 福永祐一 1.32.8 (栗)笹田和秀
2 プレサージュリフト 牝4 54 イーガン 1.32.9 (美)木村哲也
3 ピースワンパラディ 牡7 57.5 松山弘平 1.33.0 (美)大竹正博
14 カイザーミノル 牡7 57 荻野極 1.33.0 (栗)北出成人
13 オニャンコポン 牡4 56 菅原明良 1.33.0 (美)小島茂之
6 タイムトゥヘヴン 牡5 58 北村友一 1.33.0 (美)戸田博文
12 シュリ 牡7 58 鮫島克駿 1.33.2 (栗)池江泰寿
16 ミッキーブリランテ 牡7 57.5 藤岡佑介 1.33.4 *(栗)矢作芳人
10 11 エントシャイデン 牡8 57.5 坂井瑠星 1.33.4 *(栗)矢作芳人
11 15 シャーレイポピー 牝5 53 富田暁 1.33.6 (栗)石坂公一
12 8 ヴィクティファルス 牡5 57 団野大成 1.33.9 (栗)池添学
13 10 マテンロウオリオン 牡4 57 横山典弘 1.34.1 (栗)昆貢
14 9 ダイワキャグニー セ9 58 岩田康誠 1.34.4 (美)菊沢隆徳
15 4 アルサトワ 牡6 57.5 幸英明 1.34.5 (栗)斉藤崇史
16 1 ベレヌス 牡6 58 西村淳也 1.34.7 (栗)杉山晴紀

 

2022年 京都金杯 結果表

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 調教師
7 ザダル 牡6 57.5 松山弘平 1.32.9 (美)大竹正博
11 ダイワキャグニー セ8 57.5 幸英明 1.33.0 (美)菊沢隆徳
10 カイザーミノル 牡6 56 横山典弘 1.33.0 (栗)北出成人
4 ダイアトニック 牡7 57.5 岩田康誠 1.33.0 (栗)安田隆行
9 クリノプレミアム 牝5 52 江田照男 1.33.2 (美)伊藤伸一
12 エアロロノア 牡5 56 岩田望来 1.33.3 (栗)笹田和秀
13 ヴェロックス 牡6 57 浜中俊 1.33.4 (栗)中内田充
15 ステルヴィオ 牡7 58 和田竜二 1.33.4 (美)木村哲也
2 バスラットレオン 牡4 55 坂井瑠星 1.33.4 (栗)矢作芳人
10 6 シュリ 牡6 57 武豊 1.33.6 (栗)池江泰寿
11 8 ルークズネスト 牡4 55 泉谷楓真 1.33.6 (栗)浜田多実
12 1 ヴィジュネル 牡4 54 藤岡康太 1.33.7 (栗)渡辺薫彦
13 14 トーラスジェミニ 牡6 57.5 原優介 1.34.0 (美)小桧山悟
14 3 サトノフェイバー 牡7 57 古川吉洋 1.34.3 (栗)南井克巳
15 16 メイケイダイハード 牡7 55 酒井学 1.34.4 (栗)中竹和也
16 5 ディアンドル 牝6 55 C.デム 1.34.6 (栗)奥村豊

 

58キロの馬がズラリと並ぶなど、変更が反映されていることは明白ですよね!

 

何か変化はあったのか?

このように、細かい情報をご紹介したものの、要するに

「これまでよりも各馬の斤量が重くなった(騎手が楽になった)」

というざっくりとしたイメージで良いと思います。

 

それよりも問題は「今回の変更がレースに及ぼす影響はあるのか?」という部分でしょう。

負担重量の変化がレースに及ぼす影響は?

やはり斤量が重くなれば、時計もかかりやすくなりそうなイメージがあります。そうなれば、欧州の競馬寄りとまでは言いませんが、いわゆる高速決着タイプの馬よりも、タフなタイプの馬たちが台頭してくるのでしょうか?

そんなことを意識しつつ、ひとまず1月の1&2週目をチェックしましたが、率直に言いますと、まだ大きな影響は感じません。

先程ご紹介した京都金杯の結果表を改めてご覧下さい。今度は走破時計にご注目いただきたいのですが、むしろ、今年の方が勝ち時計は速かったです。

ちなみに【中山金杯】の勝ち時計は昨年の方が速かったですが、その差は0.1秒ですから大差なし。

基本的に、時計面に関しては気にしなくて良さそうですね。

ただし!【京都金杯】にせよ【中山金杯】にせよ、いずれも良馬場のレースでした。

例えば、これが時計のかかる重馬場などになってくると、斤量の影響でよりタフさが増す、といったようなケースはあるかもしれません。

今後もしっかりチェックしていきましょう。

 

私たちなりの仮説をひとつ

最後に、現段階での私たちなりの仮説をひとつ。

それは「ハンデ戦では軽めの馬を狙え」

ここで先週の【日経新春杯】の結果をご覧ください。

2023年 日経新春杯 結果表

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 調教師
2 ヴェルトライゼンデ 牡6 59 イーガン 2.14.2 2 (栗)池江泰寿
10 キングオブドラゴン 牡6 55 坂井瑠星 2.14.3 10 *(栗)矢作芳人
12 プラダリア 牡4 56 松山弘平 2.14.3 4 (栗)池添学
1 ヤマニンゼスト 牡4 55 武豊 2.14.4 5 (栗)千田輝彦
3 ロバートソンキー 牡6 57 伊藤工真 2.14.6 1 (美)林徹
4 ハヤヤッコ 牡7 58.5 吉田隼人 2.14.7 7 (美)国枝栄
6 ダンディズム セ7 55 富田暁 2.14.9 11 (栗)野中賢二
7 プライドランド 牡7 54 福永祐一 2.14.9 13 (栗)高野友和
13 アフリカンゴールド セ8 58 国分恭介 2.15.0 12 (栗)西園正都
10 14 サンレイポケット 牡8 58 鮫島克駿 2.15.0 8 (栗)高橋義忠
11 8 ヴェローナシチー 牡4 54 川田将雅 2.15.1 3 (栗)佐々木晶
12 9 プリマヴィスタ 牡6 54 M.デム 2.15.1 6 *(栗)矢作芳人
13 11 イクスプロージョン 牡5 57 和田竜二 2.15.2 9 (栗)杉山晴紀
14 5 モズナガレボシ 牡6 55 角田大河 2.22.2 14 (栗)荒川義之

 

勝ち馬ヴェルトライゼンデを別格にすれば、2〜4着は、比較的斤量が軽い55キロ〜56キロの馬でした。また、中山金杯でも同様の傾向がありました。

これが、負担重量変更後の「ハンデ戦の新しい傾向」になるとみております!

引き続き状況をチェックしていき、何が気づいたことがあれば、随時、記事を更新する予定です!

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